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【GⅠ回顧】高松宮記念

第38回高松宮記念(GⅠ)
1△(4)ファイングレイン
2◎(10)キンシャサノキセキ
3▲(1)スズカフェニックス
4△(16)ローレルゲレイロ
5○(7)スーパーホーネット
9△(5)マルカフェニックス
12△(11)ペールギュント

 小雨が降る中、10日間開催でも良好な状態を保った芝コースで、前後半33秒4-33秒7で1分7秒1のレースレコード。3月末の開催に移って、久々にスプリントGⅠらしさを堪能できたレースとなりました。

 1200㍍路線に矛先を向けて連勝。いずれも1分9秒1、自身の前半3ハロンが35秒台では、時計勝負に不安がないわけではなかったファイングレイン。しかし、今回は馬場を考慮してか、意識的に出されて好位の後ろ。前2走と違う策を取りながらも、末の切れは変わらず。先に抜け出したキンシャサノキセキを交わす時の力強さ。自身の前後半が33秒9-33秒2なら文句なし。一気に2秒も時計を短縮してのGⅠ制覇は、混迷極めるスプリント界を背負うにふさわしいものだったように思います。

 1200㍍への距離短縮で、これまでに比べると行きたがるのもマシ。かなりスムーズに乗られたキンシャサノキセキ。前を行く3頭を見る形での好位追走から、直線で抜け出す理想的な競馬ができました。勝ち馬の決め手に屈したとはいえ、適性がハッキリと見えたことは今後に向けて明るい材料といえます。そして、その脚力がGⅠ級であることをようやく証明することができました。

 昨年とは違って、内も悪くなっていない馬場状態に最内枠。ある程度前に行こうとしていたであろうスズカフェニックスは、スタートでまさかの躓き。結局ダッシュつかずに後方3番手と苦しい位置取りになってしまいました。それでも外を回さずに馬群を捌けて、上がり32秒7と極限の脚。ゴール前はグイグイと前に迫りましたが、時既に遅し。まともだったら…と思わせる、まさに「負けて強し」の内容でした。

 すぐ隣のエムオーウイナーとは極端に競るということもなく、案外スンナリとハナに立てたローレルゲレイロフサイチリシャールが4角手前で一気に仕掛けたのは誤算だったでしょうが、一旦前に出られてももう一度伸びていたのは、チークピーシーズによる集中力の表れ。もう少しゆったりと運べればという意味では、やはり1400~1600㍍の方がベターなのでしょうが、もっかの充実も見えた内容でした。

 初の1200㍍となったスーパーホーネットでしたが、追っ付け追っ付けというほどではなく、中団の追走。結果を見れば、4角で外を回した分と、やはりスプリント戦への適応力の差が出ました。それでも自身の脚は使っていますし、適距離に使われれば当然有力視しなくてはならない存在です。

 マルカフェニックスは、キンシャサノキセキの内で好位追走。そこから伸びを欠いたのは、現時点での力の差と言わざるをえません。
 ペールギュントは、レース運びとしては昨年と同じようなもの。直線で不利もありましたが、もう脚が残っていたようには見えませんでしたし、昨春のデキにはないのかもしれません。



 △1→◎→▲で決まった予想。◎キンシャサノキセキは必ず絡むような馬券の組み立てでしたが…。

キンシャサがんばれ!

 ↑これは、中山競馬場に出向いた土曜日のうちに、前売りで買っておいた「がんばれ!」馬券。


08高松宮記念PAT馬券

 ↑これは、当日PATで購入した馬券。
 ◎キンシャサが②③着だった場合の3連単は、○スーパー▲スズカ△1ファインを①着に据えていました。

 フェブラリーSに続き、馬連&3連単をGET(今回はプラス「がんばれ!」の複勝も)で“GⅠ連勝”となりました。1番人気スズカが③着に入って388倍なら上々だったと思います。
 また、フェブラリーSが武豊→幸→岩田で決着なら、高松宮記念は幸→岩田→(武豊のお手馬)という①②③着。同じ騎手にGⅠで続けてお世話になったことになります。
 
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テーマ:競馬【各種分析】 - ジャンル:ギャンブル

世界は繋がっている。しかし、世界は広すぎる…

 日本時間の29日(土)~30日(日)にかけて行われたドバイワールドカップ・ミーティング。一昨年のハーツクライユートピアや昨年のアドマイヤムーンのような好結果を期待された日本馬でしたが、勝利を手にすることは出来ませんでした。

 今年は日本馬の参戦がなかったドバイシーマクラシック(G1)。南アフリカのサンクラシークが、日本のファンにも馴染みがあるヴィヴァパタカドクターディーノを退けて快勝しました。
 ディヴァインライト産駒のナタゴラが昨年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬の栄冠を獲得しているように、海外に活躍の場を広げているサンデーサイレンスの血ですが、サンクラシークはオーストラリア産のフジキセキ産駒。フジキセキ産駒は、日本でも高松宮記念でワンツー・フィニッシュを決めました。SSの血脈が世界を股にかけて活躍するのは、種牡馬を輸入しては“使い捨て”のようにしてしまい、かつて「種牡馬の墓場」と揶揄された日本にとっても喜ばしいことです。さらには、身近な血統の馬の異国での活躍は、競馬が世界中で行われていること、血統により(競馬の)世界が繋がっていることを改めて認識させてくれます。



 一方で、UAEダービー(G2)をオナーデビル、ドバイデューティーフリー(G1)をジェイペグ、前記ドバイシーマクラシックをサンクラシークと南アフリカ調教馬が3勝。
 ジャパンカップやジャパンカップダートに招待されるアメリカ、ヨーロッパ。安田記念やスプリンターズSにやってくる香港やオーストラリア。正直、これまでの海外に対する知識や興味は、やはり日本に遠征してくる国々にまでしか至りませんでした。しかし、今回の南アフリカ勢の大活躍は、改めて世界は広いと思わされる結果でした。

 イイデケンシン(UAEダービー⑧着)は自分の競馬ができませんでした。ウオッカ(ドバイデューティーフリー④着)は一瞬、突き抜けるかという勢いでしたが、最後は差し返されました。アドマイヤオーラ(ドバイデューティーフリー⑨着)は後方で流れに乗れず。昨年とは馬が変わったはずのヴァーミリアン(ドバイワールドカップ⑫着)はリズムを崩して走っていたようにみえました。
 周囲を圧倒するカーリン(ドバイワールドカップ①着・アメリカ)の迫力。特にダートにおいては、世界の壁はあまりに高いと思わされました。
 

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【狙い目】3/30(日)

阪神12R 4歳上1000万下(混)
 遠征するたびに人気薄を馬券圏内に持ってくる川原騎手に乗り替わるセイウンマル。適距離の1400㍍、雨馬場も得意で、一発十分。
 

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【重賞予想=3/30(日)】マーチS

中山11R 第15回マーチステークス(GⅢ)

 土曜日の落馬負傷により、横山典騎手から柴田善騎手へ急遽乗り替わり。とはいえ、再三違う鞍上で勝ってきているだけに、不安にはならないフィフティーワナー。21か月半の休み明けをひと叩き、ダートでアッサリと一変した前走が57.5㌔を背負っての強い内容なら、今回の58㌔も克服できるでしょうし、アンタレスSで重賞勝ちを決めた時の相手がヒシアトラスなど。もうトップクラスに近い能力は既に示していました。ダートでの7連勝に期待がかかります。

 平安Sで最後までしぶとく伸びたマコトスパルビエロ。交流Gで③④着と敗れていますが、前々走は早めに動いた分、前走は距離と敗因はハッキリしています。適距離1800㍍に戻れば巻き返しがあります。

 これまでに実績を積んできている組にはやや不安があります。ドラゴンファイヤーは平安S、フェブラリーSとすっかりリズムを崩しています。アドマイヤスバルは1400㍍でのパフォーマンスに比べると1800㍍は少し長い印象。ボンネビルレコードは中央入りしても、結局好走は交流Gに限られています。

 仁川Sでフィフティーワナーには及ばなくても、外を回って最後まで伸びていたブラックランナー。オープン入り後、根岸S、中山記念とベストとはいえない条件を使っていたレオエンペラー。いずれも中山1800㍍がピッタリで、穴に注目できます。

 スタミナ豊富なゆえ、仁川Sはゆったりとした流れもこたえたアドマイヤミリオン、ダートに矛先を向けて拍車をつけるというサンツェッペリンが押さえ。

◎(10)フィフティーワナー
○(9)マコトスパルビエロ
▲(8)ブラックランナー
△1(5)レオエンペラー
△2(1)アドマイヤミリオン
△3(14)サンツェッペリン
 

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【GⅠ予想=3/30(日)】高松宮記念


中京11R 第38回高松宮記念(GⅠ)

 異例の5週開催の最終週。4週目の先週から時計が掛かって差しが届くのではないか、という推測は外れ、内も悪くなっておらず、時計も速い。今週になって、レース毎にバラつきはあっても、まだ馬場が悪くなったとまではいえず、例年1分8秒台のこのレースでも、さすがに今年は7秒台に突入するのではないかと予想します。

 京都金杯→阪急杯。どうしても折り合いを欠いてしまい、終いの伸びがなくなってしまうキンシャサノキセキ。気性からは1200㍍への距離短縮は歓迎と判断できます。折り合いさえつけば、オープン特別とはいえ谷川岳SやキャピタルSなど、その強さは折り紙つき。土曜阪神9R、行きたがったキャプテンベガを何とか御して、最後の切れを引き出した岩田騎手が鞍上というのは心強い材料です。
 超高速馬場だったとはいえ、3歳秋の時点で芝1400㍍で1分19秒4を叩き出した総合スピード能力が生かされる時、初重賞がGⅠとなっても何ら不思議ありません。

 連覇を狙うスズカフェニックス。前走で内を捌く予行演習を終えたとはいえ、距離が短縮されての最内枠は決して歓迎とはいえません。道悪で1分8秒9掛かった昨年よりは時計が出る今年、ジッと内で我慢できるかどうか。乗り替わりの福永騎手へのプレッシャーもあります。

