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【重賞予想=6/1(日)】目黒記念


東京12R 第122回目黒記念(JpnⅡ)

 1年前、ウオッカにダービーの栄冠を奪われたりと、レベルに疑問符が付けられていた現4歳世代ですが、遅咲きの馬が多かったのか?ここにきて評価を上げています。ここも4歳勢に重きを置く検討が必要でしょう。
 菊花賞の疲れがなかなか取れず、年が明けて4月まで復帰が伸びたアルナスライン。ハンデも含めて半信半疑の面もありましたが、抜け出す時の脚の速さ、突き抜ける際の迫力など、別馬のようでした。パワーアップ、休養効果は歴然。2分23秒5も優秀ですし、ハンデも0.5㌔増程度なら克服できます。さすがに長期休養明けだけに、反動も心配されましたが、間隔を取った分乗り込めており、仕上がっていると判断します。

 菊花賞では⑥着にとどまったホクトスルタン。自己条件で復帰しましたが、11秒台を4回続ける緩みのないラップを刻みながらも、脚色衰えずの6馬身差快勝でした。天皇賞(春)は、菊花賞同様に4角で早めにアサクサキングスに来られる展開。決して楽ではありませんでしたが、最後までしぶとく食い下がっての④着。しかも多少余裕残しのプラス6㌔の馬体だっただけに、価値があります。こちらも負けじとパワーアップしています。ハンデ56㌔は前走から2㌔減。ハンデ差を考えて、こちらを上に取ります。

 1番人気に支持されたロックドゥカンブでしたが、内で包まれる大きな不利がありました。直線の脚は鋭かったものの、時すでに遅しの③着。キネーン騎手を招いた有馬記念でも終始インにこだわった分、外に出せず、脚を余した感のある④着どまり。いずれも能力をフルに発揮できていれば…という内容でした。南半球産の遅生まれだけに、これからの上積みは計り知れません。57㌔が少し見込まれた分、3番手ですが、単に潜在能力だけを考えれば、まとめて負かして不思議ありません。

 以下は連下評価どまり。アルナスラインには離されたものの、自身距離を克服できたことは大きいヒカリシャトル。天皇賞が案外な凡走でしたが、追い切りの動きは決して悪くないアイポッパー。スタミナが問われた大阪-ハンブルクCで好走したシルクネクサスフォルテベリーニ

◎(5)ホクトスルタン
○(17)アルナスライン
▲(1)ロックドゥカンブ
△1(8)ヒカリシャトル
△2(3)アイポッパー
△3(15)シルクネクサス
△4(2)フォルテベリーニ
 
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【重賞予想=5/31(土)】金鯱賞

中京11R 第44回金鯱賞(GⅡ)

 いわゆる有力どころに差し馬が揃いました。前々で運べる実力馬という点でエイシンデピュティ。1㌔重かった鳴尾記念、同斤の京都金杯とアドマイヤオーラに先着というアドバンテージもあります(今回は1㌔軽い)が、より強調できるのが前走、大阪杯の内容。内で流れに乗れた利があったとはいえ、最後までしぶとく脚を使ったダイワスカーレットに迫った走りが、現在の充実を物語っています。気持ち長いと思えた2000㍍も克服しました。芝とダートの違いこそあれ、先週の東海Sでもフィフティーワナーを御して内から差した岩田騎手。今回もロスのない競馬をしてくれるはずです。雨で多少しぶっても、まだ2週目ならインもそう走りづらくはないでしょうし、父フレンチデピュティなら晴雨兼用の評価でいいでしょう。まず崩れないとみて、中心視します。

 中京巧者が揃って、雨の影響も考慮すると、相手は難解。やや重発表でも、実際にはもっと馬場は悪かった宝塚記念で、ハイペースを早め先頭という強気の策に出たカワカミプリンセスは、牡馬の一線級相手でも通用の能力を示しています。同じ休み明けでも、1600㍍のマイル戦で展開に泣いたヴィクトリアマイルよりも、今回の方が条件は良く、走られても驚けません。

 ドバイでは前に入られて後方待機を余儀なくされたアドマイヤオーラ。流れに乗れず、不完全燃焼でした。遠征明け、58㌔と不安材料はありますが、慣れたウッドで調整できるのはプラス。本来の実力が出せれば、勝ち負けのレベルです。

 重賞ではどうも詰めが甘くなるサクラメガワンダーですが、前走がほぼ勝ったという内容。鍵は左回りの克服。

 中京得意な中では、道悪OKと思えるタスカータソルテインティライミは雨がややマイナス。積極策で活路を見出すか。
 スウィフトカレントローゼンクロイツは良馬場なら、の条件付き。多少でも渋ると大きなマイナスとなります。

◎(12)エイシンデピュティ
○(4)カワカミプリンセス
▲(13)アドマイヤオーラ
△1(5)サクラメガワンダー
△2(6)タスカータソルテ
△3(7)インティライミ
 

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混戦!今年のダービーは過去のどのダービーに似ているのか?

 昨夏の馬インフルエンザ禍に始まり、猫の目のように重賞勝ち馬が変わり、期待された馬があっさりと次走で凡走。確たる主役が不在のまま、2008年のクラシックロードは日本ダービーに至ろうとしています。



 今年のダービーの特異性といえば、まずは皐月賞馬が不在ということ。
 皐月賞を逃げ切ったキャプテントゥーレが骨折によりリタイア。皮肉にもその父アグネスタキオンが屈腱炎により回避した2001年以来、皐月賞馬不在のダービーとなります。
 皐月賞馬が不出走となったダービーは、過去6回あります。その勝ち馬は、

 1961年 ハクシヨウ(1番人気・前走NHK杯④着)
 1965年 キーストン(2番人気・前走オープン①着)
 1969年 ダイシンボルガード(6番人気・前走NHK杯④着)
 1985年 シリウスシンボリ(1番人気・前走若葉賞①着)
 1987年 メリーナイス(4番人気・前走皐月賞⑦着)
 2001年 ジャングルポケット(1番人気・前走皐月賞③着)

 1番人気は<3、1、0、2>。あまり古いとローテーションなどが現在と違うので微妙ですが(本番前にトライアルを使う、挟むのが当たり前だった)、近2回は前走皐月賞組が勝っています。
 85年②着のスダホークは、皐月賞こそ脚を余して⑥着でしたが、弥生賞を勝っていました。87年①着のメリーナイスは朝日杯3歳S(当時)を制していました。実績馬の巻き返しというのが、ひとつのテーマといえるかもしれません。



 他に特異ということでいえば、皐月賞に出走しなかった馬が上位人気を形成するかもしれないということ。その点で今年に近いと思ったのが、1989年のダービーです。

 この年のクラシック路線の主役を務めるはずだったのは、前年度の最優秀3歳(当時)牡馬に選ばれたサクラホクトオーでした。しかし、弥生賞、皐月賞と極悪馬場に泣き、スランプ状態に。また、弥生賞を大差勝ちしたレインボーアンバーが故障で秋まで休養など、一気に混沌としてクラシック本番へ。

 結局、皐月賞は3番人気ドクタースパートが制し、道営出身馬初のクラシック制覇の偉業が達成されましたが、ドクタースパートは当時マイナス16㌔でギリギリの仕上げでした。また、勝ち時計が、不良馬場とはいえ2分5秒2と評価しづらいものでした。②着にはウィナーズサークルが入りましたが、前走400万下を突破したばかりで、この時まで芝未勝利。

 主役不在のまま迎えたダービー。1番人気は2400㍍のオープン特別・若草Sを勝ったロングシンホニーでしたが、単勝オッズはなんと6.0倍。単勝支持率12.3%は、現在までダービー史上最低のものです。2番人気は、共同通信杯4歳S①着→NHK杯③着のマイネルブレーブ。皐月賞馬は4番人気止まり。上位人気2頭が、皐月賞不出走馬でした。

