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朝日杯FS回顧
1▲(1)ゴスホークケン
2…(3)レッツゴーキリシマ
3…(7)キャプテントゥーレ
4△(4)ドリームシグナル
5○(9)スズジュピター
6△(8)フォーチュンワード
7△(11)ヤマニンキングリー
11△(14)アポロドルチェ
13◎(16)サブジェクト
ただ1頭抽選をくぐり抜けたゴスホークケンが中山マイルで絶対有利の1番枠から抜群のスタート。前後半600㍍は34秒7-35秒2。緩みない平均ペースを刻み、上がりも最速。東スポ杯2歳Sの1800㍍からの距離短縮で終いまでしっかり。ゴール前では再び突き放す強い内容。中間の調整を強めた効果もあったでしょう。レコードにコンマ1秒差では、後続に付け入る隙はありませんでした。
枠順を生かしてロスなく立ち回ったレッツゴーキリシマ。GⅠを勝つ決め手となると?ですが、相手なりに走れそうなタイプで、今後も大崩れはないかもしれません。
前走は展開に恵まれた感もあったキャプテントゥーレですが、番手から何とか食い下がりました。とはいえ、ゴール前の詰めには課題が残ります。
上記3頭は枠順や前有利の馬場を味方にした感もあります。単勝オッズが示す通りに混戦模様でしたが、前の方は意外にもバラバラの入線になりました。
ドリームシグナルはゴール前で後ろからの組では唯一頭差を詰めていましたが、展開が向かなかったのも確か。とはいえ、ピリッとした決め手には欠けます。
スズジュピターは内でソツなく乗られていましたが、直線入り口で少しゴチャついたように見えました。とはいえ、前から3馬身半離されたのは解せません。
アポロドルチェはやや掛かっての追走。3角過ぎからマクリ気味に進出しましたが、終始外々を回る不利もありました。距離は1400がベストかもしれません。
ヤマニンキングリーの4角の位置取りは予想よりも前でしたが、勝負どころで脚を使った分、最後は伸びを欠きました。本来は中距離で少しタメる競馬がベストでしょう。
サブジェクトは大外枠から腹を括って後方待機。道中は内に入れてジックリと構えましたが、直線は内に突っ込めず、外に出そうにも前が壁。まともに追える場面がありませんでした。とはいえ、今回の競馬では例え前があいていても届いたとは思えません。
中山マイルの内外の有利不利、前有利の馬場がモロに反映された結果となりました。勝ち馬の価値がスポイルされるわけではありませんが、来年のクラシックに繋がるのかというと…。