 昨秋の充実が際立っていたスーパーホーネット。スワンSで1分20秒7、マイルCSを1分32秒7でダイワメジャーを追い詰め、スズカフェニックスに先着した脚力。1200㍍は初めてでも、ロドリゴデトリアーノ産駒は中京1200で走ったゴールデンロドリゴを出しており、走れる下地はあります。GⅠで休み明けは確かに不利ですが、9分通りの仕上がりにあれば、その末脚は侮れません。

 1200㍍へ矛先を向けて、オープン→重賞と連勝したファイングレイン。1分9秒台しかない時計面の不安はありますが、前々走は内、前走は大外とコースを選ばずに発揮された切れ味は魅力十分です。

 阪急杯は無念の降着となったマルカフェニックスですが、相手強化でもメドの立つ走りでした。1400㍍よりも1200㍍で瞬発力を生かせるだけに、巻き返しも可能ではないでしょうか。

 ローレルゲレイロは特別速いダッシュ力があるわけではなく、先行馬でも外枠は好材料。スムーズに運べれば、侮れない集中力があります。
 昨年②着のペールギュントは不完全燃焼が続いていますが、昨年5月に中京1200㍍で1分7秒3。このコースなら捨て切れません。

◎(10)キンシャサノキセキ
○(7)スーパーホーネット
▲(1)スズカフェニックス
△1(4)ファイングレイン
△2(5)マルカフェニックス
△3(16)ローレルゲレイロ
△4(11)ペールギュント
 

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がんばれ!オグリキャップ産駒

20080329105256
 現地・中山観戦です。カラジ回避は残念ですが、グランプリホースがどんなものか見たいと思います。

【重賞予想=3/29(土)】日経賞、毎日杯

中山11R 第56回日経賞(GⅡ)

 有馬記念でアッと言わせたマツリダゴッホ。有力馬が動けなかったことや展開など、様々な面が味方したとはいえ、中山巧者なのは確か。<5、1、1、1>のコース適性、鉄砲駆けの利くタイプでもあり、いきなり人気になるのも当然です。しかし、一見快勝のオールカマーでゴール前あまり余力があったように見えなかったあたり、意外に斤量がこたえるタイプとみれば、今回の59㌔が死角になるかもしれません。絶対視は禁物と判断しました。

 昨年の日経賞で、58㌔を背負って57㌔のマツリダゴッホに先着したトウショウナイト。今回は斤量の関係は逆転、2㌔軽い57㌔で出走できます。10㌔絞ったアメリカJCCでは、直線挟まれる不利を受けながらも②着で復調をアピール。京都記念では、外有利の馬場ながらも内に進路を取りながら0秒2差。力の衰えなど微塵も感じさせません。適度に時計が掛かっている今の馬場状態も有利、金曜日の雨もプラス。GⅠで勝ち負けという馬ではないかもしれませんが、こと中山のGⅡなら大将格の存在ともいえ、ここはチャンス到来です。

 単騎でスローペースに持ち込んだとはいえ、前走で叩いて一変したシルクフェイマス。ここはヨイチサウスを行かせての番手追走の形でしょうが、いずれにしても展開は有利。内が伸びる馬場を味方につけての粘り込みには注意です。

 骨折明けの10か月ぶりの不利はあっても、ココナッツパンチの非凡な能力は捨てがたいものがあります。51㌔の軽量だったとはいえ、猛然と追い込んでポップロックとクビ差の目黒記念は出色の走り。レース勘が戻らず凡走の危険もありますが、まともに走れば纏めて面倒見ても不思議ありません。

 このぐらいの相手関係で折り合えばまだ粘れるかもしれないコスモバルク、前走で重賞を制して意気上がるアドマイヤモナークタスカータソルテが押さえ。

◎(1)トウショウナイト
○(7)シルクフェイマス
▲(13)ココナッツパンチ
△1(9)マツリダゴッホ
△2(12)コスモバルク
△3(5)アドマイヤモナーク
△4(3)タスカータソルテ



阪神11R 第55回毎日杯(JpnⅢ)

 混戦クラシックへ向けての最終東上便。1戦1勝のアドマイヤコマンドにはかなりの注目が集まるでしょう。道中は決して楽な追走とはいえなかったデビュー戦。しかし、直線では追えば追うだけ伸びるという末脚で、最後は余力十分の7馬身差圧勝はインパクト十分でした。無論、素質の高さは認めるところです。しかし、そうは言ってもキャリア1戦。レッドシューターサイレントフォースなど、特に今年はキャリア1戦の怖さを見てもいます。重賞だと見落としがちになりますが、鉄砲駆けした後の中1週で馬なり調整というのも、いわゆる“二走ボケ”の典型パターンでもあります。ここは試金石とみて▲まで。

 まだ1勝。ここで勝って賞金を加算したいマイネルスターリーは、鞍上に萩Sで直線大外から③着に食い込んだ際の内田博騎手を確保して、勝負気配抜群です。その萩SがスプリングS②着のフローテーションと0秒1差。共同通信杯もショウナンアルバと0秒2差なら、実績以上に厚みのある戦績といえます。追っての確かさが持ち味で、阪神外回りは合います。

 追って確りしているという意味ではリヴザルト。安藤勝騎手らしいデビュー戦でのレース運びの後を受けた2走目、外々を回って長く良い脚を使って、ゴール前は余力がありました。南半球産ゆえまだ途上でしょうが、それでも足りると見ての西下ではないでしょうか。

 オープンに入ってからも④④着と崩れていないロスペトリュスには、混戦向きの安定みがあります。もうクラシック級という評価はなくても、ラジオNIKKEI杯のような競馬ができればサブジェクトもこの組み合わせならノーマークにはできません。京都向きのようにも思いますが、嵌った際のヤマニンキングリーの末脚も侮れませんし、距離延長でオースミスパークも前進がありそうです。

◎(14)マイネルスターリー
○(8)リヴザルト
▲(4)アドマイヤコマンド
△1(7)ロスペトリュス
△2(13)サブジェクト
△3(1)ヤマニンキングリー
△4(10)オースミスパーク
 

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【狙い目】3/29(土)

阪神10R 鳴門ステークス
 前走は先行有利の流れに泣いたカシノエスケイプ。それでも上がり35秒8と自身の脚は使っていました。準オープンに上がってから②②⑤④着と全く崩れておらず、要は展開ひとつ。前掛かり必至の組み合わせ、今度こそ届くとみます。
 

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先週の3歳戦とPOG

 皐月賞トライアル・若葉ステークスは、ノットアローンが600㍍36秒6-1000㍍61秒4のスローペースに持ち込んで、まんまと逃げ切りました。橋口厩舎は、スプリングSのフローテーションとともに、皐月賞への優先出走権を獲得したことになります。今回があまりにうまく運べた印象が強く、果たして本番となると?
 馬連1.7倍の断然人気となっていた2頭が④⑤着に凡走。モンテクリスエスはゲートで立ち上がって、出遅れる大きなロス。それでも道中はスムーズに上がって行けましたが、追い出してからのフォームが高く、まだ重心が沈むほどにはなりません。完成途上。キングスエンブレムは先行してこそのはずで、タメるのは得策とは思えません。ただ、それにしても直線でのフットワークがこじんまりとしていました。

 土曜中京のあざみ賞はゴール前大接戦。ヒルノラディアンはキャリア2戦目。超スローのデビュー戦から一転平均の流れでしたが、好位のインをスムーズな追走。追って確かでセンスはかなりのもの。距離が多少長いかと思えたオリジナルフェイトでしたが、正攻法で一旦は抜け出す強い内容。適距離なら。アドマイヤナサはゴール前の脚色が目立ちました。初勝利が小倉。現状では平坦がベターではないでしょうか。

 日曜中山7Rの500万下は、平場としては上位は好メンバー。勝ったサトノプログレスは、戦ってきた相手を考えれば順当勝ちともいえますが、中山マイルの大外枠からの快勝なら着差以上の評価。②着カヴァリアーノはデビュー戦同様のセンスある走り。直線もグイっと伸びて、2勝目を近いと思わせました。③着オメガファルコンは大きな出遅れが響きました。大外から強烈な末脚。④着エイブルベガは有利なはずの最内枠が災い。直線では前が壁になり、追い出せたのは残り100㍍を切ってからというもの。全く力を出せていません。⑤着プリマフォルツァも馬群の中で番手を下げ、直線も追い出すタイミングを逃していました。

 日曜中京3Rの未勝利戦(牝)はキュートエンブレムが3戦目での初勝利。デビュー戦がライムキャンディにクビ差、前走がモンテクリスエスにクビ差と惜しいところで勝ちを逃していましたが、ここは順当勝ち。道中から抜群に行きっぷりで、危なげない内容でした。

 層の厚さが目立つダート路線。土曜中山6Rの500万下はスカーレットラインが磐石の走り。これでダートに変わって2連勝。重賞レベルでも足りる能力があるとみます。
 日曜阪神6Rの500万下では、ダート替わりで一変したピイラニハイウェイが断然人気に支持されましたが、②着惜敗。内をすくわれての負けは油断したというわけではないでしょうが、先週未勝利に終わった武豊騎手の流れの悪さを思わせました。
 土曜阪神6Rの新馬戦ダート1800㍍は、3-4ハロン目が14秒0-14秒0の超スローペース。その分、全体時計は平凡でしたが、上がり3ハロンは12秒8-12秒1-11秒9とゴールへ向けて加速。この流れを、向こう正面半ばから徐々に進出、実に長く良い脚を使って差し切ったダイシンサーベルの脚力は光りました。抜け出した時のフットワークはかなりのもの。これまたダート界に楽しみな1頭が登場しました。



