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【GⅠ予想=6/29(日)】宝塚記念


阪神10R 第49回宝塚記念(GⅠ)

 この時期だから仕方ありませんが、土曜夜から雨。やや重以上に渋った昨年まで行くかどうか分かりませんが、道悪の巧拙も少なからず問われそうです。
 その昨年②着のメイショウサムソン。大阪杯惨敗からもう終わったかとも思えましたが、天皇賞(春)は一旦先頭に立つ場面もある惜しい②着。最終追いを見ても、復調はしていると考えてよさそうです。道悪OK。やはり崩れない実力馬。とはいえ、天皇賞、以前のサムソンならそのまま押し切っても良かったのでは?と思える点もなくはありません。差し返される形での敗戦というのがこの馬らしくないのも確か。厩舎は先週まででいまだJRA未勝利。武豊騎手も今年まだ重賞2勝にとどまっています。

 ウオッカにダービーを奪われるなど、レベルに疑問があった4歳牡馬世代でしたが、今年に入って盛り返しています。その中の“隠れ最強馬”といっても不思議ないのがロックドゥカンブ。無敗で臨んだ菊花賞は、勝負どころで包まれて動くに動けない不利。最後の伸びは際立っていました。菊花賞上位馬が疲れを理由に回避した有馬記念でも、仕掛けが遅れていました。伸びるインだったとはいえ、これも末脚は目立つものでした。これまでのGⅠ2戦は本来の力を全く出せていません。
 目黒記念が直線で内にモタれたりなど、少し物足りない内容だったかもしれませんが、そこは休み明け仕様の仕上げだったということ。ヴィクトリアマイル②着→安田記念で突き抜けたウオッカが好例ですが、叩けば変わるのがロベルト系。さらに、騎手は今年のGⅠで最も目立つ活躍を見せた岩田騎手。春を締めくくる初GⅠ制覇に期待します。

 同じ4歳のアルナスラインは、菊花賞②着で既に力を見せていましたが、休み明けのメトロポリタンSが圧巻の内容。パワーアップが歴然としていました。目黒記念はハンデ差に加え、少なからず劇走の反動もあったでしょうか。走り頃の休み明け3走目。和田騎手もテイエムオペラオー以来のチャンスに燃えに燃えています。

 菊花賞馬アサクサキングスは天皇賞1番人気③着。正攻法で挑んだだけにやむを得ない結果でした。大阪杯の内容からは、2200㍍でも一応のメドは立てています。問題は雨。ダービーの反動があったにせよ、見せ場を作れなかった昨年の内容からすると、道悪はこたえそうな感じがします。昨年よりもパワーアップしているとして、それでこなせるかどうかは未知数です。

 ひと叩きでかなり上積みがありそうなアドマイヤオーラも、持ち味の切れ味を生かすには良馬場がベター。
 逆に道悪がプラスに働きそうなのは、昨年④着のアドマイヤフジ、フレンチデピュティ産駒のエイシンデピュティ、陣営が「鬼」と話すインティライミ

◎(8)ロックドゥカンブ
○(4)アルナスライン
▲(2)メイショウサムソン
△1(11)アサクサキングス
△2(7)アドマイヤフジ
△3(9)エイシンデピュティ
△4(6)アドマイヤオーラ
△5(1)インティライミ
 
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【狙い目】6/28(土) 先週の傾向も考えてみる

函館5R 2歳新馬
 先週だけでなく例年のことですが、芝1200㍍はやはりサクラバクシンオー産駒に注目。日曜日の新馬戦(芝1200㍍)ではバクシンオー産駒ナムラミーティアが②着。1000㍍ですが、土曜日にはショウナンカンプ(その父サクラバクシンオー)産駒のコクトーが③着。また、古馬戦でも土曜9Rでは、2頭出走のバクシンオー産駒が①③着しています。
 ここに出走する唯一のバクシンオー産駒ディナルアルプスは、全兄リザーブカードが函館芝1200㍍の新馬勝ち。血統的にピタリです。
 土日の新馬戦をともに勝ち上がったのが、ミスタープロスペクター系(コロナドズクエストプリサイスエンド)。乗り込み豊富なトーセンモンローズはミスプロ系スウェプトオーヴァーボード産駒。2頭軸で。


函館6R 3歳未勝利(牝)
 先週の函館芝に出走したアドマイヤベガ産駒の成績は、<0、0、1、2>。土曜10R八甲田山特別でマヒオレが2番人気⑧着とひと息だったこともあって、一見低調。しかし、フロイラインローゼが③着に入った土曜6Rの①着馬が母の父トニービン。アドマイヤベガも母の父がトニービンですから、このあたりが肝と言えなくもありません。
 そのフロイラインローゼが連闘で出走してきているのですから、当然馬券圏内ですが、もう1頭のアドマイヤベガ産駒アドマイヤジョイはアドマイヤベガ×カーリアン。フロイラインがアドマイヤベガ×エリシオですから、どちらも母の父ノーザンダンサー系。特にアドマイヤジョイは遅いデビュー戦から3走目。前走は牡馬相手の⑤着でしたが、良発表以上に緩んだ馬場が敗因。まだ2週目で荒れていない馬場なら前進必至とみます。
 

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【JpnⅠ回顧】帝王賞

第31回帝王賞(JpnⅠ)
1◎(1)フリオーソ
2△(6)ボンネビルレコード
3▲(14)コウエイノホシ
4…(9)マルヨフェニックス
5△(8)ワンダースピード
6△(4)チャンストウライ
12○(11)ルースリンド

 この相手なら負けられない。③着を外したことのない南関東が舞台、ヴァーミリアンフィールドルージュのいないメンバー。フリオーソがひとまずは完勝しました。
 不安視された状態面は、プラス3㌔で万全とまではいかなくても力は出せる態勢に仕上がっていました。1番枠から好発を決めて、迷わずハナへ。前半3ハロン36秒8-4ハロン50秒2-5ハロン62秒8。4ハロン目で13秒4と落とすことに成功。この時点で勝負ありだったかもしれません。上がりは4ハロン49秒6-3ハロン37秒6-1ハロン13秒0。この上がりではさすがに後続も差せません。むしろラスト1ハロンが後続を突き放すというラップにならなかったあたりが少し不満。全体時計も2分4秒7も、決して褒められるレベルではありません。何せ、2分2秒9の快ラップを刻んだスピードを持った馬です。このあたりは休み明けの分ということでしょう。

 連覇を狙ったボンネビルレコードは上がり36秒9。自身目一杯の走りはしています。やはり展開。フリオーソが万全でない時こそチャンスだったともいえるだけに、悔しい敗戦でしょう。ただ、予想でも書きましたが、ダイオライト記念で5馬身離された力関係が前提にあるだけに、今後の逆転となると?

 コウエイノホシはラップが上がったところでまくり気味に動いた分、ボンネビルレコードとの追い比べで屈しました。まくり切るには相手も悪かったです。JRA準オープンから転入して、3走目。一線級と同斤量の一戦。ひとまずは良い経験とも捕らえれば、今回をステップにさらなるランクアップも期待できます。

 インフルエンザによる取消明けとなったマルヨフェニックスは流れに乗ったとはいえ、直線では②着はあるかという好内容。黒潮盃快勝もあり、大井適性が抜群に高いということ。東海から出た久々の大物。今後のローテーションにも注目です。

 ワンダースピードは初の大井に気を遣ったか、スタートダッシュがつかず、流れに乗り損ねました。自身のパワーを押し出すには、ペースも向きませんでした。
 チャンストウライは今年もほぼロスのない競馬。ここまで上がりが速くなるとさすがに厳しくなりました。

 残念だったのはルースリンド。状態などはピカイチにも思えましたが、スタンド前で躓き、全くレースに参加できませんでした。



 フリオーソの秋の目標は、ジャパンカップダート→東京大賞典。これまでのJRA出走では、100%の力を発揮できているとは言い難く、初の関西遠征となるJCダート(阪神1800㍍)で如何なる走りを見せてくれるでしょうか。
 

