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武豊の上に三浦皇成?

 今週の「週刊文春」の新聞広告を見た時に、「えっ?」と思いました。
 珍しく競馬の記事が掲載されていたのですが、その広告のコピーが

 「新人最多勝」三浦皇成と武豊が乗らない“大物馬主”

となっていたからです。
 また、その広告には、他の雑誌広告と同じように、多くの顔写真が掲載されていましたが、三浦騎手の顔写真だけが載っていました。
 確かに、「新人最多勝」というキャッチがあれば見出しにしやすいのでしょうが、それにしても、まだ騎手デビューして1年経っていない三浦騎手が武騎手よりも上の扱いになっている、ということに驚きました。
 「更新することは不可能」と思われていた、武騎手の新人最多勝記録(69勝、1987年)を塗り替えたのですから、三浦騎手が凄いのは事実。しかし、これまでのネームバリューからすると、今回の“順序”は意外でした。
 武騎手ももう39歳。勝ち鞍で迫っているのは地方競馬出身騎手ばかりという時代に、現れた新星・三浦騎手。これは競馬界にとってもチャンスのはずです。

 さて、記事の内容としては、武騎手と三浦騎手が某馬主の馬に乗らなくなった経緯が半分と、三浦騎手に対する寸評が半分といった感じ。
 その中で面白かったのが、競馬担当記者のコメントとして載せられていた「武がジャズ・ポップスとすれば、純朴な三浦は演歌という感じです」。三浦騎手と河野調教師の師弟関係からは連想しやすい例えですが、今ではすっかり珍しくなった、その強い絆がそう言わせるのでしょう。
 また、三浦騎手について「すでに老成されたベテランのような走り」「驚きや意外性がない」という辛辣な意見もあるという記述も目にしました。しかし、まずは勝ち星を重ねることで、関係者の信頼を得ることが第一だとするなら、それも仕方ないこと。親類に競馬関係者がいない三浦騎手ならなおさらでしょう。
 新記録更新直後のインタビューの際、三浦騎手の視線は決して浮かれることなく、すでに先を見据えているようでした。

 今回の記事は悪意があるような内容ではありませんでした(某馬主の発言はさておき)。これを読んだことをきっかけに、少しでも競馬に興味を持ってくれる人がいればいいのですが。菊花賞の売り上げ減の大きさにガッカリした直後だっただけに、余計にそう思います。
 
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【GⅠ回顧】菊花賞

第69回菊花賞(JpnⅠ)
1…(14)オウケンブルースリ
2…(1)フローテーション
3△(5)ナムラクレセント
4…(8)スマートギア
5…(9)マイネルチャールズ
6△(15)ベンチャーナイン
7▲(16)ホワイトピルグリム
16○(10)スマイルジャック
17◎(3)アグネススターチ

 アグネススターチが宣言通りにハナに立ったところで、ノットアローンが行きたがるように先頭に。最初の1000㍍が58秒8というハイペースになりました。中盤は13秒台が並び、66秒7。後半1000㍍60秒2でトータル3分5秒7。

 オウケンブルースリは後方待機で折り合いに専念していましたが、坂の下りで一気に進出。長く良い脚を使って、ラスト2ハロン12秒1-11秒7とラップが上がったところで抜け出したのは立派。終始外を回っていたこと(他の馬よりも長く距離を走っているとも考えられる)を考慮すれば、このメンバーでは絶対能力が抜けていました。堂々の勝ちっぷり。結局、神戸新聞杯は相手との力関係を測っていたにすぎなかったということ。この後はジャパンカップが目標とのこと。

 母の父リアルシャダイ。血統だけを見れば、いかにも菊花賞で買いたくなるタイプ。とはいえ、追い切りでは動きが冴えなかっただけに、どうかと思えたフローテーション。しかし、パドックでは気配は悪くありませんでした。向こう正面ではオウケンブルースリと同じような位置取りでしたが、勝負どころで置かれ気味。4角では馬群が凝縮されたとはいえ、最後方に近いところまで下がってしまいましたが、バラけたところをうまく捌いて②着に浮上しました。いかにも“菊花賞でこそ”という馬ではあったのでしょうが、逆に今後が買いづらくなります。

 先行馬が厳しい展開に苦戦した中で、ナムラクレセントは大健闘。前に行っていた分、夏の小倉で見せていたような瞬発力は出せませんでしたが、着順以上の地力という評価をしていいでしょう。

 スマートギアはナムラクレセントとの力関係からは、これぐらい走れて納得ではあります。武豊騎手らしい“何か”が見られなかったのは、残念。
 マイネルチャールズは好位の後ろからの競馬。折り合いはついていました。直線では内に切れ込みながら、先頭に立つ場面もありました。大舞台で勝ち切るには、やはり決め手不足ということはあるでしょう。3冠皆勤で③④⑤着は、それはそれで立派ではあります。逆にいえば、安定感がある割に弾けきれない、何かひとつがないということにもなりますが。
 ベンチャーナインホワイトピルグリムも直線で脚は使っています。ただ、同じように後方からだった距離ロスなく回ったフローテーションに比して、外を回っていた分もあったでしょうし、ピリッとした切れまで発揮とはいきませんでした。

 スマイルジャックは前走に比べるとテンションが上がっていませんでしたし、1周目のスタンド前では折り合っていました。しかし、2角に掛かったところで、鞍上も抑えるのに苦労していました。結局、直線ではガス欠のように失速。適性が見えてしまった感はあります。

 狙ったアグネススターチは前述のようにハナを奪い切れず、4角で外からワッと来られては苦しかったです。4角で後続を離すぐらいの逃げを期待していましたが、思い通りの競馬とはいきませんでした。



 レース前にはあがったとはいえ、それまでは雨が降り続いており、発表は良でも実質的にはやや重程度にはなっていたはず。馬場を敗因に挙げた騎手はいませんでしたが、それとこれは話が別。GⅠデーになると、馬場(発表)の悪化が遅くなるというのは、どうなんでしょう。
 

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【GⅠ予想=10/26(日)】菊花賞

京都11R 第69回菊花賞(JpnⅠ)

 前売りの最終段階で、単勝最低人気でも43.3倍。ダービー馬も皐月賞馬も不出走で、春から言われていたレベル。さらには先週の秋華賞の大波乱。誰しもが迷うのは当然とも思えます。

 全馬が初めて、大半の騎手もそう慣れていない3000㍍。馬群がバラけたり、ペースによっては、誰もが仕掛けどころがわからなくなってしまう。そんなケースが過去にもありました。「乗り手が行かせる気になれば折り合いを欠きそうな面も持ち合わせている」という神戸新聞杯後のコメントから、1番人気の内田博騎手=オウケンブルースリはジッと後方待機。どこで仕掛ければいいのか、非常に難しいところ。母系からは距離不安ものぞきます。

 後続のペースを乱すのはアグネススターチ。ひと雨来ると雨量以上にタフな馬場になる印象の阪神で、早め先頭から凌いだ前走が、距離に対する自信につながります。古馬相手に1000万を勝ち切ったことも強気になれる要因。その前走は2番手からでしたが、逃げ宣言をしていたダービーが悔いの残る2番手追走。プリンシパルSをハイペースで逃げたことから、今回はペースを落とさずに逃げることになるでしょう。そのためには、絶好ともいえる3番枠。マイネルデスポット(2001年②着)の再現がありそうです。

 神戸新聞杯⑨着は終始掛かり通しだったスマイルジャック。休み明けの影響もあったでしょうか。一旦は完全に抜け出したダービーでは、折り合いは実にスムーズでした。皐月賞⑨着では折り合いを欠いていましたが、その反省が生きた形でもありました。今回も当時と同じようなステップと思えば、前走は不安材料を出し切ったというプラスの見方もできます。とにかく折り合いひとつ。スムーズに走れれば、当然勝ち負けの能力があります。

 朝日CCで果敢に古馬に挑んだホワイトピルグリムでしたが、少しよそ行きの競馬になりましたし、何より坂がこたえています。三田特別⑦着→高千穂特別①着などから、とにかく坂は苦手で平坦向きということは明らか。展開不向きだった京都新聞杯(④着)で上がり最速をマークしたことから、京都外回りへの適性も十分。コース替わりで一発があっても。