 しかし結果は、3番人気に甘んじていた皐月賞②着のウィナーズサークルが2分28秒8でダービー制覇。芦毛初のダービー馬となりました。
 ②着はNHK杯②着で権利を取ったリアルバースデー(6番人気)、③着は青葉賞(当時ダービー指定オープン)を勝ったサーペンアップ(11番人気)。1番人気ロングシンホニーは⑤着止まりでした。

 当時、データで圧倒的有利だった皐月賞組が、きっちりとダービーを制しました。また、まだ関西馬絶対優勢という時代ではなかったため、“東上初戦がダービー”という馬は苦戦。ロングシンホニーの敗戦もまた、データ通りでした。
 一方で、②③着にはトライアルで権利を取った伏兵が入線。終わってみても、やはり混戦。それが1989年世代のダービーでした。



 今はローテーションも多様化。皐月賞をハナからパスする馬もいます。NHKマイルCが主要ローテーションになってもいます。さすがに1番人気の単勝オッズが6倍台ということもないでしょう。必ずしも1989年とは同一ではありません。

 しかし、89年当時ほどの不良などの極悪馬場ではなくても、今年も雪で芝の生育がうまくいかなかったか、2月の京都の芝は荒れ気味。皐月賞も一応は良馬場発表だったものの、実際にはせいぜいやや重だったでしょう。青葉賞もやや重。プリンシパルSも雨の中、とてもやや重とは思えない馬場で行われました。京都新聞杯もやや重。主要レースがいずれも雨の影響を受けていました。
 今週も土曜日まで雨マークの予報が出ています。



 今年の中山芝はインコースが断然有利でした。同様に内を通らなければどうしようもなかった皐月賞は、ダービーに直結せず。上位3頭が皐月賞を直接のステップにしなかった2002年の例もあります。



 今年のダービーは、どこにポイントを置けばいいのか。ハッキリと見えてこないので、過去のダービーを振り返ることで、一度リセットしてみました。
 

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【重賞回顧】東海S

第25回東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)
1…(3)ヤマトマリオン
2…(12)ラッキーブレイク
3△(5)フィフティーワナー
4○(11)ワンダースピード
5△(4)マルブツリード
6◎(6)ロングプライド
10▲(2)メイショウトウコン
11△(1)サンライズバッカス

 正直予想がつかなかった上位2頭。共通するのは、いずれも前走芝で凡走しているということぐらい。脚抜きが良い割に時計が平凡だったこと、道中は13秒台を重ねながらも、残り5ハロンでいきなり11秒9という変則的なラップだったことが波乱の要因と考えます。
 ヤマトマリオンは終始内々でロスなく乗られたことも好走の理由として挙げられるでしょう。
 ラッキーブレイクは仕掛けて2番手。スローペースを見越した鞍上の好判断もありました。

 フィフティーワナーは多少行きたがりましたが、内で我慢。最後に差す脚を残すことができました。これまでと違う戦法を取れたことで、幅が増したのは確かでしょう。
 ワンダースピードはここ数戦に比べると、手応えが悪くなるのが早かったです。おそらく、急激にラップが上がったところで差を詰めざるを得なかったためでしょうが、その位置取りはこの馬本来のものではなかったと思います。
 ロングプライドは圏外というところから、ゴールではかなり詰め寄っていました。上がり35秒8は最速でした。もう少し上がりが掛かればという内容ですが、この距離なら期待した根拠の4走前のような早めに位置を取る作戦があっても。こればかりは課題のスタートが決まらないと難しいのかもしれませんが、少し勿体ない競馬になりました。

 メイショウトウコンサンライズバッカスは最後方に近い位置取りから。これも急激なペースアップで、本来の走りが見られませんでした。ただ、メイショウトウコンはピーク時なら、ゴーサインが出てからの行き脚がもっとついていたように思います。サンライズバッカスは本質的にこの距離は長いでしょう。勝負を捨てて乗られた際の入着候補という程度。となると、ペースが上がることが必然的に好走条件になります。やはりマイル前後がベストです。

 上述したように、人気上位馬が変則的な展開に泣いたのは確かですが、同時に、予想でも記しましたが、オークスの裏ということで乗り替わりが多数。特に今回は乗り慣れた騎手でこそ、という馬が乗り替わっていましたから、そのあたりも大きく影響したように思います。
 

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【GⅠ回顧】オークス

第69回優駿牝馬(JpnⅠ)
1…(15)トールポピー
2…(6)エフティマイア
3△(10)レジネッタ
4△(7)ブラックエンブレム
6▲(4)レッドアゲート
7△(18)リトルアマポーラ
8○(12)ソーマジック
12△(9)ライムキャンディ
15◎(14)カレイジャスミン
18△(1)シャランジュ

 前半3ハロン35秒9-4ハロン48秒7-後半4ハロン48秒6-3ハロン35秒7。前後半ほぼ同じラップが刻まれた、まさに平均ペース。各馬に不利のない流れだったように思います。一方で、雨が早く上がり徐々に乾きつつのやや重馬場というのは、NHKマイルC時と同様。オークス前の芝のレースでも、内を突いて差してくるケースが目に付きました。どの馬、どの騎手が内を突くのかを事前に予測するのは非常に難しいですが、武豊騎手はしっかりとインを狙っていた印象を受けました。

 トールポピーはもう少し増えても…というプラス2㌔でしたが、気配自体は桜花賞時よりも良化。それでもまだ万全には一歩と思えましたが、道中中団から直線は内に切れ込んで、アタマ差凌ぎました。末脚を過信した?桜花賞よりも前につけてのレース運び、少し渋った馬場状態。ハイペースの阪神ジュベナイルフィリーズで発揮した底力を改めて示すレースとなりました。
 審議、降着云々に関しては後述します。

 桜花賞の評価が非常に難しかったエフティマイア。プラス12㌔で馬体を戻して、正攻法の競馬。一旦は先頭に立ちかける強い内容でした。新潟2歳Sを勝った後、不振が続いて、桜花賞→オークスと連続②着。単に寒い時期が苦手とかいう理由だけで、これだけの反発ができるでしょうか。

 桜花賞を制しながらも5番人気に甘んじたレジネッタ。多少行きたがる素振りはありましたが、向こう正面では何とか折り合って中団。直線では内に押し込められる苦しい競馬になりながらも、最後までしぶとく脚を伸ばしました。
 終わってみれば、2歳女王と桜花賞①②着馬による決着。

 ブラックエンブレムのマイナス16㌔には驚きましたが、見た目にはそれほど細くは映りませんでした。桜花賞が出遅れて悔いを残す競馬だっただけに、今回は先行策。懸念された折り合いもついていましたし、直線でバラけてからは一度は抜け出そうかという内容。最後は力負けの印象ですが、力は出し切っています。

 田村厩舎の2騎レッドアゲートソーマジックはほぼ同じような位置取りから、直線では内外に進路を分けました。外を回ったレッドアゲートは終始外を回って勝ちに行った分、伸びを欠いた印象。ソーマジックは苦しくなりかけてもうひと伸びしようとしたところで、不利を受けました。
 リトルアマポーラは大外枠ということもあって、終始外を回っての追走。大外から伸びもジリジリとしたものでした。力強さに欠けた印象を受けました。

 狙ったカレイジャスミンは2番手追走から直線に向いたところで先頭に立ったものの、坂下で早くも失速。いかにも距離が長かったよう。
 シャランジュはこの騎手らしく、腹を括った殿から。直線で馬群に取り付いたものの、離されたように、これも距離が長すぎました。



08オークス馬券

 ↑カレイジャスミンの残り目を期待した馬券でしたが、完敗。





 JRAホームページで何度かパトロールビデオを見ましたが、池添騎手=トールポピーの斜行は相当なもの。一度内へ切れ込んで、さらに内に切れ込んでいました。これが降着にならなければ、何が降着なのか。そういう声も聞こえるほどの“進路妨害”でした。
 馬の着順は変更しないものの、池添騎手は2日の騎乗停止という処分が下されました。GⅠ格でのこのような処分は、1983年のダービー(ミスターシービー=吉永正人騎手・故人)、1984年の皐月賞(シンボリルドルフ=岡部幸雄騎手)以来のことですが、これは内情を知らないファンには、実に分かりにくいものです。「騎乗停止を食らってもよければ、どうぞ他馬の邪魔をしてください」とでもJRAは言いたいのでしょうか。
 昨年の天皇賞(秋)では、コスモバルクの五十嵐冬騎手に、他の騎手から罵声が飛んだという報道がありましたが、今回は皆無。“仲良しグループ”の仲間だから、誰も何も言わないのでしょうか。

