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JpnⅠを斬る!~JBC×2

31日水曜
大井10R 第7回JBCスプリント(JpnⅠ)
 前哨戦・東京盃①②着の首位争い。当時プラス9㌔でやや重め残りの上、初の1200㍍だったメイショウバトラーの巻き返しが人気になるのも当然ですが(武豊+メイショウのコンビということも影響しているかも)、リミットレスビッドとてここを目標に夏場を休養に充てて3か月ぶりでした。川崎での昨年はJBCマイルとなり距離適性で敗れましたが、今年はベストの1200㍍。再度内田博騎手を配して、前走の再戦ムードなら、念願のGⅠ獲りを果たせるとみます。

 逆転があるとすれば、メイショウだけ。前述通りに太めで初距離の前走は試走という部分もありました。相手はリミット1頭、マークに徹する武豊騎手が怖いです。

 JRA勢でこの2頭を上回れる馬がいるかというと疑問。一角崩しなら、昨年暮れから今年春にかけての充実ぶりが目立ったフジノウェーブと、圧巻の前走から復調なったナイキアディライト
 東京盃組ではベルモントサンダーが③着候補。JRAでのGⅠ実績を買われそうなプリサイスマシーンですが、1200㍍ベストということはなく、これも③着までとみます。

◎(11)リミットレスビッド
○(15)メイショウバトラー
▲(6)フジノウェーブ
△1(10)ナイキアディライト
△2(12)ベルモントサンダー
△3(9)プリサイスマシーン

 3連単フォーメーションで
 ◎→○→▲△1△2△3
 ◎→○▲△1→○▲△1△2△3
 ○→◎→▲△1△2△3
 の3枚(16点)。

07JBCスプリント馬券




大井11R 第7回JBCクラシック(JpnⅠ)
 一昨年が名古屋1400㍍のスプリント、昨年が川崎1600㍍のマイル。今年は大井2000㍍でJBC3階級制覇を狙うブルーコンコルド。東京大賞典の完勝ぶりからもチャンスは十分ですが、帝王賞で意外に伸び悩んで、ボンネビルレコードに内をすくわれた負け方には少し不満があります。力で克服してきましたが、本質的にはマイラー寄りという判断もでき、再び逆転を喫する場面は十分です。

 南関クラシックについて記述してきたように、今年の3歳ダート路線は超ハイレベル。“3強”による壮絶な叩き合いの羽田盃に始まり、断然のレースレコードだった東京ダービー、3歳7月の時点で2分2秒9という驚異のタイムが出たジャパンダートダービー。最後の最後で1冠を勝ち取ったフリオーソ。本来はスピードを生かすのがベストゆえに、JDDは時計の出る馬場が向いたといえなくもありませんが、落鉄をしていてのものだけに末恐ろしい能力の持ち主です。馬インフルエンザ禍の移動制限により帰厩が遅れ、追い切り時点ではまだ重かったようですが、62秒台-37秒台なら一応の態勢は整ったとも見えます。強気の先行策に期待します。

 川崎記念でアジュディミツオーに1秒3差をつけてレコードに0秒1に迫り、ドバイワールドカップでも一応の形は作ったヴァーミリアン。格的には最上位とも言えそうです。ジャパンCダートへの叩き台というフシが見えなくもありませんが、コースにも入って乗り込み量は豊富。昨年のJCダートが休み明けで0秒5差④着なら、一定の仕上がりに達していれば勝ち負けには加われるとみます。

 ピークは過ぎたシーキングザダイヤ、2000㍍は気持ち長いサンライズバッカスは押さえまで。地方勢では今が充実期のルースリンドに一角崩しの期待。

◎(12)フリオーソ
○(6)ヴァーミリアン
▲(4)ブルーコンコルド
△1(3)ルースリンド
△2(5)シーキングザダイヤ
△3(2)サンライズバッカス

 3連単フォーメーション◎○→◎○▲△1→◎○▲△1△2△3(24点)。

07JBCクラシック

 
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テーマ:南関東公営競馬予想 - ジャンル:ギャンブル

武蔵野S&スワンS回顧

第12回武蔵野S(GⅢ)<10月27日・東京>
1…(6)エイシンロンバード
2◎(10)ワイルドワンダー
3…(3)トーセンブライト
4△(5)フィールドルージュ
5▲(4)イブロン
7△(1)ビッググラス
9△(8)ロングプライド
11○(11)シーキングザベスト

 ドシャ降りで水が浮いた馬場状態。オープンでは足りないとみていたエイシンロンバードですが、注文をつけて逃げたのが奏功。直線半ばで勝負を決した感のある勝利でした。ただ、馬場+展開に恵まれたものでもあり、今後の過信は?

