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【重賞回顧】函館記念

第44回函館記念(JpnⅢ)
1▲(4)トーセンキャプテン
2○(11)フィールドベアー
3◎(2)マンハッタンスカイ
4…(14)エリモハリアー
5△(7)マヤノライジン
9△(9)メイショウレガーロ
13△(10)トウショウシロッコ

 ブリンカー着用のメイショウレガーロが逃げて、前半1000㍍59秒0-後半1分1秒3。厳しい流れは人気馬の好走を呼びました。
 今回はゲートの出もマシだったトーセンキャプテンですが、道中は気合を付けられながらの追走。枠順もあって、終始イン狙いとなりました。逃げたメイショウレガーロが内をあけたことで道が開け、そこからの追っての味はこれまでに示してきたもの。欲を言えば、もう少しスパッと切れても良かったとも思いますが、復帰5戦目にしてようやく復活の狼煙を上げました。

 早めに動いたフィールドベアー。一旦は抜け出す態勢になりましたが、トーセンキャプテンにハナ差及びませんでした。勝負どころから外を回って正攻法の内容は、見方によっては勝ち馬の凌ぐものといえます。

 マンハッタンスカイは好位のイン。4角でメイショウレガーロの外に出そうとしたことで、内をトーセンキャプテンに掬われる形になりました。最後までしぶとく脚を使っていますが、本来はもう少し前に位置した方がいいタイプ。楽に前の位置を取れて、後続の押し上げも急ではないコースの方が合うといえそうです。

 マヤノライジンは向こう正面ではトーセンキャプテンと同じような位置。しかもズブさを見せて、追い通しでした。3角から一気に押し上げていきましたが、詰めを欠きました。やはり距離が多少長い感があります。

 メイショウレガーロは気分良く行かせましたが、前走とは相手が違ったということ。トウショウシロッコは前走に続いて掛かり気味。まだ途上でしょうか。

 エリモハリアーは決して順調なローテーションとはいえず、57.5㌔では苦しいと思えましたが、上がり最速で④着まで差し込んできました。4連覇はならなかったものの、立派の一語です。
 
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【重賞予想=7/27(日)】函館記念

函館9R 第44回函館記念(JpnⅢ)

 ハンデ戦とはいえ、その上下差はわずか3.5㌔。JRAも力拮抗と認めるメンバー構成となりました。例年の傾向として、前哨戦の巴賞で敗退した組が強いということ。今年の中では、マンハッタンスカイが狙い目とみました。
 マンハッタンカフェ産駒ゆえに長距離に使われていましたが、2000㍍に活路を求めた4走前から①②②着。特に金鯱賞は4角で3頭雁行の真ん中という苦しい展開ながらも、宝塚記念勝ちのエイシンデピュティにしぶとく食い下がってのもの。巴賞は1800㍍だけに、リズムが違ったともいえ、適距離に戻った今回は巻き返しが期待できます。ブリンカー着用のメイショウレガーロがいるものの、極端な先行型は少なく、展開も味方します。

 巴賞でジワジワと差を詰めて何とか①着同着に持ち込んだフィールドベアー。重賞では詰め切れない課題がありますが、春の2走から現状では2000㍍により適性がありますし、函館<3、4、0、1>のコース適性。大崩れは考えづらいです。

 骨折から復帰後、不完全燃焼が続くトーセンキャプテン。ただ、巴賞はゲートで暴れて出遅れ。流れに乗れず、4角でも最後方に近い位置。そこから上がり最速で伸びた脚は、ハッキリと復調をアピールするものでした。本来は自在性のある馬ですし、デビューから3連勝で重賞を制した資質はこのメンバーでもトップクラス。まとめて負かせば。

 伏兵ではトウショウシロッコ。巴賞は折り合いを欠いて失速しましたが、それでも0秒3差。ひと叩きとしては上々の内容でした。もとより2000㍍ベスト、タメが利いた際の一発に注意です。

 2階級降級でキッチリと勝ち上がったメイショウレガーロ。気性面の難しさを見せなかったあたりも収穫でしたが、距離延長はやや微妙。巴賞①着同着のマヤノライジンもこれまでのローテからは1600~1800㍍向き。どちらも押さえまで。

◎(2)マンハッタンスカイ
○(11)フィールドベアー
▲(4)トーセンキャプテン
△1(10)トウショウシロッコ
△2(9)メイショウレガーロ
△3(7)マヤノライジン
 

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【狙い目】7/26(土)

新潟2R 3歳未勝利(牝)
 前々走②着は、当時の未勝利としては強い牡馬を相手にしてのもの。牝馬限定ならアイラシンガーの力上位とみます。前走の敗因が不可解ですが、3走目で多少疲れも? 間隔あけた今回は巻き返しに期待します。


新潟10R 麒麟山特別
 3連勝の着差はクビ、クビ、3/4馬身と一見地味でも、その走りは底知れない能力を感じさせるチョウノヨウニマイ。降級馬もいて、決して楽な相手ではありませんが、ペースに応じてどんな競馬もできるセンスで対抗できるはず。まだ上積みが見込めるキャリアでもあります。


小倉1R 2歳未勝利(混)
 前走は芝で惨敗も、血統的にはダートで変わって不思議ないサマーラグーン。低調な組み合わせだけに、大きな前進があってもいいのではないでしょうか。


小倉10R 西日本スポーツ杯
 昨秋には、先日の福島で1600万を勝ち上がったレットバトラーと0秒2差の競馬をしているシゲルダイハッカイ。<2、0、1、3>と得意の小倉に合わせるかのように、坂路51秒9と急上昇。人気どころが差し=追い込みなだけに、好位からの競馬ができる強みもあります。


函館2R 3歳未勝利
 函館の2戦は④④着と詰め切れないチャームナデシコですが、1000㍍では短い感もありました。小林徹騎手の距離延長といえば、先週土曜8Rのネヴァシャトル(10番人気①着)の例もあります。
 

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ひとまずは好スタート?3連単全レース発売

 先週末から始まった3連単全レース発売。すでに各マスコミでも書かれていることですが、ひとまずは成功といえるスタートを切りました。
 昨年は小倉1日目が月曜(祝日)に順延されたため、土曜日分は一概に昨年との比較はできませんが、日曜日全体の売り上げは前年比104.9%。売り上げ減に悩むJRAにとってはホッとできる数字ではないでしょうか。同じく日曜日の比較ですが、1~8レースの売り上げが3場とも前年比増(3場計118.7%)。3連単効果は十分にありました。
 先々週まで発売されていなかった1~8レースの3連単のシェアは、土曜日が37.5%、日曜日も37.5%。1日全体では土曜日が40.6%、日曜日が41.5%でした。これまで通り、前半のレースは3連単以外の券種を購入するファンも(当然ながら)いる一方、やはりファンの興味は“今まで売られていなかったレースでの3連単”に向いたようです。