 「ファンあっての競馬」とJRAは言っていますが、今回の件は明らかにファンを置き去りにしています。この件に関しては改めて書きたいと思います。
 

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【重賞予想=5/25(日)】東海S


中京11R 第25回東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)

 GⅠの裏で行われるだけに、乗り替わりが目立つ一戦。その鞍上配置も多少なりとも影響するでしょうか。
 乗り慣れた騎手を確保できている点も評価できるロングプライド。アンタレスSが不満の⑦着ですが、パサパサすぎた馬場が敗因とも取れます。今回は道悪なら4走前に、フィールドルージュと接戦の実績がありますし、当時早めにまくって出た経験が、今回に生きてこないでしょうか。

 この1年の充実が本物のワンダースピード。前走にしても、着差以上に手応えに余裕がある快勝でした。距離延長に不安はなく、ここも大崩れはないでしょう。相手本線。

 昨年の覇者メイショウトウコンは前走全く反応せず。脚抜きの良い馬場はプラスなだけに、巻き返しがあるとみますが、今回凡走するようだと…。

 差しづらい馬場でも③着に食い込んだサンライズバッカスはJCダートが勝負を捨てての③着。距離が延びるのは決してプラスではありません。他が動くのを待って仕掛ける作戦で、勝ち切れるかどうか。

 フィフティーワナーは前走が淡白な走り。一定のレベルは保てていても、さすがにブランクの影響があるのでしょうか。今回もマークがきつくなりそうで、直線どこまで我慢が利くでしょうか。

 他には、追い切りのシャープな動きが目についたマルブツリード

◎(6)ロングプライド
○(11)ワンダースピード
▲(2)メイショウトウコン
△1(1)サンライズバッカス
△2(5)フィフティーワナー
△3(4)マルブツリード
 

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【GⅠ予想=5/25(日)】オークス


東京11R 第69回優駿牝馬(オークス)(JpnⅠ)

 現在、雨は降っていないものの、結局重馬場。この馬場でスローペース必至。果たして、そんな状況で後ろから押し上げるだけの体力を持つ馬がいるかどうか。切れ味勝負の馬には苦しいとみます。

 早くから陣営がオークスを見定めて、2月の時点で牡馬相手でも東京2400㍍を使ったレッドアゲート。当時は後方から差を詰めた程度にとどまりましたが、フラワーC②着、フローラS①着と着実に成果を挙げてきました。そのフローラS、権利取りのためもあって、予想以上に前の位置取り。それが、スローの今回に向けての布石になりました。

 同厩のソーマジックは桜花賞で最も強い競馬をしたと思える馬。直線、一旦沈みかけてもう一度盛り返したあたりが、今年の牝馬にはなかなか見られない底力。ゴール前でもグイッと伸びたあたり、距離の克服は可能とみます。

 田村厩舎2頭はかなり強力と考えますが、一歩ひねってカレイジャスミン。スローペースを作る先行勢の一角。スタート次第では前走同様の単騎逃げがあるでしょう。単なる瞬発力勝負では分が悪いだけに、馬場が渋ったのもプラス材料。昨秋、東京でやや重をこなした実績もありますし、上記したように、スローペースの重馬場で、後方から押し上げるだけの力を持った馬がいないと見れば、この馬の残り目は決して無理筋ではないはず。先日に書きましたが、近年の道悪のオークスはスローペースで前残りが穴のパターンでもあります。

 決してマイルが不向きとは思えないだけに、桜花賞⑤着は不満でもあるリトルアマポーラ。1月に牡馬相手の2000㍍を経験させているあたり、関係者は早くからオークス向きと捕らえていたのでしょうが、もうひと伸びが足りなかったあたり、大一番では詰めが甘いのか?という疑問もあります。大外枠というのも、少し運が足りないような気がします。無論、実力だけを取れば、上位の存在です。

 気になる伏兵陣は、追い切りの動きが大幅に良化、前走が力ではないライムキャンディ。腹を括ってのイン突きがありそうなシャランジュ

 ブラックエンブレムは気性?でも昨年暮れに牡馬相手の2000㍍で折り合った経験があります。案外距離は持つかも。後は桜花賞馬に経緯を表してレジネッタ

◎(14)カレイジャスミン
○(12)ソーマジック
▲(4)レッドアゲート
△1(18)リトルアマポーラ
△2(9)ライムキャンディ
△3(1)シャランジュ
△4(7)ブラックエンブレム
△5(10)レジネッタ
 

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【狙い目】5/24(土)

東京8R 4歳上500万下
 ここ4走、1・2・2・3番人気と常に人気になりながらも、着順は⑥③④⑤着と人気を下回っているロックザキャスパ。詰めの甘さは如何ともしがたいものがありますが、東京ダート2100㍍の横山典騎手というのが、今回の強調材料になります。ある程度前につけるという作戦のようですが、展開的にそれもプラスになりそうです。
 

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週末は雨。ますます難解のオークス

 桜花賞が12→15→5番人気で、3連単700万馬券。今年の3歳牝馬路線は非常に難しいですが、オークスも混戦必至。さらに週末は雨。土曜日の午後から降り出し、日曜日は雨のち曇りで、降水確率は80%。ますます予想が難解を極めます。



 オークス過去20年で、雨の影響を受けたのは、
1988年 レース中に雨。馬場発表は良(勝ち馬コスモドリーム・10番人気)
1989年 やや重。天気は曇り(ライトカラー・10番人気)
1997年 重。天気は晴れ(メジロドーベル・2番人気)
2000年 やや重。天気は曇り(シルクプリマドンナ・1番人気)
2004年 やや重。天気は曇り(ダイワエルシエーロ・6番人気)

 と5回あります。

 オークスの歴史といえば、ハイペース→差し=追い込み馬が台頭がひとつのパターンでした。雨の影響を受けた1988、89、97年もその傾向に変わりはありませんでした。
 一方で、2000、04年はスローペースで流れました。

 メンバー全体のレベルなどからすると、今年は2000年に似ているのかな、となんとなく思っています。
 その2000年のオークス。11番人気レディミューズが逃げて、16番人気オリーブクラウンが2番手。前半3ハロン36秒4-5ハロン63秒5の超スローペースで流れました。結局、桜花賞③着→桜花賞①着で決まりましたが、オリーブクラウンが③着、レディミューズも④着に粘りました。ワイドでは万馬券も出ています。
 今年のメンバーで逃げ候補となると、ブラックエンブレムカレイジャスミンがいますが、どちらもペースを上げて逃げるタイプではありません。

 また、2004年は前半3ハロン36秒6-5ハロン62秒0と、これもスローペース。3角手前で早めに先頭に立ったダイワエルシエーロがそのまま押し切る展開になりました。

 ただ、レース当日に雨が降っているというケースはほとんどありません。今年はレース中も降雨があるような天気予報。果たして、ここに書いたことが参考になるのかどうか…。
 

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【重賞回顧】京王杯SC

第53回京王杯スプリングカップ(GⅡ)
1△(12)スーパーホーネット
2▲(6)キストゥヘヴン
3○(13)スズカフェニックス
5△(2)キングストレイル
9△(10)ハイソサエティー
10◎(3)ドラゴンウェルズ

 インセンティブガイが離して逃げましたが、それでも極端なハイペースということはなく、後続はスローペースに近いぐらいだったでしょうか。上位3頭の上がり3ハロン33秒0、33秒2、32秒9という数字がそれを物語っています。