 脚抜きがいい馬場がいいと言っても、さすがにこの馬場では前を捕らえられなかったワイルドワンダー。折り合いスムーズで、レースの進め方としては何ら問題はありませんでした。“普通の”馬場なら引き続きAランクの評価ができます。

 1600に良績のなかったトーセンブライトですが、今回も内を立ち回って好走しました。気力充実の感があり、軽い相手なら今後も要注目です。

 相変わらずスタートに難があるフィールドルージュ。道中はジッとして最後方から。不良馬場だったとはいえ、ダートでは超抜と思える上がり34秒8。ゴール前の脚色は目立ちました。昨年③着より着順を下げたとはいえ、内容は濃くJCダートでは惑星以上の存在です。

 ビッググラスは休み明け。ロングプライドは広いコースは合いますが力のいる馬場向きで、今回の馬場では。距離が延びて巻き返しに注意です。



第50回スワンS(GⅡ)<10月27日・京都>
1○(12)スーパーホーネット
2…(14)フサイチリシャール
3…(13)ドラゴンウェルズ
4…(2)スイープトウショウ
6△(8)キングストレイル
8△(11)ナカヤマパラダイス
9△(1)マイネルスケルツィ
11▲(4)ジョリーダンス
14◎(6)アストンマーチャン

 徐々に外差しが利く馬場になってきた上に、重賞としても速い流れ。とはいえ、単に嵌っただけではないスーパーホーネットの勝利でした。4角ではとても届かないのではないかという位置から上がり33秒9。ラストの伸びは際立っていました。プラス10㌔でも太め感なく、休養を挟んで充実してきました。より相手が強化されるマイルCSでも、距離が延びることを含めて、印をつけることになりそうです。

 勝ちパターンに持ち込んだフサイチリシャール。昨年の阪神カップ快勝、今年の京王杯も悪くない内容での⑤着なら、現状では1400㍍がベストということでしょう。
 前走でスプリンターとして開眼したように思えたドラゴンウェルズですが、1ハロン延びても渋太い伸び。もう重賞でも通用の力を示しました。

 勝ち負け云々以外でも注目を集めたスイープトウショウ。久々の1400㍍でしたが、道中の追走は楽。伸び切れなかったのはやはり調整の面でしょう。ピークは過ぎたとしても、力が極端に落ちたということはなさそうです。ただ、今後もキチンと調整ができるかが鍵。

 アストンマーチャンは前半3ハロン33秒7。少し渋った馬場で1400㍍としてはやはり速く、直線で粘りを欠きました。スプリンターズSでの走りっぷりからも、完全にスプリンターという評価に固めてしまっても良さそうです。
 

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天皇賞(秋)回顧

第136回天皇賞(秋)(GⅠ)<10月28日・東京>
1○(1)メイショウサムソン
2…(9)アグネスアーク
3…(6)カンパニー
4△(15)ポップロック
5…(3)コスモバルク
6△(12)アドマイヤムーン
9◎(14)ダイワメジャー
10▲(10)ブライトトゥモロー

 直線で不利を受けた騎手たちが怒りを露にしたレース後。しかし、その不利があってもなくても、勝利の行方には影響はなかった。そう言い切れるくらい、メイショウサムソンは完璧でした。見事な史上4頭目の天皇賞春秋連覇です。

 内からコスモバルクがペースを握り、道中終始11秒台のラップを刻んで、前半1000㍍59秒6。澱みなく流れた平均ペース。
 最内枠から好発を決めたメイショウサムソンは枠なりで5番手を追走。武豊騎手がアドマイヤムーンを意識して位置取りが後ろになるのでは…と推測していましたが、選択はこの馬らしい正攻法でした。馬場が悪くなっても苦にしないとはいえ、1番枠を思えば、やや重に回復してくれたのは好材料。迷うことなく内を進めました。逃げるコスモバルクが4角で外を回り、直線でも外に膨れたところで一気に抜け出し、2馬身半差。これまでのGⅠ3勝が1/2、クビ、ハナと接戦だったことに比べても、一番強いと思わせる勝ち方。拍子抜けするくらいの完勝でした。
 昨年に比べると馬体がシャープに映るようになりました。今回の自身の上がりが34秒6。どちらかというと馬力に寄っていたのが、バランスが取れてきたように思います。文句なしに日本のエースと言っていいでしょう。