 券種全体が3連単の割を食っているように思えますが、案外堅調なのは複勝。土曜日3場の1~8Rで昨年が6.3%だったのに対し、今年は7.4%。このあたりは「JRAプラス10」の効果が今でも続いているということでしょう。モロに割を食ったのは馬単と3連複。馬単は土曜日3場の1~8Rの比較で、昨年23.6%→今年12.1%、3連複は32.1%→15.8%。馬単と3連複をミックスした形になる3連単に数字を持っていかれてしまいました。



 1~8レースで調べてみると、レース毎のシェアには大きな変化はありませんでした。強いて挙げれば、土曜日の小倉は1、2レースの38~39%から一旦中だるみになりながらも、特別レースに近づいた7、8レースでまた39%弱に回復したこと。
 むしろ気になったのは、競馬場毎のシェアの違いです。

 函館 土曜日41.2% 日曜日39.9%
 新潟 土曜日34.9% 日曜日35.8%
 小倉 土曜日37.7% 日曜日37.6%

 函館が突出してシェアが高くなっているように思えます。その理由が他場に比べて頭数が少ないことだとすると、4大競馬場に戻る秋競馬では小倉か新潟のシェア程度に収まるのではないかと推測できます。



 JRAにとっては(私と違って)、シェア云々ではなく、3連単を導入したことで売り上げアップという目に見える成果が欲しいところ。先週を見る限りは、前半のレースだけでファンの種銭がなくなるということはなかったようです。また、1~8レースの売り上げが前年比でアップすることで、全体の売り上げも上がるというJRAの目論見が当たったことで、秋競馬以降の本格導入へ一歩近づいたと言っていいのではないでしょうか。この流れが今後も続くのかどうか。肝心のGⅠレースの売り上げが下がることだけはJRAも避けたいでしょうが…。

※参考コラム「『3連単全レース発売』はJRA版ビッグバンになるのか?」
  

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【重賞回顧】アイビスSD

第8回アイビスサマーダッシュ(JpnⅢ)
1…(18)カノヤザクラ
2…(5)シンボリグラン
3◎(1)アポロドルチェ
4△(16)サープラスシンガー
5△(3)クーヴェルチュール
6○(13)ステキシンスケクン
13△(11)ナカヤマパラダイス
15▲(9)スパイン
16△(7)エイムアットビップ

 すっかり差し脚が身に付き、前2走は出脚が鈍かったカノヤザクラ。直線競馬への適性?と思えましたが、今回はスタートはマシな方。手応え良く追走し、前がバラけるのを待つ態勢。やや内に進路を変えてからはさすがの伸びで、重賞初制覇を飾りました。今後もスタート、二の脚次第と言えそうです。
 これで牝馬が4連勝、通算でも牝馬6勝。今後もこの傾向には気を配りたいところです。

 前走から、スピードの絶対値ではどうかと思えたシンボリグランでしたが、久々のブリンカーが利いたか、ゴール寸前は鋭い伸び。アポロドルチェと併せ馬のようにして伸びてきました。バラける分、直線競馬が向いたということでしょうか。この馬が②着に来たということは、函館スプリントS組のメンバーランクの方が上だったと言えそうです。

 期待したアポロドルチェは道中は追っ付け通し。シンボリグランに追い負けた格好でしたが、エンジンが掛かってからは良く伸びています。スピード勝負になった際の追走が今後の課題。

 サープラスシンガーは楽に先手。ダッシュ力は上でしたが、踏ん張りが利かず。これは休み明けの影響と考えてよさそうです。
 クーヴェルチュールは3番枠から即座に外に切れ込みました。これも追い比べ脱落したのは休み明けでプラス10㌔の分と言えそう。
 ステキシンスケクンは、本来のスピードと比べると、前半は付いて行けなさ過ぎの感。これで直線競馬不向きがハッキリしたように思います。

 ナカヤマパラダイスは昨年②着から大きく後退。先行力を生かせず、最後まで見せ場を作れませんでした。
 スパインは時計面なら足りても不思議ありませんでしたが、この相手関係では単に能力的に苦しかったよう。
 エイムアットビップはさすがのスピード力を見せましたが、後半はバッタリ。直線競馬云々だけとは思えない止まり方に見えました。早熟なのかどうか?次走が鍵になります。
 

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小倉遠征で更新されてなかった2件

 小倉競馬場・エクセル博多への遠征も終わり、帰宅してこのブログを確認してみると、競馬場に出向いた19日(土)に携帯から更新したはずの2件が更新されてませんでした…。
 というわけで、以下に記しておきます。



「朝から3連単!」
 早速ですが、新潟1レースからチャレンジしてみました。
新潟1R

※この記事がないと、「小倉1レースも3連単」の「も」も、「それにしても祐一…」も意味が通らないですからねぇ。



「メガスターダム産駒!」
 小倉4レース九州産限定の新馬戦に出走するフォーシーズンゴーです。微妙な写し方になってしまいましたが。
九州産

※こういう記事をリアルタイムで更新したかったですなぁ。
 

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【重賞予想=7/20(日)】アイビスSD


新潟11R 第8回アイビスサマーダッシュ(JpnⅢ)

 オッズに反映されているように混戦模様。狙い方ひとつでどこからでも入れそうな一戦です。
 昨年、京王杯2歳Sを勝った後は不振に陥ったアポロドルチェですが、ここ2走から完全に復調。特に前走などは、根がスプリンターであることを示す内容でした。ダート寄りの米国血統ゆえに、このレース向きの可能性を秘めています。追い切りもデキの良さをアピールする動き。最内枠には正直ガッカリしましたが、昨日も人気薄の馬が最内を伸びて③着しており、開幕週なら何とかならないでしょうか。

 2年前のこのレースでは⑩着に終わったステキシンスケクン。その後単なる逃げ馬ではなく、差しにも回れる自在性を有するまえになりました。これも本来は直線競馬が向きそうな気性・血統ですし、経験を積んでの対応力に注意です。

 CBC賞⑯着、重賞では?とも思えるスパインですが、とにかく直線競馬への適性は抜群。前々走など、春の開催で54秒6と水準を満たしていますし、大穴候補として取り上げます。

 熱発明けでフィリーズレビューを使った反動か、春は不甲斐ない成績に終わってしまったエイムアットビップ。間隔をあけて立て直しなったかどうかですが、本来のスピード能力は古馬相手でもヒケを取らないだけのものがあります。3歳牝馬ゆえの51㌔の強みもあります。

 以下は、昨年程度走れればクーヴェルチュール、直線競馬<1、1、0、0>のナカヤマパラダイス、先行できるスピードが光るサープラスシンガー

◎(1)アポロドルチェ
○(13)ステキシンスケクン
▲(9)スパイン
△1(7)エイムアットビップ
△2(3)クーヴェルチュール
△3(11)ナカヤマパラダイス
△4(16)サープラスシンガー
 

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今日はエクセル博多!