 長距離輸送が不安材料だったスーパーホーネットはマイナス6㌔で、発汗も目立ちました。決して状態は良く見せなかったのですが、レースぶりは中団で折り合い十分。直線の反応も良く、残り200㍍ぐらいで抜け出す時の脚は凄まじく速かったです。上がりの数字以上に迫力がありました。さすが、昨秋ダイワメジャーにクビまで迫った力。1400~マイルなら、文句なしに現状でのトップクラスです。
 安田記念へ向けての調整は、輸送を考慮して美浦で行うとのこと。栗東の坂路で仕上げられている馬が、美浦でどう調整するのか見ものです。

 ヴィクトリアマイル除外でこちらに回らざるをえなかったキストゥヘヴンは、プラス10㌔でふっくら見せて好気配。道中はスーパーホーネットを見る位置で流れに乗りました。直線では一瞬で反応するというほどではありませんでしたが、長くいい脚を使いました。33秒台の上がりの決着でこれだけの結果が残せたことは収穫。ヴィクトリアマイルに出ていても、これなら好勝負になっていたようにも思います。

 スズカフェニックスは後方で末に賭ける戦法。スーパーホーネットとの位置取りの関係は、マイルCSに似ていたでしょうか。馬群を捌いた上位2頭に比べて、4角~直線は大外に出されましたが、直線入口で多少反応が鈍く、そこで引き離されるロスが最後に響きました。着差だけを取れば、多少食い足りない内容ですが、一応ゴール前は脚を使っていますし、自身32秒9は極限の上がり。ただ、マイルに伸びるのがプラスとは思えず、本番で逆転があるとすれば、相手に何らかの誤算が生じるのも待つほかないでしょう。

 キングストレイルは、1頭分だけ悪くない馬場の最内を通って、早めの進出。抜け出しかけたところで外から交わされましたが、東京の長い直線向きということでもなく、それを踏まえればまずは好走の部類に入ります。
 ハイソサエティーは、この相手に正攻法で好勝負できるほどではなかったということでしょう。

 翌日のヴィクトリアマイルを制した藤田騎手=藤原英厩舎のコンビ、ドラゴンウェルズは、道中は好位後ろの内でロスなく追走されましたが、直線は反応なし。不可解な内容でしたが、陣営は馬場に敗因を求め、通るべきコース、通ってはならないコースを把握し、それが翌日のGⅠ制覇につながる要因のひとつになったとのこと。また、33秒台の上がりでは厳しいという面もあるのではないかと思います。
 

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もう武豊は「武豊」ではないのか…?

 日本から勇躍遠征、米国第1戦のピーターパンSを快勝したカジノドライヴですが、2006年のジャジル、07年のラグストゥリッチズに続く、きょうだいによる3連覇がかかる次走のベルモントS(米GⅠ、6月7日=現地時間)には、現地騎手とのコンビで臨むことがわかりました。

 遠征前には、デビュー戦(2月23日、京都)の手綱を取った武豊騎手が再度騎乗するという話もありましたが、山本英俊オーナーが武豊騎手を直線訪問し、騎乗依頼を取り下げたとのことです。

 日本なら別として、米国の、しかも快挙が掛かるGⅠとなれば、前哨戦=デザーモ騎手→本番=武豊騎手というのは“乗り下がり”ではないかという懸念が少なからずありましたが、関係者も非情の決断を下しました。

 昨年、ダービー前にアドマイヤオーラから降ろされたという“大事件”がありましたが、今回の件も、それほど大きく報道されていないだけで、やはり“事件”であることには変わりありません。



 武豊騎手&藤沢和厩舎のコンビでの海外GⅠ出走が、04年アメリカンオークス(ダンスインザムード)、05年英インターナショナルS(ゼンノロブロイ)ともに②着に終わったことが前提としてあったのかもしれません。
 ただ、タイミング的には、ウオッカでヴィクトリアマイルを勝つかどうかが、今回の決め手であったような気がしてなりません。実力的には勝って当然とも思える相手にも惜敗してしまった事実を大きくみたのでしょう。関係者もあらかじめ、武豊騎手を乗せないことは想定していたようにも思えます。もちろん、これはあくまでも推測にすぎませんですが…。



 今年の武豊騎手に、“オーラ”というか“輝き”のようなものが感じられないのも確かです。
 “定位置”ともいうべきリーディング首位に立ってはいるものの、今年の初重賞勝ちが、ヴァーミリアンによるフェブラリーS(2月24日)。2開催が終わる直前まで重賞を勝てないでいました。その後もダノンゴーゴーによるファルコンS(JpnⅢ)のみで、わずか2勝。
 特別レースも、1月5日の初夢S(レキシントンシチー)で勝ってから、2勝目には、2月11日のエルフィンS(ポルトフィーノ)まで時間が掛かりました。

 前述した、“アドマイヤ軍団”と縁が切れたことが、この流れの悪さの引き金になっているのでしょうか。メイショウサムソンに跨り、岩田騎手=アドマイヤジュピタに惜敗した天皇賞(春)などは象徴的な例ともいえます。
 これにはエージェントの絡みもあるだけに、一概に武豊騎手だけの問題ではないのですが、それにしても、今年のクラシック路線での目立たなさ(最も目立ってしまったのが、ポルトフィーノの桜花賞出走取消)も含めて、らしさが感じられないのは、一抹の寂しさを感じます。

 川田騎手のGⅠ初制覇(キャプテントゥーレの皐月賞)。全国リーディング上位に名を連ねる藤岡佑騎手、浜中騎手。そして、武豊騎手ですら成し得なかった、ルーキーイヤーの1日全12鞍騎乗を果たし、新人らしからぬ騎乗ぶりを見せている三浦騎手。そんな若手の台頭が、武豊騎手の気力を削ぐなどということはないとは思います。しかし、2008年が、後年、“ターニングポイント”として語られる年になっている可能性も全否定できません。
 

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【GⅠ回顧】ヴィクトリアマイル

第3回ヴィクトリアマイル(JpnⅠ)
1…(6)エイジアンウインズ
2▲(9)ウオッカ
3…(2)ブルーメンブラット
5◎(13)ニシノマナムスメ
7○(4)ジョリーダンス
8△(17)ベッラレイア
9△(11)トウカイオスカー
14△(3)ローブデコルテ

 スロー必至の予想通りでしたが、ピンクカメオがハナを奪えるくらいの超スローペース。前半の3-4ハロン35秒7-47秒9に対し、後半は45秒8-33秒7。究極の爆発力比べとなりました。

 阪神牝馬Sで逃げ切っていただけに、今回も逃げるかもとも思われたエイジアンウインズでしたが、「ハナには行きたくなかった」とは藤田騎手。好位でガッチリと折り合ってタメ込みました。直線では前が開いてから、一気に弾けて抜け出しました。初のマイルが不安ではありましたが、ペースが緩んだのもあって、難なくこなしました。昨年の時点で桜花賞を狙える素材と踏みつつも、成長を促した陣営の好判断も見事。それにしてもフジキセキの勢い、恐るべし。

 ウオッカは懸念されるほどに細くは映りませんでした。今回は折り合っていましたし、直線も確りと脚は使っていましたが、僅かに及ばず。「ゴール前で勝った馬と同じ脚になってしまった」(武豊騎手)。昨年のダービー、33秒0の爆発力が“異次元の脚”として頭に焼き付いてしまっているだけに、物足りない結果に見えてしまいますが、今回の33秒2の上がりとて、上限と思えるもの。要は、他にそれだけの脚が使える馬がいたから、②着に留まったというだけ(あえて「だけ」と言います)のことではないでしょうか。

 ブルーメンブラットはスローペースの中、最内でロスのない立ち回り。直線半ばで一気に脚を使って抜け出し、「してやったり」という瞬間はありましたが、それ以上に上位2頭の決め手が勝りました。レースぶりとしては文句のないものです。

 期待したニシノマナムスメは3番手。ペースも考慮すれば、この位置取りで決して間違ってはいなかったように思いますが、マイラーズCでカンパニーに迫った脚を踏まえると、いくらスローでも道中はもっとジックリと構えた方がいいということではないでしょうか。それにここまでの上がりを要求されると、さすがに苦しいのでしょう。輸送してのプラス10㌔でしたが、太くなく、むしろこれまでで一番良く見えました。