 スマイルジャックの僚馬ベンチャーナインは、アグネススターチがハイペースを作ったプリンシパルSで差し切った実績。前走も狭いところを伸びてきました。栗東滞在効果が歴然と思える追い切りから、伏兵の資格は十分にあります。

 なかなかエンジンが掛からなかった神戸新聞杯でも、最後までしぶとく詰めていたナムラクレセント。距離に対応できるところを示しました。全3勝が小倉なら、直線平坦で変わって不思議ありません。

◎(3)アグネススターチ
○(10)スマイルジャック
▲(16)ホワイトピルグリム
△1(15)ベンチャーナイン
△2(5)ナムラクレセント
 

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【重賞予想=10/25(土)】富士S


東京11R 第11回サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス(GⅢ)

 相手に恵まれたとはいえ、関屋記念で上がり32秒3。ようやく吹っ切れたように快勝だったマルカシェンク。1800㍍以上では詰めを欠くレースぶりだっただけに、やはりベストはマイルがはっきりしました。その関屋記念が4か月ぶり、少し間隔はあきましたが心配はないでしょう。東京は④④着ですが、復調途上だった3歳時のダービーと毎日王冠。コースに不安はありません。むしろ中途半端に仕掛ける必要のないコースで、向いていると判断できます。

 エイシンドーバーには、一時のムラ駆けの印象はなくなりました。内を突いた利があったとはいえ、強豪相手の安田記念③着はここでは威張れる実績。テン乗りですが、先週内田博騎手が稽古に跨っています。

 前走が案外だったリザーブカード。結果的に強気に行き過ぎたのかもしれません。マルカシェンクと連れて伸びた関屋記念などからは、決して重賞で力負けということもないはず。

 3歳勢では左回りのマイル戦で巻き返したいフサイチアソートショウナンアルバサイレントプライドまで押さえます。

◎(7)マルカシェンク
○(3)エイシンドーバー
▲(1)リザーブカード
△1(16)フサイチアソート
△2(11)ショウナンアルバ
△3(5)サイレントプライド
 

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【重賞回顧】府中牝馬S、デイリー杯2歳S

第56回府中牝馬ステークス(GⅢ)
1△(16)ブルーメンブラット
2◎(7)カワカミプリンセス
3△(2)ベッラレイア
4…(11)レインダンス
5○(13)キストゥヘヴン
16△(3)ニシノマナムスメ
18▲(15)アサヒライジング

 わずかに出遅れたブルーメンブラットですが、すぐに馬群に取り付いて、中団の後ろぐらいの位置取り。うまく宥められていました。直線は外に出さず、中を割る形を取りました。少し窮屈になる場面もありましたが、前があいてからはあっという間。ラスト1ハロン11秒5のところで一気に差し切りましたから、おそらく自身は11秒0を切るか切らないか。上がり33秒2。凄い切れ味を発揮しました。春の活躍は本物だったということ。距離が延びても、折り合いさえ付けば…という考えも浮かびます。

 カワカミプリンセスは馬体の張りは良かったものの、さすがに太く映ったプラス12㌔。スタート直後は逃げの手か、と思わせましたが、結局2番手。直線で早めに先頭に立ち、振り切るかのようにも見えましたが、半馬身差されました。しかし、ラスト2ハロン11秒2-11秒5を差されてのものですし、太めも考えれば、休み明けとしては上々の内容。久々に視界良好といえます。

 ベッラレイアのプラス10㌔は戻ったもので、よく見えました。直線では外に持ち出すのに少し手間取りましたが、残り200㍍ぐらいからはよく伸びています。ブルーメンブラットには及ばないものの、上がり33秒3。久々にらしさが見られました。

 レインダンスはいかにも切れ負けという④着ですが、早めの競馬で見せ場は作りました。秋華賞②着以降がスランプ続きでしたが、これが復調のきっかけになるでしょうか。

 キストゥヘヴンは折り合いもついて、直線に向いても手応えがあるようには見えましたが、ひと伸びを欠きました。京王杯SCの上がりが33秒2ですから、瞬発力勝負が全くダメということはないと思え、1ハロン延長がこたえたということでしょうか。

 ニシノマナムスメはブルーメンブラットと前後するような位置からの競馬。直線は内を突き、決して進路がなかったわけではありませんが、全く首を使わない走りで失速しました。

 アサヒライジングはカワカミプリンセスを交わしてハナへ。1週前の毎日王冠=ウオッカと比較すると、800㍍で0秒6、1000㍍で0秒1速いラップでしたが、それなりに流れても踏ん張れるタイプでもあるだけに、この惨敗は案外。確かにパドックの気配などは本来のものとは違っているようにも見えましたが…。



第43回デイリー杯2歳ステークス(JpnⅡ)
1▲(6)シェーンヴァルト
2◎(10)ホッコータキオン
3△(9)キングスレガリア
4△(1)ピースピース
5○(4)アラシヲヨブオトコ
6△(2)ワンカラット

 ホッコータキオンがプロスアンドコンズを抑えた野路菊Sのラップが、
12.5-11.0-11.4-12.4-12.0-12.2-11.9-11.2-12.2
 そして今回が、
12.2-10.8-11.5-11.7-11.7-11.2-12.2-12.0
 距離が1ハロン短くなったとはいえ、今回の方がラップ的には厳しく、それでいてラスト1ハロンはその前の1ハロンよりも速くなっています。レコード決着を導き、なおかつもうひと脚使ったホッコータキオンの脚力も確かなものですが、それを差したシェーンヴァルトは立派。
 まだ若さの残る気性ということで、パドックは最後の周回でホライゾネットを着用していました。プラス10㌔はもう少し絞れるようにも見えましたが、走れないデキではありませんでした。レースでは中団のインで、直線もイン狙い。最後に少しだけ外に出して、粘るホッコータキオンを捕らえました。札幌の1800㍍で1分50秒を切るタイムをマークしており、締まった流れが合うタイプといえるでしょう。今後の課題は前が引っ張ってくれなかった場合の瞬発力比べ。

 ホッコータキオンは2走連続でのレコード走。これで負けたら仕方ないという戦法だったでしょう。自分でペースを作ってのものですから、見方によっては、こちらの方が強かったということが言えなくもありません。ただ、ペースを落とした際には切れ味のある馬にやられてしまう可能性もあります。いずれにせよ、こういう引き締まった展開を作ってくれる馬がいると、クラシック路線は楽しみになります。

 キングスレガリアはシェーンヴァルトの後を追うように、インから差し込んできました。脚力にそう大きな差がないことが確認できたことは収穫。

 ピースピースは今回はタメが利きました。その分、直線は外から脚を使っています。内を通った馬が上位を占めた中だけに、価値は十分。今後も折り合いひとつ。距離はこれ以上延びない方がいいでしょう。

 アラシヲヨブオトコは新馬戦が超スローペースだっただけに、いきなりの厳しい流れに戸惑ったところもあったかもしれませんが、随所にフワフワする面が見られました。現状では完成度の差があるともいえそうです。それに、もう少し落ち着いた流れの方が向くということかもしれません。

 ワンカラットはプラス16㌔でも太め感はありませんでした。ラストでジリっぽくなったあたりは、先行して付いて行った分と距離の分と考えられます。
 

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【GⅠ回顧】秋華賞

第13回秋華賞(JpnⅠ)
1◎(4)ブラックエンブレム
2…(1)ムードインディゴ
3…(15)プロヴィナージュ
4△(10)ブライティアパルス
5△(5)エフティマイア
6…(7)リトルアマポーラ
7▲(3)ソーマジック
8△(17)レジネッタ
9△(18)オディール
10△(11)トールポピー
14○(6)レッドアゲート

 一般マスコミにも取り上げられたほどの1098万馬券。波乱があって不思議ないという前提は正解でしたが、ここまでの荒れ方とは…。抜けた馬がいない世代、レベル?の混戦ゆえ、枠順、コース取り、馬場のバイアスなどの影響が大きかったということはいえるでしょう。
 ただ、前後半の1000㍍は58秒6-59秒8。GⅠとしてはごくごく普通のラップバランスでしょうし、1分58秒4はレースレコードに0秒3差で、史上4位タイ。数字だけを見れば、低レベルのそれではありませんでした。だからこそ、余計にここまでの大波乱というのもまた、想定しづらいものではありました。

