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競馬ふぁん

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“鉄の女”に会いたくて~ジャパンカッププレビュー

 1987年、富士S。当時はオープン特別、招待馬にとってのジャパンカップ前哨戦(芝1800㍍)として行われていました。そこで見せた“ワープしたかのような末脚”が放たれた時、日本で初めて“鉄の女”がベールを脱ぎました。

 トリプティク。1982年米国生まれの牝馬(調教はフランス)、世界5か国に跨ってGⅠを9勝した名牝です。厳しいローテーションをこなし、実績を積み重ねた強さから“鉄の女”の異名を取りました。
 1986年にもジャパンCに来日していましたが、当時のローテーションは…
 10月5日 凱旋門賞③着
 10月18日 英チャンピオンS①着
 11月1日 ブリーダーズCクラシック⑥着
 11月23日 ジャパンカップ⑪着
 仏→英→米と転戦して、来日したのはJC10日前。まともな追い切りがかけられなかったということで、さすがに力を出せずに終わりました。
 “競馬後進国”での惨敗の屈辱を晴らさんと(?)、翌87年はGⅠを凱旋門賞③着、英チャンピオンS①着(連覇!)と前年と同ローテを進みつつもBCはスキップ。早めに来日し、ファビュラスパールという帯同馬まで準備して(招待馬の費用は全てJRA持ちですが、他の馬については自費!)、富士Sに出走させるという用意周到ぶり。そこで前述の圧勝劇を演じました。オープン特別ながらも、並み居る重賞競走とともに、名勝負に数えられる「伝説の富士S」は是非モノです。本番JCでは1番人気になりましたが、前が詰まる不利を受けて④着敗退。そのタフな戦歴に「ジャパンカップ」が加わることはありませんでしたが、翌年まで現役を続けて、7か国で走り通算41戦14勝。そんな彼女の姿は、当時の競馬ファンの記憶は刻まれているはずです。



 トリプティクが1980年代の“鉄の女”なら、ウィジャボードはその20世紀版といえるでしょうか。21戦10勝と5割近い勝率を誇り、GⅠは7勝。今年は3月のドバイシーマクラシックから始動(ハーツクライの④着)し、8戦3勝。なかでも、キングジョージでハーツクライに先着したエレクトロキューショニストを負かしたプリンスオブウェールズSの星が光ります。牡馬相手にも互角に戦えるその力量。
 トリプティク同様に2年連続のJC出走となりますが、昨年は痛恨の早仕掛けで⑤着とはいえコンマ3秒差。その昨年よりもローテーションが1週詰まっているにも関わらず、近年の招待馬には余り見られなかった1マイルからの追い切りを消化するなど、十分な調教量。トリプティクの2年目のような、JCへの意気込みを感じてなりません。ディープインパクト&ハーツクライの日本2強は世界の中でもトップクラスですが、このウィジャボードだって「現役世界最強牝馬」。史上初の「エクリプス賞」年度代表馬2度受賞の底力が、世界規模の東京2400㍍で放たれるのか。

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テーマ:ジャパンカップ - ジャンル:ギャンブル

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