競馬ふぁん

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漢字一字で表すなら「女」だった2008年

 とにかく牝馬の活躍が目立った2008年。ウオッカが安田記念と天皇賞(秋)、スリープレスナイトがスプリンターズS、ブルーメンブラットがマイルチャンピオンS、ダイワスカーレットが有馬記念と、牝馬が牡馬との混合GⅠを5レースも制しました。
 欧州ではザルカヴァが無敗で凱旋門賞を制し、米国ではゼニヤッタもブリーダーズカップレディーズクラシックを無敗で制しています。また、そのレースぶりも圧巻でした。
 タイトルに書いた通り、2008年、世界の競馬は牝馬を中心に動いていました。



 いよいよ、2008年も大晦日を迎えました。当ブログの更新もこれが年内は最後となります。
 今年は、特に後半ですが、「レース回顧」の更新が非常に遅くなり、12月に至ってはGⅡ、GⅢの回顧、さらには有馬記念の回顧もまだ書いていません。また、コラム関連の記事が少なくなってしまったと、自身反省しております。
 もし楽しみにしてくださる方がいらしたら、大変申し訳ないことをしました。
 年が明ければ、とも思っておりますが、金杯はすぐそこなんですよね…。

 本年も「競馬ふぁん」をご覧いただき、ありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆さん、よいお年をお迎えください!
 
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テーマ:競馬コラム - ジャンル:ギャンブル

【GⅠ予想=12/28(日)】有馬記念


中山10R 第53回グランプリ有馬記念(GⅠ)

 前売りで1番人気のダイワスカーレット。天皇賞(秋)の快走については、今更クドクドと記す必要もないと思います。当時はテンション高めでまだ途上でありながらも、レコードを演出しました。今回は、1週前にコースで追った効果があったのか、最終追いは完歩が大きく、ゆったりと走れていました。昨年は後続を警戒しすぎたがゆえの②着。今年は正攻法で牡馬相手にGⅠ奪取のチャンスでしょう。

 昨年の覇者マツリダゴッホは、ジャパンカップが惜しい④着。中山に替われば当然首位候補でしょうが、攻め馬が唸るような動きだった昨年に比べると少し劣っていそうにも見えました。ダイワスカーレットをマークできますが、後続も気にしなくてはならない立場にもなる今年はそう簡単に連覇となると?

 ジャパンカップでアッと言わせたスクリーンヒーロー。強めの稽古をしない厩舎ゆえに、JC以上の状態にはなかなか見えませんが、少なくとも大きな疲労などはなさそう。上位人気3頭の中では、最も後ろの位置取り。競馬はしやすいでしょう。

 上記3頭が纏めて連から外れるという場面は、やはり想定できません。とはいえ、一角崩しがないか。エアシェイディに期待します。天皇賞(秋)がベストの舞台と思えただけに、本当に惜しい0秒1差でしたが、中山も<2、3、1、4>という巧者ぶり。2001年②着のアメリカンボス、昨年のマツリダゴッホ。いずれも同年に中山の重賞を制していました。エアシェイディは今年、アメリカJCCを勝っています。当時のような立ち回りができそうな6番枠にも恵まれました。もうすぐ8歳ながらも、今がピークと思える状態でもあります。

 2003年、シンボリクリスエスが早めに動いて9馬身千切っても、②③着は先行馬だったことが、有馬記念の特徴を表しています。ジャパンCが不完全燃焼だったアサクサキングス、最内枠を引いたカワカミプリンセスの積極策も注目。

 本来ならアルナスラインも候補の1頭ですが、短期放牧明けというのは良いローテとしても、まだ動きが重く映りました。当日の気配次第。

 これが引退レースとなるメイショウサムソンですが、追い切りでは先着したものの、以前のように併走馬をスッと離すような場面が見られませんでした。さすがに衰え(特に精神面で)は隠せないように思えます。

◎(6)エアシェイディ
○(13)ダイワスカーレット
▲(8)スクリーンヒーロー
△1(10)マツリダゴッホ
△2(12)アサクサキングス
△3(1)カワカミプリンセス
△4(7)アルナスライン
 

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だって有馬だから…

20081228031822
競馬新聞(中山版)全部買っちゃいました。

【重賞予想=12/27(土)】ラジオNIKKEI杯2歳S

第25回ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(JpnⅢ)

 クラシックへ向けてとなると、先週の朝日杯フューチュリティSよりも繋がりそうな一戦。なかでも、注目はやはりリーチザクラウンになるでしょう。デビュー戦はあくまでも展開の綾という敗戦。未勝利勝ちが圧巻の大差勝ち、しかも1分47秒4で上がり34秒9では後続が何もできないのも仕方がありませんでした。前走にしても、スピードの違いでハナに立ってしまったものの、直線も手応えは楽。今年大豊作のスペシャルウィーク産駒の中でも、ブエナビスタとともに超大物の評価になるのも納得です。

 もし、負かせるとすれば…の期待はロジユニヴァース。デビュー前から栗東で調整している変わり種ですが、その効果は抜群と思える2連勝。札幌2歳Sではプラス26㌔が全て成長分と思える好馬体に成長。今回も栗東に入厩しての調整で、休み明けを問題にしない仕上げになりました。既に厳しい競馬をしている強みを生かせれば。

 ほぼ2頭の一騎打ちムードになるのもやむなしですが、今後の成長が見込めるのがトゥリオンファーレ。2戦連続で上がりは最速。特に前走は、追ってからグッと沈むようなフォームになり、力強さが加わっていました。

◎(6)ロジユニヴァース
○(3)リーチザクラウン
▲(4)トゥリオンファーレ
 

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【GⅠ回顧】朝日杯フューチュリティS

第60回朝日杯フューチュリティステークス(JpnⅠ)
1△(3)セイウンワンダー
2○(11)フィフスペトル
3▲(5)ブレイクランアウト
4△(15)ホッコータキオン
5…(13)ピースピース
6△(1)ミッキーパンプキン
7◎(2)シェーンヴァルト
8△(9)エイシンタイガー