 ブラックエンブレムは道中、好位後ろのイン。全くロスなく運び、外から他馬が動いても、ジッとしていました。その分、タメが利きましたし、直線は前がポッカリとあいていました。GⅠを勝つ時は全てがうまく行く、という勝利でした。桜花賞4番人気、オークス④着からすれば、結果的には11番人気は不当な評価だったということ。ようやく大舞台で能力をフルに発揮できました。

 ムードインディゴは馬体重増減なしで、ギリギリ維持できていました。道中は内で、こちらもロスなく乗られ、4角から外に持ち出しました。直線で一瞬詰まり加減になりましたが、前が開いてからの伸びは強烈。相手に巧く乗られた分の②着ですが、ローズSで重馬場を克服した今季の充実は本物でした。

 アッと言わせたのが16番人気③着のプロヴィナージュ。一旦はハナを譲りましたが、向正面では先頭に立ち、ペースを落とすことなく、持久力勝負に持ち込みました。上がり3ハロン11秒5-11秒8-12秒1と、600~400㍍のところでペースを上げたところが、佐藤哲騎手の好判断でした。
 この馬が出走するかしないかで、ポルトフィーノ出走の可否が決まったため、小島茂之調教師のブログが炎上するなど、レース前から穏やかな状況ではありませんでしたが、ブラックエンブレム①着、プロヴィナージュ③着は文句なし。結果で見返した陣営はお見事でした。

 ブライティアパルスは控えて3番手。「結果的に向正面で3着馬が動いた時に一緒に動いて行っていればまた違ったのかも知れません」とは藤岡康騎手のコメントですが、そこで動かなかった分、最後の伸びにつながったともいえます。そこの判断は難しいところですが、単なる逃げ馬ではないことはハッキリしました。今後へ向けて、脚質の幅が広がったのは収穫。

 エフティマイアのマイナス14㌔は絞れたもの。流れには乗れていたでしょうし、あと一歩決め手を欠いたのは、少し不満が残ります。

 リトルアマポーラは後方で折り合いに専念。上がりは最速の34秒3で、外から良く伸びています。3冠目にして、ようやくらしさを見せましたが、如何せん内を通った馬たちが上位に来た馬場だけに、精一杯。

 ソーマジックはプラス8㌔でも仕上がっていました。4角の手応えも良かっただけに、弾けなかったのは距離かもしれません。

 レジネッタのチャカつきは相変わらず。増減なしで馬体は維持していました。外枠ゆえに前に壁を作れず、終始外を回って、なし崩しに脚を使わされてしまったことが直接の敗因でしょう。良い脚一瞬という弱みが出てしまいました。

 オディールのテンションの高さも春から変わりなし。これも外を回って進出しかけましたが、直線は伸びを欠きました。

 トールポピーのパドックは気配抜群に見えました。レースでは、ペースが上がったところ(前述の11秒5のところ)で外を回って進出してしまったことが、ゴール前の伸びを欠いた原因でしょうか。それと、GⅠ2勝時の自身の上がりが35秒2、35秒3。それぐらいの上がりで勝てる馬場・展開でないと厳しいということかもしれません。

 レッドアゲートはひと叩きの効果はあったように思います。しかし、レースでは全く反応できませんでした。ちょっと敗因がつかめません。

 ①~⑩着までが0秒5差。何かひとつが違えば、結果も大きく変わる。そういう世代をつかむのはやはり難しいものがあります。
 

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【GⅠ予想=10/19(日)】秋華賞

京都11R 第13回秋華賞(JpnⅠ)

 当初に比べるとだいぶ平穏に収まるようになってきた牝馬3冠最終戦ですが、今年は衆目の一致するように大混戦。さすがに波乱の可能性があるでしょう。
 連勝を記録した馬の少なさから、前哨戦で力を出し切った馬よりも、消耗の少ない馬を狙うという手もありそうです。

 数少ない連勝の記録を持つ馬の中から、きんせんか賞、フラワーCと厳しいラップを自ら動いて勝ち切った内容が優秀なブラックエンブレム。桜花賞当時は強い稽古をやらなかった上に、出遅れで度外視。距離がどうかと思えたオークスで、最後までしぶとく食い下がったあたりが脚力の証明。ローズSはフットワークがバラバラになるくらいの道悪で、これまた度外視できます。
 桜花賞前に続き、栗東に滞在しての調整ですが、今回はビッシリと乗り込みました。最終追いは遅れましたが、重馬場では致し方ないと判断。状態に関しては心配しなくてよさそうです。
 極端にペースは上がらない展開が予想でき、自在性に富んだ脚質は魅力たっぷり。改めて、春先の好記録=性能の高さを尊重したいと思います。

 相手に妙味は、紫苑Sがブラインドになりそうなレッドアゲート。初勝利が3戦目と元来が叩き良化型。フラワーCでブラックエンブレムに迫り、フローラSを差し切った末脚は、この世代では上位クラスのものです。

 休み明けでも切れのある動きを見せたソーマジックは、春菜賞→アネモネSと連勝の記録があります。オークスはさすがに息切れしましたが、2000㍍なら違うかもしれません。
 直前の乗り替わりとなったエフティマイアはプラス24㌔の前走から、ここ一本に絞った調整。春の2冠②②着の力を発揮となれば、やはり侮れない存在となります。
 
 桜花賞以降、③②③着と崩れていないレジネッタは、やはり軸馬としては最適という存在。脚の使いどころひとつでは2冠も十分に可能な存在です。しかしながら、木曜日の計量で442㌔。輸送も考慮すると、当日の体調面に不安がないことはありません。

 オディールはローズSで一旦は抜け出しかけながらも差されたのは、内を回った分。さすがに大外枠がどうかですが、馬体維持に尽力した春と比べて、ビッシリと追えるようになっています。さらには、京都替わりもプラス材料。
 トールポピーもローズSで内を回ったにしてもひと息の内容でしたが、最終追いでは覇気十分の動き。どちらかというと広いコース向きですが、巻き返しを警戒。

 さらには、牝馬限定戦ながらも1000万を勝っているブライティアパルスは、タガノグラマラスを差し返すような内容から、単調なタイプとも思えません。

 まさに多士済々、絞り切れない一戦となりました。

◎(4)ブラックエンブレム
○(6)レッドアゲート
▲(3)ソーマジック
△1(5)エフティマイア
△2(17)レジネッタ
△3(18)オディール
△4(11)トールポピー
△5(10)ブライティアパルス
 

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【重賞予想=10/19(日)】府中牝馬S


東京11R 第56回府中牝馬ステークス(GⅢ)

 エリザベス女王杯の前哨戦はかなりの豪華メンバー。なかでも実績で抜けているのはカワカミプリンセスです。“牝馬最強世代”といえば現4歳世代ですが、ひとつ上のレベルも相当なもの。馬場状態やペースの違いこそあれ、オークスの勝ち時計は、ダービーのそれを上回っていました。その世代の頂点に立ったのがカワカミプリンセス。無敗でオークス、秋華賞を制したまでは順風満帆でしたが、エリザベス女王杯で降着処分を受けてからは⑩⑥③着と、この馬にしては物足りない成績に終わっていますが、昨年の宝塚記念はハイペースを自ら早めに動いたものですし、金鯱賞は骨折明け。今回も筋肉痛で4か月半あきましたが、乗り込みは順調。牝馬限定で、距離も不足ない1800㍍なら一枚上の地力を見せ付けてくれるはずです。

 一時の不振を完全に脱したキストゥヘヴン。中山マイルの大外枠をもろともしなかった前走も強烈でしたが、スズカフェニックスに先着し、スーパーホーネットと0秒3差だった京王杯SCも高く評価できます。むしろ今がピークとも思えます。距離が多少の不安材料ですが、折り合いも付くのでこなせるはず。

