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【重賞回顧】アイビスSD
1…(18)カノヤザクラ
2…(5)シンボリグラン
3◎(1)アポロドルチェ
4△(16)サープラスシンガー
5△(3)クーヴェルチュール
6○(13)ステキシンスケクン
13△(11)ナカヤマパラダイス
15▲(9)スパイン
16△(7)エイムアットビップ
すっかり差し脚が身に付き、前2走は出脚が鈍かったカノヤザクラ。直線競馬への適性?と思えましたが、今回はスタートはマシな方。手応え良く追走し、前がバラけるのを待つ態勢。やや内に進路を変えてからはさすがの伸びで、重賞初制覇を飾りました。今後もスタート、二の脚次第と言えそうです。
これで牝馬が4連勝、通算でも牝馬6勝。今後もこの傾向には気を配りたいところです。
前走から、スピードの絶対値ではどうかと思えたシンボリグランでしたが、久々のブリンカーが利いたか、ゴール寸前は鋭い伸び。アポロドルチェと併せ馬のようにして伸びてきました。バラける分、直線競馬が向いたということでしょうか。この馬が②着に来たということは、函館スプリントS組のメンバーランクの方が上だったと言えそうです。
期待したアポロドルチェは道中は追っ付け通し。シンボリグランに追い負けた格好でしたが、エンジンが掛かってからは良く伸びています。スピード勝負になった際の追走が今後の課題。
サープラスシンガーは楽に先手。ダッシュ力は上でしたが、踏ん張りが利かず。これは休み明けの影響と考えてよさそうです。
クーヴェルチュールは3番枠から即座に外に切れ込みました。これも追い比べ脱落したのは休み明けでプラス10㌔の分と言えそう。
ステキシンスケクンは、本来のスピードと比べると、前半は付いて行けなさ過ぎの感。これで直線競馬不向きがハッキリしたように思います。
ナカヤマパラダイスは昨年②着から大きく後退。先行力を生かせず、最後まで見せ場を作れませんでした。
スパインは時計面なら足りても不思議ありませんでしたが、この相手関係では単に能力的に苦しかったよう。
エイムアットビップはさすがのスピード力を見せましたが、後半はバッタリ。直線競馬云々だけとは思えない止まり方に見えました。早熟なのかどうか?次走が鍵になります。