 競り合うとまではいかなくても、ゲットフルマークスツルマルジャパンの先行は、前半3ハロン34秒3-4ハロン46秒3-後半4ハロン48秒8-3ハロン36秒3。前後半で2秒以上の差がある前傾ラップ。例年ほどに馬場状態が良いというわけでもなく、1分35秒1という決着時計も、納得できなくもありません。

 セイウンワンダーはプラス10㌔でも太め感はなし。多少テンションが高かった程度で、仕上がりは悪くありませんでした。馬群の後ろからスパートする時には、うまい具合に内が開き、そこを目掛けて斜めに一気に脚を使いました。そこからのふと踏ん張りもあり、ギリギリ凌いで3連勝を飾りました。一頓挫あってのこの内容ですから、この組み合わせでは抜けた能力だったということがいえそうです。初勝利が2番手抜け出し、新潟2歳Sが直線一気、今回が中団からの差し切り。その場に応じて、臨機応変に対応できる競馬センスの高さは特筆できます。距離延びて苦しいというタイプでもないはずで、今回のメンバーの中ではクラシックへ向けて、一歩抜けた存在でしょう。

 フィフスペトルは周りが仕掛けている中でも、ワンテンポ仕掛けてを遅らせました。その分、外を回ることにはなりましたが、ゴール前の脚色は目立つものでした。結果、アタマ差及ばなかったものの、マイルでの脚力は見せています。

 ブレイクランアウトはプラス10㌔分全てが成長分と思える仕上げ。道中はジックリと構えて、3角過ぎから一気に仕掛けました。同じ武豊騎手のエイシンガイモン(1995年)を思わせる戦法。外を回った分、最後に脚色が鈍りましたが、やはり距離は短めの方がいいでしょう。

 先行馬の8枠は致命的かとも思えたホッコータキオンですが、慌てず騒がず、ジワーっと先行策。4角の手応えも十分でした。最後の叩き合いで僅かに及ばなかったものの、枠順を考えれば及第点以上の内容。既に1800㍍でレコード勝ちの脚力もありますし、クラシックへ向けては②③着馬よりも評価できそうに思えます。さらに言えば、切れよりも持続力の皐月賞向きと思えます。

 ピースピースは例によって直線は大外。例年よりも先行勢に厳しい展開・馬場だったこともありましたが、一瞬はグッと伸びる場面もありました。今後も展開ひとつ。

 ミッキーパンプキンは逃げ馬を行かせて、3番手から。手応えには余裕があったように見えましたが、セイウンワンダーに一気に来られた時に、一瞬怯んだようにも見えました。初めての控える競馬、速いペースの展開に戸惑ったのかもしれません。まだキャリア3戦、ひとまずは良い経験となるでしょう。

 期待したシェーンヴァルトはスタートは良かったものの、他の馬に先に前に入られてしまい、こちらが考えていたよりも後ろからの競馬になってしまいました。4角でも馬群の後ろで、そこからの伸びも弾けるというまでのものではありませんでした。レースの傾向からも有利と思えた2番枠が、逆に仇になってしまった内容。同じ中山マイルで行われた1つ前のレースで、北村友騎手が降着になってしまったことも、少なからず影響したかもしれません。

 エイシンタイガーは連闘がこたえたかもしれませんが、マイルだと最後の踏ん張りが利かなかったようです。
 

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【重賞予想=12/21(日)】阪神C

阪神11R 第3回阪神カップ(JpnⅡ)

 まだ2回しか行われていませんが、マイルCSからの参戦が4頭も馬券圏内に絡んでいます。もちろん、その組(今回は4頭出走)は侮れませんが、狙いたいのはレッツゴーキリシマ。1番人気を裏切った前走は案外でしたが、本質的には東京向きではないということもいえそうです。前々走が直線で不利を受けながらも0秒3差でしたし、何よりも京成杯AHが好内容。ハイペースを早めに進出して、内枠の利を生かした立ち回りを見せました。今回の2番枠も自身の良さを生かすには絶好と思えます。昨年の朝日杯FSでもロスなく立ち回っての②着。内回りも好材料です。

 レッツゴーキリシマを◎とするなら、マイルCS組でも重視したいのは逃げ=先行馬。サイレントプライドは、富士Sで実際にレッツゴーキリシマを押さえた戦績があります。ダービー卿で逃げ切った星もあり、自在性が持ち味。展開も向きそうです。

 秋2走が不完全燃焼のエイシンドーバーですが、そろそろ走り頃と思える叩き3走目。坂路の時計も縮めてきていますし、昨年2月ですが、阪急杯(阪神1400㍍)を勝ったように、条件ベストで巻き返しがあります。

 一戦毎に走ったり走らなかったりで、掴みづらいタイプのジョリーダンスですが、昨年②着。スズカフェニックスと0秒1差で、ブルーメンブラットに先着しています。やはりコース巧者は侮れません。

 リザーブカードはやや格下感がありますが、それでもマイルCS組の中では最先着しています。勝ち切るまでのイメージは浮かびませんが、十分に圏内の存在です。

 案の定、人気になっているファリダットですが、スワンSで伸び切れなかった内容は、それなりのメンバーが揃った時にはまだ一歩足りないということも示していたように思えます。前走よりは相手が強化されていますし、人気先行型だけにあまり高い評価とは?