 ジョリーダンスは直線で多少狭くなりましたが、これも33秒台の上がりを要求される競馬で上位に来れるタイプではありません。
 ベッラレイアは休み明けということもあるのかもしれませんが、これも一瞬の爆発力が問われる競馬は不向き。また、そんな流れで終始外を回らざるを得なかった枠順も不利でした。直線を目一杯使って、上がり34秒台というレースが理想でしょう。
 トウカイオスカーはスタート直後にスッと下げて最後方から。このメンバーではまだ力不足。
 ローブデコルテは流れには乗れたように見えましたが、まるで反応なし。



08ヴィクトリアマイル馬券

 ↑は、ニシノマナムスメを軸に購入した馬券。4角まではいい感じだったのですが。まぁ、①③着を持ってないので論外でしょう。
 

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【GⅠ予想=5/18(日)】ヴィクトリアマイル


東京11R 第3回ヴィクトリアマイル(JpnⅠ)

 歴史的快挙のダービーから約1年。勝ちから見放されたウオッカ。敗戦の中で目立つ内容だったのはジャパンカップとドバイデューティーフリー。どちらも直線で一度は突き抜けるかという脚でした。そしてどちらも左回り。気性面からマイルもプラス。ダイワスカーレットのいない牝馬限定なら。
 しかし、ドバイ遠征からまだ2か月も経っておらず、馬体の回復は? 最終追いは久々のコースで強めに追われたものですが、本来のデキなら追わずとも引っ張りきれないような手応えを見せていた以前に比べると動きもまだ完調とは思えません。
 勝たれて納得、一方で案外な敗走も納得。今回は▲が一番ふさわしい印と判断します。

 まだ2回のデータしかありませんが、勝ち馬はいずれも前走で牡馬混合重賞で②着の星がありました。“最強牝馬世代”の中では“遅れてきた大物”といってもいいニシノマナムスメはようやく馬に身が入ってきました。愛知杯は内をすくって恵まれた印象もありましたが、マイラーズCは早めに抜け出したカンパニーをただ1頭追い詰める脚を見せました。使っても馬体が減らなくなり、フックラ見せます。無理にクラシックを目標としなかったことが良かったのでしょう。斤量差があっても、ウオッカに敵わなかった昨春とは馬が違います。

 決して安定して駆けることはありませんが、昨年の安田記念③着、阪神C②着。これも牡馬相手の重賞で実績があるジョリーダンス。前走は内で進路が狭く、周りを邪魔しないようにしながらの走り。スムーズではありませんでした。ひと叩きされて、追い切りが抜群の動き。巻き返しがあって何ら不思議ありません。

 昨年のオークスで接戦を演じたローブデコルテベッラレイア。ローブはあれが一世一代の走りという可能性がなくもありませんが、阪急杯③着などは復調をうかがわせる内容ではありました。今回はシャドーロールを着用、血統的に東京コースで変わっても。ベッラレイアは7か月ぶり。使うと行きたがるタイプだけに、ぶっつけは案外プラスに働くかもしれません。あとはマイルで加速がスムーズにいくかどうか。

 伏兵は昨秋、東京マイルで2連勝のトウカイオスカー。休み明けの福島牝馬Sは多少強引な競馬。じっくりと折り合って切れ味を生かすことができれば、大駆けも十分。叩き2走目で攻めもすがるくなっていますし、トウカイテイオー×リアルシャダイトウカイポイント(2002年マイルCS)と同配合、同厩舎です。

◎(13)ニシノマナムスメ
○(4)ジョリーダンス
▲(9)ウオッカ
△1(11)トウカイオスカー
△2(3)ローブデコルテ
△3(17)ベッラレイア
 

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【狙い目】5/17(土)

京都11R 洛陽ステークス
 キャプテントゥーレが逃げ切った皐月賞当日の最終レース。最内枠は良かったとして、スローペースにゴチャつき気味。しかも折り合いを欠いてしまったコパノスケ。やはり気性面からも1400㍍以下がベターでしょう。今回は、距離短縮で直線平坦と条件好転の上、単騎逃げが見込める組み合わせ。穴で注目です。
 

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【重賞予想=5/17(土)】京王杯SC


東京11R 第53回京王杯スプリングカップ(GⅡ)

 力量の上下差がハッキリした組み合わせ。当然最有力候補は高松宮記念を経由した2頭。
 スズカフェニックスは、スタート直後に躓いたのが致命的。ゴール前は鋭く追い込みましたが③着止まりでした。昨年は宮記念快勝後、ここをスキップして安田記念に直行しましたが、今年は参戦。阪神Cの切れ味などから、陣営も1400㍍がベストと考えている可能性もあります。昨年の安田記念ではゴール前はやや末が鈍って見えましたから、その意見なら同感。ここも好勝負必至でしょう。
 一方のスーパーホーネットは、ぶっつけでの宮記念参戦。⑤着にとどまりましたが、5週開催の最終週ながらも馬場が悪くならず、生粋のスピードが問われた中、4角大外ではさすがに苦しくなりました。それでも、距離が延びればという期待もありますが、まだ昨秋の絶好調時にはもうひと息なのと、輸送減りするタイプなのが気掛かり。ひょっとすると凡走の危険性もあります。

 スズカはまず崩れないとして、わずかでも逆転の期待が持てるのはドラゴンウェルズ。前走②着は、中山マイルで巧く立ち回ったもので決して高く評価できるものではありませんが、休み明けの凡走から復調が見えたのは確か。準オープン勝ち直後のスワンSで、同斤のスーパーホーネットと0秒1差③着。互角以上の能力を秘めていることが示されていると同時に、57㌔VS58㌔になる今回は、スズカとスーパーとの力関係からも、机上の計算では逆転できる公算になります。よりタメが利く1400㍍がベスト。馬場の悪い時間帯の坂路でもしっかりと動いて、叩き3走目の効果も期待できます。

 桜花賞勝ちがあり、重賞で再三接戦。復調ムードありありのキストゥヘヴンがヴィクトリアマイルに出走できないのは、不合理。除外されてここへの出走ですが、デキ一歩と思えた昨年でも、東京新聞杯でそれなりの走り。前走時よりも攻め時計を強化して臨む今回は、牡馬相手でも善戦以上があります。

 阪急杯が上位ランクとはやや差がある内容でも、休み明けの前走が鋭い伸び。ハイソサエティーは得意の東京コースでどこまでやれるでしょうか。
 中山マイルで内を立ち回る形がベストのキングストレイルは、東京の長い直線だとどこまで集中力を保たせることができるかが鍵。安藤勝騎手の連続騎乗に上積みを見込んでも押さえまで。

◎(3)ドラゴンウェルズ
○(13)スズカフェニックス
▲(6)キストゥヘヴン
△1(12)スーパーホーネット
△2(10)ハイソサエティー
△3(2)キングストレイル
 

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【重賞回顧】京都新聞杯、新潟大賞典

第56回京都新聞杯(JpnⅡ)
1◎(11)メイショウクオリア
2○(5)ロードアリエス
3…(4)マイネルローゼン
4▲(3)ホワイトピルグリム
5△(8)ブラストダッシュ
10△(7)リッカロイヤル
11△(10)ポーラーライツ
15△(12)ヒルノラディアン

 “東上最終便”とは名ばかり。雨馬場で超スローペースゆえ、時計平凡はやむを得ないでしょうが、それにしても2分18秒4では…。

 前が開いてスパッと抜けた前走で切れ味を見せたメイショウクオリア。ラジオNIKKEI杯から、道悪は当然こなせるだけにこの勝利は順当といえば順当。前が楽をしていたため、なかなか交わせませんでしたが、なんとか競り合いを制しました。ただ、この勝ちでダービー云々は言えません。重賞とはいえ、メンバーレベルは決して高くなく、今回はこれまでの経験もモノを言った感があります。