20080720091849
 せっかく九州上陸ですから、競馬場だけでなくウインズ(場外)に行ってみようと思いまして。 係員の対応など、他の競馬場も見習えと言いたいぐらい。快適空間です!
 なお、日曜日の利用料金は2000円です。

小倉1レースも3連単

20080719101638
 せっかくの遠征なので。

 それにしても祐一…。

突然ですが、小倉競馬場です

20080719091435
 久々の遠征。仲間と参りました!

セレクトセール2008は“ディープ祭り”とはいかず。今後の課題とは…

 14日(月)に1歳馬、15日(火)、16日(水)に当歳馬と3日間のスケジュールで行われたセレクトセール2008。
 最大の注目だったのは、やはりディープインパクトの初年度産駒。当歳2日間の最高額となる2億2000万円で“トーセン”の冠でおなじみの島川隆哉氏に競り落とされたビワハイジの牡駒など、1億円オーバーで購買された馬は4頭。一昨年、トゥザヴィクトリーの06(牝)が6億円だった前例もあり、ディープ産駒の高額取引が注目されましたが、意外にも“お値打ち価格”での取引が目立ちました。現役時のオーナーだった金子真人ホールディングスなどはもっとディープ産駒のセリに積極的になるのではないかとも思いましたが、そうでもありませんでした。
 当歳の2日間で売却されたディープ産駒31頭の合計金額19億1000万円、1頭平均は6162万円は、06年のキングカメハメハ(31頭計17億4500万円、1頭平均5629万円)を上回り、セレクトセールの新種牡馬記録を塗り替えましたが、強烈なインパクトを与えるとまでは行きませんでした。
 マイネル軍団総帥・岡田繁幸氏はディープの産駒について、「父のサンデーサイレンスみたいになるのは無理。子供を見てそう感じた」とコメント。2000年のセレクトセールにおいて、カームに3億2000万円を投じたほどの岡田氏の言葉だけに、重みがあります。

 セール全体としても、昨年までの活況に比べるとやや低調な感がありました。セール3日間トータルでは、当歳・1歳馬合計465頭が上場され、327頭が落札。売上総額96億8660万円(昨年115億7690万円)、平均価格2962万円(昨年3327万円)、売却率は70.3%(昨年74.5%)といずれも昨年を下回り、ミリオンホースも7頭と昨年の14頭から半減しました。
 これはさすがに現在の世相というか、経済状況が反映された結果といえるのでしょう。また、過去に極端に高値で購買された馬が必ずしも好成績を収めていないことも影響しているでしょうか。

 当歳馬だけでみると、平均価格3306万円は昨年の3455万円並みを確保しましたが、ディープの初年度産駒をもってしてもこの程度かという気もします。今年に入ってのセリの市況が前年比マイナスが続いていましたが、セレクトセールをしても、その流れを止めることができませんでした。

 一方で、今後へ向けて気になるのは外資の流入。ダーレーなど、日本のファンにも馴染みのある名前の積極的なセリがありましたが、特に注目は1歳馬のセリだった初日に、シルクプリマドンナの07を6400万円で購買したネイサン・ティンクラー氏。オーストラリアで炭鉱を経営し、昨年あたりから積極的に馬を購入。牧場の買収もしているようです。ティンクラー氏は「日本で外国人馬主が開放されれば日本で走らせたいし、無理ならばフランスで走らせたい」とコメント。
 現状では外国人への馬主資格は認められていないため、日本のセールで購買しても外国で走らせざるを得ませんが、もしセール取引馬が外国で好成績を収めれば、欧米からの注目がますます高まることになり、外国人同士が競り合う場面などが見られるようになるかもしれません。

 日本国内の個人馬主が減少の一途を辿る現状。近い将来行われるかもしれない、外国人馬主の認可。日本競走馬協会副会長の吉田照哉氏が「世界からのお客さんを拒んでいるようでは駄目だということ」と話しているように、“外資”の流入は避けられない状況になるかもしれません。
 そして、世界と対等に渡り合えるセリ、牧場となると…社台グループとそれ以外の差がますます大きくなることになります。
 セレクトセールで購買された馬が海外で好成績を収めた場合に、外国人がセレクトセールのみならず、他のセリにも目を向けてくれるようなら、中小牧場にも販路拡大が見込めるという望ましい状況が訪れるかもしれませんが…。
 

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【重賞回顧】七夕賞、プロキオンS

第44回七夕賞(GⅢ)
1△(9)ミヤビランベリ
2…(11)ミストラルクルーズ
3▲(7)マイネルキッツ
4△(10)キャプテンベガ
6○(12)カネトシツヨシオー
7◎(8)グラスボンバー
8△(3)トウショウヴォイス

 内が荒れて、どの馬も外を通りたい馬場状態。楽にハナを主張できたミヤビランベリも当然のように馬場の良い外を選んで走りました。関ケ原Sではキャプテンベガから1秒3離された⑬着。戦績からは買いづらい馬ではありますが、要は自分のペースで気分良く走れるかどうか。どの馬も外を通る分、必ずしも差し有利ともいえない馬場状態なども味方しました。残り4ハロンで11秒7とラップを上げるなど、後続を待たずにスパートした吉田豊騎手の好騎乗も光りました。

 ミストラルクルーズは条件馬の身ながらダイヤモンドSに出走させるなど、陣営が評価する素質馬。3歳時にはセントライト記念③着もあり、鉄砲も利くタイプ。走られれば納得ではあります。今後は順調に使えるかどうか。

 マイネルキッツはやはり本質的には広いコース向き。内でモマれ加減の追走から、勝負どころでは手応えが鈍っていました。直線も本当は入りたくなかったはずの内に入れざるを得ませんでしたが、そこからしぶとい伸びを見せました。