◎(2)レッツゴーキリシマ
○(11)サイレントプライド
▲(12)エイシンドーバー
△1(8)ジョリーダンス
△2(15)リザーブカード
△3(14)ファリダット
 

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【GⅠ予想=12/21(日)】朝日杯フューチュリティS

中山11R 第60回朝日杯フューチュリティステークス(JpnⅠ)

 そのコース形態通りといえばいいのか、とにかく内枠有利のレース傾向。差し=追い込みにしても、内枠の馬しか来ていません。過去10年で、8枠は2003年のメイショウボーラーの②着のみ。それも先行馬でしたから、外に入った差し=追い込み型は、その枠順だけで厳しくなります。
 昨年が4角1~3番手が入れ替わっただけの決着でしたから、内枠の強力先行馬がいれば率先して買いたいところですが、今年は逃げて勝ってきた馬が多数。例年ほどには逃げ=先行有利ではないでしょうから、買いたいのは内枠を取った差し馬。
 シェーンヴァルトには、デビュー前からイレ込みや輸送への不安などがありましたが、一戦毎に解消されてきました。デイリー杯はうまい具合に前が開いたとはいえ、内を捌いてこれたことは、今回へ向けての布石になるはず。札幌での未勝利勝ちは時計面での価値もありますし、小回りに対処できる機動力を発揮したことも評価できます。

 フィフスペトルはもう少し内目の枠なら、◎まで考えていた馬。結果的に逃げ馬を捕まえられなかったとはいえ、好位の内で巧く立ち回った前走は、今回へ向けては十分な内容でした。1200㍍の函館2歳S勝ち馬ですが、単調なスプリンターではなく、距離もOK。

 武豊騎手が電撃復帰して騎乗するブレイクランアウト。東スポ杯は差せそうで差せないというもどかしい内容でしたが、おそらく本質的にはマイラー。多分に距離も影響していたでしょう。距離短縮の今回、この枠なら自然体で好位の後ろぐらいに付けることができそうです。

 外ラチ沿いを直線一気で差し切った新潟2歳Sが圧巻だったセイウンワンダーは、一頓挫あっての参戦。デビュー戦、前走と出遅れており、休み明けの今回もその心配がないことはありません。スタートさえまともなら、一気に突破しても不思議ない性能の持ち主ではあります。

 連勝がいずれも逃げ切りのミッキーパンプキンですが、並ばれてから差し返した前走からは、単調な逃げ馬のイメージはありません。最内枠の今回は逃げることもできますし、他に行かせても内のポケットを取れる絶好枠。これまでと異なる流れに対応できれば、十分に圏内と思えます。

 野路菊S、デイリー杯(②着ではありますが)と2走連続でレコードタイムを弾き出したホッコータキオン。その脚力は高く評価できますが、まさかの8枠。逃げる策に出るとしても、行き切るまでに脚を使ってしまいそうですし、2、3番手に構えるとして、差す脚が使えるかどうか。さすがに割引が必要でしょう。

 相手なりの馬が前走は快勝だったエイシンタイガー。1200㍍が向いたという可能性もありますが、マイルでも案外やれるかもしれません。

◎(2)シェーンヴァルト
○(11)フィフスペトル
▲(5)ブレイクランアウト
△1(3)セイウンワンダー
△2(1)ミッキーパンプキン
△3(15)ホッコータキオン
△4(9)エイシンタイガー
 

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やはり…専門紙年明けから一斉値上げ。頑張れ、競馬新聞!

 「『競馬ブック』当日版が来年から450円に~」で記しましたが、競馬専門紙の値上げはやはり一斉に行われるようです。

 今日はウインズへ出向いたのですが、帰りに日曜版を買う際に、新聞売店のお姉さんに値上げの件を質問してみました。

 「来年から新聞の値上げとかあるんでしょうか」
と切り出すと、少し苦笑いを含んだ表情を浮かべながら頷き、
 「そうなんです。なんで知っているんですか」
 「昨日(金曜日のこと)、『ブック』を買ったらそのことが書いてあったんですけど、『日刊』には載ってなくて」
 「じゃあ、『ブック』は対応が早かったんですね」
ということでした。
 また、値上げする時は全紙一斉に値上げするともおっしゃっていました。確かに、これまでの価格改定時も各紙一斉でした。


 原材料コストの高騰がある以上、値上げは仕方のないことかもしれません。その一方で、毎年のように新入社員を迎え入れる専門紙会社もあるぐらいですから、企業努力もなされているのでしょうが、それも限界に達しているのかもしれません。
 「『競馬ブック』当日版が来年から450円に~」にも書きましたが、このご時勢、値上げを機に専門紙を手にすることを拒むファンがいてもおかしくありません。
 「専門紙のトラックマン」だからこそできる取材というのもあるでしょう。追い切りの時計を取るなどは、まさにその道の人にしかできない業だと思います。だからこそ、専門紙がないと困るというのはファンだけではないはずです。
 この窮地、専門紙一丸となって、何とか乗り切ってほしいと願います。


※関連コラム
「『競馬ブック』当日版が来年から450円に!他紙も追随か…」(2008年12月20日付)
「ホースニュース『馬』休刊に思うこと」(2008年2月20日付)
 

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【重賞予想=12/20(土)】愛知杯


中京11R 第46回愛知杯(GⅢ)

 開催時期が変わって3年目。過去2年は実力馬が結果を残してきました。
 ニシノマナムスメは府中牝馬Sが案外でしたが、前走で復調ムード。昨年②着時(①着ディアデラノビア、③着アドマイヤキッス)よりも相手関係は楽。久々に勝利のチャンスではあります。

 逆転含みで注目はクラウンプリンセス。早くから素質は期待されていたものの、線の細さばかりが目立っていました。しかし、前走は休み明けでプラス10㌔だったものの、非常に良い体になっていました。レースでも正攻法で牡馬を捻じ伏せる強い内容。ようやく本格化が見えてきました。先週、圧勝で2歳女王に就いたブエナビスタと同じスペシャルウィーク産駒。全弟は2歳牡馬トップともいえるリーチザクラウン。血の勢いに乗りたいところです。

 良血度では一番のブーケフレグランス。気難しさが先に立ち、クラシック路線には進めませんでしたが、この秋は落ち着きが出てきました。それに伴い、レースぶりも安定。まだ1000万を勝ったばかりですが、一気の突破もあるかもしれません。

 エリザベス女王杯では一瞬、伸びかけたマイネレーツェル。結果④着でも見せ場は十分でした。府中牝馬S、エ女王杯と連続好走のレインダンスは復調確か。今回は本来の先行策で持ち味を引き出したいところです。
 狭い内を突いてクイーンSで②着にクビ+ハナ差まで迫ったアドマイヤスペース、マーメイドSでは3番人気に推されていた中京巧者のブリトマルティスまで、押さえ。