 まだキャリア3戦目のロードアリエス。前走もそうですが、手応え以上にしぶといタイプで、最後も競り合いに加わりました。切れ味には乏しいでしょうが、今後も相手なりに走れるタイプとみます。
 押してハナを奪ったマイネルローゼン。前走でようやく未勝利を脱したばかりですが、芝2200㍍はこれで②②①③着。豊富な距離経験が生きた格好です。逃げさえすればしぶといタイプで、今後も展開ひとつでしょう。

 今後へ向けての注目という意味では、ホワイトピルグリム。前有利の展開、さらには差しづらい馬場だったことを考慮すると、0秒2差まで押し上げた脚力は上々のもの。上がりは最速(35秒6)でした。ゴール寸前はかなり目立つ脚を使っています。

 1番人気に支持されたブラストダッシュはマイネルローゼンをマークする形で、絶好の展開だったはずですが、伸び切れず。そこまでの力はないということでしょう。



第30回新潟大賞典(JpnⅢ)
1▲(5)オースミグラスワン
2…(4)マンハッタンスカイ
3…(10)フィールドベアー
4…(2)シルクネクサス
5△(16)スウィフトカレント
7△(6)ワンダースティーヴ
8◎(14)サンライズマックス
11○(12)ブライトトゥモロー

 実況でも「定位置」と言われた最後方から進めたオースミグラスワン。上がり31秒9という“史上最速”の末脚を駆使して、接戦の②着争いを尻目に完勝しました。それにしても抜け出す時の脚が実に速かった。一時はスランプに陥り、もう上がり目はないかとも思えましたが、2年ぶりの重賞制覇で、長い直線での切れ味はやはり健在であることを示しました。

 いち早く手が動いていたように見えたマンハッタンスカイですが、そこからの粘り腰は見事。血統的に中長距離向きのように思えましたが、前走2000㍍で勝って、今回も2000㍍で②着。案外このぐらいの距離がベターなのかもしれません。
 フィールドベアーもいろいろな距離を使われて、適性の判別が難しい馬ですが、良くも悪くもオールマイティーなのでしょう。上がりの速い決着に対処できたのは、今後へのプラス材料です。
 シルクネクサスは重賞になるとどうしてもあと一歩足りなくなりますが、今回は重賞未勝利馬ながら背負わされた57㌔の割には、健闘の部類といえるのではないでしょうか。

 スウィフトカレントは一瞬ですが、久々にらしさが見られました。切れ味勝負に強いタイプではなく、今回の詰めの甘さは仕方がないでしょう。復調気配が感じられました。
 サンライズマックスは直線で前が壁になり、外に持ち出そうとしてまた壁。スムーズにさばけず、脚を余しました。オースミグラスワンには勝てないまでも、まともなら②着はあったと思える内容。勿体ない競馬になってしまいました。
 ブライトトゥモローは追ってサッパリでした。ちょっと敗因がつかめない凡走です。
 

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【GⅠ回顧】NHKマイルC

第13回NHKマイルカップ(JpnⅠ)
1△(9)ディープスカイ
2…(5)ブラックシェル
3…(14)ダノンゴーゴー
4△(7)ドリームシグナル
5▲(15)ファリダット
7○(1)サトノプログレス
9△(4)レッツゴーキリシマ
10△(16)エーシンフォワード
17◎(18)ダンツキッスイ

 終わってみれば、前走で中距離を使っていた馬のワンツー。東京1600㍍は1800~2000㍍をこなせる馬という、セオリー通りの決着ともいえました。
 また、先団の馬群が内を避けたのに対し、上位3頭はいずれもより内目を突いた馬たち。4角の入りと残り200㍍で、これほどに順番があっという間に入れ替わるかというくらいに見えました。コース取りが多少なりとも明暗を分けた格好にもなりました。

 とはいえ、ディープスカイの圧勝が単に恵まれたものではないのは明白。上がり33秒9という数字だけでなく、追えば追うだけ後続を突き放す脚は、見た目にも迫力十分でした。未勝利を勝ち上がるまで6戦を要したとはとても思えない成長ぶり。短期間にどれほどに馬が変わったのでしょうか。混戦ダービーを斬るだけの脚力を秘めているといえます。

 フットワークから東京向きとは思っていたものの、道悪はどうかと思えたブラックシェルですが、決して崩れず、むしろこれまでで最も確りと走れていたようにも見えました。緩急が利くタイプではないだけ、マイルの方が良かったということかもしれません。となると、再度武豊騎手が跨るダービーは決して過信できないことになります。

 上位2頭が中距離を使ってきた組ということを考えれば、ダノンゴーゴーの③着は立派。道中は最後方を決め込んで、直線は走ったコースの中では最内を選択。ロスのない騎乗もありましたが、一応距離にメドが立ったとはいえます。

 他の馬たちは内側が悪いと決め込んで避けてのコーナリング。差し=追い込み勢もつられて外を回り、結果ロスを受けました。
 ドリームシグナルはやはりマイルまでの馬。前の3頭には及ばなかったものの、直線半ばではいい脚を使っていました。
 ファリダットは懸念された折り合いも気にならない程度。ただ、ピリッとした脚は使えませんでした。マイルが上限でしょうが、1200~1400㍍がよりベターということでしょう。
 サトノプログレスはこれまで同様の立ち回りをしましたが、それだけでは上位には来れないということ。
 ダンツキッスイは、ハナを主張したゴスホークケンに比して、特に行こうという素振りも見せず。好位で力を出せるタイプではなく、案の定の無抵抗に終わりました。




08NHKマイルC馬券

 絞るのが難しくボックスを主体にした↑購入馬券↑でしたが…またもや完敗でした。
 

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【GⅠ予想=5/11(日)】NHKマイルC


東京11R 第13回NHKマイルカップ(JpnⅠ)

 能力的に有力馬が五指に余る上、馬場状態も頭を悩ませる要因になります。

 ニュージーランドTはゴール前は脚が上がったダンツキッスイですが、当時前半3ハロンは34秒5。この馬が粘れるかどうかは前半3ハロンで35秒を切るか切らないかが分岐点。前走はさすがに失速もやむを得ないものでした。離し逃げでハイペースに見えたアーリントンCは、35秒2。マイペースの逃げでした。今回は同型不在、大外枠から内を見ながらペースを作ることができます。急遽ダート変更の不良だった3走前が快勝、やや重の萩Sでもしぶとく②着なら、逃げの利もあり馬場はこなせると判断しました。

 内を巧く立ち回って時計も1分35秒0と恵まれたフシのあったニュージーランドTのサトノプログレスですが、最内枠、道悪で時計が掛かるとなれば話は別。またも恵まれる可能性が生まれました。初勝利に4戦を要しましたが、不器用なレース運びながらも強敵相手に接戦を続けたあたり、能力的に足りないということは当然ありません。ダンツキッスイのペースを見ながらの好位抜け出しがあります。

 良血ゆえクラシックを意識せざるを得なかったファリダットですが、中距離では折り合ったように見えても、切れが鈍ってしまいました。母ビリーヴ…やはり短距離~マイルが適距離ということ。それを証明したのが、前走1400㍍1分20秒8の好時計、あっという間に4馬身千切った爆発力です。この枠でどう折り合いを付けるかですが、まともに走れば一番強いと思えるのはこの馬。

 時計の裏付けに苦しむクラシック路線で、毎日杯1分46秒0が光るディープスカイ。一気に抜け出した瞬発力も目をみはるものがありました。この時期に急激に力を付けてきているということでしょう。当時②着のアドマイヤコマンドが青葉賞を快勝したのも強気になれる材料です。

 ニュージーランドTは終始外を回りながらも最後まで脚を伸ばしたエーシンフォワード。崩れたのはモマれた朝日杯フューチュリティSだけ。一戦毎に競馬を覚えてきており、どんな競馬もできるようになっています。安定みは侮れません。

 皐月賞で期待したドリームシグナルでしたが、外を回って距離のロスがありました。シンザン記念の爆発力はやはりマイルでこそ。距離短縮で切れが生きるかもしれません。やや重の京王杯2歳Sで直一気の②着なら馬場もOKとみます。
 同じく皐月賞組のレッツゴーキリシマは折り合いに気を遣いすぎたスプリングS以外は確実に掲示板に乗っています。先行流れ込みも十分。