 キャプテンベガは3歳時から大きな馬体の成長はなし。2角まで掛かり気味だったのと、荒れ馬場が影響したか、直線は手応えほどには伸びませんでした。パンパンの馬場向きです。

 カネトシツヨシオーはいつものように末脚を生かす競馬でしたが、前走のようにペースが上がることはなく、直一気の利く馬場でもなく、力を出し切れませんでした。
 グラスボンバーは道中、気合を付けられながらの追走。直線でも前走のような反応がありませんでした。不利は受けたものの、それがなくても勝ち負けがあったかどうか。近走の戦績を振り返ると、ベテランの域に達して一戦燃焼型というか、疲労が回復しづらいのか、“二番”が利かなくなっているのかもしれません。
 トウショウヴォイスはそもそも福島向きでもなく、差し有利の馬場でもなければ、今回の結果はやむなしといえます。次走、新潟外回りの重賞(関屋記念か新潟記念か)に出走となれば、侮れない存在でしょう。



第13回プロキオンステークス(GⅢ)
1…(11)ヴァンクルタテヤマ
2◎(12)ワイルドワンダー
3△(7)サンライズバッカス
5○(2)シルクビッグタイム
6▲(13)リミットレスビッド
9△(3)ゼンノパルテノン

 1分22秒0はレコードにコンマ1秒に迫る好タイム。今開催の阪神ダートが時計の出やすいコンディションだったにせよ、ヴァンクルタテヤマの勝利がスポイルされることはありません。前走は前残りの馬場でガンガン前に行った戸崎騎手の好騎乗によるところが大きいとみていたのですが、今回は外目3番手で折り合いスムーズ。直線半ばで抜け出し、ワイルドワンダーの追い上げを封じました。以前は1200㍍が一杯という馬でしたが、ここに来て、距離にもレース運びにも幅が増しました。

 断然人気で②着に敗れたワイルドワンダー。道中はタメを利かせて直線で一気に弾けさせる作戦でした。上がり34秒8ですから、自身の走りはできているのですが、前の踏ん張りに屈しました。GⅠ路線で戦ってきたことを考えると、結果自体は物足りないのですが、展開・馬場も思えば仕方のない敗戦かもしれません。強いて言えば、少し構え過ぎたようにも思えました。

 サンライズバッカスは2年半ぶりの1400㍍ということもあって、さすがに忙しかったかもしれませんが、ゴール寸前の伸びは目立つもの。34秒6は最速上がりでした。ピーク時ですら、2000㍍がやや長かった馬で、もう下手に長い距離は使わずに、1400~1800㍍あたりに集中させた方が良いように思います。

 シルクビッグタイムは内目の好位。流れには乗れていました。直線で弾けなかったあたり、少し不満もなくはないのですが、まだ3歳と思えば許容範囲でしょうか。1400㍍では楽な競馬で1分24秒0の経験しかなかったことを思えば、1秒5時計を短縮した今回はひとまず良い経験。古馬相手で速い時計のレースにきちんと参加できたことが、今後の糧になるかどうか。

 リミットレスビッドは直線の伸びがジリ。深い砂で時計が掛かる地方の交流Gは良くても、ここまで時計が速くなるとやや苦しいでしょうか。
 ゼンノパルテノンは直線で全く反応なし。デキに問題があったのでしょうか。
 

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「3連単全レース発売」はJRA版ビッグバンになるのか?

 JRAの夏競馬振興策として発表された、「JRAサマーステージ」(7月19日~9月7日)。その目玉が、「3連単の全レース発売」です。いよいよ今週末から実施されます。
 発表では2開催のみの実施となっていますが、今回は秋以降の施行へ向けての“実験”という意味合いもありそうです。
 1997年の4兆6億6166万3100円をピークに、下降線を続けるJRAの売り上げ。昨年は、2兆7591億3807万8900円まで下がっています。今年は、打開策として「JRAプレミアム」「JRAプラス10」を導入するなどして、1、2月は前年比プラスでしたが、金杯同様の“プレミアム効果”が期待されたダービーは、前年比90.9%にとどまっていました。
 売り上げのシェアが大きい(2007年30.0%、2番目は3連複で20.9%)3連単を“解禁”することで、午前中の売り上げをアップさせ、全体の底上げを図ろうということでしょう。
 個人的には挑戦してみたいと思う“3連単全レース買い”ですが、果たしてJRAの救世主になるのかどうかを考えたいと思います。



 この発表を見て、とっさに思ったのは「今、ここでやってしまうのか…」。
 “消えた年金”などで、競馬に最も馬券を使っていると思われる年代が馬券代捻出に苦しみ、ボーナス額もアップせずに、日常のやりくりにも悩んでいるサラリーマンが多い中で、この施策がプラスに働くのかどうか、疑問があります。

 こんなご時世だからこそ、必要なのは「我慢」だったのではないでしょうか。
 ここで“切り札”を出してしまったことで、今後景気が回復することがあった場合、その“上げ潮”に乗っかるような、さらなる売り上げアップを望める策がそう簡単に見つからないのは、JRAとしてもマイナスではないかと思うのです。
 一応は「夏競馬振興のため」の施策なのでしょうが、一度踏み込んでしまった以上は、秋競馬と同時に取り下げることはできないはず。なし崩し的にやらざるを得ないでしょう。次の一手はどうするのでしょうか。

 1レースから3連単を発売することで、3連単発売レースにしか手を出さないファンに午前中から参加してもらうことも狙いの一つでしょうが、そうも的中にこぎつけないのが3連単。午前中に資金を使い果たし、よりデータが豊富で買いやすいはずの後半のレースの売り上げが下がったりするなどの影響が心配です。また、例えば馬連などで1点あたり1000円以上の単位で買っていたものが、3連単ということで1点あたりの金額が少なくなり、結局全体的には大きな売り上げにはつながらないのではないか、という懸念もあります。

 無論、“宝くじ”的なビッグな配当が出ることで、世間の話題を呼ぶことになれば、JRAにとってもプラスでしょうが、今回の発表がスポーツ紙で1面に取り上げられることはありませんでした。競馬面に掲載されても、初めからそのページを飛ばす人にとっては何の影響もありません。タイミングとして成功だったのかどうかというと「?」マークが付きます。