 先週は2頭が出走したPOG。8位指名のマイネベクルックスが、土曜中山5Rの未勝利戦芝1600㍍で初勝利を挙げました。まだ掛かる面は残っていましたが、今回は最後までしぶとい走りを見せてくれました。惜敗続きでしたが、ようやく勝ち名乗りを受けることができました。
 もう1頭は9位に指名したオグリローマン産駒のロマンシエール。土曜中京3Rの未勝利戦芝1200㍍で、既走馬相手にデビュー戦を迎えました。大きく出遅れて、ダッシュもつかず。道中も後方2番手追走。まずは無理せずにというレース運びにもなりましたが、直線はそれなりの伸び。⑬着では大きな事は言えませんが、レース慣れすれば、もう少し上の着順は狙えるようにも思えました。
 

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先週の【狙い目】回顧(3/22、23)

3/22(土)
中山10R
 ハネダテンシ ⑭着(9番人気・20.4倍)
 道中は中団を手応え良く追走。直線で内を狙いましたが、挟まれる不利を受けて、さすがにそこからは伸びませんでした。情状酌量の余地がある敗戦。ただ、まともに走れていても勝ち負けまで加わっていたかどうか。東京>中山、1400㍍>1600㍍ということかもしれません。



3/23(日)
中山9R
 メイショウゲンスイ ⑤着(5番人気・8.6倍)
 外を回って3番手追走から、3角手前で先頭に立つ、前走に比べるとスムーズなレース運び。3~4角で外から一気に来られはしたものの、直線入口ではもう少し粘れる態勢になりましたが、結局は失速。「多少疲れが残っているような走りだった」というレース後のコメント通りなら、連闘がこたえてしまったということでしょう。
 

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【重賞回顧】スプリングS、阪神大賞典、フラワーC

第57回フジテレビ賞スプリングステークス(JpnⅡ)
1…(3)スマイルジャック
2△(11)フローテーション
3○(10)ショウナンアルバ
4▲(13)アサクサダンディ
5…(7)アルカザン
6◎(12)ドリームシグナル
7△(8)レインボーペガサス
9△(14)レッツゴーキリシマ
12△(2)サダムイダテン

 新馬戦の勝ちっぷりから“クラシック候補”と目されながらも、その後は②②③③②着。どんな相手でもどんな条件でも崩れない半面、じれったいほどにあとひと押しが利かなかったスマイルジャック。特に前々走の内容に急坂?と判断していましたが、今回は積極策が奏功。脚色衰えず、正攻法で押し切りました。ショウナンアルバが掛かってきたところで、譲りながらもリズムを崩さない走りには好感が持てました。一方で、小檜山調教師が「皐月賞仕様の仕上げを前倒しして今回に」というように、マイナス10㌔と絞った馬体も好走の要因。果たして、本番へ向けて上積みは? またもや新たに生まれた重賞勝ち馬は、混戦クラシックロードにさらに拍車をかけました。

 10㌔絞った点では同じだったフローテーション。ラジオNIKKEI杯、すみれSで底が割れたかもという考えがありましたが、今回はインをぴったりと回った横山典騎手の好騎乗もあり、②着まで浮上しました。前を捕らえようかという末脚には迫力がありました。

 ショウナンアルバは抑える競馬を試みたかったでしょうが、向こう正面では頭を上げて、結局はハナに立たせて落ち着かせる策を取らざるをえませんでした。休み明け3走、気象的な難しさは改善されないまま。その分、距離面での課題も残っています。下手に折り合わせるよりは、逃げる策の方が良い(他に積極的に行きたい馬がいない)ようにも思うのですが。

 アサクサダンディはゴール前は目立つ脚色で急追しましたが、及ばず。脚を余した内容でした。悔いの残るクビ差でしょう。アルカザンも急坂?の割には一応の伸びでしたが、もっとタメた方がいいタイプ。ドリームシグナルは好位での競馬でしたが、4角の手応えほど伸びなかったあたりは距離の壁。レインボーペガサスは坂で一瞬、伸びが止まりかけました。平坦がベター。レッツゴーキリシマはしぶとさを生かせなければ苦しいのに、思ったよりも後方からの競馬。折り合いを気にしなくてはならないあたり、これもマイルあたりが適距離。
 サダムイダテンは馬群から離れて後方2番手から、直線も弾ける気配なし。共同通信杯の順延あたりから、リズムが狂ったか。立て直しが明らかにならないと、しばらくは静観が妥当かもしれません。



第56回阪神大賞典(GⅡ)
1…(1)アドマイヤジュピタ
2△(2)アイポッパー
3○(3)ポップロック
4◎(9)トウカイトリック
6▲(11)アドマイヤフジ

 1000㍍1分3秒8-2000㍍2分9秒7-3000㍍3分8秒7。8ハロン目には14秒1まで落とされた超スローペースらしく、より前にいた順での決着となりました。初の3000㍍に不安もあったアドマイヤジュピタでしたが、2番手で折り合いもピタリ。マイナス10㌔と絞れた(元に戻った)デキの良さも生かしての快勝。ゴール前では後続をむしろ離していた脚色も光りました。58㌔を克服したあたりにも価値があります。ペースが変わって、さらに1ハロン延びる天皇賞(春)で、さらなる前進があるかどうか。フレンチデピュティ産駒が3200㍍を勝つ時代が来るのでしょうか。

 アイポッパーのマイナス14㌔は絞れたもの。状態さえ戻れば、超長距離での安定した走りはやはり侮れません。昨年の天皇賞がやや脚を余したようにも見えた0秒1差だっただけに、立ち直ったとなれば本番でも軽視できません。

 仕上がっていたように見えたポップロック。道中の折り合いも問題なかっただけに、切れる脚を使えなかったのは不満が残ります。重心がグッと沈み込む場面がありませんでした。これが久々なのか、距離なのか。
 1分5秒1-2分9秒2-3分8秒3だった昨年でも、ゴール前の伸びは際立っていたトウカイトリック。それを思えば、今年の末脚は昨年ほどではありませんでした。スタートで出負けして、徐々に脚を使ったことが響いたのであれば、本番では今回以上ということが考えられますが、これも少し不満が残る内容ではありました。

 アドマイヤフジは本質的にステイヤーではないということもあるでしょうが、この展開ではお手上げという位置取り。

 3歳クラシック路線同様、古馬中長距離も、メイショウサムソンの動向を含め、波乱含みの様相を呈してきました。



第22回フラワーカップ(JpnⅢ)
1◎(1)ブラックエンブレム
2…(8)レッドアゲート
3△(10)シングライクバード
4△(12)マイネウインク
6△(9)カレイジャスミン
8▲(13)ハイエストホワイト
10○(7)アロマキャンドル
13△(15)スペルバインド

 最内枠からハナに立ったブラックエンブレム。1000㍍60秒4のスローペースの割に最後詰め寄られたあたりに一見不満が残りますが、3ハロン目に13秒0まで落としながら、4-5ハロン目で11秒9-11秒7と一気に上がったようにデコボコしたラップ。抑えるのに苦労しているように見えたように掛かり気味だったこと、向こう正面で外から来られたことを思えば、直後の組はしっかりと離しているように、その実中身は濃かったようにも思います。無論、1600㍍の前走での圧勝劇を見れば、マイルへの短縮は好材料。混戦桜花賞に、また1頭候補が浮上しました。

 ブラックエンブレムをアタマ差まで追い詰めたレッドアゲートは勝負どころから追い通し。前走が牡馬相手に好時計の④着。牝馬同士なら走られても納得ともいえますが、内田博騎手だからこその追い込みだったとみます。

 シングライクバードは時すでに遅しの追い込み。スパッと切れるタイプではなく、もう少し上がりが掛かってくれた方が望ましいのではないでしょうか。

 マイネウインクは内でジッとして、ロスのない立ち回り。競馬は上手に運べましたが、重賞ともなるともうひと押し欲しいところ。カレイジャスミンも見せ場は作りましたが、ラストは脚が鈍っていました。阪神ジュベナイルフィリーズと同じような内容。距離的にマイルまでの印象。

 ハイエストホワイトは新馬戦と同じようなレース運び。4角でも手応えは十分にあるように見えましたが、最後は伸びを欠きました。とはいえ、まだキャリア2戦目で0秒6差。⑤着とは横一線の入線だっただけに、まだ見限れない素質馬です。
 アロマキャンドルは中団より後ろの位置取り。これまでの2勝が逃げと番手からの競馬となれば、展開的に苦しくなってしまいました。初勝利時も、中団からの競馬をしていたデビュー戦から一変した内容だっただけに、案外叩き良化型なのかもしれません。
 スペルバインドはマイナス10㌔。レース運び自体にまずい点はなかったように見えましたので、やはり強行軍がこたえたでしょうか。
 

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やっぱり3歳ダート路線は熱い!

