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セレクトセール2008は“ディープ祭り”とはいかず。今後の課題とは…

 14日(月)に1歳馬、15日(火)、16日(水)に当歳馬と3日間のスケジュールで行われたセレクトセール2008。
 最大の注目だったのは、やはりディープインパクトの初年度産駒。当歳2日間の最高額となる2億2000万円で“トーセン”の冠でおなじみの島川隆哉氏に競り落とされたビワハイジの牡駒など、1億円オーバーで購買された馬は4頭。一昨年、トゥザヴィクトリーの06(牝)が6億円だった前例もあり、ディープ産駒の高額取引が注目されましたが、意外にも“お値打ち価格”での取引が目立ちました。現役時のオーナーだった金子真人ホールディングスなどはもっとディープ産駒のセリに積極的になるのではないかとも思いましたが、そうでもありませんでした。
 当歳の2日間で売却されたディープ産駒31頭の合計金額19億1000万円、1頭平均は6162万円は、06年のキングカメハメハ(31頭計17億4500万円、1頭平均5629万円)を上回り、セレクトセールの新種牡馬記録を塗り替えましたが、強烈なインパクトを与えるとまでは行きませんでした。
 マイネル軍団総帥・岡田繁幸氏はディープの産駒について、「父のサンデーサイレンスみたいになるのは無理。子供を見てそう感じた」とコメント。2000年のセレクトセールにおいて、カームに3億2000万円を投じたほどの岡田氏の言葉だけに、重みがあります。

 セール全体としても、昨年までの活況に比べるとやや低調な感がありました。セール3日間トータルでは、当歳・1歳馬合計465頭が上場され、327頭が落札。売上総額96億8660万円(昨年115億7690万円)、平均価格2962万円(昨年3327万円)、売却率は70.3%(昨年74.5%)といずれも昨年を下回り、ミリオンホースも7頭と昨年の14頭から半減しました。
 これはさすがに現在の世相というか、経済状況が反映された結果といえるのでしょう。また、過去に極端に高値で購買された馬が必ずしも好成績を収めていないことも影響しているでしょうか。

 当歳馬だけでみると、平均価格3306万円は昨年の3455万円並みを確保しましたが、ディープの初年度産駒をもってしてもこの程度かという気もします。今年に入ってのセリの市況が前年比マイナスが続いていましたが、セレクトセールをしても、その流れを止めることができませんでした。

 一方で、今後へ向けて気になるのは外資の流入。ダーレーなど、日本のファンにも馴染みのある名前の積極的なセリがありましたが、特に注目は1歳馬のセリだった初日に、シルクプリマドンナの07を6400万円で購買したネイサン・ティンクラー氏。オーストラリアで炭鉱を経営し、昨年あたりから積極的に馬を購入。牧場の買収もしているようです。ティンクラー氏は「日本で外国人馬主が開放されれば日本で走らせたいし、無理ならばフランスで走らせたい」とコメント。
 現状では外国人への馬主資格は認められていないため、日本のセールで購買しても外国で走らせざるを得ませんが、もしセール取引馬が外国で好成績を収めれば、欧米からの注目がますます高まることになり、外国人同士が競り合う場面などが見られるようになるかもしれません。

 日本国内の個人馬主が減少の一途を辿る現状。近い将来行われるかもしれない、外国人馬主の認可。日本競走馬協会副会長の吉田照哉氏が「世界からのお客さんを拒んでいるようでは駄目だということ」と話しているように、“外資”の流入は避けられない状況になるかもしれません。
 そして、世界と対等に渡り合えるセリ、牧場となると…社台グループとそれ以外の差がますます大きくなることになります。
 セレクトセールで購買された馬が海外で好成績を収めた場合に、外国人がセレクトセールのみならず、他のセリにも目を向けてくれるようなら、中小牧場にも販路拡大が見込めるという望ましい状況が訪れるかもしれませんが…。
 
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