◎(18)クラウンプリンセス
○(1)ニシノマナムスメ
▲(4)ブーケフレグランス
△1(17)マイネレーツェル
△2(2)レインダンス
△3(16)アドマイヤスペース
△4(7)ブリトマルティス
 

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「競馬ブック」当日版が来年から450円に!他紙も追随か…

 「競馬ブック」土曜・中山版を購入して、パラパラとページをめくり、最終面(12面)にたどり着くと、思わぬ“お知らせ”が目に入りました。

 「価格改定のお知らせ」
 “原材料コストの急騰により(中略)2009年より小紙の価格を450円(税込)に改定させていただくことになりましたので(以下略)”…。

 週刊誌の方はすでに11月9日号から650円へ値上げしていましたが、ついに当日版も値上げとなってしまいました。

 「他の競馬新聞は?」と思い、「日刊競馬」を購入しましたが、その手の知らせは掲載されていませんでした。
 ただ、どちらも「日本競馬新聞協会」加盟紙であることから、おそらく「日刊」も、またその他の専門紙も、“横並び”で来年初めから450円に値上げされることになることは覚悟しておかなくてはいけないでしょう。

 すでに、「1馬」は450円に値上げされていますが、全場全レースの馬柱を掲載しており、むしろ格安感すらあります。値上げの際にもさして影響はなかったようにも思います。
 しかし、本日分を購入した「日刊」や「ブック」は全レースの馬柱を掲載していません(「ブック」は今なら、中山版・阪神版・中京版と発売しており、全レースをカバーしていますが)。古くから愛読しているファン、あるいは「さすがに全レースの予想は…」というファンにはそれでも事足りるのかもしれませんが、ただでさえ米国発の金融危機・不況に苦しむ世の中を思えば、今回の値上げは、ファンのさらなる専門紙離れを生むきっかけになってしまうかもしれません。また、専門紙業界再編へとつながる、そのスタートになってしまうかもしれません。

 2月、冬。「ホースニュース馬」休刊という悲しい出来事があってから10か月。またもや、冬に厳しいニュースが飛び込んできてしまいました。

 しかし、それでも。私は競馬新聞を買います。競馬新聞がなければ、日本の競馬は成り立たないと信じているからです。
 何とか踏みとどまってくれ、と願うばかりです。


※関連コラム「ホースニュース『馬』休刊に思うこと」
(2008年2月20日付)
 

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【GⅠ回顧】阪神ジュべナイルF

第60回阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnⅠ)
1◎(13)ブエナビスタ
2▲(2)ダノンベルベール
3△(9)ミクロコスモス
4…(7)ショウナンカッサイ
5…(5)イナズマアマリリス
6○(17)ジェルミナル
14△(11)デグラーティア
17△(4)アディアフォーン

 荒れ加減で、しかも内有利とも思えた当日の馬場状態。ペースもそれほど上がらず(前半600㍍35秒2)、勝ち時計は1分35秒2にとどまりましたが、当日の1000万下が1分35秒1。勝ったブエナビスタにはまだまだ余裕がありましたから、2歳暮れの時点としては、少なくとも昨年のトールポピーよりは上。ウオッカにどれだけ迫るものかという評価ができそうです。

 そのブエナビスタ。パドックでは相変わらず気配をそう出さないタイプ。レースでもゆったりとスタートを出て、悠々と後方を追走。誰の邪魔を受けないという感じで、終始外を回りながら、抜け出す時は一瞬で突き抜けました。流すようなフィニッシュだったため、ラスト1ハロンは12秒4ですが、その前が11秒3。ここで先頭に踊り出ていますから、また10秒台の爆発力を使っているはず。とにかく、能力が違いすぎるという走りでした。まさに前途洋々といっていいでしょう。

 ダノンベルベールは早めに栗東に入厩しながらも、マイナス8㌔。気配は悪くなかったものの、多少細くは映りました。レースでは、ゴチャつきそうな内を避けて、早めに外に持ち出しました。直線に向いても、追い出しを我慢する余裕もあり、いざ追い出して抜け出しかけたところで、ブエナビスタに一気に交わされてしまいました。自身、勝ちパターンの競馬だっただけに、相手が悪かったの一語。高い能力は示しました。

 ミクロコスモスはプラス2㌔でも、まだ全体に筋肉が付ききっていない印象。迫力を感じさせた新馬戦当時に比べて、やはり途上だったようにも思えました。道中は無理せず、ブエナビスタよりも後ろの位置取り。正味、直線だけの競馬になりましたが、ゴール前の伸びは目立つものでした。まだキャリア2戦、今後の上昇が楽しみな存在です。

 ショウナンカッサイは一旦ハナに立ったものの、3~4角で譲る形。多少なりとも展開に恵まれたとみえた2連勝の内容でしたが、今回は直線内をついて再度ジワジワと伸びてきました。こちらが考えているよりも力があるということでしょう。

 イナズマアマリリスはゴチャついたところに入ってしまいましたが、タメが利いた分、直線は盛り返すような伸び。ただ、勝ち負けに加わるというような内容ではなく、上位とは力差を感じさせます。

 マイナス10㌔でもデキは良く見えたジェルミナル。4角での手応えも良かったですが、直線は内にモタれてしまい、伸びを欠きました。17番枠で外目の追走。道中なし崩しに脚を使ってしまったのかもしれませんが、荒れ馬場でキッチリ走れるほどの基礎体力がまだできていないというようにも見えました。

 デグラーティアは休み明けでも、「これは」と思える仕上がり。4角ではダノンベルベールの直後、ブエナビスタのすぐ前という位置は、結果としては絶好とも思えるものでしたが、直線は案外。今回のデキでこの結果では、マイルへの適性という点で疑問符を付けざるをえないかもしれません。