 26日(水)、大井競馬場で行われた南関クラシックの最重要前哨戦となる第31回京浜盃(SⅡ)。統一Gの北海道2歳優駿を制し、全日本2歳優駿でも②着の実績を引っさげて川崎へ転入したディラクエ。1.7倍の断然人気に応える圧勝劇を演じました。
 2歳優駿でプラス13㌔、今回がさらにプラス4㌔。しかし、太めというよりはさらにパワーアップしていたということ。山口竜一騎手から今野騎手へバトンタッチされましたが、これまで同様の後方からのまくる競馬。1角ではほぼ最後方、向こう正面でもまだ後方から5番手。終始外々を回りながら、3角から一気に進出し、直線に入って先頭に並びかけると、後は離す一方で5馬身差をつけました。
 1700㍍1分47秒7はとりたてて強調する時計ではありませんが、競る形なら当然もっと詰まったはず。力の違いを見せ付ける競馬でした。

 昨年はフリオーソアンパサンドトップサバトンと3強が熱い闘いを演じた南関クラシックですが、今年は早くも「2冠当確?」の1強ムード。
 しかし、全国規模で見てみると、JRAのサクセスブロッケンシルクビッグタイム、全日本2歳優駿を制したイイデケンシン(UAEダービーに出走)、さらには米国に目標を持つカジノドライブ…。以前に比べてダートを見る関係者の目が変わったのか、とにかく3歳ダート路線の層が厚くなっています。
 今年のジャパンダートダービーはどうなるのか? 明るい展望が開けています。
 

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【重賞予想=3/23(日)】スプリングS、阪神大賞典


中山11R 第57回フジテレビ賞スプリングステークス(JpnⅡ)

 なんとか宥められた共同通信杯で横綱相撲を見せたショウナンアルバ。土曜日に同じウォーエンブレム産駒のブラックエンブレムが同じ中山1800㍍のフラワーCを制して、血の後押しもあります。1角までに掛かりながらも直線でもうひと伸びした若竹賞は、心肺能力の高さを示しています。一方で、いつ暴走してもおかしくないという危うさもあります。折り合えれば、マイネルチャールズに続くクラシック候補へと浮上するでしょうが、まだ安心して見ていられるタイプでもないように思います。再度、逃げて折り合いを付けるでしょうか。

 若竹賞でショウナンアルバに敗れたアサクサダンディですが、前走では最高メンバーの500万下を快勝。パドックから気配がおかしかったジュニアCを除けば、②①②①着。重賞でも互角以上の能力があります。

 朝日杯フューチュリティSは痛恨の仕掛け遅れ。出遅れたシンザン記念では、ハイペースに乗じたとはいえ、1頭違う脚を使って突き抜けたドリームシグナル。1800㍍なら許容範囲でしょうし、今度はある程度ついていけるはず。

 レッツゴーキリシマはきさらぎ賞は少し掛かり気味。内が不利な馬場もありましたが、それでも0秒2差。先行タイプが少ないだけに、前付けでしぶとさを生かせるかどうか。

 サダムイダテンは共同通信杯で断然人気を裏切りました。良い脚を一瞬しか使えず、ある程度の見切りもできるかと思いましたが、順延の影響もあったよう。ラジオNIKKEI杯でも抜群の瞬発力を使えたように、短い直線に瞬発力を凝縮させることができれば、巻き返しがあっても。

 きさらぎ賞を制したレインボーペガサス。どちらかというとパワー型ともとれ、中山は向くかもしれませんが、前走はペリエ騎手の追いっぷりの確かさという後押しもありました。内田博騎手ならもちろん不足ありませんが、2番が利く追い込みだったのかどうか。

 もう見切りをつけるべきかとも思ったフローテーションですが、横山典騎手を配してきました。追い込みに転じて良さが出るでしょうか。

 今年の混戦クラシックらしく、順位付けの難しい一戦です。

◎(12)ドリームシグナル
○(10)ショウナンアルバ
▲(13)アサクサダンディ
△1(14)レッツゴーキリシマ
△2(2)サダムイダテン
△3(8)レインボーペガサス
△4(11)フローテーション



阪神11R 第56回阪神大賞典(GⅡ)

 3200㍍のメルボルンCでデルタブルースと壮絶な叩き合いを演じて以降、06年有馬記念②着を皮切りに国内GⅠで常に見せ場を作ってきたポップロック。昨年の有馬は秋4走目に加え、後続が脚を封じられた競馬で不完全燃焼の感もありました。放牧明けですが、この厩舎らしく3頭併せを重ねて、実に入念な乗り込み。1番人気が強いレース、過去5年で4勝の武豊騎手。まずは崩れないだろうと推測できます。

 前2走の2200㍍でも距離不足だったトウカイトリック。昨年のこのレースは完璧な競馬をしたアイポッパーに対して、試走に徹しながらもアタマ+クビまで差を詰め、天皇賞でもあと一歩の③着。3000㍍超なら頼れるステイヤーです。昨年のステイヤーズSは明らかに格下に敗れていますが、3~4角手前で外から来られた時に仕掛けが遅れた、展開の綾。本領発揮の舞台で逆転を狙います。

 休み明け3走で③①②着。完全復調を果たしたアドマイヤフジ。前走プラス20㌔でもそう太く見えなかったところが、現在の充実ぶりを物語っています。菊花賞⑥着、ダイヤモンドS⑬着と決してステイヤーではありませんが、ダイヤモンドS当時は明らかに調子を落としていました。今のデキなら、総合能力でこなせないでしょうか。

 昨年の勝ち馬アイポッパーは骨折明けの前走が殿負けですが、今回はデキそのものが違うよう。雨さえ降らなければ、長距離では安定した実績。一変があっても、驚けません。

◎(9)トウカイトリック
○(3)ポップロック
▲(11)アドマイヤフジ
△(2)アイポッパー
 

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【狙い目】3/23(日)

中山9R 内外タイムス杯
 差しタイプが揃った組み合わせ。3走前に初の中山で②着があるメイショウゲンスイにとっては展開に恵まれそうです。5走前、前々走などは東京でも粘れているように、自身のペースで行ければ、とにかくしぶといタイプ。前走惨敗が案外ですが、前記の3走前も阪神⑫着からの巻き返しでした。連闘で巻き返しを期します。
 

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【狙い目】3/22(土)

中山10R アクアマリンステークス
 人気どころが一長一短あって、波乱も十分ありえそうです。前走はダートが敗因。⑭着という結果は参考外のハネダテンシ。休養明けながらハイソサエティーとクビ差の競馬をした前々走からも、準オープンで通用の力がありますし、芝の1400~1600㍍というベスト条件に替われば、一変があって不思議ありません。
 

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【重賞予想=3/22(土)】フラワーC

中山11R 第22回フラワーカップ(JpnⅢ)

 チューリップ賞、フィリーズレビューを終えても、軸となる馬が不在の牝馬クラシック路線。決して王道とはいえないローテーションながらも、04~06年にかけて、ダンスインザムードシーザリオキストゥヘヴンと3年連続でクラシックホースを生み出しているこのレースから、賞金を加算して本番も…という期待もあります。

 なかでもブラックエンブレム。未勝利を勝った時は、それほどのインパクトは受けませんでしたが、昇級初戦の葉牡丹賞では牡馬相手に好勝負を展開。マイネルチャールズとそれほど差がなかったことにも価値があります。休み明けでプラス16㌔でも全く太め感がなかった前走は、枠順や相手に恵まれたとはいえ、一気に突き放しての4馬身差圧勝。充実一途の感があります。再度最内枠に恵まれ、流れに乗りやすい中山1800㍍。自在性も身に付いているこの馬から入る手でしょう。種牡馬としては厳しいウォーエンブレム産駒ですが、今年はブレイクの一歩手前まで来ています。その流れに乗りたいところです。

 いちょうS直後に藤田騎手が絶賛したアロマキャンドル。阪神ジュベナイルフィリーズは4角での不利もあって惨敗に終わりましたが、フレンチデピュティ×サンデーサイレンスはいかにも前哨戦で走りそうな感があります。そうも速くならない組み合わせで展開にも恵まれそうですし、新人離れした三浦騎手の手腕も見物です。

 デビュー以来、②①①着のシングライクバード。特に連勝を決めた末脚は迫力十分で、重賞だからといって、一歩もヒケを取る能力ではありません。姉セイレーンズソングが5年前に③着した舞台でもあり、血統的な期待も持てますが、今回は展開が鍵。牡馬相手でも纏めて差し切れる力と川田騎手のパワフルな追いっぷりが組み合わさり、コースも展開も関係なく一気に主役候補へ浮上できるかどうか。

 スペルバインドは距離延長は好材料ですが、中1週の上に1月で2度目の東上。牝馬ゆえにさすがにこたえる場面があってもおかしくありません。直前の気配に注意したいところ。クイーンCで向かい風の中、後方から差を詰めたマイネウインク、阪神JFで少しでも見せ場があったカレイジャスミンともども、押さえまで。

 1戦1勝のキャリアでも魅力があるのは、ハイエストホワイト。ローカルの小倉だったとはいえ、デビュー戦が圧巻。血統的に見栄えするとはいえ、迫力十分の馬体を有しています。キャリア不足に泣く可能性もある半面、素質で一気に突破の場面も考えておきたい馬です。

◎(1)ブラックキャンドル
○(7)アロマキャンドル
▲(13)ハイエストホワイト
△1(10)シングライクバード
△2(15)スペルバインド
△3(12)マイネウインク
△4(9)カレイジャスミン
 

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先週の3歳戦とPOG

 先週は桜花賞トライアルのアネモネSが行われました。1.8倍の断然人気に支持されたのは良血ブーケフレグランスでしたが、パドックでもゼッケンの後ろに発汗があったように、イレていたよう。レースでも抑えが利いたとはいえず、速いペースもあって直線は失速しました(⑨着)。
 優先出走権を獲得したのはソーマジックシャランジュ。ソーマジックは終始外目を追っ付けながらの追走。中山マイルで後藤騎手が外々を追走した場合、直線で伸びを欠くイメージがあるのですが、ソーマジックはそこからもうひと伸び。実に長くいい脚を使いました。前走もそうでしたが、勝負強さを感じさせる走り。牝馬路線も混戦必至なだけに、ひとつ強調点があるのはポイント。輸送が課題になりますが、好走の可能性は十分とみます。
 シャランジュは例によって後方から。ソーマジックの外から連れて追い込んできました。勝ち切るには足りなくとも、常に脚を使っています。地味なタイプで人気にならない分、自分の競馬に徹することもできます。本番でもノーマークにはしないつもりです。
 惜しくも権利を逃したメイショウマリアは最内枠を利してロスのない競馬。センスの高さはデビュー時から窺えたもので、今後も注目の1頭でしょう。
 ラルケットはブーケフレグランス以上に抑えが利かず、いつの間にか2番手に。結局失速の⑧着。クイーンCでもやや折り合いを欠く面があったようで、今後の課題になります。

 さすがにこの時期の新馬・未勝利勝ちでは桜花賞・皐月賞には間に合わないですが、1勝していればトライアルへ出走の可能性はまだあります。
 先週の新馬勝ちでは、日曜阪神5Rのアドマイヤコマンド。ある程度バラける展開の中、6番手を追走。3角過ぎからは仕掛けられながらの追走でしたが、直線に向いてエンジンが掛かると、追えば追うだけ伸びるよう。後続を突き放し、ラスト100㍍は抑える余裕がありました。それでいて11秒6-11秒9のフィニッシュなら上々です。