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【JpnⅠ予想=6/25(水)】帝王賞


大井11R 第31回帝王賞(JpnⅠ)

 「帝王賞」と呼ぶにはやや小粒なメンバー構成。この組み合わせなら断然の存在といえるはずのフリオーソ。その割に専門紙の印が薄いのは、かしわ記念を回避という一頓挫があるため。直前まで外厩のミッドウェイファームでの調整という過程も初めて。さすがに手探りなのは確かです。ただ、同様に調整過程に対する疑問符が少なからず持たれていたJBCクラシックでは、一旦先頭からヴァーミリアンの②着。追われていれば、いわゆる気で走るタイプ。3歳春の時点で驚愕の2分2秒9を叩き出した潜在能力。幸いにもこの馬向きの、スピードを生かせる脚抜きの良い馬場。最内枠からの正攻法で、やはり主役とみます。

 大井記念でコウエイノホシに敗れたルースリンドですが、金盃以来の休み明け。いかにも帝王賞への叩き台でした。しかも、当時57㌔VS54㌔という斤量差もありました。今回は逆転という計算は成り立ちます。昨年、一気に一線級へと昇り、JBC⑤着に東京大賞典④着。統一GⅠに手が届くところまで来ています。距離短縮は好材料で一変十分です。

 JRAでは1600万下で掲示板止まり。川崎に移籍して、大井の2走がいずれも完勝だったコウエイノホシ。余程南関東の水が合うということ。グリーンC→大井記念のローテーションが、1997年②着時のアブクマポーロに酷似。勢いで一気に頂点へ駆け上がっても不思議ありません。

 帝王賞史上初の連覇を狙うボンネビルレコード。距離不足と思えたかしわ記念でブルーコンコルドワイルドワンダーを差したあたりは、今の充実と的場文騎手との相性の良さ。ただ、ダイオライト記念では現実にフリオーソから0秒9離されており、決して抜けた存在ではありません。

 生粋のJRA勢ではワンダースピード。東海Sは勝負どころで置かれた分。手慣れた小牧太騎手で、レコード駆けがある右回りの2000㍍なら、巻き返しがあります。
 さらには他地区から、昨年④着のチャンストウライが交流G勝ちを経ての参戦で、昨年以上も十分。

◎(1)フリオーソ
○(11)ルースリンド
▲(14)コウエイノホシ
△1(6)ボンネビルレコード
△2(8)ワンダースピード
△3(4)チャンストウライ
 

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【重賞回顧】マーメイドS

第13回マーメイドステークス(GⅢ)
1…(8)トーホウシャイン
2…(2)ピースオブラヴ
3◎(4)ソリッドプラチナム
4○(6)ブリトマルティス
5△(5)ベッラレイア
11▲(7)ホウショウループ

 9レース前から降り出した雨で馬場は重に悪化。馬場状態以上に悪いイメージでもありました。とはいえ、自己条件でもせいぜい入着程度、最低人気(単勝)トーホウシャインの勝利を予想するのは難しい。最軽量48㌔で道中はロスなく内を追走。直線もそのまま内を突いてまさかの差し切りとなりました。今年初勝利が、初重賞制覇。土曜日に馬場を走るなどして減量に努めた高野容騎手、お見事でした。

 最初から狙っていたかのように、ハナに立ったピースオブラヴ。道中から3馬身程のリードを保ち、直線でもしてやったりという場面がありましたが、勝ち馬の大駆けにあいました。これも軽量52㌔。愛知杯では同じ斤量で0秒3差④着なら、これだけやれて不思議なかったということでしょう。

 ソリッドプラチナムは後方から唯一頭伸びてきました。4角で窮屈になったりと決してスムーズではない中での好走。もう坂もOK、今後の重賞戦線も相手次第で注目でしょう。

 戦前、陣営が雨に何ら不安を持っていなかった(ように思えた)ブリトマルティスでしたが、ここまで悪くなると話が違ったということでしょうか。本質的に2000㍍が長いということもあるかもしれません。

 ベッラレイアは勝ちに行って、道中は3番手。「ずっとノメっていた」と秋山騎手のコメントがあるように、やはり雨に祟られた感はあります。ハンデ戦になって3回目、全てトップハンデ馬が馬券圏内を外すという結果になりました。また、馬体も回復しておらず、まだ途上の印象も受けました。

 ザレマレインダンスの8枠2頭も道悪に泣きました。
 伏兵視されたホウショウループは、初の2000㍍が道悪ということで、実際の距離以上にスタミナを消耗したのでしょうか。
 

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POG2008-09指名馬!

 夏競馬スタートと同時に、2006年生まれの若駒たちの、来年のダービー・オークスへ向けての長い道のりが始まりました。
 ということで、ペーパーオーナーゲームもスタート。今年は2つのミーティングに参加しました。そこで指名した馬を公開します。
 まだ馬名登録されていない馬は、予定されている名前・厩舎は( )付きで。未定の馬については「?」と記しています。

《ミーティングA》
 こちらは毎年ドラフトを行っているグループ。昨年度はトールポピーでおいしい思いをすることができましたが、今回は?

1位 ブエナビスタ ♀ 栗・松田博
 スペシャルウィーク×ビワハイジカーリアン

2位 ベイドリーム ♂ 栗・松田国
 キングカメハメハ×オイスターチケットウイニングチケット

3位 ブルーモーリシャス ♂ 栗・橋口
 シンボリクリスエス×エメラルドアイルサンデーサイレンス

4位 (リビングストン) ♂ (栗・池江寿)
 タニノギムレット×リビングデイライツフジキセキ

5位 ミスアンコール ♀ 栗・池江寿
 キングカメハメハ×ブロードアピールBroad Brush

6位 ハッピーネーション ♀ 栗・安田隆
 アグネスデジタル×エイシンアイノウタサンデーサイレンス

7位 エーシンラクーリエ ♀ 栗・藤岡健
 コロナドズクエスト×ラリシェスExit to Nowhere

8位 アルーリングムーン ♂ 栗・野村
 タイキシャトル×アルーリングアクトエンドスウィープ

9位 ? ♂ ?
 コマンダーインチーフ×オグリローマンブレイヴェストローマン

10位 ? ♀ ?
 イーグルカフェ×オグリエンゼルオグリキャップ

 牝馬を1位で指名したのは初めてのこと。どうもピンと来る馬がいないなぁと思っていた中で、かなりひかれた馬。2位以下で指名して抽選で逃したくありませんでした。オークス連覇を目指します!
 2位・3位については、その母を育てた厩舎(2位については父も)というのが指名の理由のひとつです。
 9位・10位はおなじみ(?)「オグリ枠」。今回はオグリキャップ産駒を見つけることができませんでしたが、オグリの妹ローマンの牡馬、オグリの娘エンゼルの牝馬を指名することができました。



《ミーティングB》
 こちらは昨年からお世話になっているグループ。まともにドラフトに参加させてもらったのは今回が最初です。牡馬・牝馬で各5頭、同一種牡馬・調教師からは1頭のみ指名という縛りがあります。ミーティングAと被っている馬も多いです。

・牡馬
1位 ベイドリーム

2位 ブルーモーリシャス

3位 プロスアンドコンズ ♂ 栗・友道
 タニノギムレット×マザーシプトンDarshaan

4位 アルーリングムーン

5位 ? ♂ (栗・角居)
 ウォーエンブレム×クリックヒアサンデーサイレンス

・牝馬
1位 ブエナビスタ

2位 ハッピーネーション

3位 プレザントブリーズ ♀ 栗・山内
 マンハッタンカフェ×スターズインハーアイズWoodman

4位 エーシンラクーリエ

5位 バイラオーラ ♀ 北・後藤
 トワイニング×バイラリーナサンデーサイレンス

 何頭か指名が被りましたが、狙い通り全ての馬を指名することができました。
 牡馬5位は、昨年度はミーティングAで指名した、ウォーエンブレムが唯一愛した?クリックヒアの産駒。“愛の力”は炸裂するのか!?
 牝馬3位は、この父には軽めの母系が合いそうということでの指名です。
 牝馬5位は、早速日曜の福島5Rでデビューを迎え、いきなり①着!