 アディアフォーンは内でゴチャつく場面がありましたが、それにしても直線は後退する一方。いくら相手なりとはいっても、メンバーのレベルが上がってしまえば、それだけでは通用しなかったということでしょう。
 

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【重賞予想=12/14(日)】カペラS


中山11R 第1回カペラステークス(JpnⅢ)

 2歳時には交流GⅢを制し、交流GⅠ全日本2歳優駿でも②着したほどのトロピカルライトが、長期休養を挟んで復調しました。今季は芝の3走前を除けば③②①着。4走前は休み明けながらも、後にJBCスプリントを制するまでになるバンブーエールの0秒2差に粘りましたし、当時が2番手からの競馬でも何ら苦にするところがありませんでしたから、今回もハナを譲ったとしても心配はありません。形上は昇級戦ですが、前述の戦績からは気後れするところもありません。バンブーエールとの比較からすれば、有力馬との差は人気ほどはないはずです。

 相手強化で距離延長もどうかと思えた武蔵野Sで最後までしぶとかったカルナバリートも当然有力。再度内田博騎手を配しての距離短縮なら評価を下げる必要はありません。エルコンドルパサー産駒だけに、今の上昇ムードから一気に伸びゆく素質も秘めていそうです。

 バンブーエールにクビまで迫った前々走が光るダイワエンパイアは1200㍍では常に1分10秒台前半で駆けることができる安定みが持ち味。スタートが課題だったり、東京開催で除外になったりとという面はありますが、スムーズな競馬なら大崩れはなさそうです。

 行ききればしぶといウエスタンビーナスにとっては、スタート地点の芝が魅力。スンナリと隊列が決まるようなら、多少ペースが速くてもそう簡単にはバテません。中山には芝で良績があるように、坂も苦になりません。

 前走が1秒1差の圧勝だったナンヨーヒルトップは1200㍍が初めて。スピード上位の馬が揃った中で、能力全開となるかどうか。ここは試金石とみます。

 以下、58㌔は厳しいですが、1200㍍ならJBCスプリント勝ちが光るフジノウェーブ、ひと叩きされたスリーアベニューまで。

◎(4)トロピカルライト
○(10)カルナバリート
▲(11)ダイワエンパイア
△1(13)ウエスタンビーナス
△2(5)ナンヨーヒルトップ
△3(6)フジノウェーブ
△4(7)スリーアベニュー
 

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【GⅠ予想=12/14(日)】阪神ジュベナイルF


阪神11R 第60回阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnⅠ)

 今2歳世代で最もレベルが高いと言われる新馬戦で、牝馬ながら1番人気に支持されたブエナビスタ。出脚がつかず、後方からの競馬を余儀なくされ、前半1000㍍64秒5の超スローペースでは結果③着もやむなしでしたが、11秒3-11秒9-11秒0=34秒2の上がりの中、自身は33秒5をマーク。ラスト1ハロンの切れは並大抵のものではありませんでした。迎えた2戦目は牝馬限定戦で相手に恵まれたとはいえ、ほぼ持ったままの楽勝。それでいて、ラスト1ハロンが11秒4でしたから、追っていればどれだけ短縮できたか。底知れない能力を感じさせます。アドマイヤオーラアドマイヤジャパンを出す母系に、スペシャルウィークを配した本格配合。最大の難関と思えた抽選をクリアした今、レース史上初の母仔制覇のみならず、来年のクラシックを大望できる走りに期待します。

 過去2年、勝ち馬を出している黄菊賞から参戦するジェルミナルは、牡馬相手に勝ち切ったところに価値があります。休み明けの2連勝がセンスの高さを感じさせる走りで、完成度の高さをうかがわせます。

 前走が終わってから栗東に入厩したダノンベルベールは、その効果を思わせる最終追いの動きを披露しました。出遅れが課題になりますが、全て11秒台の上がりを差し切った非凡な能力が発揮できれば、そうも差はありません。

 1200㍍3戦からの出走がネックになりそうなデグラーティアですが、決して単調なスピード型ではなく、追っての味がセールスポイント。阪神コース経験の強みもあります。ただ、前記の馬に比べると、迫力という点では多少劣るかもしれません。

 ミクロコスモスは新馬戦が終わってから、武豊騎手が絶賛したほどの素質の持ち主。雄大な馬体も魅力たっぷりです。しかし、間隔があいて、この厩舎にしては珍しく、2週連続で一杯の追い切りを掛けてきたあたり、まだ途上という可能性もあります。

 正直、能力差がある組み合わせとも思えますが、良くも悪くも相手なりのアディアフォーンは、相手強化でもそれなりに走るかもしれず、押さえにはマークします。

◎(13)ブエナビスタ
○(17)ジェルミナル
▲(2)ダノンベルベール
△1(11)デグラーティア
△2(9)ミクロコスモス
△3(4)アディアフォーン
 

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【重賞予想=12/13(土)】中日新聞杯


中京11R 第44回中日新聞杯(JpnⅢ)

 1000万下に降級後、3連勝。完全に軌道に乗ったオペラブラーボ。陣営が期待していた素質馬が本格化しました。3連勝のうち、2勝が新潟と東京。どちらかというと直線が長いコースが合うイメージがあるかもしれませんが、中山の前々走が機動力を生かした早めの進出によるもの。実際、中京も1戦1勝。ちょうど1年前、500万を1800㍍で勝ったものですが、1分46秒9の好時計。満を持しての重賞出走ともいえ、ここはチャンス到来でしょう。

 菊花賞は結果、距離が長かったシゲルフセルト。夏場の3連勝は着差はわずかでも、底力を感じさせる内容。距離短縮の今回、53㌔で妙味は十分です。

 菊花賞を挟んで、仕切り直しとなった前走をアタマ差制したヤマニンキングリー。さらに1㌔増の55㌔にはなりますが、夏を挟んで20㌔近く増えて、パワーアップを感じさせており、中距離なら心配ないように思います。