 カワカミプリンセスとの対戦成績では分が悪いアサヒライジングですが、同世代間の3冠で④③②着は、やはり能力の高さがあってこそ。ここも逃げ、もしくは先行がスンナリとできる組み合わせですし、昨年②着の内容からも粘り込みは十分に可能です。

 ニシノマナムスメはGⅠではあとひと押しが利きませんでしたが、マイラーズCでカンパニーとクビ差など、脚力は上位クラス。キャリアを重ねて、馬体減の心配もなくなっています。

 ベッラレイアは、今年⑧⑤着と今ひと息ですが、展開不向きのマイル戦、道悪と敗因ははっきりしています。巻き返しがあるなら、良馬場で走れる今回。

 ブルーメンブラットは1800㍍<2、0、1、1>と走れていますが、現状では1400㍍がベストの感。いかに折り合いをつけて走らせることができるかが鍵になりそうです。

◎(7)カワカミプリンセス
○(13)キストゥヘヴン
▲(15)アサヒライジング
△1(3)ニシノマナムスメ
△2(2)ベッラレイア
△3(16)ブルーメンブラット
 

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【重賞予想=10/18(土)】デイリー杯2歳S

京都11R 第43回デイリー杯2歳ステークス(JpnⅡ)

 評判馬プロスアンドコンズを封じた野路菊Sが秀逸だったホッコータキオン。道中の最も遅いラップが12秒4、ラスト3ハロンを11秒9-11秒2-12秒2で纏めては、後続に付け入る隙はありませんでした。距離が延びて先行でき、競馬がしやすくなったということでしょう。決して逃げに拘るタイプでもなく、ここも楽に先行できそうな組み合わせ。中間の乗り込み量からは、レコード駆けの反動の不安も感じません。

 勝ちっぷりが目を引いたのは、アラシヲヨブオトコシェーンヴァルト。前者は超スローペースだっただけに、全体の時計は平凡ですが、上がり33秒4はなかなか出せるものではありませんし、立て直すような場面がありながらの差し切りは勝負強さも感じさせました。後者は札幌1800㍍で1分50秒を切るタイムをマーク。その好時計をアッサリと突き抜けました。
 ただ、いずれも京都1600㍍の高速決着がドンピシャというタイプではなく、詰めを欠く場面も想定できます。

 小倉2歳Sでデグラーティアと0秒4差なら、そう見劣りしないワンカラットまでが上位候補。競り勝ったデビュー戦の内容も評価できます。

 以下は押さえ。未勝利勝ちが好時計、タメが利いた時のピースピース。一戦毎に内容良化のキングスレガリア

◎(10)ホッコータキオン
○(4)アラシヲヨブオトコ
▲(6)シェーンヴァルト
△1(2)ワンカラット
△2(1)ピースピース
△3(9)キングスレガリア
 

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【重賞回顧】毎日王冠、京都大賞典

第59回毎日王冠(GⅡ)
1…(2)スーパーホーネット
2◎(3)ウオッカ
3…(5)アドマイヤフジ
4…(1)サクラメガワンダー
5▲(9)カンパニー
6△(7)オースミグラスワン
7△(8)ハイアーゲーム
8△(15)トーセンキャプテン
11○(13)ドリームパスポート

 場内がどよめいたウオッカの逃げ。「枠順とメンバーを見てこの作戦も考えていました」とは武豊騎手のコメントですが、一瞬、ファインモーション(2003年⑦着)を思い起こさせて、見ている側にはヒヤリとした人もいたのではないでしょうか。
 ただ、決して行きたがっているわけでもなく、淡々としたペース。直線に向いての手応えから、そのまま押し切るかと思えましたが、ゴール寸前で捕らえられての②着。上がりを33秒8にまとめていますし、勝ち馬の大駆けにあったという負けではあります。
 上がり3ハロンの内訳は10秒5-11秒3-12秒0。ラスト2ハロン目が1ハロン目よりも速いのはごく普通のことではありますが、0秒7も落ちたあたりが57㌔を背負っていた分なのか。本質的にマイルがベストで、最後に止まったのが距離の分なのか。今回逃げたことが、ガス抜きになるのか。
 今後のウオッカを考える意味で、非常に難しいレースになりました。

 さて、勝ったスーパーホーネット。直前に一杯に追って、輸送を経てもマイナス2㌔。パドックもキビキビと歩いていて好気配に映りました。ウオッカに負けないくらいのスタートを決め手、インの5番手をキープ。直線に向いて、かなりウオッカとの差はありましたが、グイグイと差を詰めて、最後の2完歩でさらにひと伸びして差し切りました。春の京王杯スプリングCも強い内容でしたが、インパクトとしてはそれに匹敵する走り。東上しての劇走だけに反動が心配(安田記念が美浦に入厩しながらも⑧着止まり)ですが、間隔を取ってマイルCSということならそれも杞憂に終わるでしょうか。

 高速決着はどうかと思えたアドマイヤフジでしたが、いつになく積極的な競馬で克服しました。切れ味で上位2頭には水をあけられましたが、収穫十分の内容です。

 輸送に課題があったサクラメガワンダーは、普通の休み明けという馬体重で出走できました。インをロスなく立ち回り、直線ではジリジリと脚を使いました。

 カンパニーはマイナス16㌔。ゼッケンの周りに汗をかいており、デキ一歩を思わせました。横山典騎手が乗ってから、最も後ろの番手になったのは、大事に乗られたこともあったでしょうか。内枠が上位を占める中、外から差を詰めました。ゴール前の脚色は上々。天皇賞へ向けては、やはりいかに状態を戻せるかが鍵になりそうです。

 オースミグラスワンはカンパニーと併せ馬のようにして伸びてきそうでしたが、最後は置いていかれてしまいました。切れ味勝負が身上だけに、上がり勝負自体は悪くなかったでしょうが、内有利の展開ではどうしようもなかったともいえます。ただ、格の壁のようなものは感じました。

 ハイアーゲームは出遅れ。上がり33秒1は最速。ゴール前はそれなりの脚を使っていました。流れに乗れる位置取りなら、今少しやれたはず。

 トーセンキャプテンはスローもあってか、4番手あたりの追走。そこから伸びなかったのは、極端な瞬発力勝負では苦しいということでしょう。
 ドリームパスポートは実に良い気配に映りましたし、道中も中団で手応えはありました。が、直線では全く伸びる様子もなく、33秒台続出の中で、上がりは34秒0にとどまりました。今回のデキでこの程度となると、復活への道のりは厳しそうです。



第43回京都大賞典(GⅡ)
1○(5)トーホウアラン
2…(9)アドマイヤモナーク
3△(3)アイポッパー
4…(2)メイショウカチドキ
5◎(4)アルナスライン
7△(1)ポップロック
9▲(6)アドマイヤジュピタ

 予想されたことですが、やはりスローペース。⑦着までが0秒3差。固まったままの入線で、微妙な差が明暗を分けたということでしょうが、評価の難しいレースになりましたし、抜けた存在のいない古馬中長距離戦線を表しているともいえそうです。

 トーホウアランは中団よりやや後ろの位置取り。とにかくロスのない競馬にこだわったようで、直線も中を割っての伸び。ゴール寸前に前を捕らえました。これで京都では3勝目、うち重賞が2勝。得意のコースでソツなく乗られた利が生きたということでしょう。

 アドマイヤモナークは思ったよりもスッキリした体つきでしたが、テンションは高め。それでも折り合いは付いていましたし、直線は外からしっかりとした伸び脚。差し切った日経新春杯の上がりが36秒7ですから、開幕週はどうかもとも予想していましたが、今回は33秒9ですから、一応の収穫はありました。

 アイポッパーは体全体を使った周回を披露、好感の持てるパドックでした。終始好位のイン。無駄な動きもなく、全く隙のない競馬をしましたが、それでいて押し切れなかったのは決め手の差。

 メイショウカチドキは長期休養があって、8歳の割にはキャリアは浅め。叩き3走目で変わり身を見せました。もともと2400㍍がベストだっただけに、距離延長でゆったりと走れたことも好走の要因でしょう。