 それにしても、アグネスタキオン産駒と新種牡馬ネオユニヴァース産駒を1頭も指名していない…。願わくば昨年度に続き歓喜を味わいたいものですが、果たして!?
 

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【重賞予想=6/22(日)】マーメイドS


阪神10R 第13回マーメイドステークス(GⅢ)

 ハンデ戦になって3年目。過去2年は、トップハンデが着外に沈み、軽ハンデ馬が台頭しています。
 今年のトップハンデは56㌔ベッラレイア。オークス②着、秋華賞④着という実績を持ち出すまでもなく、このメンバーなら地力は一枚上。それは明白です。ハンデもこの馬自身はこなせるもの。ただ、他馬との比較、馬場(道悪)がどうかという点。大跳びのフットワークは良馬場でこそという気もします。

 一昨年、49㌔の軽ハンデを利してこのレースを制したソリッドプラチナム。当時は直線平坦の京都。坂のある阪神ではどうかと思えた昨年も③着。その後も昨年暮れ、1600万特別とはいえ、阪神で牡馬相手に②着。単なる切れ者から脱皮すつつあります。ステイゴールド産駒らしい成長力ということでしょうか。雨も特に苦にするタイプでもなく、前走1番人気を裏切った分、今回は気楽な立場。53㌔なら一気の突っ込みがあります。

 武豊騎手側から「マーメイドSに使うなら」と依頼を受けたというブリトマルティス。その武騎手が乗った前々走から一変しての2連勝。前走も手応え十分の快勝。昨年のディアチャンスのような勢いがあります。

 1000万を勝った直後の参戦となるホウショウループ。その分51㌔という軽ハンデを得ることができました。自己条件を蹴っての強気の挑戦。格上のサクラメガワンダーをアオるような動きから、目下の充実は歴然。相手なりに走れるタイプでもあり、いきなりの重賞でも。

◎(4)ソリッドプラチナム
○(6)ブリトマルティス
▲(7)ホウショウループ
△(5)ベッラレイア
 

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【重賞回顧】エプソムC、CBC賞

第25回エプソムカップ(GⅢ)
1…(12)サンライズマックス
2△(7)ヒカルオオゾラ
3…(17)グラスボンバー
5△(4)マイネルキッツ
7…(11)トーホウアラン
9▲(8)ファストロック
14○(3)イクスキューズ
17◎(16)メイショウレガーロ

 「完璧に乗れた」とは、重賞100勝を達成した横山典騎手。サンライズマックスを見事に御した騎乗でした。いたずらに瞬発力に頼るのではなく、道中は人気どころを前に見て、直線も追い出しを我慢。追ってからの切れは本来のもの。馬自身、叩き3走目でようやくらしさを発揮しました。1分45秒9も及第点。再度一線級に向けての挑戦権を得たといっていいでしょう。

 スタートから掛かり気味だったヒカルオオゾラ。早めに先頭に立った分、目標にされた不利もありました。本質的にはマイラーの相が見て取れます。

 ベテランの域に達したグラスボンバーが自分の策に徹して、上位に食い込みました。ローカルでの強さは既に示しており、夏に向けて上々の走りでした。

 マイネルキッツは内から一瞬見せ場を作ったものの、最後は失速。結果的には休み明けがこたえた内容でした。
 イクスキューズは前に壁を作れず掛かっての追走。どうしても折り合いが鍵になります。
 トーホウアランにとって1800㍍はやはり短く、追走で脚を使ってしまいました。2000㍍以上で、ゆったりと流れる競馬が理想でしょう。
 ファストロックは現状では先行しないと力を発揮できないタイプ。モマれた今回は見せ場を作れませんでした。
 メイショウレガーロは先行してはいたものの、走りのリズムは決して良くありませんでした。後続の追撃も早く、4角では早々に手応えをなくしていました。



第44回CBC賞(GⅢ)
1…(2)スリープレスナイト
2○(5)スピニングノアール
3…(15)テイエムアクション
5△(10)カノヤザクラ
7△(14)キョウワロアリング
9▲(12)トウショウカレッジ
10◎(16)リキアイタイカン
11△(17)ナカヤマパラダイス
17△(11)ワイルドシャウト

 前後半の3ハロンが34秒0-34秒0。逃げたウエスタンビーナスが④着に粘った流れは、1200㍍としては遅いペース。極端に外差しという馬場でもなく、番手で流れに乗ったスリープレスナイトが鮮やかに抜け出しました。カノヤザクラとの選択でこちらを選んだ上村騎手の判断も見事でした。えてしてダート寄りの馬が一定のスピードで走り切れる(特に平坦の)1200㍍ゆえ、これで芝適性抜群とまでは言い切れませんが、少なくともこなせることが分かったのは確かです。

 道中は最内でロスなく乗られたスピニングノアール。直線も中をうまく突いて来れました。自身33秒6の上がりを使っても差せないのは、より勝ち馬に展開が味方した分。衰えなく走れています。

 差し=追い込み馬には苦しかった展開。テイエムアクションは外を回らされた割に伸びていましたが、人気どころは固まった馬群を捌くのに一苦労。緩い流れも相まって、③~⑨着までが「ハナ・アタマ・クビ・クビ・クビ・ハナ」という差でした。特にワイルドシャウトはモロに前が壁になって負えない不利。そのアオリを食らったのがリキアイタイカンでした。トウショウカレッジも巧く捌けず、直線は行き場を探しているうちにゴールを迎えてしまった印象。むろん、展開ひとつでガラリと変わって不思議ないメンバー構成ですから、次は全く違う結果になる可能性もあります。
 

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POG2007-2008総括

 1年前から激闘が繰り広げられた2007-2008クラシックロード。先日のダービーで幕を閉じましたが、それと同時にペーパーオーナーゲームも1年間の戦いが終了しました。自分の指名馬の成績を振り返りたいと思います。



1位 スパークキャンドル 7戦1勝(うち海外2戦0勝)
 新馬・未勝利と②着を続けた後、3戦目で初勝利。しかし、昇級戦で⑦着に凡走。ダート替わりで期待された平場戦でも先行しながら失速。その後は、カジノドライヴの帯同馬扱いに…。エーピーインディ×セレナズソングという良血でしたが、期待ほどには走ってくれませんでした。


2位 ポルトフィーノ 3戦2勝
 そのスピード能力は新馬、エルフィンSと示されましたが、アーリントンCでは折り合いを欠いて⑧着。武豊騎手が馬の気分に任せて行かせるのか、それともタメるのかが注目された桜花賞でしたが、エアグルーヴの牝系は桜に縁なし。この馬も出走取消の悪夢。さらにはオークスへ向けての調整中に骨折。今後はどんな路線を歩むのでしょう。


3位 ファリダット 6戦2勝
 ビリーヴの初仔。1マイルの新馬戦を余力十分に快勝後、クラシックを狙って距離を延ばしましたが、どうしても折り合いに難がありました。1400㍍に短縮した途端に抜群の瞬発力を発揮。NHKマイルCでは外を回る不利もあって⑤着止まりでしたが、1200~1400㍍なら古馬相手でも…の期待はあります。


4位 トールポピー 7戦3勝(阪神ジュベナイルフィリーズ、オークス優勝!)
 頭が高めでソラを使う面がありましたが、接戦に強く、阪神JFで一気に差し切って2歳女王の座につきました。3歳になってからはチューリップ賞→桜花賞→オークスとメインロードを歩みました。結局連を外したのは桜花賞⑧着のみ。兄フサイチホウオーとは異なり、オークスで見事に巻き返しました。斜行、降着騒ぎがあって、スッキリとしなかったのが残念でしたが…。ともかくJpnⅠを2勝は立派。この馬を取れていなかったら、POG07-08はどうなっていたことか。感謝です。


5位 シャドウデイル 6戦1勝
 あるPOG本で掲載されていた、「函館2歳Sを獲る」という調教師のコメントに乗ってはみたものの、勝ち上がったのは札幌開催に入ってから。結局骨折が判明して、春シーズンの出走はかないませんでした。