 今、売り上げアップに必要なのは、“ボーナス”の要素を持った馬券ではないでしょうか。現在売られている券種は、単一のレースに対するもの。重勝式なら、複数のレースの勝ち馬を当てるものですから、普段買っている額にプラスして買うファンもいるのではないかと思えます。
 これまでに発売していない券種を売るとなると、システム的な変更が必要になるでしょうから、そう簡単に新馬券を導入できないのは承知していますが、「システム的にすぐに導入しやすいから3連単全レース発売」という思考だったとしたら、少し安易な気がします。

 いざ3連単全レース発売となった際には、1日全36レースの券種別のシェアのみならず、1レース毎のシェアの推移を見てみたいと思います。
 

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【重賞予想=7/13(日)】七夕賞、プロキオンS


福島11R 第44回七夕賞(GⅢ)

 先週は外差しが顕著だった福島の芝。今週は外有利は変わらないものの、必ずしも差し一辺倒になってはいません。先行馬も外を回る分、差し馬はもっと外を回されるロスが響くということもあるでしょう。特に中距離以上ではむしろ先行組を重視したいところ。
 とはいえ、先行勢が頼りない組み合わせではどうしたらいいのか。
 コース適性を重視してグラスボンバーに期待します。前走は自己ベストを短縮して0秒1差。8歳ながら衰えは感じられません。適度に上がりが掛かる福島はベター。実際、七夕賞は③着が2度(05、06年)。しかも、一昨年はメイショウカイドウコンゴウリキシオーを相手にしてのものですから価値があります。差し馬ではありますが、福島ならある程度の位置から動けるタイプで大崩れはないものとみます。

 ここに来ての充実が目立つのはカネトシツヨシオー。前走も勝負どころで動いて、ゴールまで脚色はしっかり。福島克服の強みがあります。金鯱賞の末脚などを見ても、距離延長がそうこたえるとも思えません。

 札幌で勝った時は少頭数。あくまでも府中などの広いコースの方が向いていそうなマイネルキッツですが、この鞍上なら3角から一気に動いてレースをかき回す展開があっても良さそう。4角で良い位置に付けたら、案外そのまま自分が残るという場面があるかもしれません。休み明けの前走は見せ場タップリ。重賞でも臆するところはありません。

 ようやく良血開花が見えたキャプテンベガ。秋を展望したいレースですが、ゆったりとした流れでスパッと切れる馬。今の福島の馬場がプラスとは? それを克服するだけの馬力が付いてきたかどうか。トウショウヴォイスも長い直線を利したいタイプで、新潟記念などがベターな条件。あくまで押さえ。

 他に伏兵は予想以上にスタミナが問われそうになったときのミヤビランベリドリーミーオペラ

◎(8)グラスボンバー
○(12)カネトシツヨシオー
▲(7)マイネルキッツ
△1(10)キャプテンベガ
△2(3)トウショウヴォイス
△3(9)ミヤビランベリ
△4(13)ドリーミーオペラ



阪神10R 第13回プロキオンステークス(GⅢ)

 GⅠ②⑤③③着。惜しい内容ながらもあと一歩足りないワイルドワンダーヴァーミリアンブルーコンコルドなどの強敵相手に善戦できるのは地力があるからこそですが、マイルでも脚の使いどころが難しく、実績通りにベストは1400㍍。抜群の切れ味を引き出すことができます。コンスタントに使われていますが、かしわ記念後はここを目標に乗り込まれていて態勢は万全。一連のGⅠ路線に比べれば相手には格段に恵まれており、連覇濃厚です。

 ワイルドワンダーを筆頭に3頭出しの久保田厩舎。さすがダートの素質馬の宝庫ですが、3歳シルクビッグタイムも将来有望。この時期に古馬相手がどうかですが、新馬から3連勝のパフォーマンスは世代屈指のもの。休み明けの前走にしても、内からしぶとく伸びていました。1ハロン短縮は好材料、若さを武器に古馬相手でも。

 昨年、ワイルドワンダーの決め手に屈したリミットレスビッドですが、交流Gを中心に1400㍍では安定した成績。58㌔は昨年②着時と同斤量。大崩れはないでしょう。昨年同様のワンツーまであります。

 以下は地味ながらも着実に力をつけているゼンノパルテノン、年齢を重ねて案外短い距離で脚を引き出せるかもしれないサンライズバッカスが押さえ。

◎(12)ワイルドワンダー
○(2)シルクビッグタイム
▲(13)リミットレスビッド
△1(3)ゼンノパルテノン
△2(7)サンライズバッカス
 

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無駄骨でした

 阪神10R函館12R阪神12Rと予想を書きましたが、3戦全敗。
 函館スプリントSジャパンダートダービーと続けて的中しましたが、良いことはそうも長続きしませんね。
 明日は福島の〆ですが、外有利とはいえ、中距離ならば差し一辺倒でもなく、七夕賞などは非常に難解です。
 

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ヤケクソで阪神12Rも買ってみます

7/12(土)阪神12R 3歳上500万下(混)

 未勝利戦とはいえ、6馬身差楽勝だった前走のドリームストライド。現状逃げの形がベストで、今回もハナを切れそうな組み合わせ。テイエムアンコールは1000万でも善戦、降級の強み。

 3連単は上記2頭の①②着折り返しのフォーメーション。
 (3)(12)→(3)(12)→(1)(2)(10)(14)(18)。
 

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大丈夫そうなので函館12Rも買ってみます

7/12(土)函館12R 下北半島特別

 牝馬限定戦ゆえに、前走よりも相手に格段に恵まれたアドマイヤプルートはまず崩れないとみます。プラス26㌔は回復分、滞在効果ありありのピエナビーナスも注目。

 3連単は上記2頭の①②着折り返しのフォーメーション。
 (1)(8)→(1)(8)→(2)(5)(7)(12)(13)。
 

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軽い気分で阪神10Rを買ってみます

7/12(土)阪神10R 灘ステークス

 パドックでも2走目の反動がなさそうなフラムドパシオンは準オープンなら大丈夫。パドックの気配が目立ったのはフィールドオアシスヤマタケゴールデンダイショウジェットあたり。フラムドパシオンが前を掃除する展開ならフォグキャスケードアグネスネクタルの末脚に要注意。

 馬券はフラムドパシオン①着固定の3連単流し。
 (12)→(2)(9)(10)(13)(15)。
 

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【JpnⅠ回顧】ジャパンダートダービー

第10回ジャパンダートダービー(JpnⅠ)
1◎(11)サクセスブロッケン
2△(8)スマートファルコン
3○(7)コラボスフィーダ
4△(9)ドリームスカイ
5△(12)ナンヨーリバー
6△(10)モエレラッキー
除△(2)ユキチャン