 藤沢和厩舎の好素質馬。先々週はレッドシューターが500万を勝ち上がりましたが、先週はクリスタルウイングが日曜中山6Rの平場で2勝目を挙げました。1000㍍63秒8のスローペースにも動じず、3番手で折り合いピタリ。勝負どころでペースが上がった際に、やや置かれ加減になりましたが、エンジンが掛かってからの伸びは能力の違い。余力を持って差し切りました。レッドシューターと使い分けるため、プリンシパルSに向かうようです。



 そのクリスタルウイングが勝ったレースに出走していたのが、POG6位指名のムービーハウス。スタートはまずまず。しばらくはクリスタルウイングをマークするような位置でしたが、ペースが上がったところで追っ付けての追走に。上がり勝負の中、4角で外に振られるロスもあり、掲示板も危ういかという競馬でしたが、坂を上がりながら急追して、0秒3差④着まで浮上しました。芝にも問題なく、今後にメドが立つ走りでした。
 

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先週の【狙い目】回顧(3/15、16)

3/15(土)
中山11R
 マイネルアルビオン ③着(8番人気・25.1倍)
 前走から1ハロンの距離短縮で、追走は厳しいようにも見えましたが、やはり1200㍍がベター。4角で4頭が並ぶ厳しい先頭争いに、展開も恵まれたとはいえ、直線は初ダートだったガーネットS時よりも目立つ脚。さらに鋭い末を使ったゼンノコーラルには及びませんでしたが、前進が見える内容でした。



3/16(日)
中山12R
 ケイアイスカイ ⑬着(1番人気・3.1倍)
 もう少し楽に先行できるかと予想しましたが、内で終始気合をつけつつの4番手。直線失速も止むを得ませんでした。逃げ馬が③着、2番手が①着ですから、ペース云々ではなく、自分の競馬ができなかったということです。



【狙い目】通算成績
49頭<4、5、7、33>
着順平均 6.78
人気平均 3.55
単勝オッズ平均 9.06倍
 

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【重賞回顧】フィリーズレビュー、中山牝馬S、ファルコンS

第42回報知杯フィリーズレビュー(JpnⅡ)
1△(8)マイネレーツェル
2…(1)ベストオブミー
3◎(3)レジネッタ
4▲(10)ラベ
6△(13)エイシンパンサー
10○(15)エイムアットビップ
14△(6)エーソングフォー

 混戦クラシックを象徴するかのように、5頭が団子になっての入線。特にハイペースだったというわけでもないのに、上がり3ハロンは11秒6-11秒8-12秒4と尻下がり。1分22秒を切れなかった全体の時計も平凡。トライアルとしては物足りない内容になってしまいました。

 マイネレーツェルはやはり末を生かす形がベスト。今回と同じく、全体時計も上がりも掛かったフェアリーS同様に、大外を伸びてきました。昨年7月にデビュー以来、コンスタントに使われてきていて、今回もマイナス8㌔。細くは見えなかったものの、これ以上は減ってほしくないはず。今年のクラシックでは特に重要になりそうな、本番直前の「上昇」「伸びしろ」という点で劣りそうです。

 新馬戦のスピードや前走のひと捲くりから、ダートでこそと思えたベストオブミー。枠を利してのロスのない立ち回りで、直線も内を突いてきました。多分に安藤勝騎手の好騎乗。時計が掛かったのもプラスでした。

 レジネッタラベはジワジワと伸びてはいるものの、スパッと切れる脚は使えませんでした。末脚勝負となると、勝ち切るにはワンパンチ足りない印象を受けました。
 エイシンパンサーは阪神ジュベナイルフィリーズほどではないにしても、行きたがっていました。それでも食い下がったあたりは能力でしょうが、ダートの時ほど折り合えない分、持ち味の爆発力が生かせません。

 熱発で順調さを欠いたエイムアットビップ。プラス10㌔はやはり楽をさせた分でしょう。掛かり気味に見えたのは、休み明けのせいもあります。それでももうひと脚使えるかとみていましたが、直線は伸びなく案外。厩舎の傾向として使われて良くなる面はありますが、ここまで負けるとは想定外。ひと叩きしての上積みが見込めるとして、どれほどプラスになって戻ってくるのか。本番での評価に迷うところです。



第26回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)
1△(9)ヤマニンメルベイユ
2…(5)マイネカンナ
3▲(3)キストゥヘヴン
4△(14)ニシノマナムスメ
6△(16)コスモマーベラス
7◎(10)ダンスオールナイト
11○(1)アルコセニョーラ
15△(8)レインダンス

 直前の特別2鞍の時計を思えば、このレースの1分48秒4は低レベル。牝馬限定のハンデ戦はやはり難しいと思わせる結果になりました。

 ヤマニンメルベイユは重馬場で1分50秒2掛かった昨年が、逃げてクビ+ハナの③着。今年はイクスキューズに行かせて2番手追走。昨年から据え置きの53㌔、淡々とした流れ。そうは巡って来ないチャンスで、自身の持ち味を存分に生かし切りました。

 ただ1頭、ヤマニンメルベイユを追い詰めたマイネカンナ。昨秋のユートピアSから⑦⑥⑤④着とはいえ、着差自体は0秒4、0秒4、0秒5、0秒3。51㌔と恵まれた斤量なら、人気ほどの差はなかったということ。4歳世代の中では最も人気がありませんでしたが、それだけ層が厚いということでしょうか。

 キストゥヘヴンは56.5㌔のトップハンデとしては上々の内容。すっかり復調しましたし、得意のマイルの舞台で久々にGⅠでも楽しめそうです。
 ニシノマナムスメは追って少しジリっぽくなりました。やはり急坂の影響はあったように思います。愛知杯でディアデラノビアアドマイヤキッスと互角の走りをした馬。本来の能力がこんなはずはなく、コースが変われば、また結果も違うでしょう。
 コスモマーベラスはオープン特別と重賞では勝手が違ったということでしょうか。結果、56.5㌔は過大評価だったように思います。

 ダンスオールナイトは頭の高い馬が内に突っ込んだ割には、最後まで脚を使っています。素質開花の一端は示してきているものの、まだ上昇の余地があるはずで、ジワジワと重賞でも通用してくるのではないでしょうか。

 アルコセニョーラは愛知杯以来でマイナス10㌔はさすがに急仕上げ。時計の掛かる決着が悪いとは思えず、今回はデキ一歩だったと考えたいです。

 レインダンスのここまでの凡走は不可解。坂がこたえる以前の問題だったようにみえました。



第22回中日スポーツ賞ファルコンステークス(JpnⅢ)
1△(10)ダノンゴーゴー
2◎(16)マルブツイースター
3△(11)ルルパンブルー
5▲(18)マヤノベンケイ
7…(6)シルクビッグタイム
9○(14)メイプルストリート
10△(7)セレスハント

 昨年のダノンムローで届かず④着という“前科”があった武豊騎手でしたが、今年のダノンゴーゴーは余裕十分の差し切り勝ちを決めました。昨年に比べて力関係が楽だったということ、内がそれほど良くなかったことなどがあるでしょうが、1200㍍では決め手が違いすぎました。距離が延びても大丈夫そうというようなレース後のコメントがありますが、これまでもそう思わせて、折り合いながらも伸びが案外ということが続いていましたから、果たしてNHKマイルCへ向けて主役となりえるかどうかは微妙に思います。

 マルブツイースターは一旦控えたのが好判断だったか、直線の伸びは上々で勝ちパターンでしたが、相手の切れ味が一枚も二枚も上手でした。57㌔を背負って、この馬の力は出し切っています。
 ルルパンブルーはフェアリーSと違って、正攻法の競馬。やはり1200㍍なら侮れません。

 マヤノベンケイは思ったよりも後ろの位置。脚は使っているようにも見えましたが、本来の型ではありませんでした。
 メイプルストリートは2番手追走でしたが、結局はハイペースに止まってしまいました。中舘騎手のコメントによれば、イレ込みが激しかったとのこと。この条件での大外一気など、脚力は秘めているはずで、今回は本来の力を出していません。

 ダートから参戦したシルクビッグタイムですが、やはり勝手が違いました。むろん、これで評価が下がるはずもなく、ダートなら超Aランクは言わずもがな、です。
 

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【重賞予想=3/16(日)】中山牝馬S、フィリーズレビュー

中山11R 第26回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)

 中山1800㍍というと先行有利のイメージが強いですが、このレースは差し=追い込みの決着が目立ちます。今年もシェルズレイが参戦して澱みない流れ。人気どころも勝負どころでは早めの進出が考えられ、伏兵の食い込みが可能とみました。

 これが重賞初挑戦、しかも格上挑戦となるダンスオールナイト。気難しさばかりが先にたっていた馬が、ここ数戦は実に安定した走り。ハナだけ及ばなかった前走も、手慣れた騎手ではなくテン乗りによるもの。常識にかかってきた感があります。実績不足は明らかですが、デビュー時から注目された良血馬。ようやく素質開花の兆しがあり、開幕週からそれほど時計の速くない馬場に金曜日の雨、さらには上がりの掛かる展開。おあつらえ向きの競馬なら、アッと言わせて不思議ないと考えました。

 同じような展開がプラスなのはアルコセニョーラ。ハイペースの紫苑Sが外々を回りながらの差し切り、降雨の中行われた福島記念は悪い内をさばいての快勝。タフな競馬が向くタイプで、直一気も十分にあります。

 トップハンデ56.5㌔のキストゥヘヴンコスモマーベラス。キスは前走が一時の不振を脱した内容。デキ一歩と思えた昨年⑤着も0秒1差。もとよりフラワーC勝ちがあるように、このコースは走ります。コスモは中山芝<3、3、1、1>の巧者。牡馬相手でも好走できる条件なら、引退レースとはいえ、むしろ勝負掛かりと言ってもいいくらい。後藤騎手とは連対率10割の好相性です。