6位 ムービーハウス 2戦1勝
 デビューは3月に入ってから。新馬戦はセンス十分の勝ちっぷり。芝替わりとなった2戦目でメドを立てましたが、その後放牧に。まだ体質が弱いのでしょうか。


7位 リュートフルシティ 3戦0勝
 少ない産駒が活躍しているウォーエンブレムが“愛した”クリックヒアとの間の仔でしたが、3戦とも見せ場がありませんでした。


8位 マイネベクルックス 8戦1勝
 6月の函館でデビュー以来、掲示板を外したのは1回だけ。安定して走ってくれましたが、未勝利を脱出できたのは3月に入ってからでした。小柄な馬体、多少折り合いを欠く面がネックになりました。


9位 ロマンシエール 3戦0勝
 オグリローマン産駒。父がアグネスデジタル、サンデーレーシング。期待もありましたが、デビューは3月の中京。一戦毎にレースぶりに良化は見られました。


10位 シラユキ 8戦0勝
 オグリキャップ産駒。新馬⑤着で、姉ニッポニアニッポンが成しえなかった「1勝」も遠くはないと思いましたが…。その後は尻すぼみの感。船橋の地方交流にも出走しましたが、結局勝利を手にすることはできませんでした。



 トールポピーが期待以上の活躍をしてくれたおかげで、JpnⅠを2勝することができました。逆に、トールポピーを指名できていなければ、どうなっていたのか…。ともかく、指名馬に一喜一憂する1年が終わりました。
 そして、また一喜一憂する1年が始まります。
 

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【重賞予想=6/15(日)】エプソムC、CBC賞

東京11R 第25回エプソムカップ(GⅢ)

 いかにも“谷間の重賞”というメンバー構成。なるほど、ヒカルオオゾラ、ファストロックといった昇級組が人気になるのも納得がいきます。
 そのヒカルオオゾラ。元々素質の高さは評価されていましたが、喉の手術を経て①①②①着。特に前走は、1分32秒5の快時計。本格化ムードがありありです。ただ、難点をいえば、前々走。クビ差②着なら及第点でしょうが、渋った馬場も影響していたはず。ベストの条件はパンパンの馬場でしょう。悪くはないとはいえ、極端に良い馬場ともいえない今の府中で、前走のようなパフォーマンスが出せるかどうか。試金石とします。

 54㌔のハンデに恵まれたとはいえ、今回の相手よりも強力といえる中山金杯③着が光るメイショウレガーロ。今の府中は内が有利なだけに、外枠はやや誤算ですが、先行タイプなだけに、すんなりと内目を通れるでしょう。むしろスムーズに走れるかどうかが鍵になるだけに、外から内を見て行ける枠は有利とも考えられます。もとより、能力は前記の前々走や3歳春の成績で証明済み。血統はともかく、体型的にマイラー寄りなだけに、距離短縮も好材料とみます。

 今の馬場はとにかく内を通れる馬が絶対的に有利。内目の好位でタメて直線で抜け出すという競馬が理想的です。2枠に入った2頭はそれが出来るタイプ。イクスキューズは“強い4歳牝馬世代”の1頭。GⅠ級とはいえなくとも、GⅢレベルなら牡馬相手でも通用の能力を秘めています。マイネルキッツは東京巧者で、1800㍍がベスト。最適条件なら初の重賞挑戦でも。

 ファストロックは先行して、直線でもうひと脚が使えます。安藤勝騎手が競馬を作る展開なら、今回もそのようなレースができそう。キャリアは浅くとも、これも潜在能力は重賞級です。

 以上5頭のボックスが妙味。
 外から切れ味を生かしたいトーホウアランサンライズマックスは馬場や展開、距離が微妙と判断しました。

◎(16)メイショウレガーロ
○(3)イクスキューズ
▲(8)ファストロック
△1(4)マイネルキッツ
△2(7)ヒカルオオゾラ



中京11R 第44回CBC賞(GⅢ)

 以前ほどではなくても、さすがに最終週。だいぶ外差しが利くようになりました。逃げ=先行馬は手応えの割に粘りを欠くケースが増えています。内を通って上位入線しているのも、直線で突っ込んできているもの。しかも、今回は内枠の方に逃げ=先行馬が集中しており、粘りよりも差しを重視したいところです。

 前走は1ハロン長い1400㍍で気分良く先行してしまったリキアイタイカン。さすがに最後は息切れしてしまいましたが、直線半ばまでは見せ場タップリでした。10歳馬にして、衰えは感じられません。内を通ったファイングレイン(高松宮記念勝ち)が差し切ったシルクロードSで、外から一気の脚。春雷Sでは坂も克服。むしろ力を付けているかのような印象さえあります。本来が平坦向きで、今回は展開と馬場が味方してくれます。さらには53㌔のハンデ。6年半前に制した中京1200㍍での直一気に期待します。

 休み明けで実績よりも評価を下げていた前走でもまずまずの脚を使ったスピニングノアール。やはり力があるところを示しました。当時敗れた馬たちにはハンデ差を利しての逆転が可能ですし、勢いがついたところで落馬の不運に泣いた昨年の借りを返す反発は十分です。

 テレビ愛知オープンでは、10番人気ながらも一気の差しを決めたトウショウカレッジ。富士S③着など重賞でも好走実績があったわけですから、走られて納得ではありました。いきなり33秒2の上がりを使った反動、トップハンデ57㌔と課題はありますが、連勝まであって不思議ない力を持っています。

 カノヤザクラの前走は、出遅れて全く流れに乗れなかったもの。逆にダメージが少なかった可能性はあります。追い切りは動いていましたし、中京は得意なコース。巻き返しがあります。

 以下、ワイルドシャウトトーセンザオーキョウワロアリングといった中京巧者に、昨年②着のナカヤマパラダイスまで。

◎(16)リキアイタイカン
○(5)スピニングノアール
▲(12)トウショウカレッジ
△1(10)カノヤザクラ
△2(11)ワイルドシャウト
△3(13)トーセンザオー
△4(14)キョウワロアリング
△5(17)ナカヤマパラダイス
 

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【重賞回顧】ユニコーンS

第13回ユニコーンステークス(JpnⅢ)
1◎(6)ユビキタス
2△(7)シルクビッグタイム
3…(13)アポロドルチェ
8△(10)クリールパッション
9○(12)ドリームシグナル
10△(11)ウイントリガー
11…(4)サダムイダテン
12△(9)ロードアリエス
15▲(15)ダイワマックワン

 抜群のスタートから内のナンヨーヒルトップを行かせて、ガッチリと2番手から追走したユビキタス。直線に向いて楽々と抜け出して、最後まで余裕の7馬身差圧勝。安藤勝騎手をして「かなりの大物」と言わしめたほどでした。これまで③着を外していない安定感もすばらしいですが、それにしてもの強さ。今年は芝よりもダートの方で大物が続々、というのはずっと言われてきたことですが、2歳戦開始直前にまたもや、誕生したチャンピオン候補です。この開催のダートは高速馬場ですが、それにしても3歳6月の時点で1分35秒1は優秀の一語。課題は右回りでも今回と同等の走りができるかどうか。

 ユビキタスよりも先に、デビュー戦から大物評価されていたシルクビッグタイム。芝を使って、距離も微妙。3番人気に甘んじていました。向こう正面では多少行きたがっているように見えましたし、4角でもさばくのに苦労していたように見えましたが、最後にひと伸びしたのはさすが。ただ、距離は1600㍍が一杯というように思います。

 “1強”が先行して強い競馬をすると、同じように先行していた馬が苦しくなり、差しに回った組が浮上するのは、よくあるパターン。③~⑤着馬よりも⑥着アポロラムセス、⑦着ナンヨーヒルトップあたりが次走では評価できそうです。

 ドリームシグナルは中団から。いつもよりも勝ちに出て仕掛けながらの追走でしたが、その分最後に脚が上がった感。自分の競馬に徹してこそのタイプでしょう。

 サダムイダテンはユビキタスをマークしながらの競馬でしたが、直線では早々に脱落。スランプ脱出の兆しが見えない現状では、しばらく苦しい戦いが続くでしょう。

 ダイワマックワンは出遅れ。行き脚がついてからは速く、4角では先団に取り付きましたが、道中で脚を使った分失速しました。これも前述した先行勢の中に入れていいでしょう。巻き返しに注意と判断します。
 