 単純に能力を考えれば侮れないブラックシェルゴスホークケンは、道悪適性に「?」。

◎(18)ダンツキッスイ
○(1)サトノプログレス
▲(15)ファリダット
△1(9)ディープスカイ
△2(16)エーシンフォワード
△3(7)ドリームシグナル
△4(4)レッツゴーキリシマ
 

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【狙い目】5/10(土)

東京7R 3歳500万下(牝)
 新馬勝ち以降、不振が続いたスパイオブラヴですが、芝替わりの前走、展開に恵まれたとはいえ、中山マイルにしては珍しい外差し。牝馬限定で少なからず相手は弱化、直線の長いコースに替わる今回はさらなる上積みが見込めます。ひと叩きされての中4週ですが、坂路・ウッド・ポリトラックと乗り込みも十分です。
 

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【重賞予想=5/10(土)】京都新聞杯、新潟大賞典


京都11R 第56回京都新聞杯(JpnⅡ)

 ダービーへの最終東上便とはいえ、“遅れてきた大物”は不在。人気にある程度偏りは出そうですが、天候・馬場状態を含めて、そうは簡単ではない一戦です。

 前走、武豊騎手が巧く乗ったとはいえ、これまでにない切れ味を見せてスパッと抜け出したメイショウクオリア。ラジオNIKKEI杯③着は道悪や展開に恵まれたものでしょうが、当時よりも力をつけていると判断できます。重賞とはいえ、そうも相手が強化されたわけでもなく、ここなら中心視できます。

 デビュー戦がダートでの快勝、母レディバラードからも芝でどうかと思えたロードアリエスですが、大逃げの番手で難しい競馬ながらも最後まで食い下がって好時計に対応しました。高いセンスはかなり評価できます。このレースを連覇している藤原英厩舎なら、やはり要注意。

 小回り福島でインパクトある直一気を決めたホワイトピルグリム。前々走も多少窮屈なところがなければ、という惜しい内容でした。プリンシパルSと両睨みでこちらを選んだのは、陣営の懸ける意気込みの表れでしょう。追える田中学騎手を確保して、妙味があります。

 ロードアリエスが③着したはなみずき賞で、もっと難しい競馬になったとも言えるのがリッカロイヤル。叩かれた前走は展開に恵まれたとはいえ、キッチリと捕らえました。距離延長でさらに前進も見込めます。

 1番人気?のブラストダッシュですが、前走は超スロー。折り合いに不安のないあたりはセンスの良さですが、後続のプレッシャーがそうきつくなかったのも確か。当時、器用さの差で僅差敗戦のポーラーライツ、まだ底を見せていないヒルノラディアンともども押さえまで。

◎(11)メイショウクオリア
○(5)ロードアリエス
▲(3)ホワイトピルグリム
△1(7)リッカロイヤル
△2(8)ブラストダッシュ
△3(10)ポーラーライツ
△4(12)ヒルノラディアン



新潟11R 第30回新潟大賞典(JpnⅢ)

 外回りの長い直線に末脚自慢が揃いました。なかでも狙いはサンライズマックス。もう少しやれるのではとみていた大阪杯ブービー負けはいささか拍子抜けでしたが、多分に休み明けが影響したとしか思えない反応の悪さでした。圧倒的な爆発力を発揮した中日新聞杯と同様に、左回り+平坦のコース替わりは歓迎と思えますし、新潟はさらに長い直線が魅力です。ひと叩きされて2㌔減、木曜に輸送と勝負気配です。

 GⅠ級相手ではさすがに勝ち負けまでは持ち込めなくても、ある程度の位置を取りに行った大阪杯で最後まで食い下がったことに価値を見出せるブライトトゥモロー。昨年の覇者が叩き3走目なら当然有力候補の1頭です。

 マイルでは距離不足だったというのがオースミグラスワンの前走。長い直線の1800~2000㍍なら、追えば追うだけ伸びるという末脚の持ち主。追える川田騎手にピッタリの、一昨年の勝ち馬。逆転まで見込める▲です。

 一昨年、サマーチャンピオンに天皇賞(秋)②着。その後がやや不振で、昨秋は富士Sの一走だけ。ピーク?とも考えられるスウィフトカレントですが、今回は豊富すぎる乗り込み量。リフレッシュなったとなれば侮れません。横山典騎手の新潟遠征も含めて注目です。

 上記4頭の“まんじ巴”とみますが、伏兵なら今回は単騎逃げが見込めるワンダースティーヴ

◎(14)サンライズマックス
○(12)ブライトトゥモロー
▲(5)オースミグラスワン
△1(16)スウィフトカレント
△2(6)ワンダースティーヴ
 

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【重賞回顧】青葉賞

第15回テレビ東京杯青葉賞(JpnⅡ)
1▲(5)アドマイヤコマンド
2△(10)クリスタルウイング
3△(14)モンテクリスエス
5△(15)ニシノエモーション
7◎(9)アルカザン
12○(8)マゼラン
13△(6)ファビラスボーイ

 前半1000㍍61秒8、前後半1200㍍が1分14秒7-1分12秒2というスローペース。やや重ということもあり、全体の時計2分26秒9にとどまりましたが、見た目のインパクトとしては、ダービーの前哨戦として価値あるものだったように思います。

 多少テンションが高かったですが、マイナス12㌔でも細くなく、むしろようやく本来の走れる体に作ってきたように見えたアドマイヤコマンド。そのせいか、道中の追走に過去2走のように反応が鈍いということがありませんでした。直線は押し込まれるように最内を突きましたが、最も速かったラスト2ハロン目11秒2のところでスパッと抜け出し、ゴール前は押さえる余力十分の勝利でした。
 勝負どころで置かれる課題を克服して、成長を示した内容。皐月賞もスローペースだったことから、ダービーも速くなるとは思えず、折り合いに不安なく、切れと持続力を兼ね備えた走りは前哨戦としては十分すぎる内容。これまで青葉賞経由は②着が最高ですが、混戦に断を下す可能性を秘めた馬です。

 アドマイヤコマンドを内に見て進めたクリスタルウイング。勝負どころから気合を付けながらの追走。4角で少し外に振られましたが、ゴール前でももうひと伸びしました。エンジンの掛かりは遅いものの、追えば追うだけ伸びる末脚の持ち主。瞬発力という点では勝ち馬には劣りますが、十分争覇圏内に入ったと判断します。

 中団でジックリ乗られたモンテクリスエス。これまでの中で最も落ち着いた走りができました。一戦毎に進境が見られます。ゴール前の脚色から、本番で上位2頭を逆転できるか?となると微妙ですが、ようやく素質を発揮できるようになりました。

 ニシノエモーションは終始外を回った分、坂上で一杯になりましたが、瞬発力勝負ではこれが精一杯。
 期待したアルカザンは流れに乗れたように見えましたが、瞬時の反応に欠ける印象が残りました。
 マゼランは仕上がりは上々でしたが、直線は内にモタれて全く追えませんでした。参考外とはいえ、これでダービー出走がほぼ絶望。
 ファビラスボーイはスローの2番手で絶好の展開に思えましたが、直線は全く抵抗できませんでした。これまでの勝負強さが鳴りを潜めてしまったのは、休み明けの影響でしょうか。
 

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【GⅠ回顧】天皇賞(春)

第137回天皇賞(春)(GⅠ)
1△(14)アドマイヤジュピタ
2…(8)メイショウサムソン
3○(13)アサクサキングス
4◎(4)ホクトスルタン
7▲(11)トウカイトリック
9△(7)ドリームパスポート
11△(12)アイポッパー
12△(10)ポップロック

 3200㍍を前後半に分けると1分37秒9-1分37秒2。1000㍍通過1分1秒1-2000㍍2分3秒0-3000㍍3分2秒6。スタート直後の1ハロン13秒3を除けば、途中で13秒台に落ちるラップはひとつもなかった、長距離GⅠにふさわしい内容だったと思います。