 直線でまともに挟まれたアグネスアーク。そこから盛り返しての②着は、地力以外の何物でもありません。中2週で再度の東上でも、馬体重はプラスマイナス0。パドックでもこれまでに比べると落ち着いて見えました。使うことでパワーも強化されてきたということでしょう。

 一旦は完全に2番手に上がったカンパニー。道中も実に巧く乗られていました。コスモバルクが内外にヨレた影響を受けていましたが、最後止まったように見えたのは、一線級に入ると2000㍍が少し長いからでしょう。

 ポップロックは外枠ということもあったか、道中の位置取りは後方3番手。直線でもエンジンが掛かったのは坂を上がって、残り200くらいでした。戦前の懸念通り、2000㍍では短かったということ。ゴール前の脚色には迫力があり、ジャパンカップへ向けて楽しみです。

 アドマイヤムーンダイワメジャーは内から寄られてまともに不利を受けていました。しかし、それがなくても果たして上位があったかどうか。ダイワメジャーは思いの外消極的な乗り方に見えました。メイショウサムソンよりも後ろの位置取りでは勝てる道理はなかったと思います。アドマイヤムーンは不利を受けてからもう一度盛り返す場面がありませんでした。弾ける時は有無を言わさず弾ける馬ですが、今回はそういう手応えではありませんでした。やはりデキが一歩だったとみます。

 コスモバルクは04年ダービーでも昨年の天皇賞でもジャパンカップでも、直線で外にヨレました。降着になったのは柴山騎手ですが、レース後の騎手の怒りは五十嵐冬騎手に向けられていたようです。福永騎手が「もうGⅠに乗らないでほしい」と話したという報道もあります。同じ左回りでもシンガポールではそこまで外に膨れていないように思います。府中だけ?坂?超ハイペースを早めに動いたダービー時のトラウマということはないでしょうか。



 上記のように、不利を受けた関係者から怒りの声が数々聞かれると、さすがに後味の悪さはあります。伝統の天皇賞だけに余計に。
 しかし、メイショウサムソンの強さはそれを補って余りあるものでした。石橋守騎手からの乗り替わりは一部のファンから批判もあったはず。それを乗り越えた関係者。武豊騎手、アドバイスを惜しまなかった石橋騎手。見事な勝利でした。
 

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GⅠを斬る!~天皇賞(秋)

28日日曜
東京11R 第136回天皇賞(秋)(GⅠ)
 ドシャ降りの土曜日は不良馬場。一転晴れる日曜日にどれだけ回復するかが非常に微妙。本音を言えば、直前の芝のレースでの各ジョッキーのコース取りに注意する必要があります。

 最強メンバーが揃った宝塚記念で①②着したアドマイヤムーンメイショウサムソンが休み明け。最終追いではまさかのクビ差遅れとなったアドマイヤムーン。マイルから攻めて最後まで迫力のある動きを見せた宝塚記念に比べると、物足りなさが残ります。3週続けて武豊騎手が跨ったメイショウサムソンは素軽い動きで及第点ですが、これも完調とまでいきません。
 宝塚で後続を2馬身半離した“最強の2頭”とて、決して楽観はできません。
 もう一つポイントを挙げれば、武豊騎手がアドマイヤムーンを意識しすぎないか、ということ。ムーンの主戦を降ろされた武豊騎手、ポップロックでの宝塚では、終始ムーンの後ろを走っていました。サムソンに乗る今回、ムーンより位置取りは前でしょうが、東京だと仕掛けが遅くなる岩田騎手のムーンのGOサインが遅くなるようだと、武騎手=サムソンも痛恨の仕掛け遅れという場面も…。