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【狙い目】6/14(土)

東京5R 3歳未勝利
 2400㍍戦ながら、前走の距離にバラつきがある組み合わせ。まずスローペースと読んでよさそうです。時計平凡ながらも②着まで差し込んだ新馬戦当時の武豊騎手が2度目の騎乗となるベガスターカフェ。この鞍上なら、今回はハナまで考えられます。どれだけスムーズに走れるかが鍵となるタイプだけに、展開に恵まれて反発がありそうです。


東京10R エーデルワイスステークス
 この開催にしかない、3歳馬のみの1000万下。当然、既に500万を勝ったばかりか、オープン・重賞に駒を進めた馬がいるなかで、未勝利を脱したばかりのスエズがエントリーしてきました。叩き3走目の前走が抜群の手応えから余裕の抜け出し。昇級してもがよもやの格上挑戦ですが、それでも通用するだけの切れ味を秘めてはいます。手広く。


東京11R ブリリアントS
 この距離で直線が長ければ差し=追い込み優勢と思えるコースですが、実は逃げ=先行馬の方が有利な東京2100㍍。やけに時計が速いダートでもあり、やはり前に行く馬が狙い目。東海Sは時計平凡、決して褒められたレースではありませんが、現在の好調ぶりは顕著なマルブツリード。3走前には阪神2000㍍でも好時計勝ち。スタミナを生かしての粘り込みに期待します。
 

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【GⅠ回顧】安田記念

第58回安田記念(GⅠ)(アジアマイルチャレンジ最終戦)
1◎(5)ウオッカ
2△(16)アルマダ
3…(3)エイシンドーバー
4…(14)エアシェイディ
5…(17)スズカフェニックス
6△(10)コンゴウリキシオー
8△(11)スーパーホーネット
13△(8)ジョリーダンス
16○(4)ニシノマナムスメ
17▲(7)グッドババ

 前夜、調整ルームで過去のVTRを見て、さらには土日の馬場状態を考えて作戦を練ったという岩田騎手=ウオッカ。ハナを切るぐらいの好スタートを決めたとはいえ、3、4番手追走は鞍上以外には驚きの策でした。しかし、道中は掛かる場面もなく、実にスムーズ。直線では前が開いたところで一気にスパート。反応鋭く、あっという間に「バキューン!」と(笑)突き抜けました。
 それにしても強かったウオッカ。◎を打ってはいましたが、3馬身半差をつけるとは予想外。まだ秘められた能力が、これだけあったとは…。予想通りの馬体増(プラス8㌔)で明らかに体調が戻っていたこと、岩田騎手が話していた通りに内が伸びる馬場だったということなど、全ての面がウオッカに味方していました。とはいえ、やはり馬自身の力があってこそ。もとより左回り、マイルと条件が揃えばこれだけ走れるということが、改めて証明されました。また、ダービーの33秒0の切れ味だけがイメージされることなく、馬任せの騎乗だった岩田騎手もお見事でした。

 外枠から果敢に先行策を取ったアルマダ。ホワイト騎手が当日、安田記念までに芝のレースに4鞍騎乗できていたこともプラスに働いたでしょう。前につけて、内目を通ろうという意思がハッキリしていました。終始気合をつけられながらの追走でしたが、切れ味がそれほどでもない代わりに、実にしぶとい走り。ウオッカには一気に離されましたが、最後までバテずに②着を確保しました。

 ③~⑥着までは横一線での入線。エイシンドーバーは安定みは認めてもこのメンバーに入ると一枚下がると思えましたが、内で好位の直後を追走。最大限ロスのないレース運びで馬券圏内に突入しました。
 エアシェイディスズカフェニックスは馬場のバイアスを考えれば、外目の枠がひとつの誤算ではありました。ただ、エアは一度使われていればという惜しい内容でした。一方、スズカは昨年と同じようなレースぶりで、結果も同じ⑤着。この乗り方しかないということでしょう。東京マイルでは入着が精一杯。
 押して押してハナを奪ったコンゴウリキシオー。前半3ハロン34秒6-4ハロン46秒2という絶妙な平均ペース。自分の競馬に徹して最後まで食い下がっていましたが、昨年のデキがあれば今少し粘れたでしょう。

 小差で1番人気となったスーパーホーネットはわずかに出遅れましたが、それは大きなロスにはなっていません。美浦からの当日輸送でも気配が今イチに見えたあたり、前走で切れに切れた反動があったのでしょうか。コース適性という意味では、スズカ同様、1600㍍なら東京よりも京都というタイプでもあるのでしょうが。

 ジョリーダンスは相当に強い攻め馬をしながらもプラスマイナス0と絞れませんでした。7歳牝馬、昨年の走りを望むのは酷なのかもしれません。

 ニシノマナムスメはエイシンドーバーと同じような位置取り。流れとしては来れない競馬ではありませんでしたが、4角ではすでに手応えが怪しくなっていました。直線の不利がなくても、上位は厳しかったです。

 グッドババはマイナス15㌔でイレ込み気味。昨年⑦着から着順を上げるどころか、ブービー。“内弁慶”としか考えられません。



08安田記念馬券

 馬連買ってて良かった~。
 

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【GⅠ予想=6/8(日)】安田記念

東京11R 第58回安田記念(GⅠ)(アジアマイルチャレンジ最終戦)

 過去2勝②着1回の香港勢が3頭参戦。当然注目ですが、“ホーム”といえる東京マイルの舞台でウオッカの巻き返しに期待します。
 1週前の時点でかなり細く映ったヴィクトリアマイル。当日はなんとか走れる態勢に作ってきましたが、それでもデビュー以来の最小体重。やはり状態には不備がありました。さらには、上がり33秒2を使っても差し切れないという展開の綾もありました。牝馬限定戦での②着とはいえ、決して悲観する内容ではありませんでした。今回は中2週の反動が気になりましたが、1週前ですでにフックラと見せていましたし、攻め馬の気配も活気がありました。岩田騎手はテン乗りになりますが、追い切りにも騎乗しており、リズムは合っていたように見えました。
 “衝撃”のダービー、突き抜けるかのような末脚を繰り出したジャパンカップやドバイデューティーフリー、そして前走。ベストといえる左回りの1600㍍で真価を問います。

 ◎を打ったヴィクトリアマイルは、好発からいつもよりも前の位置取り。結果、自身本来の競馬ができなかったニシノマナムスメ。しかし、プラス10㌔でも太く見えなかったあたりが充実一途の証。今回もビッシリと追われており、ひ弱さが目立った以前とは別馬です。マイラーズCでは、今回出走していれば人気の一角になっていたカンパニーにクビ差まで迫っており、牡馬相手でも能力は互角以上。末脚を生かす競馬ができれば、アッと言わせて不思議ありません。

 香港勢ではやはりグッドババ。昨年は伏兵という前評判通りに⑦着止まりでしたが、帰国後②①①①①①着。国際GⅠを2つ制して、国際レーティング122を獲得。マイルカテゴリーで世界トップタイにまで上り詰めました。昨年に比べて20㌔近く馬体を増やしており、今がまさに充実期といえます。ここを勝てば、アジアマイルチャレンジのチャンピオンとなり、100万㌦のボーナスが手に入るだけに、本気度満点の出走です。

 そのグッドババとの対戦成績が3戦3敗と分が悪いアルマダですが、そのうち2戦は0秒2、0秒1差と決して大きな差はありません。好位から競馬ができるタイプで、安定感ではむしろこちらの方が上とも取れます。マイルは<4、3、0、0>とパーフェクト連対。騎手も調教師も香港リーディングの腕。日本に向きそうなラストタイクーン系の血統。妙味は十分すぎるほどです。

