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競馬ふぁん

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試練を乗り越えてつかんだ盾~天皇賞(秋)回顧

29日日曜東京11R 悠仁親王殿下御誕生慶祝
第134回天皇賞(秋)(GⅠ)
1◎⑭ダイワメジャー
2▲⑩スウィフトカレント
3…⑮アドマイヤムーン
4△⑧コスモバルク
5○⑦スイープトウショウ
6△④ダンスインザムード



 ローゼンクロイツが小牧太→後藤、アサクサデンエンが藤田→田中勝と乗り替わり。トリリオンカットが放馬による疲労で競走除外。さらにはカンパニーが外枠発走。数々のアクシデントに、スタート前には波乱の予感が漂っていました。

 逃げ馬不在といわれた今回。しかしながら、主戦に戻ったインティライミが前半1000㍍58秒8。2ハロン目から4ハロン目が11.3-11.3-11.4。緩むことなく、予想されたよりもずっと早い流れになりました。周りが「逃げ馬不在」を繰り返し言ったことと、昨年のタップダンスシチーでの超スローペースが佐藤哲騎手の心の中に引っ掛かっていたのかもしれません。

 その流れに乗じたのがダイワメジャー。2角で内に斜行しました(過怠金10000円)が、終始2番手の絶好位で追走。前とは5馬身ほどは離れていましたから、ダイワメジャー自身の前半5ハロンは1分を少し切るくらいでしょうか。安藤勝騎手も「馬に合ったペースになってくれた」と話していました。予想では「34秒台の上がりでしのげる流れになれば」という評価をしていましたが、自身の上がり3ハロンは35秒2。それでも後続を封じることのできる、おあつらえ向きのペースになりました。4角では「これはもらったか!?」という手応え。直線では余裕を持って、伸びる馬場の中ほどに持ち出せました。外からきたダンスインザムードを競り落とし、内からスウィフトカレントが来ると、毎日王冠の時のようにもうひと伸び。持ち味である渋太さをフルに発揮して、2年半ぶりのGⅠを奪取しました。

 デビュー時にはパドックで寝転がってしまうなど、気性面での幼さが危惧されていたダイワメジャー。今でもパドックでは、いつでも馬に跨って落ち着かせることができるように、“3人引き”で周回しています。2004年のクラシックを戦った後には、ノド鳴りにも苦しみ、一昨年の天皇賞(秋)で皐月賞馬らしからぬ屈辱の殿負け(同年オールカマーでも)を経験しました。雌伏のときを経て、見事に中距離の頂点に立ったダイワメジャーノーザンテーストの血の生命力などと書きましたが、陣営の努力と馬自身の力(競走能力ということだけでなく)に敬服です。

 オールカマーで脚を余した感のあったスウィフトカレントは出たなりで中団からの追走。こちらも流れに乗っていました。前に目標を置いたレースぶりは、さすが横山典騎手の読みだったのですが…。バラけてから、うまくダイワメジャーの内から追い上げたものの、最後はダイワメジャーに振り切られました。「最後は脚色が一緒になってしまった」(横山典騎手)。これはGⅠで問われる、底力の差かもしれません。しかし、並み居るGⅠ馬などを抑えての立派な②着です。元々が素質を評価されていた馬、これを機に一気に中距離路線で主役級に浮上する可能性は十分あります。それにしても、横山典騎手、なぜまた②着…。これでGⅠは<15 35 26 143>となりました。

 「この馬、消しちゃった!」で取り上げたアドマイヤムーン。スイープトウショウとスウィフトカレントの後ろで前を見る、理想的な展開だったと思います。上がり34秒2は断トツでNo1。しかも、前と離れた展開で直線に向いてひと脚使い、ラスト1ハロンでもまたひと伸びしました。単なる切れ味比べだけでなく、底力が問われてもしっかり末脚を使ったことに価値があります。これで見立てが違っていたことははっきりしました。今後は「消しちゃった!」なんて言えません。

 折り合いを覚えたコスモバルク。今回のペースでは、難なく好位追走の形が取れました。しかし、直線ではなかなか反応しない場面がありました。顔が外を向いて、五十嵐冬騎手が手綱で引っ張り、持ち直そうとしているようにも見えました。アドマイヤムーンに内から来られてから、また伸びようとする意志は見えたのですが。やはり、差し比べでは苦しかった。2004年セントライト記念でレコード勝ちした時のように、先行策を取るのがこの馬のためだったように思います。今更なのでしょうが…。

 注目の牝馬が⑤⑥着。1番人気スイープトウショウはマイナス12㌔でしたが、極端に細くは映りませんでした。昨年できなかった返し馬は、馬場入りの際に勢いをつけて、何とか行うことができました。池添騎手のコメントを借りれば「4角での手応えが前走よりもなかった」。弾けるような末脚を繰り出せなかったあたりが前走の反動でしょうか。輸送の影響もあるのでしょうか。となると、やはり本当に信頼できるのは、地元関西圏での競馬ということになります。
 ダンスインザムードはダイワメジャーを前に見て、流れに乗っていましたが、内々で立ち回るという競馬にはなりませんでした。あるいは、牡馬を相手にして、スローでない2000㍍だとこんなものかもしれません。最後は力に屈したように見えました。



 秋華賞、菊花賞に続き、厳しい流れとなり底力が問われた天皇賞。これでこそ、GⅠ。こんな競馬が続けば、大丈夫。そう思えた、いいレースでした。


↓↓最後に自慢、すいません。馬連だけですが…
あきてん



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テーマ:レース回顧 - ジャンル:ギャンブル

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