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ダイワスカーレット引退。託したかったこと。

 フェブラリーS、ドバイワールドカップを回避、左前脚浅屈腱炎を発症したダイワスカーレット。本日付で競走馬登録を抹消され、社台ファームで繁殖入りします。



 昨年の有馬記念を完勝した後、松田国英調教師から「海外は多くて3回、少なくても2回は使って勝ちたいですね」というコメントがあったように、今年は「ドバイワールドカップ→プリンスオブウェールズS→ブリーダーズカップ(もしくは天皇賞・秋)」という、壮大なローテーションが考えられていました。
 エルコンドルパサーの欧州遠征成功(1999年)は、現地での長期滞在がその大きな理由とされています。しかし、ダイワスカーレットに考えられていたローテーションは、環境もコース(芝、ダート、オールウェザー)も、まるで違うレースを使うものでした。それでも、ダイワスカーレットなら。そう思わせるだけの存在でした。
 このローテーションを公言した際、松田国師は「今後について“競馬は面白い”と思えるような大体の草案はできている」と語っていました。このローテが現実になれば、どれだけワクワクさせられたことでしょう。また、プリンスオブウェールズSは、イギリス王室が主催するロイヤルアスコット開催で行われるレース。その伝統あるミーティングで、競馬発祥の地で、「日本にもこれだけの馬が、牝馬がいるんですよ」と胸を張ってアピールできたはずです。



 日本馬の価値を高めること。いかに、日本馬の強さをアピールするか。それを体現できる可能性を秘めていたのがダイワスカーレットだと思っていました。

 昨年の凱旋門賞。後続を切って捨てるような強さを見せたザルカヴァが“最強牝馬”の称号を得ても、それはそれで納得できるところではあります。
 2008年度のワールド・サラブレッド・ランキング。ザルカヴァが128ポンドを獲得したのに対して、ウオッカは120ポンド、ダイワスカーレットは119ポンド。ウオッカは牝馬で4位タイ、ダイワスカーレットは6位の評価を受けました。それも素晴らしいことですが、ウオッカ、ダイワスカーレットとザルカヴァとの間に、本当にこの数字ほどの差があるのでしょうか。
 このランキングで発表された評価が、公平で正当なものなのか。やはり欧米偏重だろう。そうだとしても、公式に発表されてしまっている以上、やはり釈然としないものがあります。
 JRAの悲願だった「パートⅠ国」入りを果たしても、日本競馬、日本馬に対する世界からの評価はまだまだ微妙なものに思えます。まだ戦ったことのない相手と走ることで、ダイワスカーレット自身の秘める強さが引き出される可能性がありましたし、能力と同等の、本来の評価がなされたでしょう。それと同時に、“ワールドツアー”が成功すれば、日本馬の評価を覆すきっかけになるのではないか。そんな淡い期待を持っていました。



 とはいえ、牝馬として、血を継承していくことも重要な仕事。運動を始められるくらいの症状になっているというダイワスカーレット。無事に繁殖に上がることができたのは何よりでした。今年は、チチカステナンゴと交配予定とのこと。サンデーサイレンス→アグネスタキオン、ノーザンテースト。日本の生産界に大きすぎるくらいの影響を与えた血を持つダイワスカーレット。そこにまた異なる系統の血が注入されることで、活性化されれば。彼女の繁殖生活に希望を持ちたいと思います。

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