 人気になりそうな“最強”4歳世代。レインダンスはローズS③着、秋華賞ではウオッカを抑えての②着。単純に能力だけなら最上位にランクできるでしょう。ただ、いずれも緩い流れでの好走。今回の展開にマッチするかどうか。ニシノマナムスメは使い込んでも体が減らなくなり、体質強化は歴然。愛知杯②着はロスなく最高に乗られたものとはいえ、アドマイヤキッスに先着した価値あるもの。しかし、上がりが掛かるよりは切れを生かしたいタイプで、中山の急坂がプラスに働くようには思えません。来られて納得の2頭ですが、ちょっと足りなくても納得です。

 他ではヤマニンメルベイユ。昨年の③着馬でもあり、前述したアルコセニョーラの福島記念でも早めに動いての③着。タフな流れを前で渋太く踏ん張る競馬が合います。

◎(10)ダンスオールナイト
○(1)アルコセニョーラ
▲(3)キストゥヘヴン
△1(16)コスモマーベラス
△2(8)レインダンス
△3(14)ニシノマナムスメ
△4(9)ヤマニンメルベイユ



阪神11R 第42回報知杯フィリーズレビュー(JpnⅡ)

 先週のチューリップ賞で阪神ジュベナイルフィリーズ①④着馬がタイム差なしの②③着。展開面を考慮すれば、やはりGⅠ組上位という図式は成立しそう。となると、今回はエイムアットビップ。ファンタジーSで行くだけ行く競馬をした後だけに、気性面に課題を残して臨んだ阪神JFが中団で折り合っての③着。学習能力の高さを示しました。マイルよりも1400㍍の方がベターで、より流れに乗りやすいはずでまずは崩れないと判断できそうです。一方で、休み明けとなると話は別。外目の枠ということも含め、今回は気分良く行き過ぎてしまう可能性もゼロではありません。さらには中間に熱発したあたり、調整過程も万全ではありません。2歳時に牝馬のメイン路線を歩んだ力関係からは負けられないところですが、取りこぼしも考慮しておきます。

 阪神JF組が好スタートを切ったとはいえ、負けたのも事実。決して抜けた存在ではないとすれば、他の組でもという考え方も成り立ちます。チューリップ賞を制したエアパスカルを基準にすれば、そのエアパスカルを紅梅Sで負かしているエーソングフォー。フェアリーSは超のつく前傾ラップを先行して最後まで食い下がったもの。紅梅Sはスローペースの流れに乗って持ち味を発揮しました。追っての味という点ではやや物足りない面はあっても、好位につけられるセンスがあります。

 紅梅Sで1番人気だったラベ。エルフィンSではスローペースを見越して、内目を進出。ポルトフィーノには及ばなかったものの、上がりでは0秒1上回っていました。3走前に外から一気の差し切りを決めたように、阪神1400㍍は合います。前走で減っていた馬体も戻しているようです。

 エルフィンS③着のレジネッタ。3~4角でロスなく進出したラベと外を回ったレジネッタとの差がそのまま着順に表れる結果でした。要は立ち回りひとつの力関係といえます。外で決着した阪神JFでは、内を通って早めに動くことになりながらも、見せ場十分の⑥着。展開面を考慮すれば、着順以上の評価が可能ですし、当時の内容からは阪神なら1400㍍がベターのようにも受け取れました。

 前記4頭の“まんじ巴”の様相です。

 阪神JFは掛かって不本意な逃げ。ダートに転戦して折り合いをマスターしたエイシンパンサー。坂で末脚が生きればのマイネレーツェル。この2頭が押さえ。

◎(3)レジネッタ
○(15)エイムアットビップ
▲(10)ラベ
△1(6)エーソングフォー
△2(13)エイシンパンサー
△3(8)マイネレーツェル
 

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【狙い目】3/16(日)

中山12R 4歳上1000万下(混)
 脚部不安明けを③着と好発進したケイアイスカイ。しかも本来向いているとはいえない東京での好走だけに評価できます。先行馬多彩でも絶対に逃げたいというタイプはおらず、内から主張すれば単騎で行ける組み合わせ。追っての迫力のイメージが強い内田博騎手ですが、前で粘らせる技術も秀逸のものがあります。
 

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【狙い目】3/15(土)

中山11R 千葉ステークス
 前走は1ハロン長い1400㍍で終始外を回るロスが響いたマイネルアルビオン。1200㍍や坂に適性疑問のタイプもいて、条件替わりの今回は狙い目。まだダート3走目、ガーネットSの内容で足りる組み合わせとみます。
 

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【重賞予想=3/15(土)】ファルコンS


中京11R 第22回中日スポーツ賞ファルコンステークス(JpnⅢ)

 やはり1200㍍なら切れるダノンゴーゴー。新馬戦で出した33秒3に続き、前走の上がり33秒6。決してパンパンの馬場ではなかった京都だけに価値があります。今回も1200㍍に照準を定めた以上、その末脚は発揮されるでしょう。しかし、まだ前が極端に止まらない中京。武豊騎手は昨年、同じ“ダノン”(ダノンムロー)でとても届かない位置に構えて、案の定④着止まりという結果に終わりました。タメにタメるしかない馬で果たして差し切るまで至るかは疑問が残ります。

 ダートで3連勝。いずれも楽勝のシルクビッグタイム。ダート短距離なら文句なしのAランク。しかし、その脚力が芝で生かされるかどうかは未知数です。それなりに人気になるようなら思い切って軽視する手もあるでしょう。

 昨年は上位独占。サクラバクシンオー産駒の活躍が目立つレースとなれば、やはりマルブツイースターでしょうか。尻すぼみで終わった昨年あたりは早熟の懸念もありましたが、休養を挟んでの前走は、1400㍍で手応え十分の追走。残り1ハロンまで追い出しを待つ余裕。精神面の強化が見えました。1分21秒3の時計も優秀で、小倉2歳S勝ちがあれば、当然1200㍍への短縮も苦になりません。好位で流れに乗れるスピードもあり、まずは崩れない軸馬でしょう。

 逆転可能なのはどの馬か。紅梅Sは今一歩足りなかったメイプルストリートですが、未勝利→500万を平坦1200㍍で連勝しており、ここへの適性は高いものがあります。特に、今回と同じ中京の前々走はスタートで躓いた不利をはねのけて直一気。連勝時の中舘騎手を配したあたりに、陣営の意気込みも窺えます。

 マルブツイースターに敗れたクロッカスSが不本意なマヤノベンケイですが、外差し決着になったシンザン記念で早めに抜け出しかけての③着は価値が高く、小細工なしの1200㍍なら差は詰まって不思議ありません。

 11番人気で気楽な立場だったとはいえ、1200㍍の重賞を制しているルルパンブルーは適距離に戻れば、伏兵視できます。他には、初のスプリント戦でも適性がありそうなセレスハントあたりまで。

◎(16)マルブツイースター
○(14)メイプルストリート
▲(18)マヤノベンケイ
△1(11)ルルパンブルー
△2(7)セレスハント
△3(10)ダノンゴーゴー
 

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先週の3歳戦とPOG

 先週からは、まずは日曜阪神のアルメリア賞に出走したレッドシューター。前走は人気を裏切る形になりましたが、結果的には慎重に乗られすぎた感もありました。中団外目を抜群の手応えで追走、直線も先頭に並ぶまでは持ったまま。仕掛けられるとあっという間に引き離して3馬身差の快勝でした。前走よりも相手が楽になっていますし、当然の結果といえばそれまでですが、改めて能力の高さを示す走りとなりました。まだ体質面でしっかりとしきっていない現状。連勝街道というわけではなく、一度は取りこぼしている戦績。父ロベルト系。新馬快勝後、なかなか勝ち切れなかったシンボリクリスエスのようなイメージがあります。この後は、短期放牧を挟んで青葉賞→ダービーの青写真を描いているあたりもダブります。

 同じ藤沢厩舎で、これもデビュー戦が衝撃的だったサイレントフォースは土曜中山の黄梅賞でまさかの惨敗。全く見せ場のない⑬着は敗因も不明確なものでした。中山が向かないという可能性はあるにしても、ここまで負けるとは。

 もうさすがに苦しいかもしれない3月デビューですが、まだ能力を秘めた素材はいます。日曜中山6Rでデビューしたマスターオブゲームバランスオブゲームの全弟。ハナに立ち、前半1000㍍1分3秒9、真ん中の4ハロンが全て13秒台のスローペース。上がりだけの競馬になりましたが、ラスト2ハロンで11秒6-11秒5と加速しているところは脚力を秘めている証でしょう。504㌔の馬体はまだ絞れそうで、上積みも見込めます。

 サンデーサイレンスの後継一番手アグネスタキオンの影に隠れてしまっている全兄アグネスフライト。その産駒アグネスミヌエットが日曜阪神6Rの新馬戦を飾りました。この騎手らしくジックリと構えて、中団より後ろのイン。直線で外へ持ち出す際に後続に迷惑をかけましたが、これは馬の気性面などではなく、走りには問題なし。弾けるような迫力ある末脚で大外一気を決めました。11秒6-11秒8でラストは余裕がありましたから、立派。昇級してもそれほど目立たないでしょうが、注目しておきたい1頭です。

 土曜中山5Rの未勝利戦はリヴザルトの順当勝ち。南半球産、レッドランサム産駒、堀厩舎。ロックドゥカンブを思わせる組み合わせは秋以降に開花の予感があります。おそらく陣営も春に無理をさせることはないように推測します。



 先週のPOGは2頭。4位指名トールポピー【重賞回顧】で触れた通り、チューリップ賞で②着とまずは順調な滑り出し。
 10位指名のオグリキャップ産駒シラユキは土曜阪神3Rの未勝利戦に遠征しましたが、出遅れて見せ場なく⑭着。上昇の兆しが見えないのが寂しいところです。
 

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先週の【狙い目】回顧(3/8、9)