 サクセスブロッケンが、ダート3歳ナンバー1を決定づける圧勝劇を演じました。
 プラス12㌔は戻した分でデキは上々。相変わらずスラッと見せたこの馬らしい体付き。初の大井・ナイターも気にしていないように見えたサクセスブロッケン。レースでは、抑え切れない手応えで2番手を追走。4角手前から先頭をうかがい、直線はムチを使うことなく、後続に3馬身半差。同世代には敵がいないと思わせる走りでした。
 「(日本)ダービー後はさすがに疲れが出て、体は減った」とは藤原英師の話ですが、そこから立て直したあたりはさすがJRA勝利数・勝率・連対率1位。昨年の2分2秒9(フリオーソ)が目立ってしまいますが、スローペースとはいえ自身の上がり36秒7で、2分4秒5ならまずは及第点。秋はジャパンカップダートが最大目標となりますが、古馬との対戦が楽しみな器です。

 パドックでの小走りになる仕草はいつものこと。本馬場に入ってからは落ち着いていたスマートファルコン。追い込みで結果を出してきたでしたが、今回は内目3番手。終始、サクセスブロッケンをマークするような競馬でしたが、相手が悪かったとしか言いようがない3馬身半差の完敗。とはいえ、後続には8馬身差を付けており、この馬もダートならそれだけの能力があるということ。ひとまず血統通りに大井2000㍍でも好走しました。

 コラボスフィーダはパドックは地味な気配ですが、レースではしっかりと走る実戦型。やや出負け気味のスタートでしたが、すぐに馬群に取り付き、徐々に進出するレース運び。4角ではムチが入りながらも、長く脚を使いました。直線は上位2頭との力差が出たとはいえ、キッチリと③着確保は相手なりに走るらしさ。地方所属馬の中では光る安定みで上位に食い込みました。

 ダービーはやや嵌った感もあるドリームスカイですが、今回はゲートも普通に出て中団あたりから。早めに手綱が動いて前を射程圏に入れようとしましたが、JRA勢にはかないませんでした。

 ナンヨーリバーは注文通りの逃げ。ただ、終始サクセスブロッケンにマークされるような競馬になってしまった分、数字上のペースよりは厳しい競馬になってしまいました。
 モエレラッキーはいわゆる「好位まま」という展開。本来はスンナリと先行がベスト。今回の展開ではやむを得ない結果だったのではないでしょうか。



 ユキチャンの競走除外で売上などが心配されましたが、11億2690万700円(前年比121.1%)でJDDレコード。1日トータルの売上も24億6177万3800円(前年比116.8%)、入場者数3万994人(前年比155.7%)と前年比大幅増となりました。JDDの売上が前日発売の段階で前年比141.5%と大幅増だったことから、ユキチャン除外の事態が起こらなければ、もっと数字は上がったと思われます。
 ただ、話題の白毛馬がいなくとも、立派に存在感をアピールしたサクセスブロッケンのパフォーマンスは、競馬場に詰め掛けた観衆の度肝を抜いたことでしょう。
 

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ユキチャン競走除外

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 今日のジャパンダートダービーに名を連ねていた1枠2番ユキチャンが蕁麻疹のために競走除外となりました。
 写真はオフト汐留の入口に張り出されていた掲示。普段は取消や除外程度ではこんな張り出しはありませんから、やはりユキチャンへの注目度の高さを物語っています。
 売上や本場の入場者数にも影響は出てしまうのでしょうね…。

【JpnⅠ予想=7/9(水)】ジャパンダートダービー

大井11R 第10回ジャパンダートダービー(JpnⅠ)

 区切りの10回目は、話題も豊富。そんな中で実力を誇示したいのがサクセスブロッケン。果敢に挑んだ、芝の日本ダービーは直線で失速しての殿負け。すぐに軌道修正、今度は砂のダービーに出走してきます。そのダートは4戦無敗。いずれもが圧倒的な内容。特に前々走の端午Sでは、ユニコーンSを圧勝するユビキタスに余力十分に5馬身差。時計面でも過去の名馬、ゴールドアリュールカネヒキリと遜色ないレベルでした。中間の調整から、大敗のダメージは心配なさそう。ならば、改めて快進撃の一歩を記すレースになりそうです。

 話題の中心はユキチャン。話題性のみならず、関東オークスがレースレコードで8馬身差圧勝。ひとつ実績も積みました。ただ、前走の内容が牡馬相手に通用するかどうか。ホクトベガとは言わなくても、ファストフレンド級になれるかどうか、今回が試金石と言えます。

 相手本線はコラボスフィーダ。京浜盃などは煮え切らない走りでしたが、羽田盃で強気の先行策を取ったことが功を奏したか、東京ダービーは内からしぶとく脚を使いました。一戦毎に内容は良化しています。もとより新馬→特別連勝の素質馬。相手なりの強みが大舞台で生きないでしょうか。②③着付けで妙味。

 全体レベルではやはりJRA勢が強力。イイデケンシンは、ドバイ帰りで距離も微妙。ダートは①②①着、父ゴールドアリュール、半兄ワールドクリークと大井2000㍍血統のスマートファルコン、前走で既に地方に適性を示し、波に乗る内田博騎手が手綱を取るナンヨーリバーが連の候補。

 他地区の地方勢ではレベルに疑問。東京ダービー①②着のドリームスカイモエレラッキーが押さえ。

◎(11)サクセスブロッケン
○(7)コラボスフィーダ
△1(8)スマートファルコン
△2(12)ナンヨーリバー
△3(2)ユキチャン
△4(9)ドリームスカイ
△5(10)モエレラッキー
 

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【重賞回顧】函館スプリントS、ラジオNIKKEI賞

第15回函館スプリントステークス(JpnⅢ)
1◎(6)キンシャサノキセキ
2▲(1)トウショウカレッジ
3△(8)キングストレイル
4…(11)プレミアムボックス
5…(3)ゴスホークケン
6△(2)スピニングノアール
7△(10)シンボリグラン
14○(4)ウエスタンビーナス
16△(14)タイセイアトム