 京王杯SCでは直線半ばで驚くくらいの切れ味を発揮したスーパーホーネット。輸送の影響でこじんまりと映っていましたし、発汗も見えただけに、美浦への入厩はプラス材料です。調整もうまくいったようですし、状態さえまともなら、マイルCSでダイワメジャーにクビ差まで迫った能力はやはり侮れません。

 出脚が鈍くなってきたとはいえ、今回の組み合わせなら、ダイワメジャーと最後まで競り合った昨年同様に単騎逃げ濃厚なコンゴウリキシオー。リズム良く走れるかどうかだけのタイプなだけに、凡走後でも粘り込みに注意を払います。

 昨年、ヴィクトリアマイル⑤着→安田記念9番人気③着だったジョリーダンス。今年はヴィクトリアマイル⑦着と着順を落としていますが、直線で狭くなった場面がありましたし、究極の上がり勝負は不向きでした。勝ち切るイメージはありませんが、③着候補にはマークします。

◎(5)ウオッカ
○(4)ニシノマナムスメ
▲(7)グッドババ
△1(16)アルマダ
△2(11)スーパーホーネット
△3(10)コンゴウリキシオー
△4(8)ジョリーダンス
 

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【重賞予想=6/7(土)】ユニコーンS


東京11R 第13回ユニコーンステークス(JpnⅢ)

 出走してくればタダ貰いだった?サクセスブロッケンがダービーへ駒を進めた分、各馬にチャンスが広がった上、ダート中心に走ってきた組と芝路線を歩んだ組との比較も難しい一戦です。

 オープン入りして3戦。伏竜Sの③着はやや消化不良でしたが、端午Sではサクセスブロッケンには5馬身離されたものの②着は確保。さらに前走、昇竜Sはスローの単騎に恵まれたとはいえ、余力十分の楽勝。一貫してダートを使って③着を外したことがないユビキタスを中心とします。すでに東京1600㍍を使って好時計勝ちしており、スタート地点の芝にも不安ありません。中間の雨でパサパサの馬場にはならないだけに、脚抜きの良い馬場での好成績がプラスになります。さらには、典型的な逃げ馬不在なら、再度展開にも恵まれそうです。

 初ダートの中では、ドリームシグナル。NHKマイルCは内絶対有利の中、外から目立つ伸びを見せていました。シンザン記念の鮮やかさを見ても、ベストは1600㍍。芝、ダートを問わなかった異端の父なら、という期待もありますし、先週兄のホクトスルタンが目黒記念を制して、血統的な勢いもあります。砂を被りづらい分、この枠もプラスでしょう。

 ダイワマックワンは、初ダートだったヒヤシンスSでは、サクセスブロッケンが抜け出した後を追いかけるように、最後までしっかりと脚を使っていました。出遅れて差しに回ったのが奏効したとはいえ、脚質に幅を増すことにも成功。ダート、距離という課題も一気に克服できました。熱発でファルコンSを回避して間隔があきましたが、走れるデキにはありそうです。

 ファルコンSはやはり懸念された芝が敗因と割り切れば、ダートに戻ってシルクビッグタイムの反発に注目が集まるのは当然です。新馬戦から3走、ダートでは圧倒的なパフォーマンスを見せてきました。これが1200、1400なら◎となりそうですが、スタート地点が芝で、距離も未知の1600㍍。一介のスピード馬でもなく、こなせる範囲ではあるでしょうが、さすがに初めてとなると詰めの課題が浮上しそう。今回は評価を下げます。

 以下、芝でも大崩れなく高いレベルで走ってきたロードアリエス、いきなり地方の深い砂に対応したダート2走目のウイントリガー、常に安定した末脚を繰り出すクリールパッションが押さえ。

 安藤勝騎手、中村調教師がとにかく素質を絶賛してきたサダムイダテンがついにダートに矛先を向けてきました。父フォーティナイナー、初ダートがむしろプラスになるかもしれませんが、それよりも馬の気力が心配。雪で順延された共同通信杯以降、走りに活気が感じられません。超早熟?かどうかは不明ですが、スランプ脱出の兆しがレースで見られない以上、今回も軽視とします。

◎(6)ユビキタス
○(12)ドリームシグナル
▲(15)ダイワマックワン
△1(7)シルクビッグタイム
△2(9)ロードアリエス
△3(11)ウイントリガー
△4(10)クリールパッション
 

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裁決について、思ったこと。とても一筋縄では…

 すでに柏木集保氏がテレビ中継やネットのコラムで、また水上学氏が自身のブログで、野元賢一氏もネットのコラムで論評されていますし、さらには今週の「週刊競馬ブック」にもこの件は掲載されていますが、先日のオークスでの“灰色決着”に終わった裁決の件について、考えたことを書きます。以下、各個人や団体を貶める意味はありませんので、ご容赦を。



 今回のトールポピーの着順はそのまま、しかし池添騎手は騎乗停止というのは実にわかりにくい処分でした。一昨年のエリザベス女王杯でカワカミプリンセスが1位入線ながらも降着となったケースと、どう違うのかも判別できませんでした。斜行の度合いなど、カワカミプリンセスよりも、今回のトールポピーの方が急だったように見えます。

 これに伴い、言われたのが「社台(グループ)だから降着にならなかった」。
 トールポピーは天下のノーザンファームの生産、馬主も社台系の一口クラブ。
 カワカミプリンセスは日高のそれほど大きくない牧場の生産で、牧場自身が馬主になっています。

 今や、“社台あっての日本競馬”と言われても仕方のないくらいに、社台グループが少なからず関わっている馬の活躍が目立っています。それは社台グループの企業努力の賜物です。一方で、不況による個人馬主の減少など、JRAにとって台所が決して楽ではないことが、「社台には頭が上がらない」と思われてしまう原因になっています。

 「政治的配慮からすると、オークスでは社台を立てたから、ダービーでは社台以外が勝つんじゃないのか?」などという冗談が私の周囲で聞かれましたが、ディープスカイは、父こそアグネスタキオンですが、馬主・生産者とも非社台。まだ「社台云々…」は、信憑性は別にして、くすぶっています。



 「降着なし」と「騎乗停止」がワンセットになったことが“灰色決着”のように見えているのも、今回の件が100%の納得を得られない原因のひとつに挙げられます。
 過去にも着順の変更はなくても、騎手のみが処分されるというケースはありました。これは規則に則ったことですから、JRAとしてもなぜそこまで言われなければならないのか、と考えているかもしれません。
 しかし、そのルールが周知徹底されていたのかどうかという点ではJRAに落度があります。むしろ、ファンの立場からすれば、着順の変更がないなら騎手への処分も過怠金止まりという方が、スッキリとしているように見えてしまいます。
 無論、今回の一件で、着順は変更されなくても騎手は騎乗停止になる可能性はあるというルールの存在をアピールできたということはいえます(もちろん、皮肉)。

 着順の決定と、騎手への処分の決定にタイムラグがあったこともまた、憶測を呼ぶ要因になっています。なぜ「降着にせず」と「騎乗停止に処す」が同時に決定できなかったのか。もし、池添騎手への処分でお茶を濁そうとしているのなら…。その日の全レースが終わってからのマスコミへの発表だったこともあり、ファンに見えにくい形での騎手への処分となったことも問題です。



 「競馬に乗ったことがない人間に何が分かる?」。騎手の口から出る言葉らしいのですが、ならば、騎手経験者が裁決に加われば万事解決かというとそうもいかないのが現実でしょう。

 岡部幸雄氏が引退した際に、若手騎手の育成とともに、裁決への協力なども行うのではないのか、という希望的観測もありましたが、岡部騎手は現役時にいわゆる“岡部ライン”で、(当時の)若手・中堅に多大な影響を与えました。岡部騎手が裁決の内部に入ったとして、中立にと思っていても、色眼鏡で見られる危険もゼロではないでしょう。

 ならば調教師はというと、引退してからは、いわゆる予想会社に名を連ねるばかり。現役中から昨年の引退後も雑誌などで評論している伊藤雄二氏も、スポーツ紙上に予想を掲載しています。
 競馬経験者だからといって、裁決に加わることはかなり難しいのが現状ではないでしょうか。