 毎日王冠③着敗退。休み明けは不利の傾向には逆らえなかったダイワメジャーですが、前半1000㍍で昨年と1秒3の開きがあり、結果的には展開が向かなかっただけ。自身の走りに衰えは感じられませんでした。毎日王冠でハイペースを演出したストーミーカフェコンゴウリキシオーもいない今回は、遅め平均くらい。昨年のように番手から早めに動いて後続を封じる策が取れます。安藤勝騎手も自分から動くことをほのめかしています。宝塚記念ではムーンとサムソンに大きく離された⑫着惨敗でしたが、マイナス16㌔で調子一歩でした。今回は一度使っているアドバンテージがあります。
 ちょうど1週前に時計を出し始めたのは昨年と同じ。最終追いの全体時計が物足りないといえば物足りないのですが、動きの柔らかさなどは相変わらず。正攻法で後続を封じるとみます。

 京都大賞典で上がり33秒台の争いに対応したポップロック。昨年の豪州遠征を境に、馬が一気に充実してきた感があります。とはいえ、2000㍍は正直短く、当日にも雨が降ってほしいクチではなかったでしょうか。ペリエ騎手はおそらく武豊と岩田をマークする競馬。それで差し切れるかどうか。叩かれて動きに活気があり、ノーマークにはしませんが、押さえまで。

 毎日王冠の2番人気が今回は前売り時点で11番人気。一転して気楽に乗れるブライトトゥモロー。周りを気にせず、差しに徹することができるだけに、穴に一考します。

◎(14)ダイワメジャー
○(1)メイショウサムソン
▲(10)ブライトトゥモロー
△1(15)ポップロック
△2(12)アドマイヤムーン

 3連単フォーメーション◎→○▲△1→○▲△1△2(9点)と◎○▲→◎○▲△1→◎○▲△1△2(27点)で重ねます。ムーンは③着までしか塗りません。

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武蔵野S&スワンSを斬る!

27日土曜
東京11R 第12回武蔵野S(GⅢ)
 3連勝の勢いがあるとはいえ、さすがにJpnⅠでは試金石と思えた前走の南部杯でいきなり②着。しかも巧く内を立ち回ったブルーコンコルドと半馬身差で後続には4馬身差なら、もうGⅠ級と認めていいワイルドワンダー。JBCクラシックを除外されての出走ですが、距離的にはむしろこちらの方があっていますし、陣営も負けられない思いではないでしょうか。東京は3戦3勝、高速決着もOKで信頼の軸です。

 ここが引退レースとなるシーキングザベスト。昨年勝っているとはいえ、ゴール前の脚色からすると、1600㍍が気持ち長いのは確か。しかし、今回は強力な先行型が不在。昨年同様の早め抜け出しなら再び最後まで抵抗する可能性は十分に持っています。脚抜きのいい馬場は大歓迎。

 穴なら先行の利が生かせるイブロン。東京ダートはパーフェクト。東京でのGⅠ実績でフィールドルージュビッググラス
 ロングプライドは東京に変わるのはプラスでもスピードが問われる1600㍍となると、古馬相手では差し届かない場面も十分で③着までとみます。

◎(10)ワイルドワンダー
○(11)シーキングザベスト
▲(4)イブロン
△1(5)フィールドルージュ
△2(1)ビッググラス
△3(8)ロングプライド

 3連単フォーメーション◎→○▲△1△2→○▲△1△2△3(16点)と○→◎→▲△1△2△3(4点)で計20点。



京都11R 第50回スワンS(GⅡ)
 GⅠの舞台で超抜のスピード能力を見せたアストンマーチャン。不良馬場の1200㍍を33秒1で行かせきった後だけに、1ハロン延長が課題となりそうですが、マイルCSの前哨戦ながらスプリンターでも何とかなるのがこのレース。実際、2002年にはショウナンカンプが59㌔を背負って3馬身差楽勝したこともあります。アストンマーチャンは2㌔増えたとはいえ、まだ55㌔。直線平坦で再度押し切りに期待します。

 オープン特別は勝っても重賞では…の評価が定まりつつあるスーパーホーネットですが、前走のゴール前での加速はこれまでよりも成長をうかがわせました。今の充実ならここでも。
 春のパフォーマンスでジョリーダンス、先行流れ込みを狙うマイネルスケルツィナカヤマパラダイス、前走でいきなりGⅠ通用のキングストレイルまで。