 キンシャサノキセキが17戦目でついに重賞初制覇を勝ち取りました。
 逃げ馬2頭が飛ばして前半3ハロンは32秒8。過去10年、33秒を切るラップになったことがないだけに、例年に比べて馬場が良いにしても、やはり速い流れ。そんなペースを、岩田騎手が「仕掛けて行った」こともあり、キンシャサノキセキは持ったまま、抑え切れない手応えで3、4番手追走。4角で外を弾き飛ばすように中を割った時の脚は実に速く、一気に抜け出しました。ゴール前で詰め寄られたのは、1頭になってソラを使ったとのこと。まずは完勝でした。1分8秒4はレコードタイ。前述したように、例年よりも状態の良い函館の芝ですが、それでも褒められるもの。キーンランドC(8月31日、札幌)を経ての、スプリンターズSへ向けて、価値ある勝利です。

 前走が不完全燃焼だったトウショウカレッジは、最内枠だったこともあり、終始イン狙い。4角からスムーズに前との差を詰め、直線では1頭分開いたスペースをスムーズに抜け、キンシャサノキセキを猛追しました。昨秋の富士Sなどもそうですが、道中をロスなく追走して、直線まで脚をタメる形がベストのようです。

 そのトウショウカレッジに先に行かれた分、直線で少し窮屈になったキングストレイルですが、それは瞬発力の差とも取れます。ただ、最後まで集中力を切らすことなく走れたことは収穫。現状では1200~1400㍍、中山マイルで巧くタメが利いた際が走れる条件になるでしょうが、より1200寄りの馬になってきているように思います。

 出遅れが響いたのがプレミアムボックス。直線では外を回さずに中を捌いて脚を伸ばしました。一時の伸び悩みは脱して、重賞でも安定して走れる域に入ってきました。

 距離短縮で巻き返しを図ったゴスホークケンは、返し馬で少し掛かり気味。レースでも抑えが利かないような、引っ掛かり気味の逃げ。それでも大バテしていないあたりは、潜在的能力の証。今回行き切ったことがガス抜きになるかどうか。

 前2走が中団から進めたスピニングノアールが、今回は殿から。まだ内が悪くなっていない馬場状態だけに、直線で外を回ってはさすがに届きませんでした。
 シンボリグランはハイペースのせいか、折り合いがつくどころか、少し追走に苦労しているように見えました。キンシャサノキセキが中を割る際に、不利を被りましたが、スピードの絶対値では劣るのも確か。スムーズでも掲示板があったかどうか。ベストは1400㍍でしょう。

 ウエスタンビーナスは10㌔増に加え、ゴスホークケンと競る形になって、本来の力を出せませんでした。
 タイセイアトムは前2頭に付いて行けなかったあたり、まだ途上でしょう。



第57回ラジオNIKKEI賞(JpnⅢ)
1▲(4)レオマイスター
2…(11)ノットアローン
3○(16)ダイバーシティ
4◎(7)スマートギア
6△(14)キングオブカルト
7△(6)タケショウオージ

 レース直前から雷鳴轟く中行われたハンデ重賞は、伏兵レオマイスターが制しました。
 前半はスローと言っていい、前半5ハロン59秒9。その分、3角過ぎから一気に展開が動き、そこで外を回って進出したのがレオマイスター。内田博騎手のムチ連打に応えて、一完歩ずつ差を詰めて、ゴール寸前でノットアローンを捕らえました。ひいらぎ賞もそうでしたが、外をまくり気味に進出する形が合っているようで、今回はハンデも味方しました。今後も展開などが嵌るかどうかが鍵になりそうです。

 惜しかったのはノットアローン。勝負どころで動いて先頭に立った蛯名騎手の好判断も光りました。一旦は完全に抜け出しています。57㌔を課せられた中では、精一杯の内容です。

 ダイバーシティは前2走と違って、好位追走。ペースが上がったところで、手応えが怪しくなりかけましたが、直線では悪くなりつつある内からもう一度盛り返しています。小回りにもしっかりと対応して、能力の高さ、懐の深さを示しました。雄大なフットワークは大物感抜群、大事に育てて欲しい逸材です。

 悔やまれるのはスマートギア。スタートで出遅れて大きなロス。向こう正面でも最後方というのは誤算だったでしょう。大外に持ち出した直線では猛然と追い上げて、上がり最速の34秒1。まともだったら…と思えます。

 キングオブカルトは前走で2400㍍を使ったことが響いたか、勝負どころでレースが動いた時に、手応えが鈍くなりました。
 タケショウオージはこれまで同様に末を生かす競馬に徹しましたが、伸び切れず。ハンデも影響したでしょうか。
 

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【重賞予想=7/6(日)】函館スプリントS、ラジオNIKKEI賞


函館11R 第15回函館スプリントステークス(JpnⅢ)

 ローカルGⅢ以上にメンバーが揃いますが、今年もキンシャサノキセキが出走してきました。掛かる課題を1200㍍で克服した高松宮記念はクビ差②着でしたが、一旦先頭でほぼ勝ったかという好内容。やはり、3歳秋の時点で1400㍍1分19秒4のスピード能力は本物でした。引き続き騎乗となる岩田騎手が絶賛した追い切りから、早めの函館入厩で態勢も万全。まだ重賞未勝利というのが信じられませんが、スプリント路線で完全開花した能力で、ようやく重賞をつかみます。

 逃げ馬が揃ったように見えて、案外前の並びはスンナリと決まるのではないかと思えます。内目の枠から何が何でも、のウエスタンビーナスは自分の型にはまれば、そう簡単にはバテません。右回りに変わるのも好材料です。

 CBC賞では前が詰まって何もできなかったトウショウカレッジ。前々走を見れば、本来はさばきも確か。ラストタイクーン×サクラバクシンオーなら、函館の洋芝をこなす下地はあります。

 1400~1600㍍では終いが甘くなるキングストレイル。スプリンターズSを使ったことが影響しているのでしょうか。だとすると、ここで距離短縮は当然プラス。集中力が途切れなければ、好走しても納得です。

 折り合いに専念した前走が復調のきっかけになれば、のシンボリグラン。1200㍍ではとにかく安定して末を繰り出すスピニングノアール。番手からでも外目追走ならタイセイアトム。ここまでが押さえ。

◎(6)キンシャサノキセキ
○(4)ウエスタンビーナス
▲(1)トウショウカレッジ
△1(8)キングストレイル
△2(10)シンボリグラン
△3(2)スピニングノアール
△4(14)タイセイアトム



福島11R 第57回ラジオNIKKEI賞(JpnⅢ)