 その道一筋ゆえ、多大な功績を重ねた人でさえ、引退後の道がしっかりと用意されてこなかったツケとも言えます。



 JRA内部の人間の裁決には限界があるという声が、以前から聞かれていましたが、今回の件ではそのボリュームが非常に大きくなりました。
 レースを主催する組織と、レースを厳しく処する組織が同一というのは確かに矛盾ではあります。
 ディープインパクトが現役の頃、そのレースが近づくと「武豊騎手は降着にはならないのでは?」という声も聞かれていたように、処分がJRAの意のままというように見られてしまっています。

 裁決はJRAから切り離すべき。
 それは正論でしょう。
 ただし、それは本当にできることなのでしょうか。

 競馬(に限らず、競艇、競輪、オートレース)は、賭博を禁止する刑法の対象外として、国の省庁が管轄して開催されています。裁決もJRAの内部ですから、大きく言えば国の管轄下にあるともいえます。馬券(ファンのお金)に関わることですから、天下り団体のようなわけにもいきません。農水省の下に、新たな組織を作ることがそんなに簡単なことでしょうか。
 組織の分離はできたとして、人材はどうするのか。今のJRAから横滑りでは、結局は同じことにはならないでしょうか。
 こうなると、日本の競馬の成り立ちにまで問題が発展しそうです。JRAの馬券の売り上げの内訳には国庫納付金10%が含まれています。国のための競馬。これを変えないことには、JRAと裁決の分離すら難しいことのように思えます。



 競馬ファンとして、願うこと。信頼できる競馬を。
 

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【重賞回顧】金鯱賞、目黒記念

第44回金鯱賞(GⅡ)
1◎(12)エイシンデピュティ
2…(15)マンハッタンスカイ
3○(4)カワカミプリンセス
4△(5)サクラメガワンダー
5…(2)カネトシツヨシオー
6▲(13)アドマイヤオーラ
7△(7)インティライミ
11△(6)タスカータソルテ

 仕掛けてハナを奪いに行ったエイシンデピュティ。小雨降るやや重の中、最も遅いラップが4、5ハロン目の12秒3。極端に緩んだ流れではない上、武豊騎手=マチカネオーラが早めにマクって出て、厳しい展開かとも思えましたが、岩田騎手は慌てず騒がず。前走でインからしぶとく伸びた経験がプラスに働いたのでしょう。直線に向いて、もう一度突き放しての完勝でした。昨年から力をつけている印象はありましたが、ますますパワーアップの感があります。

 マンハッタンスカイは、逃げたエイシンデピュティの番手。上記したように早めに来られて、3頭雁行の真ん中でしたから、そう楽な競馬ではありませんでしたが、そこからが実にしぶとかったあたり、これも力をつけています。ハンデ戦→別定戦で3㌔増、相手も強化されて、さすがに厳しいと思えましたが、もうノーマークにはできない存在です。

 結局前が残る展開の中、さすがの実力を示したのがカワカミプリンセス。11か月の休養明けでも、昨年よりは条件が良いとはみていましたが、ゴール前は一完歩ずつ差を詰めていました。多少クッションの効いた馬場も、骨折明けの同馬には良かったのかもしれません。長休明け激走の反動が心配ではありますが、この後順調ならば宝塚記念でも有力候補なのは間違いありません。

 サクラメガワンダーは直線ではカワカミプリンセスの外で馬体が合う形になりましたが、競り負けという印象。1800㍍がベストという見方もできますし、左回りがあまり巧くないという可能性もあります。いずれにせよ、この相手ではこの程度ということかもしれません。

 レースが決してからの末脚だっただけに、カネトシツヨシオーは展開ひとつと言い切れないところはありますが、別定で掲示板を確保したあたりは、徐々に力をつけているのでしょう。

 アドマイヤオーラは帰国初戦でも仕上がりは良かったとみえました。道中もスムーズな追走。3角過ぎから動いていったところなどはさすがの走りに見えましたが、追い比べで遅れてを取りました。そう大きな馬ではない(今回452㌔)だけに、雨の影響を受ける馬場での58㌔がこたえたのでしょうか。

 インティライミはここ数戦よりは前に位置取って、中団から。昨秋の切れ味などからは、今回のような馬場は向かないのでしょう。



第122回目黒記念(JpnⅡ)
1◎(5)ホクトスルタン
2○(17)アルナスライン
3▲(1)ロックドゥカンブ
4△(2)フォルテベリーニ
5△(3)アイポッパー
9△(8)ヒカリシャトル
11△(15)シルクネクサス

 内から押してハナに立ったホクトスルタン。道中はそうラップを落とさず、かといって速すぎず。いかにもこの馬らしい“マイペース”を刻めました。そうなれば極端な瞬発力勝負にはならず、まさにこの馬のための競馬となりました。ゴールまで実にしぶとく、本領発揮の重賞初制覇となりました。逃げてこそというタイプが不在の現況、主張さえすれば自身のペースで逃げることは可能なだけに、今後の活躍も見込めます。
 「ザワザワした雰囲気の中でも落ち着いていた」とは横山典騎手。自身騎乗したことがなかったとはいえ、やはり縁のあるメジロの系統の産駒だけに、かなり気がある様子。ゴール後のガッツポーズにも表れていました。

 休養明けを圧勝した反動も見られなかったアルナスライン。道中もスムーズな追走。今回は内有利の馬場での17番枠、ホクトスルタンよりも2㌔重かった斤量などが敗因でしょう。無論、前走とは相手が違ったこともあります。最後までジリジリと差を詰めたあたりはさすがの底力です。

 内をロスなく追走できたロックドゥカンブ。最後にヨレ気味になったあたりは、さすがに休養明けがこたえたといえそうです。それに、南半球産で57㌔はきつかったかもしれません。陣営も認めていた「宝塚記念を見据えての状態」ならば、叩かれての良化が見込めますし、まだ斤量面での恩恵も受けられるだけに、次走は注目です。

 以上3頭の4歳馬の充実が目立ったレースとなりました。

 ロックドゥカンブにハナ差まで詰め寄ったフォルテベリーニは、ロスなく立ち回れる枠、切れ味が問われない流れ、ハンデと好走要因が揃っていました。今後も条件待ちです。
 アイポッパーの伸びはジリジリとしたもの。さすがにピークは過ぎたとみるのが妥当かもしれません。
 ヒカリシャトルは、前走でアルナスラインと1秒差、今回が0秒8差なら、自身の力は出していると考えられます。本質は中距離型でしょう。
 シルクネクサスは、この日もインにこだわった武豊騎手が、このレースに限っては早めに外を動く形を余儀なくされてしまいました。直線は脚が上がっていました。
 

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【GⅠ回顧】日本ダービー

第75回東京優駿(日本ダービー)(JpnⅠ)
1△(1)ディープスカイ
2…(7)スマイルジャック
3…(3)ブラックシェル
4○(9)マイネルチャールズ
5△(10)レインボーペガサス
7▲(8)アドマイヤコマンド
8△(15)フローテーション
11△(4)タケミカヅチ
18◎(2)サクセスブロッケン

 逃げ宣言のアグネススターチが押して行ったものの、引き下がるのも早く、結局レッツゴーキリシマの逃げで、前半1000㍍60秒8の平均ペース。離れた後続はスローに近い流れでした。発表自体は良馬場とはいえ、さすがに多少は雨の影響があったと思われる馬場ですが、2分26秒7はレベルとしてはやや低調なものでした。
 とはいえ、ディープスカイの勝ちっぷりは、少なくとも同世代の中では能力が一枚も二枚も抜けていることを示しました。雨の影響を受けた後、徐々に乾いていく馬場状態では、内絶対有利が、東京の鉄則。実際、この日も内側有利が明白でした。そんな中、大外から突き抜けたのは、絶対能力の差としかいえません。
 「世界を目指せる馬」とは昆調教師ですが、異世代との力比較は微妙。というより、あくまでも同世代では抜けているというだけに過ぎず、現状古馬相手では足りないのではないでしょうか。