 アルナスラインは気持ち余裕残しの体つきだったでしょうか。スタートがあまり良くなく、後方からの競馬を余儀なくされ、動くに動けない位置に。さらには4角では安藤勝騎手=アドマイヤモナークに蓋をされる格好になり、追い出しが遅れました。ゴール前はかなり脚を使って詰め寄っているだけに、不完全燃焼の内容になってしまいました。賞金を加算できなかったのも誤算。

 ポップロックは多少掛かり気味でしたが、勝負どころでは落ち着いて、手応えも十分。それでいて伸びあぐねたあたりは物足りない内容。春もそうでしたが、どうも追っての反応が鈍くなっているように見えます。ひょっとしたら、昨秋に4走続けて厳しい競馬をしたことによる反動ということがあるかもしれません。

 天皇賞(春)以来のアドマイヤジュピタはマイナス14㌔。追い切りもバタバタでしたし、決して状態は良くないだろうと思っていましたが、それにしても直線は全く反応がありませんでした。確かに前哨戦ではありますが、上積みを感じさせるような負け方でもありませんでした。むしろ後にダメージを残しそうに思えます。
 

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【重賞予想=10/12(日)】毎日王冠、京都大賞典

東京11R 第59回毎日王冠(GⅡ)

 インの好位でうまくタメが利いたとはいえ、安田記念が極上の強さ。東京は①④②①着。ダービーは史上最速の上がり33秒0、ジャパンCはデキ一歩ながら突き抜けそうな脚を一瞬見せ、ヴィクトリアマイルは遠征明けでもやはり上がり最速、そして前述の安田記念。ウオッカにとって、本来の走りを見せられるコースなら、まず崩れないでしょう。最終追いは実に素軽い動きで、安田記念時とほぼ同じ時計をマーク。休み明けでも仕上げにぬかりはないとみます。敵は57㌔という斤量でしょうが、大きく力量で上回れる相手がいるわけでもなく、何とかこなしてくれると考えました。

 難しいのは相手。転厩後がやや煮え切らない競馬が続いていたドリームパスポートですが、攻め馬で弾力に富んだ走りを披露。復活への兆しは見えてきているように思えます。もとより、3冠②③②着で、2006年JCではディープインパクトに迫った地力の持ち主です。

 良績のなかった府中で、昨年の天皇賞(秋)③着ならコースは問わないカンパニー。横山典騎手とのコンビで先行策に開眼しました。最終追いが案外動けていた印象で、ひとまず走れる態勢は作ってこられました。

 インをすくえた分とはいえ、函館記念で鮮やかに差し切ったトーセンキャプテン。相手強化の今回が試金石でもありますが、札幌記念を無理使いしなかった分、体調は良さそうです。

 以下、1800㍍ベストのハイアーゲーム、新潟大賞典の上がりが驚愕のオースミグラスワン

◎(3)ウオッカ
○(13)ドリームパスポート
▲(9)カンパニー
△1(15)トーセンキャプテン
△2(8)ハイアーゲーム
△3(7)オースミグラスワン



京都11R 第43回京都大賞典(GⅡ)

 天皇賞馬アドマイヤジュピタが秋の始動ですが、凱旋門賞を断念しての出走。追い切りの動きなどが重苦しく見え、まだ途上の感があります。間隔のあいた日経新春杯でもプラス16㌔で人気を裏切ったこともあり、全幅の信頼とまでは?

 同じ休み明けならアルナスライン。相手に恵まれたとはいえ、春のメトロポリタンSが実に強い内容。2分23秒5も優秀で、抜け出す時の脚が目立っていました。その後が目黒記念②着、宝塚記念⑩着。展開や斤量差、馬場などもあったでしょうが、菊花賞②着後に疲労が抜けず休養を余儀なくされたあたり、連戦が利かないタイプとも考えられるでしょう。逆に鉄砲は鬼。今週の稽古の動きなら仕上がったと判断できます。

 実績馬のデキが一歩となれば、使われているトーホウアラン。正直格落ちの感はありますが、前走でドリームジャーニーと0秒1差なら、ひと息だった春よりは調子は上がっていると考えられます。坂の下りを利せるコースとは相性も良さそうです。

 昨年が休み明けで②着だったポップロックですが、当時に比べると動きの機敏さが足りないように思えます。アイポッパーともども押さえまでとします。

◎(4)アルナスライン
○(5)トーホウアラン
▲(6)アドマイヤジュピタ
△1(1)ポップロック
△2(3)アイポッパー
 

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10・5中山競馬場にて~コジトモの真似をしてみました~

 スプリンターズS当日となる10月5日、中山競馬場に参上しました。
 指定席に入ることができたので、あの人も食べていた“あれ”を食べてみようと…。



10・5中山1
 3階の指定席エリアにある「銀座ライオン」のちゃんぽんです。
 グリーンチャンネルで放送されていた「競馬場NAVI」の第1回・中山競馬場編で、小島友実さんが召し上がっていたものです。
 競馬場で、お店に入って落ち着いて食事をしたのは初めてのこと。“きっかけは「競馬場NAVI」”ってことで。昼休みを外したこともあって、待たずに入ることができました。
 さて、このちゃんぽん。麺は気持ちゆですぎかなぁという感がなくもなかったですが(本当に気持ちですよ)、スープはさすがの味。おいしかったです!コジトモさんのおかげです♪

 食べ終わって会計すると、
10・5中山2
 中山競馬場無料入場券をもらいました。今年はもう12月しか開催がありませんが、これはうれしいサービスです。いつもこんなことをしているのかな?



 スプリンターズSのパドックです。10Rを見ないで、パドックに待機していました。

10・5中山3
 勝ったスリープレスナイト。初GⅠでも臆するところが全くありませんでした。

10・5中山4
 キンシャサノキセキ!

10・5中山5
 「とまーれー」の騎乗合図が掛かって、待っているキンシャサノキセキです。

10・5中山6
 岩田騎手が跨り、いざ本馬場へ。

10・5中山7
 そして、購入した馬券。
 ごっつぁんでした!
 

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【重賞回顧】札幌2歳S、シリウスS

第43回札幌2歳ステークス(JpnⅢ)
1◎(4)ロジユニヴァース
2△(7)イグゼキュティヴ
3▲(2)モエレエキスパート
4○(13)テーオーストーム
5△(10)ピロートーク
12△(5)ナムラカイシュウ
13△(3)アドマイヤサムライ

 道中一貫したラップに加え、天候に恵まれて、それほど荒れなかった馬場もありますが、2開催の最終週で1分49秒1は立派。ジャングルポケットのレースレコード(2000年)を破りました。また、厳しい流れになったことで、楽なラップを逃げ=先行でデビュー戦を勝った馬は苦しくなった感もあります。

 7月の阪神以来でのプラス26㌔はいったいどこが増えたのかという、すべて成長分だったロジユニヴァース。デビュー戦でも好位につけるセンスを見せていましたが、今回も中団の前で折り合いピタリ。追われてからも、一完歩ずつの脚取りが実にしっかりしています。まだキャリア2戦でも実に隙のない走りをしています。
 デビュー戦、今回と外目を追走していることから、馬群でモマれるとどうかという懸念はありますが、落ち着いたレース運びからそれは杞憂に終わりそうに思います。むしろそれほど切れないタイプのイメージで、瞬発力比べになった時に課題が出そうです。クラシックでいえば、皐月賞>ダービーというイメージでしょうか。

 イグゼキュティヴは積極策。一旦はモエレエキスパートに並ばれながらも差し返したあたり、勝負根性もありますし、心肺能力も高そうです。コスモス賞が自身の上がり35秒8で、今回は37秒0。切れ味勝負よりも持久力勝負に向くということでしょう。今後は川崎に移籍とのこと。

 モエレエキスパートはテンから少し掛かり気味。落ち着いたのは向こう正面に入ったあたりで、そこからは一度前との距離を置いて、勝負どころから動いていくのはクローバー賞と同じ戦法。一旦は2番手に上がったかという場面もありましたが、最後は根負けという感じで③着に。本質的にはマイラーという見立てができそうです。