 スタートで2馬身ほどの出遅れ。岩田騎手もさすがに焦ったというアドマイヤジュピタでしたが、慌てず騒がず中団より後ろで折り合いに専念。2周目3角から進出、4角で大外を回って直線では一気にスパート。そこで2馬身ほどのリード。ゴール前は再び詰め寄られましたが、アタマ差凌いで、GⅠ初挑戦で堂々とタイトルを奪取しました。
 どうしても頭をよぎる父フレンチデピュティという血統ですが、結果母系がより出ているということでしょう。骨折でクラシックを棒に振りましたが、同期の2冠馬を破ったことで、ようやく“リベンジ”に成功しました。メルボルンカップへの出走権を得ましたが、年内は国内に専念するようです。

 本来なら断トツ人気になっても不思議ないメイショウサムソンでしたが、今年も2番人気。3→2→1番人気の決着で複勝200円というあたり、ファンも半信半疑でした。パドックでも一気に復調という気配には見えなかったのですが、道中は中団、4角での手応えなどはこれは勝たれるというものでした。盾3連覇はならなかったものの、ゴール寸前もう一度詰め寄った脚などは“王者の貫禄”を示すにふさわしいものでした。
 凱旋門賞への出走意思を示しましたが、今回かなりの消耗度だったはず。欧州遠征へ本気ならば、宝塚記念を回避するくらいの勇気は必要のように感じました。

 アサクサキングスはひと叩きで万全の態勢。菊花賞同様、4角で早めにホクトスルタンに接近する戦法を取りました。1番人気らしい正攻法。後続も付いてきたため、結果目標にされることになりましたが、力を出し切った堂々の内容でした。

 抜群のスタートを決めたホクトスルタン。さすが横山典騎手というラップタイムを刻んで、菊花賞3分5秒7に比べ、前述のように今回は途中の3000㍍で3分2秒6。着順を上げたことを含めて、やはり力を付けています。惜しむらくはプラス6㌔で多少緩く映ったこと。この大一番、なぜ絞り込んで出走させなかったのでしょうか。菊花賞の時もプラスマイナス0だったとはいえ、やはり緩めの造りでした。来年こそは、父仔4代制覇の夢を…。

 上位4頭は5、5、4、4歳。ベテラン勢は成す術がありませんでした。
 トウカイトリックはスタートを決め、先行策を取りましたが、ペースが上がって付いていけませんでした。アイポッパーは流れに乗れていましたが、4角手前で手応えが怪しくなりました。ポップロックは距離適性云々ではなく、上位2頭が上がった時に付いていけませんでした。
 ドリームパスポートは輸送の際、渋滞に巻き込まれた影響があったよう。



 今回購入した馬券は以下のもの。

08天皇賞(春)馬券


 勝ったのはアドマイヤジュピタですが、馬券的にはメイショウサムソンに完敗でした。
 

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【狙い目】5/4(日)

東京11R スイートピーステークス
 時計平凡でもセンスの高さを見せたデビュー戦。キャリア1戦で重賞挑戦、直線は強烈な向かい風の中、クイーンC②着。長距離輸送でも馬体減りなく、落ち着いていた精神力の強さも特筆できるライムキャンディ。同世代の牝馬の中では、その潜在能力は相当高く評価できます。出走権を獲得して、ぜひオークスでも買いたい馬です。
 

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【GⅠ予想=5/4(日)】天皇賞(春)


京都11R 第137回天皇賞(春)(GⅠ)

 この血統、穴人気になるのは仕方ないのかもしれませんが、菊花賞でも◎を打ったホクトスルタンに改めて期待します。当時はまだパワー不足だったうえに、緩めの馬体でもありました。それでも見せ場十分の逃げっぷり、大バテしてはいませんでした。
 菊花賞後の放牧で、パワーアップが歴然だったのは前走。プラス6㌔でもむしろシャープに映った馬体、自ら厳しい流れを作りながらも最後まで衰えなかった脚色。準オープンで相手が楽だったとはいえ、タイムが有馬記念を上回っているのだから、単に恵まれたものではありません。鞍上は京都3000㍍超では最強と言ってもいい横山典騎手。父メジロマックイーンはいわずとしれた、1991、92年連覇。さらに遡ってメジロティターンメジロアサマと父仔3代で天皇賞(3200㍍)を制してきました。さらに母系もサンデーサイレンスリアルシャダイと産駒が天皇賞を制してきた血が配合されてきました。
 重賞未勝利馬苦戦のデータは承知の上、それでも買いたい血統であり、馬です。

 そのホクトスルタンが逃げた場合、まずスローペースは考えられません。平均~ハイペースの厳しい流れで良績を残してきた馬に注意が必要でしょうか。菊花賞を制しているアサクサキングスは当然有力。当初は弱い牡馬世代と思われましたが、大阪杯は距離不足、59㌔という厳しい条件の中、ダイワスカーレットに勝負を仕掛けた内容は優秀。菊花賞②着アルナスラインが先週圧勝していることも強気になれる材料です。

 昨年のこのレースも澱みない流れでした。タイム差なし③着だったトウカイトリック。前走の詰め切れない内容は少し不満ですが、当時転厩初戦。坂路で自己ベストをマークした今回の上積み度合は相当とみます。3000㍍超ならとにかく崩れません。

 同じく④着だったアイポッパー。しかも当時は出遅れて後方からの競馬を余儀なくされてのもの。叩かれて一変した前走から衰えなし。これも一貫した流れが合います。

 阪神大賞典で前述2頭を破っているアドマイヤジュピタは、流れが緩まない場合に前走のようなパフォーマンスを出せるかどうかは未知数。ポップロックにしてもメルボルンC②着があったとしても、本質ステイヤーとは? 転厩後、初めてビッシリ追われたドリームパスポートとともに押さえまで。

 問題はメイショウサムソンの取捨。全く無抵抗だった大阪杯の負け方は、それまでになく覇気が感じられませんでした。競り合えば負けないという勝負根性が持ち味の馬が、気持ちの面で切れてしまったとすると…。軽視します。

◎(4)ホクトスルタン
○(13)アサクサキングス
▲(11)トウカイトリック
△1(12)アイポッパー
△2(14)アドマイヤジュピタ
△3(7)ドリームパスポート
△4(10)ポップロック
 

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【重賞予想=5/3(土)】青葉賞


東京11R 第15回テレビ東京杯青葉賞(JpnⅡ)

 皐月賞馬がリタイア、いまだ混迷の続くダービーロード。ここで圧倒的なパフォーマンスを見せれば、当然有力候補に浮上します。

 東京2400㍍で2分25秒7をマークしたマゼラン。2月の時点で青葉賞の勝ち時計に匹敵するタイムで駆けたことは、当時の②③④着馬がその後勝ち上がったことで、強気になれます。反動で放牧を余儀なくされましたが、すぐに目標をここに切り替えた分、乗り込みも豊富です。

 逆転の期待でアルカザン。新馬→京都2歳Sと連勝した際の着差がいずれもクビ差。一見地味ですが、競った相手には負けない勝負根性が見てとれました。休み後の2走は⑥⑤着ともうひと息ですが、きさらぎ賞は馬場の悪いところに入ってしまいましたし、スプリングSは小回りに加えて急坂は不向きでしょう。今回は距離延長、広い東京コース、ラスト200㍍は平坦と条件が好転します。

 アドマイヤコマンドは道中の反応が鈍く、仕掛けてもすぐには反応できないタイプ。それでも毎日杯②着は地力の証です。むろん、距離延長、コース替わりはこれも歓迎材料。キャリア2戦、上積み十分です。

 ひと叩きで走りがガラリ一変したニシノエモーション、馬体の迫力は重賞級のモンテクリスエス、切れ味はヒケを取らないクリスタルウイング、まだ底を見せていないファビラスボーイが押さえ。

◎(9)アルカザン
○(8)マゼラン
▲(5)アドマイヤコマンド
△1(15)ニシノエモーション
△2(14)モンテクリスエス
△3(10)クリスタルウイング
△4(6)ファビラスボーイ
 

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