 皐月賞⑨着で一気に人気落ち(4→12番人気)したスマイルジャックが見事な反発。皐月賞を除けば、③着を外したことのない堅実みはもっと評価するべきでした。「今日は初めて向こう正面でハミが抜けた」と小牧太騎手。離れた3番手で流れに乗れたことが好走の最大の要因でしょう。手応え十分に前をとらえ、一度は大きく抜け出し、栄冠へ近づきました。相手が強かったとしかいえない、惜しい②着でした。

 「1角で挟まれたのがすべて」と武豊騎手が語ったブラックシェル。道中も宥めるのに苦労していました。それでも間を割って伸びたあたり、フットワークの大きさから、やはり府中向きということでしょう。

 マイネルチャールズは道中中団。ほぼ皐月賞と同じようなレース運びでした。結局、体調は現状維持。レース運びも現状維持。それではダービーは勝てないということでしょう。
 レインボーペガサスは皐月賞と同じ競馬では届かないと判断してか、1~2角で動いて先団に。最後はジリッぽくなりましたが、距離がさすがに長いということもあります。

 これまでも子供っぽいところは見せていたアドマイヤコマンドですが、さすがにキャリア4戦目。多少なりともダービー独特の雰囲気に飲まれた点はあったと思います。ゲート入りもゴネていました。直線では残り200㍍ぐらいのところで立て直す不利がありました。これからの成長に期待。

 タケミカヅチは道中はディープスカイの少し前の位置。しかし、4角で外に出したところで、もう手応えが怪しくなっていました。距離の壁を感じさせる結果でした。

 初の芝がダービーということで注目を集めたサクセスブロッケン。道中の追走などはスムーズに行っていましたが、直線を向いてアラアラになってしまいました。やはりそれほど甘くはないということなのでしょう。「夢は持っていたんだけどね」と横山典騎手。◎にしたこちらも夢を持っていましたが、横山典騎手のダービー制覇はいつになるのでしょう…。



 武豊騎手(1998、99年)に続く、史上2人目のダービー連覇を達成した四位騎手が勝利騎手インタビューの際、「うるせぇよ、おい!」と叫んだのには、ダービーの余韻に浸る中だっただけに、かなり驚きました。「何もそこまで…」とも思いましたが、インタビュー中、ずっと「四位」コールをしていた客への一喝だったようです。どうもその客は泥酔していたとのこと。ファンのマナーの問題は、大レースになるほど言われますが…。ダービーという最高の舞台に傷がついたことは確かです。



08ダービー1

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 ↑まぁ、いっぱい買いました(苦笑)
 

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いざ、ダービー!

20080601095529
 人生に、ダービーを。
 栄光の第75代ダービー馬を目に焼き付けたいと思います。

【GⅠ予想=6/1(日)】日本ダービー

東京10R 第75回東京優駿(日本ダービー)(JpnⅠ)

 年が明ける前から主役不在と言われ続け、ついにダービーまで傑出馬は現れませんでした。しかも皐月賞馬が故障で出走できず。まさに混戦のダービーとなりました。

 この10年で皐月賞組以外で1番人気が出たのは、2004年の1回のみ。キングカメハメハがNHKマイルC→ダービーの“マツクニローテ”を完成させた年でした。
 皐月賞馬不在の年も過去10年では、2001年の1回だけ。皐月賞③着ジャングルポケット→皐月賞②着のダンツフレーム。“王道ローテ”の決着でした。



 どの馬にも死角が少なからずひとつはあるメンバー。どのポイントを重く見るか。
 こんな年だからこそ、歴史に残る“奇跡”が起こるのでは。初芝がダービー。不発も納得のローテーション。それでもサクセスブロッケンには、今世代の中では屈指の能力があります。
 無論、全てダートでの実績ですが、4戦4勝いずれもが圧勝。相手が弱かったとはいえ、3秒1も千切ったデビュー戦も衝撃的でしたが、その後3戦の時計が非常に価値の高いものです。2戦目黒竹賞が前日の1000万特別より0秒2速く、3戦目ヒヤシンスSは前日の準オープンを1秒2上回りました。さらには前走の端午Sでは、アンタレスSを0秒7下回ったものの、最後を流したことを思えば互角程度の評価は与えられます。この世代の芝路線で、古馬との比較においてこれだけの内容を示した馬はいません。
 確かに初めての芝ですが、両前脚が外向のために、大事をとってダートを使われてきたということ。この中間はいつになく攻めた調教。最終追いもジョッキーが鞍上だったとはいえ、ラストまでビッシリと追われました。土曜日に不良まで悪化した芝。日曜日の天気である程度回復したとしても、パンパンの馬場は考えづらく、クッションの効いた馬場になるのも、「運」の強さかもしれません。
 シンボリクリスエス産駒で、母の父サンデーサイレンス。スラッとした脚長のスマートな馬体。芝が不向きとは思えません。
 完成されるまでダートを使いながら、パンとしたところで芝を使い、エイジアンウインズを一気にGⅠウイナーにまで登り詰めさせた藤原英厩舎。単に「使いたい」がためのダービー参戦ではありません。

 なんだかんだ言っても強い皐月賞直行組。1番人気で③着に甘んじたマイネルチャールズは3戦目から皐月賞まで、5戦連続で中山2000㍍を使いました。いかにも皐月賞が最大目標というローテーションを組んでいて、上積みに疑問がありましたが、今回の攻め馬でその考えを改めました。自分からハミを取って、首を上手に使って柔らかい動きでグイグイと伸びていました。まだ余力があるなら、最もダービーに近い路線を歩んできた底力がモノを言う場面があって不思議ありません。スパッと切れる脚がないだけに、多少なりとも渋りの残る馬場もプラスです。

 青葉賞を快勝したアドマイヤコマンド。12㌔絞った馬体でしたが、ようやく競走馬らしい体になったのか、道中のフワフワしたところがなくなり、かつ最後までしっかりとした走り。直線では内が開いたところでスパッと切れました。毎日杯でディープスカイに0秒4離されましたが、当時は勝負どころで気を抜くところがあって、追走に手間取った上に、直線でさばくのに苦労してのもの。キャリア3戦。距離経験の強みで、当時との力関係は逆転があっていいでしょうし、この中間の攻めに攻めた調整過程にも好感が持てます。

 皐月賞最先着のタケミカヅチはまだ1勝馬。とはいえ、2戦目以降は常に重賞を使ってきて、一戦毎に内容が良化しています。折り合いに気を遣いながらのレース運びを余儀なくされながら、徐々に競馬を覚えて、前走は内でうまくタメが利いた分、接戦の②着争いを制しました。さすがに1枠には入らなかったものの、今度も内目の4番枠。またロスのない競馬ができそうで、上位争いに食い込みそうです。

 重賞戦線でインパクトある走りを見せたのはディープスカイ。毎日杯の抜け出す時の瞬発力、NHKマイルCで内からスパッと抜けた脚は世代トップクラスのものです。上述したキングカメハメハと同じ、毎日杯→NHKマイルC→ダービーというローテ。ひとつ前例があるから不安なしと見る向きもあるのでしょうが、切れに特化した感があり、必ずしも距離延長がプラスとは思えません。それに、早くから1600→2000㍍のローテを決めていたキンカメと比べて、こちらはあくまでもマイルを優先したという過程もあります。行きがけの駄賃で勝てるレースではありません。

 皐月賞で上がり最速を出したレインボーペガサスは決して瞬発力に優れたタイプではなく、馬場は渋った方が良いはずで、土曜日までの雨はプラス。一方で、母の父デインヒル。距離延長がプラスではなく、自力で勝ちには行けないだけに、どれだけうまくレースを運べるかが鍵になりそうです。

 連絡みは「?」でも、③着にマークしておきたいのはフローテーション。藤岡佑騎手=橋口厩舎は、NHKマイルCのダノンゴーゴーと同じコンビです。

◎(2)サクセスブロッケン
○(9)マイネルチャールズ
▲(8)アドマイヤコマンド
△1(4)タケミカヅチ
△2(1)ディープスカイ
△3(10)レインボーペガサス
△4(15)フローテーション
 

テーマ:競馬予想 - ジャンル:ギャンブル

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