 ハンデ戦になって3年目。過去2年は54→54→51㌔、52→54→56㌔という決着。重ハンデは苦戦ということがハッキリと出ています。また、一昨年の②着馬が菊花賞①着、昨年の①着馬が菊花賞③着と、後に活躍する馬も出しています。
 そういう意味では53㌔ダイバーシティ。体質が弱く、デビューは遅くなりましたが、2連勝いずれも圧倒的な内容。直線で繰り出すしなやかなフットワークは惚れ惚れするほど。今年の3歳全体でみても、上位にランクできそうな器です。ただ、そのフットワークが福島1800㍍にフィットするかどうか。絶対能力の違いで克服すれば、秋が見えてきます。

 器用さという点では53㌔スマートギア。初勝利が5月の4戦目と遅くなりましたが、あっさりと昇級戦も連勝。前走は武豊騎手らしい直線勝負の差し切りでしたが、前々走が4角先頭の積極策。福島1800㍍でも走れる自在性を持っています。兄がワンモアチャッター、平坦巧者の母系。津村騎手はテン乗りですが、一昨年のタマモサポートも初騎乗での勝利でした。

 昨年暮れにはタケショウオージに勝った実績がありながらも、53㌔のレオマイスター。ここ2走は不完全燃焼ですが、ハマれば大駆けあって不思議ありません。

 重ハンデ組では56㌔のタケショウオージ。新馬勝ちが、この福島1800㍍でした。上昇してきた組では、ここに来て身が入ってきたキングオブカルト

◎(7)スマートギア
○(16)ダイバーシティ
▲(4)レオマイスター
△1(6)タケショウオージ
△2(14)キングオブカルト
 

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70000カウント

 いつも「競馬ふぁん」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
 おかげさまで、延べ7万人の方にこのブログをご覧いただいたことになりました。
 これもひとえに、いつも見てくださる方々のおかげです。
 ありがとうございます。

 最近は更新の回数も少なくなっておりますが、これからも予想に限らず、思ったことを書いていくつもりです。
 今後ともよろしくお願いいたします。
 

【狙い目】7/5(土)

函館4R 3歳未勝利(混)
 今季の函館ダートで目立つのがヴァイスリージェント系の活躍。そんな中で前走⑤着のサンライズアイ(父フレンチデピュティ)は微妙? しかし、ハイラップを先行して息が入らない流れに巻き込まれたことを思えば、致し方ない結果ともいえます。少しでもペースが落ち着けば、前残りに期待が持てないでしょうか。
 開幕週に遅いデビュー戦をひと叩き、今週から復帰の藤田騎手に乗り替わるトップジャイアンツとの2頭軸で。


福島1R 3歳未勝利
 セレナジャスミンの前走は勝ち馬が強すぎたもので、先行してゴール前で粘りを欠いたのはやむを得ない結果でした。むしろ、初ダートにしては上々の内容を評価すべきとみます。先週、宝塚記念で逃げ切って評価を上げた内田博騎手。ここも強気の先行策に期待します。
 

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【GⅠ回顧】宝塚記念

第49回宝塚記念(GⅠ)
1△(9)エイシンデピュティ
2▲(2)メイショウサムソン
3△(1)インティライミ
4…(5)サクラメガワンダー
5△(11)アサクサキングス
6△(7)アドマイヤフジ
10○(4)アルナスライン
12◎(8)ロックドゥカンブ
14△(6)アドマイヤオーラ

 1つ前のレースで行われた1000万条件の芝1200㍍が1分10秒4。重発表でも、実際はもっと悪い状態の中で行われた春の総決算。押してハナを主張したエイシンデピュティのペースは決して遅くなく、1000㍍60秒6は馬場を考慮すれば速め平均といったところ。後続の押し上げが急ではなかったことがあったにしても、初距離を克服してのGⅠ勝ちは価値大です。春の東京開催から吹っ切れたような騎乗が目立っていた内田博騎手でしたが、ここも思い切った逃げが功を奏しました。
 フレンチデピュティ産駒は、レジネッタ=桜花賞、アドマイヤジュピタ=天皇賞(春)に続き、この春GⅠ3勝目。1600、3200ときて2200㍍まで制したから驚きです。母の父にしてもレジネッタ=サンデーサイレンス、アドマイヤジュピタ=リアルシャダイ、エイシンデピュティ=ウッドマンと多岐に富んでいます。“雨のフレンチ”の異名通り、道悪が味方したこともあるのでしょう。内田博騎手の初GⅠ勝ちも、雨のフレンチでした(昨年のNHKマイルC=ピンクカメオ)。

 スタンド前で少し狭くなり、後方寄りからの競馬になったメイショウサムソン。徐々に進出してあと一歩まで詰め寄ったのはさすがの地力です。こちらも道悪は巧者の部類でしょう。ただ、今回のように後方から脚を使う上での道悪は決してベターではなく、馬場を踏まえれば、本当はもう少し前から競馬をした方がいいでしょう。その方がこの馬の特性を生かせるようにも思います。

 ビシッと追い切ってマイナス10㌔。昨秋の連勝時に絞ったインティライミ。折り合いに専念した近走とは違って、最内枠もあって先行策。流れに乗って、直線。抜け出そうかというところでアサクサキングスに寄られる不利。それでも最後まであきらめず詰め寄っただけに、何とも悔やまれる内容になってしまいました。不利さえなければ勝っていたのでは?と思わせる走りでした。

 サクラメガワンダーは馬場も距離も厳しいと思えましたが、直線は大外から脚を使っていました。詰めの甘さは如何ともし難いですが…。

 好位で流れに乗ったアサクサキングス。直線で一気に脚を使おうとしたところで内にヨレて、インティライミの進路を塞いでしまいました。道悪が極端にダメということもないのでしょうが、ヨレたあたりはやはり馬場の影響もあったのではないでしょうか。

 アドマイヤフジは勝負どころでズブさを出して置かれてしまいました。直線では内からよく盛り返しています。

 アルナスラインのここまでの凡走はちょっと予想できませんでした。考えられることとしては、道悪がダメということか、案外連戦が利かないタイプということ。まだ体質面が本物ではないのかもしれません。逆に言えば、成長の余地があるということ。まだ見限れない存在です。

 期待したロックドゥカンブは掛かり気味に2番手追走。馬場も苦にしていないように見えましたが、4角ではもう手応えが怪しくなっていました。さすがにそこまで負けるとは…と思っていたら、レース後に故障(左後繋靱帯断裂)が判明。現役続行は絶望でしょう。南半球産の素質馬、まだ100%開花したとも言えないだけに、残念です。
 

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