 休み明けの前走が快勝だったシンゲン。クラスが上がるというだけでなく、相手関係も全く違う分、ここは試金石。

 休み明けの福島記念ではスムーズさを欠きながら、ジワジワと脚を使っていたサクラオリオン、その福島記念を制してローカルの中距離なら侮れないことを示したマンハッタンスカイまで押さえます。

◎(11)オペラブラーボ
○(9)シゲルフセルト
▲(8)ヤマニンキングリー
△1(4)シンゲン
△2(6)サクラオリオン
△3(15)マンハッタンスカイ
 

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【GⅠ回顧】ジャパンCダート

第9回ジャパンカップダート(GⅠ)
1△(10)カネヒキリ
2…(5)メイショウトウコン
3○(6)ヴァーミリアン
4◎(3)サンライズバッカス
5…(12)ブルーコンコルド
6…(11)カジノドライヴ
8△(7)サクセスブロッケン
9▲(1)ワンダースピード

 戦前の予想よりもペースはそれほど上がりませんでした(前半1000㍍60秒2)が、総じて勝負どころからの仕掛けが早かったように、やはり東京2100㍍→阪神1800㍍のコース変更は、レースの質に変化をもたらしたように思います。

 各馬が仕掛けた3角すぎに、むしろジッとしていられたのがカネヒキリ。しかも、そこでインに入る隙のなさがありました。さらには、直線では進路を変えるまでもなく前が開き、ロスがありませんでした。ほぼ完璧なレース運びが、接戦のゴール前での、アタマ差先着を生みました。とはいえ、本来の地力があってこそ。2年4か月ぶりをひと叩きされて、マイナス4㌔の馬体は少なからず締まっていました。脚元に不安を抱えながらも、キッチリと仕上げた陣営の手腕はお見事というほかありません。

 展開は向くとしても、坂がこたえると見て軽視してしまったメイショウトウコンでしたが、本来の捲りであと一歩まで迫りました。道中は最後方を決め込み、向こう正面半ば過ぎからスパート。ヴァーミリアンの外に併せ、直線ではさらにひと伸びまでありました。右回り、1800㍍。昨年のエルムSのような競馬ができたことは、JCダートのコース変更が吉と出た好例になるでしょう。

 ヴァーミリアンは意外と思えたプラス12㌔。決して太いとは思いませんでしたが…。スタンド前でサクセスブロッケンに遮られるようになり、位置取りが思っていたよりも後ろになってしまったことも誤算。さらには、外から捲ったメイショウトウコンにビッシリと併せられる形になってしまったことも、これまで国内でそんな競馬をしていなかった分、響いてしまった感があります。負けて強しと言える内容ではありますが、追い比べで劣ったのは案外でした。

 サンライズバッカスはヴァーミリアンを見るような位置取り。人気馬をマークできたわけですから、決して悪い展開ではなかったでしょう。直線でも一瞬グッと来る場面はありましたが、最後は前を交わすような脚色ではありませんでした。力は出し切っています。

 ブルーコンコルドが勝負どころで手が動いていましたが、直線ではサンライズバッカスと併せ馬の形でしぶとく伸びてきました。中央場所で相手が揃ってしまうとここまでという印象ですが、こちらも力は出しているでしょう。

 カジノドライヴは好位の外目。3角過ぎからジワリと進出しましたが、内から外から有力馬に交わされてしまいました。しかし、大きくバテているわけでもありませんし、キャリアと展開を考えれば内容は上々。まだまだ伸びゆく3歳馬。前途は洋々でしょう。

 サクセスブロッケンはスタンド前で掛かり気味になり、2角からハナに。結果、目標にされる展開が不利に働いたということになるのでしょうが、最後までヴァーミリアンに食い下がったJBCクラシックに比べると、やや淡白な印象も受けました。もちろん、迫ってくる馬が1頭ではなく、数頭いたことも影響しているのでしょうが。

 ワンダースピードは流れ自体は向いたと思いますが、他馬の追い上げに乗じる場面がありませんでした。内でモマれ込んでしまい、枠が仇になったようです。
 

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【GⅠ予想=12/7(日)】ジャパンCダート

阪神11R 第9回ジャパンカップダート(GⅠ)

 昨年の覇者ヴァーミリアンはドバイ遠征の2戦を除けば、国内7連勝中。さらには、GⅠ・JpnⅠは6連勝。中央・地方、競馬場も距離も問わず、敵なしの状態を続けてきました。ドバイ遠征明けでJBCクラシックを使って、JCダートというローテーションは昨年と同じ。死角は非常に少ないです。

 そのヴァーミリアンに、JBCで最後まで食い下がったサクセスブロッケン。2㌔差を生かし切れなかったとはいえ、自身もスタートで滑る不利がありました。斤量差は1㌔に詰まりますが、伸びゆく3歳馬。成長度で逆転の目がなくもありません。

 単に実力だけを考えれば、この2頭は抜けているようにも思えます。未知の魅力なら、やはり3歳のカジノドライヴということになるでしょうか。
 しかし、過去8回のジャパンCダートの中で、唯一コースが違った2002年を思い起こすと、そうも単純な決着になるのかという疑問が頭を擡げました。その2002年は東京の改修工事により、中山1800㍍での開催。人気のゴールドアリュールアドマイヤドンといった人気馬以下、早めの仕掛けで直線は二転三転。デットーリ騎手に導かれたイーグルカフェが抜け出した後、大外から突っ込んできたのがリージェントブラフ。まさに展開が嵌ったという末脚。馬連6万円、馬単12万円という決着になりました。
 コースが替わった今年、米国からの3頭は逃げ=先行型。そこにサクセスブロッケン、ブリーダーズCの走りからはカジノドライヴも前での競馬になりそうですし、ヴァーミリアンのマークもあります。府中よりも直線の短い阪神への変更に伴う、展開の綾。そこに波乱の目があるのではないかと考えるようになりました。