 テーオーストームはデビュー戦と違って、少し出遅れた分後方からの競馬。向こう正面から徐々に前との差を詰めにかかり、ロジユニヴァースと一緒に前を射程圏内に入れましたが、それまでに脚を使った分、最後は伸びを欠きました。今回のレースぶりはやや荒削りに見えましたが、本来は展開に左右されない競馬ができるタイプのはずで、見限りは早計でしょう。

 ピロートークは前からは離されたとはいえ、最後まで脚は使っています。無理に勝負に行かなかったこともあるでしょうが、牡馬相手のこの内容は立派。距離は短くしない方が良いように思います。

 ナムラカイシュウは道中がどことなくリズムの悪い走りのように見えました。ダートで好時計勝ちしたことからも、今回のような一貫した流れは決して合わないとも思えないだけに、今回はいわゆる“キャリアの浅さ”ということかもしれません。本当に芝が不向きなのかどうかは、もう1戦見てみたいところです。



第12回シリウスステークス(GⅢ)
1…(10)マイネルアワグラス
2◎(14)ワンダースピード
3△(6)ダークメッセージ
4△(11)ラッキーブレイク
5○(2)ドラゴンファイヤー
8△(4)ユキチャン
9▲(3)ダノンビクトリー

 いくらスタートが芝の地点といっても、前半3ハロン34秒1はダートとしてはかなり速いもの。道中は13秒台のラップに落ちましたが、やはり前半の厳しいペースが祟ったか、最後は差し比べになりました。

 復帰後の内容がいまひと息と思えたマイネルアワグラス。ちょうど前に人気のワンダースピードがいたことで目標を作れたこと、前述の展開など、恵まれた面はありましたが、ようやく持ち前の末脚を発揮することができました。もとより、平安Sでは展開不向きながらも差のないところまで詰めていましたし、重賞でも能力は決して劣っていないということ。叩き4戦目、追い切りの時計も詰めて、復調していたのでしょう。末一手ゆえ、今後も展開に左右される危険性は持ち合わせていますが、これをきっかけに大きく浮上して不思議ありません。

 ワンダースピードは今回もそれほどテンには行かずに後方から。それでも向こう正面半ばあたりから動いていき、4角でマイネルアワグラスに並びかけられても、手応えは十分。残り200㍍では2馬身ほど引き離し、これは快勝かと思わせました。結果、目標にされた展開、3㌔のハンデ差などが影響したのでしょうが、休み明けとしてはひとまず好発進といえます。

 ダークメッセージもワンダースピードを見るような位置から。道中は内を追走して、直線だけ外へ。叩き合う2頭の内からよく差を詰めました。これがダート2走目。路線を固めれば、今後が楽しみになる内容だったのではないでしょうか。

 ラッキーブレイクは好位のインを追走。勝負どころでも内を巧く捌いて進出、直線でも狭い1頭分を突いて、見せ場十分。なかなか成績は安定しませんが、これぐらい走れて当然の力は持っています。

 ドラゴンファイヤーも後方からの競馬。ワンダースピードが動いたところで付いて行けず、結局差を詰めた程度という内容。煮え切らないレースぶりでした。ブライアンズタイム産駒ゆえ、落ち込みも激しいのかもしれませんが、これで突然走ったりする(アンタレスS②着)から、扱いが非常に難しいタイプです。

 ユキチャンは先行策で持ち味は出したといえるでしょうが、今回は展開も不向きでした。ただ、歴戦の古馬と交じると迫力で劣ってしまう印象を受けました。
 ダノンビクトリーは前走が楽な先行でしたが、今回は先行勢が他にもいて、厳しい競馬を強いられました。もう少しパワーアップが必要です。
 

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凱旋門の壁

 馬インフルエンザで断念した昨年の無念をも晴らしたかった、メイショウサムソンの凱旋門賞出走でしたが、ほろ苦いものに終わってしまいました。

 現地での調整はうまくいっていたとのことですが、レースは非常に苦しいものに。
 スタート直後は好位のインに付けられそうでしたが、そこから徐々に下がり、さらには他の馬にぶつけられ、頭を上げる場面も。結局、後方3番手あたりという、不本意な位置取りに。直線に向いても、勝ったザルカヴァに進路をふさがれるように見える場面がありましたし、ダメ押しのようにもう一度ぶつけられるようなシーンまでありました。
 それでも、上位入線もあるか?と思わせる脚色の場面も、一瞬とはいえありましたし、⑩着という着順・数字ほどには大きく負けていないように思えました。スムーズだったら、今少しやれていただろうと推測できます。今回の結果だけで、日本馬が世界で通用しないなどということは思いもしません。

 ただ、海外遠征で、GⅠで、ぶっつけ本番で“スムーズな競馬”をすることが、いかに難しいか。
 一昨年のディープインパクトが敗れた際にも、「前哨戦を使わなかったから」と敗因分析されてもいました。
 9月にロンシャンでまとめて開催される(今年は9月14日)、凱旋門賞の前哨戦を見ていると、その思いが強くならないことはありません。頭数も違えば、ペースも違う。そうはいっても、馬にとって、コースへの慣れというのは、やはり重要な要素になるはずです。

 となると、ネックになるのが、宝塚記念の日程。“日本版キングジョージ”を目指して、一時は7月に開催されていた宝塚記念。今は3回阪神2週目で定着しそうですが、それでもロンシャンの前哨戦を使うには遅すぎるのかもしれません。
 ディープインパクトは、売り上げのため(?)、JRAから宝塚記念参戦を依頼されたという報道もありましたが、結局ぶっつけでの凱旋門賞出走となりました。
 今回のメイショウサムソンは、無理すれば前哨戦(フォア賞)を使えないことはなかったのでしょうが、疲労残りなどが考慮されてパスしました。
 となると、宝塚記念に出走してからでは、検疫期間などもあって、凱旋門賞前に前哨戦を使うことは難しいということになります。

 JRAとしては、春のグランプリにはスターホースが勢ぞろいしてほしいでしょう。売り上げ、盛り上がりのためには、主催者として当然の考えかもしれません。
 ただ、凱旋門賞を“本気で”勝ちに行くのならば、宝塚記念を捨てる勇気も必要ではないでしょうか。
 これまでの日本馬の凱旋門賞出走で、最も勝利に近かったのが、欧州長期遠征を敢行したエルコンドルパサーだという事実は、非常に大きなものだと言わざるを得ません。
 

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【GⅠ回顧】スプリンターズS

第42回スプリンターズステークス(GⅠ)
1○(14)スリープレスナイト
2◎(15)キンシャサノキセキ
3▲(13)ビービーガルダン
4△(11)スズカフェニックス
5…(1)アポロドルチェ
6△(9)トウショウカレッジ
7△(7)カノヤザクラ
10△(2)ファイングレイン

 一見、逃げ馬が多そうでも、何が何でも行きたいというのはウエスタンビーナスだけ。結果、33秒6-34秒4=1分8秒0。前半3ハロンはGⅠにしては速くなく、後半もまとまったラップになりました。

 思った以上に抜けた人気になったスリープレスナイト。上村騎手にかかるプレッシャーもかなり大きいものになったかと思いますが、レースぶりは堂々たるもの。最も良いスタートを切り、サッと好位に控える味な競馬。直前に安藤勝騎手=ビービーガルダンがいて、目標を作れたことも大きかったでしょう。慌てず騒がず、馬を信じた騎乗。4角で外からキンシャサノキセキに並ばれましたが、残り200㍍あたりで引き離し、1馬身1/4差を付けての完勝でした。自身、34秒1-33秒9というラップバランスも見事。これで<9、1、0、0>、1200㍍の申し子ともいうべき成績です。マイナス8㌔で494㌔という馬体は牝馬らしからぬもので、GⅠの中にあって、全く迫力負けしていませんでした。
 昨年のアストンマーチャンに続き、ウオッカダイワスカーレットに代表される、2007年クラシック世代の牝馬がスプリンターズSを制したことになります。まさに“最強世代”です。

 追い切りの動きがズブく見えたキンシャサノキセキですが、488㌔はプラス2㌔でキッチリと仕上がっていました。外枠でもうまくなだめて乗られていましたし、前にスリープレスナイトを見る位置は理想的でした。4角で並びかけた時には、ついにGⅠに手が届くかと思わせましたが、スッと離されてしまったのは、回りが関係しているのかどうか。今回はひとまず完敗という内容ですが、最後までジワジワと伸びて②着は確保。これで、春の高松宮記念に続くGⅠ連対。こちらも1200㍍では崩れることなく走っています。