3/8(土)
中山10R
 ファストロック ⑯着(2番人気・5.5倍)
 1角でゴチャついて、少し折り合いを欠きました。その後はスムーズに運べたように見えましたが、直線は馬群に突っ込む形で失速。気難しさを出したように思います。やはり周りに馬がいない展開がベター。それにしても、このレースのレゴラスは強すぎました。後ろから行くことで、早めに抜け出す→ソラを使って失速、というパターンから脱しました。今後、同じような競馬ができるかどうか。



3/9(日)
阪神11R
 アドマイヤミリオン ④着(8番人気・17.4倍)
 少し行きたがっているようにも見えましたが、なんとか宥めて中団より前で流れには乗れていたように見えました。勝負どころで押し上げて3番手には上がれるかという感じでしたが、最後は脚色が鈍りました。ただ、見せ場は十分で、オープンにもメドが立つ内容。まだ上積みが見込める4歳馬、先に注目です。このレースを勝ったフィフティーワナーは、1年9か月ぶりを芝で叩かれて、やはりダートは走るという強い内容。ダートに限れば5連勝。休養前にヒシアトラスを問題にしなかった能力から、当然の結果ではありますが、6歳ながらキャリア8戦。今後無事なら、ヴァーミリアンとの戦いにまで持ち込んで欲しい器です。



【狙い目】通算成績
47頭<4、5、6、32>
着順平均 6.72
人気平均 3.51
単勝オッズ平均 8.84倍
 

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【重賞回顧】弥生賞、チューリップ賞、中京記念、オーシャンS

第45回報知杯弥生賞(JpnⅡ)
1○(3)マイネルチャールズ
2△(13)ブラックシェル
3…(2)タケミカヅチ
4◎(15)キャプテントゥーレ
5…(8)テラノファントム
7△(12)アインラクス
10▲(11)ホッカイカンティ
12△(7)フサイチアソート

 多少掛かり気味になりながらの2番手追走。マイネルチャールズが力ずくで捻じ伏せるような走りで重賞連勝、この世代初の重賞2勝馬となりました。これで4戦続けて中山2000㍍を走って、3勝②着1回。②着もマイペースの逃げ馬に残られたもので力負けではありませんでした。持ち前の自在性が生きる条件ということもあるのでしょう。昨年皐月賞を制したヴィクトリーと同じブライアンズタイム産駒。速い時計の“核”となる存在です。気になるのは、直前追いが軽めに終始した割にマイナス4㌔だった点。今回の反動があるとすると、安穏とはしていられません。

 ブラックシェルは中団。何とかして皐月賞への出走権利を獲ろうという武豊騎手の策は、有力馬に乗る時の脚を図る競馬ではありませんでした。その上で、マイネルチャールズに連敗したというのは、やはり中山2000㍍への適性が今イチということでしょう。フットワークからも小回りは不向き。本番で逆転となるかというと?

 タケミカヅチはこれまでにない巧い立ち回り。枠を生かしてロスなく追走できたあたりが好走の要因でしょう。
 キャプテントゥーレは思ったよりは前へ行かなかった感のある好位。4角の手応えからはもう少し伸びても…という④着は距離への限界を示しているといえそうです。
 キャリア1戦でゴール前の伸びが目立ったのはテラノファントム。好調田村調教師が「王道を歩ませたい」というだけのことはあります。先々注目の1頭でしょう。

 アインラクスは流れ不向きともいえますが、やはり急坂は不向きだったとも考えられます。それでも上がり34秒6はブラックシェル、ベンチャーナインとともに最速タイ。無理に皐月賞を使うのではなく、青葉賞や京都新聞杯からダービーへという路線が妥当ではないでしょうか。
 ホッカイカンティは積極的に行きましたが、結局は大名マークを受ける羽目に。さすがに厳しい競馬になってしまいました。
 フサイチアソートは休み明けとしても不甲斐ない凡走。全く見せ場がありませんでした。叩かれて変わるかというと微妙なレース内容、一度崩れるとそうは巻き返せないのがクラシックの厳しいところでもあります。



第15回チューリップ賞(JpnⅢ)
1…(10)エアパスカル
2○(2)トールポピー
3△(15)オディール
4△(4)スペルバインド
9▲(11)メイショウジェイ
10△(1)マルチメトリック
11△(14)コウヨウマリーン
12◎(7)ギュイエンヌ

 同じ舞台の阪神ジュベナイルフィリーズとは違って、スローペース。前半3ハロン36秒1-後半34秒5。この流れに乗じたのがエアパスカル。当日にダート変更になったこぶし賞を除けば、②②①②①着。良くも悪くも相手なりということが言えそうです。流れに乗れるセンスが高い半面、今回はうまく行き過ぎたようにも見えました。かなり展開に恵まれた感もあります。

 その点、暮れ以来の②③着馬は一応は上々のスタートといえそう。トールポピーは必ずしも絶対的な存在ではないことが分かる②着ですが、これもデビュー以来連を外していない安定みがあります。スパッと切れないのがネックで、本番もスローだと差し損ねる危険はありそうです。長く良い脚を使える展開なら。
 オディールは外枠でもガッチリと折り合いました。これまでにない形で上がり3ハロン33秒5、ゴール前の切れは目立ちました。本番への上積みという点ではこれが一番かもしれません。

 スペルバインドはマイルよりも中距離というタイプ。
 期待したキャリア1戦のギュイエンヌメイショウジェイは、そのキャリアの浅さがこたえたということでしょうか。これが能力とは思えず、まだ見限れません。



第56回トヨタ賞中京記念(GⅢ)
1△(2)タスカータソルテ
2△(7)センカク
3…(5)ワイルドファイアー
5△(9)ハイアーゲーム
7▲(11)ローゼンクロイツ
8○(4)シルクネクサス
9◎(1)トーホウアラン
10△(13)ダイレクトキャッチ

 ゴール前は4頭横一線の接戦。それを制したのはタスカータソルテですが、中舘騎手の腕によるところも大きかったのではないでしょうか。3~4角、外で動きがあった時に、ワンテンポ遅らせて仕掛けたところがさすが。直線で前がガラッと開いたあたり、レース後に中舘騎手が言っていたように「何もかもうまくいった」勝利でした。

 53㌔の軽量にも注目できたセンカクはやはり左回りは走ります。今後も渋い走りには要注意でしょう。ワイルドファイアーは9歳になって馬が変わったのか、と思える充実。センカクと併せ馬のように伸びてきました。

 ハイアーゲームはローゼンクロイツが進出した直後から動きましたが、結果的には仕掛けが早かったということになるでしょう。まさに展開の綾といえます。
 ローゼンクロイツはスローを見越してか、真っ先に動きました。直線で先頭に立ち、そのまま押し切れなかったのはやはり骨折明け。見せ場タップリの内容は力を示したもの。中京2000㍍マイスター、金鯱賞はまた買える?
 シルクネクサスはスタンド前から掛かり気味。スムーズさを欠きました。
 トーホウアランは道中の手応えの割に伸び切れなかったのは、外からのまくりがあったことが影響したでしょうか。



第3回夕刊フジ賞オーシャンステークス(JpnⅢ)
1…(15)プレミアムボックス
2…(6)エムオーウイナー
3▲(14)ナカヤマパラダイス
4△(5)アイルラヴァゲイン
5△(1)リキサンファイター
7○(13)アドマイヤホクト
8△(16)ドラゴンウェルズ
16◎(4)サンアディユ

 時計面で平凡。レースとしても行った行ったに近い形で、先へ向けて強調するレースではなかったように思います。このままだと、今年の高松宮記念も距離短縮組が有利となりそうに思います。

 プレミアムボックスは外枠でも流れに乗って、ギリギリ差し切りました。改めて見返すと、1000万勝ち直後にアイビスサマーダッシュに使って、サンアディユと0秒5差。叩き3走目、走れる条件にはあったということでしょう。吉田隼人騎手は、フェアリーSに続いての中山芝1200㍍での重賞勝ち。
 エムオーウイナーは難なくハナに立ち、マイペース。自分の力を出すのに、最高の展開になりました。
 ナカヤマパラダイスは突き抜けるかという手応えから最後は同じ脚色に。それでも復調はうかがえました。
 アイルラヴァゲインリキサンファイターは直線で前が壁に。アイルはやはり中山巧者という走り、リキサンはオープンでも通用を示す内容でした。
 アドマイヤホクトは道中の行きっぷりに復調気配。ドラゴンウェルズは大外枠ということもあるでしょうが、4角での手応えもそれほど良くありませんでした。鉄砲駆けが利くタイプでしたが、今回は休み明けが仇になったということでしょうか。

 ゲートで潜る態勢。そこから立て直したものの、結局大きく出遅れてしまったサンアディユ。道中、エンジンが掛かるという場面が一度もありませんでした。翌日、栗東トレセンで急死はショックでした。レースとの因果関係は分かりませんが…合掌。
 

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【狙い目】3/9(日)

阪神11R 仁川ステークス
 前走はフェブラリーSの前哨戦で相手が強力、さらに少し間隔があいたとなれば、⑪着という結果はやむを得ないアドマイヤミリオン。それでも0秒8差なら及第点ともとれ、相手が少しでも弱くなった今回は狙い目十分とみます。東京2100㍍の前々走があふれるスタミナを示す内容、得意の阪神で2000㍍なら。
 

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【重賞予想=3/9(日)】弥生賞、中京記念


中山11R 第45回報知杯弥生賞(JpnⅡ)

 いまだ混迷の続く牡馬クラシック路線の中で、ひと際目立つのが東京スポーツ杯組の活躍。②着スズジュピターが朝日杯FS⑤着、③着スマイルジャックがきさらぎ賞②着、④着ゴスホークケンは朝日杯を制して最優秀2歳牡馬に、⑤着タケミカヅチは共同通信杯②着、⑥着ベンチャーナインが京成杯②着。軒並み重賞戦線で勝ち負けしている以上、今回の最注目は当然フサイチアソートになります。当時キャリア1戦を思わせない快勝劇。冬場を休養に充て、春に再スタートという理想的なローテーション。ここをアッサリと通過するようなら、クラシックの主役となる資格を持つ「母の父サンデーサイレンス」です。
 一方で、当時9番人気。衆目の一致する素質馬ではなかったともいえます(もちろん、周りの評価が過小だった可能性もあります)。期待馬がアッサリと敗れるという今年の流れもあります。その能力は認めつつも、今回もう一度様子を見るという手を取ります。