 末脚勝負に活路を見出すサンライズバッカスは、昨年のJCダートで③着。ヴァーミリアンとは0秒8差ありましたし、勝負が決まってからの伸びでもありました。ただ、距離が若干長く、そういう競馬しかできないということも確かでした。今季は同じ差しでも、キッチリと勝負に参加しているもので、上がり最速が2度あります。対戦比較からは不利が否めませんが、前述の展開が味方。自分の競馬に徹することができますし、昨年までの舞台と違って距離への不安がありません。実際、昨年のフェブラリーS(1600㍍)が圧巻の末脚でした。

 コース替わりという点では、ワンダースピードも注目の1頭。2000㍍とはいえ、阪神のレコードを持っています。また、記録や展開云々だけでなく、輸送距離が短くなるのが好材料でもあります。昨年のJCダートは2秒負けていますし、帝王賞では2番人気⑤着でしたが、本来の力を出せる条件でもありませんでした。

 カネヒキリの武蔵野Sは正直様子見という感が強かったですが、行きっぷりなどにはブランクの影響がありませんでした。直線で包まれてほぼ終えずじまいだったことで、⑨着にとどまりましたが、力の衰えがないことは確認できました。さすがに2年4か月ぶり、ひと叩きだけで一変となると簡単ではないでしょうが、それでも少なからぬ上積みはあるはず。タメて一気に弾けた一昨年のフェブラリーSから展開も向きそうです。

◎(3)サンライズバッカス
○(6)ヴァーミリアン
▲(1)ワンダースピード
△1(10)カネヒキリ
△2(7)サクセスブロッケン
 

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【重賞予想=12/6(土)】ステイヤーズS、鳴尾記念


中山11R 第42回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(JpnⅡ)

 先週のジャパンカップでディープスカイが②着、オウケンブルースリが⑤着に入ったことで、俄かに3歳馬がクローズアップされそうですが、それはあくまでこの2頭だからできたことと考えています。菊花賞②着で長距離適性を示したということで、フローテーションが人気になりそうですが、3歳になってからの好走にはやや嵌った面がないこともなく、まだ半信半疑の感はあります。ここでもまた人気に応える走りをすれば、今後も長距離では買えるということになりますが、今回はあくまでも試金石というスタンスを取ります。

 昨年の②③着馬はジャパンカップに出走しましたが、①着マキハタサイボーグと④着トウカイトリックがエントリーしてきました。2頭ともにその後が不本意な成績ですが、経験の強みが生きそうな中山内回りを2周する3600㍍なら、やはり軽視はできません。

 さらに2頭を逆転できそうな馬ということで、ナイアガラを取り上げます。3歳時には一応クラシック路線に乗った素質馬。爪の不安による休養が長引きましたが、連勝で軌道に乗ってきています。前走で上がり33秒7を記録していますが、元より切れ味よりもしぶとさが持ち味な上に、道悪での良績が我慢比べでの強さを物語っています。先行力はこのレースでは何よりの強みですし、3年前、一昨年と連覇しているペリエ騎手というのも好材料です。

 逃げ=先行という点では、ビエンナーレも侮れません。強気に4角で先頭に立ったエリザベス女王杯は着順以上に内容がありました。リズム良く運べれば2番手でもOKですし、後続を離す展開になれば、より捕まえづらくなります。

 押さえには、なかなか本格化しきれないものの、長距離適性は見て取れる上に、横山典騎手が魅力のエアジパング

◎(13)ナイアガラ
○(3)ビエンナーレ
▲(7)マキハタサイボーグ
△1(10)トウカイトリック
△2(14)フローテーション
△3(4)エアジパング



阪神11R 第61回鳴尾記念(GⅢ)

 コースが改修されてからの過去2回は、外回りながらも逃げ=先行が有利の傾向。今年も極端に速い流れにはならないと推測でき、一昨年の勝ち馬=サクラメガワンダーはかなり信頼できそうです。しかも、地元限定ホースだった当時に比べて、毎日王冠0秒5差に天皇賞(秋)0秒3差と、苦手だった輸送も克服しつつあり、ようやくドッシリと落ち着きが出てきました。ジャパンカップを登録に留めた以上、相手弱化のここでしっかりと賞金を加算しておきたいところです。

 レースで折り合いを欠く場面が減ってきているキャプテンベガは重賞でもあと一歩のところまでは来ています。乗り慣れた安藤勝騎手へのスイッチは好材料ですし、人気を裏切った七夕賞が荒れ馬場だったことから、開幕週もプラスです。

 1800㍍の先行馬という点では、ノットアローン。菊花賞はモロに折り合いを欠いてしまいましたが、積極的に動いたラジオNIKKEI賞とセントライト記念が好内容。距離短縮でしぶとさが生きそうです。

 折り合いに専念した前走でもゴール寸前の伸びが目立ったナムラマースは、ひと叩きしての良化度が大きそうです。昨年の函館記念はやや不本意な内容でしたが、古馬相手の重賞でもメドは立っています。

 以下、内でうまくタメが利きそうなトウショウシロッコ、ホワイト騎手を配して積極的な競馬に出そうなフライングアップル

◎(16)サクラメガワンダー
○(3)キャプテンベガ
▲(8)ノットアローン
△1(13)ナムラマース
△2(1)トウショウシロッコ
△3(12)フライングアップル
 

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【重賞回顧】京阪杯

第53回京阪杯(GⅢ)
1▲(5)ウエスタンダンサー
2△(4)ファリダット
3◎(6)スプリングソング
4…(1)ウエスタンビーナス
5△(12)マルカフェニックス
6○(15)ビービーガルダン
7△(2)マヤノツルギ
10△(17)アイルラヴァゲイン

 前後半の600㍍は34秒2-33秒9。最近の短距離は重賞でもそう速くならないことが多く、ここも平均ペース。前走よりも前の位置につけたウエスタンダンサーが、勝負どころでは気合を入れられながらの追走になりましたが、前走同様に速い上がり(前走33秒4、今回33秒3)を使って抜け出しました。追い出しての迫力はなかなかのものですし、ここに来ての充実が本当に目立ちます。