 上がり馬ビービーガルダンは内のウエスタンビーナスを行かせて、さらにはエムオーウイナーをやり過ごしての3番手追走。考えていたレース運びだったのではないでしょうか。早めにスリープレスナイト、キンシャサノキセキに来られながらも、そこからが実にしぶとい走り。初のGⅠでこれだけの内容は立派です。

 スズカフェニックスはひと叩きされたものの馬体は回復せず、気配ももう一歩と思えました。展開的にも苦しい競馬を余儀なくされましたが、それでも外から差を詰めたあたりは、地力のなせる業。

 アポロドルチェは押して先行策。これまでと違う戦法を取れたこと、最内枠を生かしてロスなく乗られたことで善戦を果たしました。今後は今回と同じような策が取れるかどうか、でしょう。

 トウショウカレッジは戦前に言われた通りに、直線にかける策。直線だけ外に出す競馬で、ギリギリまでロスをなくしましたが、ここまでが精一杯。腹を括った策を取るなら、函館スプリントSでキンシャサノキセキに詰め寄った時のように、思い切って内を突くのではないかと思っていたのですが。

 カノヤザクラはダッシュが付かず、後方2番手あたり。トウショウカレッジとほぼ同じような位置取り。セントウルSのような器用さを生かす競馬に持ち込めませんでした。

 ファイングレインは意識的に前につける競馬で、4角では上位3頭と同じような位置にいましたが、そこからの伸びが案外。まだ良化途上だったのでしょうし、いま少しタメる策が理想なのもハッキリしました。



 将来を嘱望されながらも、目の病気(「黄斑上ぶどう膜炎」)を患い、騎手として苦しいところにいた上村騎手にとって、17年目のGⅠ初勝利。そんな上村騎手に声をかけ、ここまで導いた橋口調教師は、スプリンターズS当日が誕生日。最高のプレゼントになりました。
 今年に入って、三浦騎手+河野調教師の師弟関係も話題になっていますが、それとはまた違った、上村騎手+橋口師の関係はまた、こんな時代だからこそ、より清々しく映ります。本当に見事なGⅠ制覇でした。
 

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【GⅠ予想=10/5(日)】スプリンターズS

中山11R 第42回スプリンターズステークス(GⅠ)

 高松宮記念①③着馬が前哨戦で凡走、人気分布に変化が表れたスプリント戦。そんな中、夏を順調に使われたのが②着キンシャサノキセキです。函館スプリントSは早めに先頭に立ち、ソラを使った分のクビ差ですが、着差以上の完勝。キーンランドC③着は内を立ち回ったものの、外から来られると番手を下げざるを得ず、直線もなかなか前があかず、脚を余したもの。1200㍍に目標を定めたことで、掛かる面に気を遣わなくて済むようになり、ようやく能力をフルに発揮できるようになりました。
 攻め馬での反応の鈍さがやや不安視されているようですが、どうもズブさが出てきたようで、最終追いではゴールを過ぎてもビッシリと追われました。思えば、高松宮記念も勝ったかと思わせたところでソラを使ったとのことで、この追い切りはプラスに働きそうです。
 有力馬を内に見ていけると考えれば、この枠もマイナスではなく、戴冠劇に期待します。

 春前の休養で馬体重が10㌔以上増え、パワーアップに成功したスリープレスナイト。CBC賞は多少展開・馬場も味方したと思えましたが、北九州記念が圧巻。これも相手には恵まれましたが、牝馬で56㌔を背負いながらの正攻法で1分7秒5。完全に充実期を迎えました。1週前には破格の坂路49秒6をマーク、馬場が非常に重かった今週でも最後まで脚取りはしっかり。単調なスピード型ではなく、中山の坂も問題ないでしょう。勢いは文句なしにNo1、一気に頂点を極めても不思議ありません。

 上記2頭がかなり強力。極端に前崩れになるようなペース・展開が予想できないだけに、一角崩しも先行馬から。
 ビービーガルダンは、キーンランドCではキンシャサノキセキに先着。その前の札幌日刊スポーツ杯ではレコード勝ち(当時)と、これも上昇馬の1頭です。その2走が、不本意な逃げ。休み明け初戦は好位からの競馬でしたし、春に中山1200㍍を勝った際も、3番手追走からの抜け出しでした。今回はウエスタンビーナスを内に見て、2、3番手から競馬を進められそう。軒並み時計が掛かった今週の栗東で、ラスト1ハロン11秒台をマークして、デキも絶好です。

 最重要前哨戦のセントウルSは、前残りの馬場と展開が先行勢に味方しました。カノヤザクラは確かに完勝。直線競馬を経験したことで、馬が変わった可能性もありますが、自身34秒1-33秒2のラップは、決してバランスが優れたものではありません。
 ファイングレインスズカフェニックスは、結果差し損ねたのもやむを得なかったのかもしれませんが、それにしても見せ場らしい見せ場を作れなかったのも事実。ひと叩きで上積みは見込めますが、中山1200㍍で外を回して届くかどうか。決してベスト条件ではないでしょう。
 差し=追い込み型で注意したいのは、今回は腹を括って直線に賭けるトウショウカレッジ

◎(15)キンシャサノキセキ
○(14)スリープレスナイト
▲(13)ビービーガルダン
△1(9)トウショウカレッジ
△2(7)カノヤザクラ
△3(2)ファイングレイン
△4(11)スズカフェニックス
 

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【重賞予想=10/4(土)】札幌2歳S、シリウスS

札幌11R 第43回札幌2歳ステークス(JpnⅢ)

 多士済々の好メンバーが揃いました。なかで、ネオユニヴァース産駒は4頭が出走しています。まだ5頭しか勝ち上がれていないネオユニヴァース産駒ですが、要は中距離色が強いということ。
 関東馬ながら、関西圏でのデビュー戦に臨んだロジユニヴァース。目下のライバル(プロスアンドコンズ)が出遅れたことに恵まれた感もありますが、好位で折り合うセンスの高さを見せての快勝でした。3か月間をあけましたが、追い切りは迫力十分。新潟2歳S=セイウンワンダー、小倉2歳S=デグラーティアと活躍が目立つ、3回阪神デビュー組でもあります。

 内をロスなく追走した新馬戦でしたが、直線は狭い最内に突っ込んでもヒルまず突き抜けたテーオーストーム。勝負根性は抜群のものがあります。稽古でも3頭併せの真ん中に入れる念の入れよう。展開を問わない強みがありそうです。こちらは2歳戦絶好調のマンハッタンカフェ産駒。

 2頭出走の道営勢ではモエレエキスパート。クローバー賞が勝負どころで捲り気味に動いて、力任せにねじ伏せるような競馬でした。字面の血統以上に芝適性があると同時に、キャリアを積んでいる強みがあります。今回もどこかで動く策でしょうか。

 異色の参戦といってもいいのが、ナムラカイシュウ。ダート1700㍍で圧倒的な能力を示してからの芝参戦となります。フットワークからは、決して芝がこなせないとは思えません。馬場の渋りが残っていれば、パワーで押し切る場面があるかもしれません。

 以下は迫力の面で、上記4頭には劣る印象。それでもセンスを感じさせる馬が多く、絞りづらい一戦ではあります。

◎(4)ロジユニヴァース
○(13)テーオーストーム
▲(2)モエレエキスパート
△1(5)ナムラカイシュウ
△2(3)アドマイヤサムライ
△3(7)イグゼキュティヴ
△4(10)ピロートーク



阪神10R 第12回シリウスステークス(GⅢ)

 16頭中13頭が乗り替わりという一戦。
 昨年のこのレース③着の後、快進撃のワンダースピード。当コースのレコードホルダーでもあります。東海Sは乗り替わりでリズムが悪く、帝王賞は初ナイターでイレ込んだもの。乗り慣れた小牧太騎手で、増量なしの57㌔なら軸に信頼します。