 先を見据えてということでなく、今回馬券圏内に入る可能性があるという意味でキャプテントゥーレを狙います。アグネスタキオン×エアトゥーレという血統、レース運びからは、以前に評したようにいかにもマイラー型ではあります。しかし、04年にメイショウボーラーが②着に入っているように、そういうタイプが全くダメというレースでもありません。先週の中山記念、土曜日のオーシャンSからも分かるように、とにかく内有利、先行有利が今の中山。出走権を取りたいがゆえに、後続が大事に乗ってくれれば、ますます展開の利があります。必ずしも頭候補ではないという点で、少し弱気かもしれませんが、複勝圏ということで中心視します。

 決して優秀な時計で勝ってきたわけではありませんが、順調に使ってきた中では最も安定感があるマイネルチャールズ。狭いところを割ってきた京成杯など、字面の戦績以上に厚みがあります。本来自在型、まず崩れない強みがあります。

 キャプテントゥーレと同じ展開の利があれば、ホッカイカンティ。東京コースを意識したか、今思えば共同通信杯は大事に乗りすぎた感もあります。中京2歳Sのように強気に乗って、活路を開きたいところ。

 ブラックシェルの前走は、決して抜けた存在ではないことを示した内容。本来の形ではなくとも、マイネルチャールズに迫った3走前からは、一応この組み合わせでは圏内。若駒Sが奥のある走りだったアインラクスディープインパクトの甥という点でも注目されそうですが、どちらかというと平坦向きのように思えます。中山を克服できるか、ここが試金石。

◎(15)キャプテントゥーレ
○(3)マイネルチャールズ
▲(11)ホッカイカンティ
△1(7)フサイチアソート
△2(13)ブラックシェル
△3(12)アインラクス



中京11R 第56回トヨタ賞中京記念(GⅢ)

 裏開催ということもあって、微妙な鞍上配置。連続騎乗という点からはローゼンクロイツ。もう中京2000㍍しか走らないのでは、と思えるほどの巧者。昨年のこのレースから藤岡騎手が騎乗して、今回で5戦目。GⅡ金鯱賞をも制したコンビで、本来なら一枚上の存在です。しかし、今回は骨折明け。さすがに万全とは思えず、58㌔のハンデを合わせると▲評価が妥当に思えます。

 ダンスインザダーク産駒ということもあり、どちらかというと長距離向きと思えたトーホウアランですが、一昨年の中日新聞杯ではインティライミを競り負かした星があります。ルメール騎手が巧くインを突いたこともその要因ではありますが、今回も最内枠。ロスなく立ち回ることができます。1年2か月ぶりの前走はさすがに直線も伸びは案外でしたが、それでも上々の内容。自在性の強みを生かしての前進に期待します。

 自在性というならシルクネクサスを挙げなくてはなりませんが、前走が後方から末を伸ばす形での③着。今回も自分のリズムを崩さずと、前走と似た戦法を匂わせており、必ずしもこの馬の特性が生かされないかもしれません。

 ハイアーゲームダイレクトキャッチは直前まで騎手が未定だった点にやや不安があるものの、その能力はこのレベルにとどまるものではありません。同様にタスカータソルテ。こちらは中舘騎手を確保。強敵相手の京都記念で、展開の利があったとはいえ、0秒4差だったセンカク53㌔が魅力で、是非押さえたい1頭。

◎(1)トーホウアラン
○(4)シルクネクサス
▲(11)ローゼンクロイツ
△1(9)ハイアーゲーム
△2(13)ダイレクトキャッチ
△3(2)タスカータソルテ
△4(7)センカク
 

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【重賞予想=3/8(土)】オーシャンS、チューリップ賞

中山11R 第3回夕刊フジ賞オーシャンステークス(JpnⅢ)

 5歳の夏で初の芝出走だったアイビスサマーダッシュを13番人気で快走した後は、全て芝1200㍍を使って⑦①②①着。⑦着の北九州記念は、内が荒れた馬場で超ハイペースに巻き込まれたもので、参考外。33秒5-33秒6という絶妙のラップバランスで駆けたセントウルS。アストンマーチャンの圧倒的な逃げに屈したとはいえ、極悪馬場の中、最後まで差を詰めたスプリンターズS。牡馬相手の57㌔も苦にせず、着差以上に楽勝だった京阪杯。今、最も安定したスプリンターといえるのがサンアディユです。高松宮記念の叩き台という側面があるのは確かでも、この組み合わせなら力が一枚上。休み明けも走るタイプ、ここはGⅠへ向けての好発進が期待できます。

 中山記念で、末一手と思えたカンパニーすら先行したことが物語っている今の馬場状態。とにかく内有利が明白です。その点で相手に妙味があるのは7枠2頭。アドマイヤホクトは古馬と戦った前2走が案外でしたが、陣営のコメントを見ると、CBC賞で後続に追突された影響があったとのこと。2歳の冬に、この中山1200㍍で1分8秒0を出したスピード能力が発揮されれば、巻き返しがあって不思議ありません。
 ナカヤマパラダイスはアイビスSDでサンアディユの0秒1差、京阪杯でも0秒2差。サンアディユ以外なら好勝負できる力はあります。昨秋復帰後は今ひと息でしたが、前走の先行策に復調気配が感じられました。

 芝1200㍍は3走前のただ一度。直線一気に抜け出した迫力ある脚に、“短距離の差し馬”としての素質が見えたドラゴンウェルズ。阪神カップは掛かって凡走も、スワンS③着と重賞でも足りるところを示しています。ただ、前述の馬場。外を回って差し届くかどうか。フラットな状態ならサンアディユに最も迫れる馬とはみていますが、今回は押さえ。

 中山芝1200㍍で2連勝してオープン入り。三度この条件を使うリキサンファイター。相手関係は一気に強化されますし、時計面でも劣っていますが、充実一途。馬群の隙間を塗っての差しなら、ロスなく回れる最内枠を利することも可能。まだ時計も詰まるはずです。

 休み明けとはいえ、シルクロードSブービーは案外だったアイルラヴァゲイン。スプリンターズSで4角からアストンマーチャンを捕まえに行って、サンアディユとはクビ差。中山に抜群の適性があるだけに、昨年の覇者の意地が見られるかも。

◎(4)サンアディユ
○(13)アドマイヤホクト
▲(14)ナカヤマパラダイス
△1(16)ドラゴンウェルズ
△2(1)リキサンファイター
△3(5)アイルラヴァゲイン



阪神11R 第15回チューリップ賞(JpnⅢ)

 ここから始動する、昨年の最優秀2歳牝馬トールポピー。阪神ジュベナイルフィリーズで大外一気を決めましたが、阪神外回り1600㍍としてはハイペースになったことや、②着レーヴダムールと併せることでソラを使わずに済んだことなど、うまく行った面が多かったのも確かです。競り合いになれば負けないという持ち前の勝負根性は認めるところですが、②①②①着という全成績ほどに安定感があるように感じられないのです。受けて立つ立場というよりは向かっていく方が向いているというイメージもあります。無論、アッサリと桜花賞路線の主役確定となる確率も高いですが。

 素質馬のデビューが年明けにズレ込んでいる今年のクラシック路線。新星登場に期待する手も十分にあるとみます。その候補はギュイエンヌメイショウジェイ
 デビュー前からプリサイスマシーンと併せ馬を行っていたギュイエンヌ。スローペースを中団で折り合いピタリ。先に抜けた2頭には手応えで劣っていたものの、叩き出されてからの伸びに高い素質がうかがえました。母スギノトヨヒメはデビューから2連勝した早熟でしたが、この馬には奥を感じます。
 メイショウジェイは小倉デビュー。スローペースを2番手から、あまりにもアッサリと抜け出しました。軽く気合を付けた程度で3馬身半差の楽勝。一気に後続を離した脚はまだ余力がありました。
 いずれもキャリア1戦。いきなりの重賞挑戦には死角もあります(ギュイエンヌには長距離輸送の課題も)が、いずれも通用の可能性を秘めた潜在能力の持ち主。一気の台頭があって不思議ありません。

 展開面を考慮すれば、阪神JFで一番強い競馬をしたとも言われるオディール。それも納得ですが、ファンタジーSが完璧な競馬だった分、ベストはやはり1400㍍ではないかとも思えます。15番枠で壁を作ることができるか、安藤勝騎手の手腕による面も大きそうです。

 セントポーリア賞は火曜全休→木曜追い→金曜輸送というスケジュールが影響したというスペルバインド。そんな状態で牡馬相手に最後まで競っていたあたりが能力。これまで1800~2200㍍を使われてきた分、マイルというイメージが浮かびづらいものの、センスで対応できるでしょうか。

 前走のクビ差辛勝は地味でも先行力あるコウヨウマリーン、血統的には芝でも走れそうなマルチメトリックが押さえ。

◎(7)ギュイエンヌ
○(2)トールポピー
▲(11)メイショウジェイ
△1(15)オディール
△2(4)スペルバインド
△3(14)コウヨウマリーン
△4(1)マルチメトリック
 

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【狙い目】3/8(土)

中山10R 両国特別
 デビューは3歳の6月と、この厩舎にはありがちな(?)使われ方をしたファストロック。3戦目の初勝利と、昇級初戦の②着はいずれも逃げてのものでしたが、番手から抜け出して余力十分だった昨秋の500万勝ちが、単なる逃げ馬から脱皮する内容でした。元より素質は条件級のものではなく、戦法に幅を増した今なら、1000万が壁になる馬ではありません。久々でも入念に乗り込まれています。
 

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