 ファリダットは後方でジックリと乗られて、直線だけの競馬。内目から巧く進路を取ってゴール寸前で②着に浮上しました。上がりは32秒6という強烈なもの。しかも、上がりの半分は後方でタメていましたから、正味300㍍だけでこの数字は立派。やはりという脚力で1200㍍への適応能力を示したと同時に、母ビリーヴよりも距離の融通性が高いことも示しました。

 スプリングソングは時折ありますが、少しスタートが悪く、向こう正面で多少脚を使ってしまいました。それでも、前走で上がりで劣ったウエスタンダンサーよりも後ろからの競馬になってしまいましたから、今回の敗戦はやむを得ないといえば、そう言える敗戦ではあります。今後もスタートが課題となりそうですが、やはり1200㍍なら崩れません。

 ウエスタンビーナスは最内枠から押してハナを主張。前述のように決して速いペースではありませんでしたし、4角ではこのまま押し切るかという逃げでしたが、ゴール寸前で一杯に。やはり逃げてこそというタイプですし、今後も自分の型に持ち込めれば侮れないでしょうか。

 マルカフェニックスは終始外を回りながらも、直線でも目立つ脚を使いました。上位がどちらかというと内目を回った組ですから、0秒2差は上々。今後も展開待ちというところはありますが、末に徹する形が合います。

 ビービーガルダンは3番手で流れに乗れていましたし、理想的な展開のように見えましたが、追われてからが案外。自身の上がりが34秒0ですから、自分の時計だけは走れているとも言えますが、掲示板のうち4頭が上がり33秒台という競馬が向かないと取れる敗戦です。

 マヤノツルギは内のウエスタンビーナスを行かせて2番手からの競馬。これも流れに乗っていましたが、直線での反応は鈍いものでした。もう少し時計の掛かる競馬が合うのかもしれません。

 アイルラヴァゲインはホライゾネットを着けてもテンションが高め。レースでも折り合いを欠いてしまいました。
 

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【GⅠ回顧】ジャパンカップ

第28回ジャパンカップ(GⅠ)
1…(16)スクリーンヒーロー
2△(9)ディープスカイ
3▲(4)ウオッカ
4◎(13)マツリダゴッホ
5△(1)オウケンブルースリ
6○(2)メイショウサムソン
8△(15)アサクサキングス

 昨年のチョウサン同様、思わぬ馬=ネヴァブションが横山典騎手によって逃げの手に出て、予想されたとはいえスローペースに。前半1000㍍61秒8は、その数字通りに遅い流れですが、近年のJCは良馬場であれ、ペースがそうも上がらないことが多いのも確か。そしてまた、1~5番人気が順番こそ違えど②~⑥着ですから、レースが壊れたわけではありません。スクリーンヒーローの快走は決してフロックではないといえます。
 エフティマイア(桜花賞、オークス②着)に続き、矢野進厩舎からの転厩馬となれば、鹿戸雄厩舎の腕の確かさもまた証明されたということかもしれません。骨折明け後、2400~2600㍍ばかり使われて①②②①①着ですから、根っからのステイヤーということかもしれません。
 ただ、それだけで、“GⅠ初出走がジャパンカップ”という馬がこれだけの走りを見せるということを、レース前に予見できたかというと…。「全てがうまくいった」としか言えません。有力馬が実は条件不適だったりしたこともプラスに働いたといえるでしょう。
 一方で、初の大舞台で自分の力を出し切ったこと自体が評価できるものですし、追い比べで勝ち切ったことも立派です。ウオッカ、ダイワスカーレットと比較して“弱い”というレッテルを貼られていた4歳牡馬陣から古馬GⅠの勝ち馬が誕生したのは、素直に喜ばしいことだとも思います。

 天皇賞(秋)ではスタートを出した分、少し掛かる面があったディープスカイ。それを反省材料に、今回は中団でジックリと乗られました。道中にロスはなかったですし、有力馬たちは負かしています。自身33秒8の上がりを使っている以上は、能力を出せなかった敗戦ではありません。ただ、最後の最後のひと伸びは決して強烈と思わせるほどのものでもありませんでした。このあたりは、2400㍍は若干長いということがあるのかもしれません。

 ウオッカはスタートが良かったのが仇になり、岩田騎手の背中が立ち気味になりながら宥める場面がありました。やはり本質的にマイル志向が強くなっているのでしょう。道中のスタミナロスは相当なものだったはず。直線では一旦、馬群に沈むのではないかというシーンもありました。しかし、そこから盛り返して③着を確保したのは、底力以外の何物でもありません。

 マツリダゴッホも多少掛かる場面はありましたが、正攻法で乗られましたし、直線に入ったところでは、手応えの良さは一番でした。そこからの追い合いで敗れたのは、東京の直線がこの馬にとっては長すぎるということ、どの馬も上がり33~34秒台を使える競馬向きではないということでしょう。決して左回りが敗因ということはありませんでした。もちろん、中山の有馬記念では連覇の可能性も十分です。

 オウケンブルースリは、これだけのメンバーに入ってしまうと、まだ馬が若い印象ですし、直線では外に出そうとして出し切れない場面がありました。それでも内に進路を取ってからの伸びは目立っていましたし、ゴール前の脚色は一番といっても良かったもの。ダービーが終わってから初勝利を挙げた、キャリアの浅い馬としては秀逸といえる内容で、今後の楽しみが非常に大きくなりました。

 メイショウサムソンは遠征明けでも上々の仕上がり。ウオッカをマークするような位置取り自体は良かったと思います。ただ、動くに動けない位置になってしまいましたし、瞬発力勝負となると分が悪いのも確か。伸びかけて止まってしまったのは、展開もあるでしょう。有馬記念の時期になると上積みがないタイプだけに、ラストランを飾ることができるかどうかは微妙ですが、大きな衰えがあるというわけでもありません。

 アサクサキングスはもっと積極的な競馬をするかと思いましたが、道中は中団あたり。直線で一瞬反応しましたが、追い比べで勝負になるタイプでもありません。本来の競馬なら展開に恵まれた可能性があっただけに、やや不完全燃焼の感はあります。
 

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