 一進一退という感があるドラゴンファイヤーですが、昨年の覇者。進路がなくなる不利がありながら、前があいたらあっという間に突き抜けたレースぶりが非常に印象的でした。前走が煮えきれない走りでしたが、ひと叩きした強みはあります。

 伏兵を挙げれば、ダノンビクトリー。7歳ながら、キャリアはまだ20戦。前走が、これからが充実期を思わせる内容でした。上記2頭よりも前に行ける強みを生かしたいところ。

 昨年②着ラッキーブレイクは前2走が平凡な内容ですが、ワンダースピードに先着した東海S以来の赤木騎手とのコンビなら、再度の先行策がないでしょうか。

 ユキチャンにとって、52㌔で古馬相手のダート戦の今回は試金石。ダークメッセージはダート1戦1勝ですが、重賞となるとどこまでやれるでしょうか。

◎(14)ワンダースピード
○(2)ドラゴンファイヤー
▲(3)ダノンビクトリー
△1(11)ラッキーブレイク
△2(4)ユキチャン
△3(6)ダークメッセージ
 

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【重賞回顧】オールカマー、神戸新聞杯

第54回産経賞オールカマー(GⅡ)
1◎(11)マツリダゴッホ
2…(10)キングストレイル
3▲(4)トウショウシロッコ
4△(7)マイネルキッツ
5○(6)エアシェイディ
10△(14)アドマイヤタイトル

 戦前から力関係は明白でしたが、マツリダゴッホの圧勝でした。プラス12㌔と回復した馬体で気配アップ。向こう正面に入るくらいまでは多少行きたがりそうになりましたが、そこからはスンナリと折り合っての追走。“必勝パターン”の4角先頭の捲り策ではなく、内々3番手から抜け出す競馬での快勝に価値があります。今後はジャパンカップ→有馬記念のローテーションの予定。中山とそれ以外で落差がある戦跡ですが、今回の戦法を取ったことは先を見据えたもの。極端な瞬発力勝負では不安もありますが、左回りになるからといって、一転無印というわけにもいかないように思えます。

 一気の1000㍍延長。1200㍍では決め手に泣いたとはいえ、さすがにと思えたキングストレイルですが、レース前から決めていたように逃げの手に出ました。折り合いのついた逃げは1000㍍61秒8のスローペース。ゴーウィズウインドに外から馬体を合わされ、次にはシャドウゲイトに捲り気味に来られながらも、失速することなく、最後まで踏ん張れたのは道中のリズムが崩れなかったからこそ。横山典騎手の好騎乗でした。適性がつかみづらいです。

 ペースアップしたところで中を進出したのがトウショウシロッコ。差しタイプの割には、外を回すことなく追走できたことが③着まであがれた要因。マツリダゴッホには及ばなくとも、上がり34秒8。それ以上に濃い内容だったとみます。

 一方、マイネルキッツは決め手比べで劣った感もありますが、終始外を回るロスもありました。重賞となると、あと一歩詰め切れない現状です。

 エアシェイディはマツリダゴッホをマークするような位置取りでしたが、勝負どころで置かれてしまいました。そこからまた盛り返してはいますが、春の走りを思えば、やや食い足りない内容。叩かれてどこまで変わるでしょうか。

 アドマイヤタイトルは札幌記念時のように、ギリギリまで溜め込む作戦。上がりはマツリダゴッホと同じ34秒6で最速でした。要は今回の展開では位置取りが後ろすぎたということ。



第56回神戸新聞杯(JpnⅡ)
1△(1)ディープスカイ
2△(10)ブラックシェル
3▲(12)オウケンブルースリ
4…(16)ベンチャーナイン
5…(2)ロードアリエス
6○(9)ナムラクレセント
8△(7)ヤマニンキングリー
9◎(11)スマイルジャック

 秋初戦、ダービー馬が貫録を見せました。
 ディープスカイはさすがにダービー時のシャキッとした馬体に比べると緩さは感じましたが、気配自体は悪いものではありませんでした。そのダービー時とは違い、道中は中団のイン。その分、抜け出すのも早くなりましたし、見た目のインパクトとしては劣るものですが、正攻法でキッチリと勝ち切ったあたり、内容は上々といっていいでしょう。折り合いに問題はありませんでした。やはり同世代相手では一枚上ということ。次走が菊花賞か天皇賞かは、来週決定する模様。

 ブラックシェルはこれでディープスカイに3戦3敗。正直、勝負付けは済んだかな、という感が強いですが、春と違って、ディープスカイよりも後ろの位置から差を詰めたことには一応の価値は見出せそうです。次走は菊花賞で決定。一応、距離はこなせそうです。

 オウケンブルースリはジックリと後方待機。直線では中を割って、上がり最速(34秒5)。ゴール前の脚色は目立ったもので、春の実績組と比べて、能力が劣らないことは示しました。菊花賞でも人気になるでしょう。ただ、淀の3000㍍の直一気は至難の業。「乗り手が行かせる気になれば折り合いを欠きそうな面も持ち合わせている」という内田博騎手のコメントからは、本番でも後方からの競馬を余儀なくされそうで…。右回りでも走りに問題はありませんでした。

 人気薄が④⑤着に。どちらも自分の競馬をしてのもの。それで嵌るかどうかですが、やはり力では一歩劣ります。

 ナムラクレセントは終始外を回っての追走。勝負どころから追っ付け気味になりながらも、最後までしぶとく脚を使いました。これまでのようなスパッという切れ味は出せなかったものの、距離をこなせる下地はできたように思います。本番で乗り替わりは避けたいですが。

 ヤマニンキングリーはプラス16㌔のほとんどが成長分といえる馬体。道中は中団で折り合っていたように見えましたが、これで伸びを欠いたのは、本質中距離型ということでしょうか。

 スマイルジャックは分かりやすいぐらいに折り合いを欠いていました。失速もやむをえないものでした。休み明け+イレ込みということもありましたが、もともと中長距離なら、折り合いの懸念があるということ。小牧太騎手もずっと騎乗していますし、そのあたりは折り込み済みでしょう。栗東に残っての調整になるようで、輸送距離が短くなる本番、ダービーのような反発はまだないとはいえないように思います。
 

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11・9、オグリに合える!

 アジア競馬会議が東京で行われる記念として、11月9日(日)に東京競馬場で様々なイベントが行われることがJRAから発表されました

 なかでも、「競馬ふぁん」が注目するのは、なんと言っても、「オグリキャップ、東京競馬場に登場!」です!

 私が競馬の道に入るきっかけを作ってくれたのが、オグリキャップでした。
 まだ小学生ながら、テレビに映っているオグリの姿に何かを感じたのでしょう。2分22秒2の世界レコード、枠連2-2で決まった1989年ジャパンカップをテレビの前で正座して見たこと、感動のフィナーレとなった1990年有馬記念で目頭が熱くなったこと、…。オグリがいた時に競馬を見たことが、今でも競馬を続けている理由です。本当にいい時代に競馬を始めたな、と。

 オグリキャップの姿を生で見たのは、たったの2回。
 これがラストチャンスと親にせがんだ、1991年1月27日、東京競馬場での引退式。北海道に行った時(2001年だったかなぁ)には、放牧地でも見学台からかなり離れたところに放牧されていたので、ハッキリと見ることはできませんでした。
 それ以来、もう7、8年もオグリキャップを見てないのですから、あまり偉そうなことは言えないのですが、このチャンスは逃したくありません!

 昨年のオグリキャップ写真展だけでも感動したのに、本当に久々にオグリキャップを拝めるとなったら…想像しただけで大変です。



 この日には、第2回ジョッキーマスターズも行われます。
 出場予定騎手は(以下敬称略で)岡部幸雄、南井 克巳、安田 隆行、松永幹夫。さらにJRAOBに限らず、佐々木竹見、マイケル・ロバーツ、ランス・オサリバンの8氏。
 オサリバンといえば、オグリキャップと叩きあった89年JCの勝ち馬ホーリックスの鞍上でした。
 オグリが東京に来る日に、ホーリックスの主戦も来日とは…JRAも分かってるじゃないかよ!
 こんな素晴らしい企画ができるなら、普段からもっと頑張ってよ、といいたくもなりますが。
 

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