 問題はスイープトウショウの扱い。何とか追い切りをこなしての出走ですが、絶対的な攻め本数が不足していますし、1400㍍はやはり距離が短いとみて軽視します。

◎(6)アストンマーチャン
○(12)スーパーホーネット
▲(4)ジョリーダンス
△1(1)マイネルスケルツィ
△2(11)ナカヤマパラダイス
△3(7)キングストレイル

 3連単◎から①着流し(20点)。
 

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ひとまずホッもこの後は?のPOGと先週の2歳戦

 ドラフト4位指名のトールポピーが3か月ぶりに出走したのは、土曜京都3Rの未勝利戦芝2000㍍。マイナス16㌔でしたが、パドックでは外々を歩き、見映えする好馬体。ただ、返し馬~待機所ではまだ競馬を分かっていないというか、子供っぽい仕草。デビュー戦で内々を上がっていくセンスを見せていましたが、今回もスタートを決めて好位追走。楽勝まであるかという4角の手応え。一旦は2馬身ほど抜け出しましたが、ゴール前ではシャイニングデイに詰め寄られました。何とかハナ差しのいでの初勝利に、池添騎手はゴールを過ぎて右の拳で小さくガッツポーズしていました。
 馬体の造り、フワフワする走りなど、良くも悪くも兄フサイチホウオーに似ているという印象を持ちました。クラシック本番までは無敗だった兄のその後は…となると少し不安を覚えますし、まだトールポピー自身も切れ味と集中力が足りません。“世界の角居”が採る策は如何に?



いちょうS<10月20日・東京>
1(9)アロマキャンドル
2(10)スマイルジャック
3(6)アポロドルチェ
4(4)ドゥービリーヴイン
5(1)ゴールドストレイン

 初戦⑩着から一変したアロマキャンドル。当時は中山マイルの最内枠からの逃げでしたが、今回はスローペースを外から2番手で折り合いスムーズ。センスを感じさせます。前走後に「1勝で終わる馬ではないはず」と評価していましたが、2勝はアッサリと飛び込んできました。藤田騎手が阪神ジュヴェナイルフィリーズでの騎乗を“予約”するかのようなコメントをするほどに期待しているようです。少し軽い印象も受けますが…。

 前走に続く惜敗。スマイルジャックが賞金加算に失敗しました。ゴール寸前でグイグイ伸びたあたり、前走の敗戦も含めて、ひょっとしたら現状では坂が不得手ではないかと推測します。もう少し馬体に幅が欲しい気もします。

 デビュー戦の1200㍍がスローに落としての逃げ切り。2ハロン延長も苦にしなかったアポロドルチェ。中団の内目で折り合って、直線も①②着馬の間から伸び上々。これもセンスを感じます。

 ドゥービリーヴインは先手を主張。後続を離しての逃げは前半600㍍35秒8-1000㍍60秒5のスローペース。このメンバーに入って健闘ですが、もう少しペースを上げた方がいいかも。
 ゴールドストレインはペースの上がらなかった4角で前に取り付きながらも、直線で一旦離され、残り200㍍くらいからまた脚を使いました。距離不足もあるでしょうし、本来はもう少し時計が掛かった方がいいタイプでしょう。



ききょうS<10月21日・京都>
1(7)レッツゴーキリシマ
2(10)アイリッシュカフェ
6(3)ナリタスレンダー

 前走は前を甘くみた分の負け。今回は前に目標を定めて3馬身差。レッツゴーキリシマは順当勝ちです。
 デビュー戦の時計が平凡で取り上げなかったアイリッシュカフェですが、少し行きたがりながらも末を伸ばしての②着確保。それなりに走ってきそうです。

 今回はブリンカーを外してきたナリタスレンダー。ハイペースで逃げたデビュー戦とは一転、出遅れて向正面では前から3~4馬身離れた最後方。直線では脚力のあるところを見せています。2歳にしてせん馬、現状では極端なレース運びしかできないムラ駆けタイプでしょうが、侮ることはできない存在になりそうです。



 猫も杓子もスローペース。古馬のレースでもそうなるのですから、2歳のデビュー戦が超スローペースになるのはやむを得ないのでしょうか。特に東京は顕著で、グリーンチャンネル「先週の結果分析」の中で、解説の能勢俊介氏も指摘しています。東京も京都も、芝の中距離の新馬戦はとにかく遅い流ればかり。馬インフルエンザの影響か、未だに頭数も揃いません。

 土曜東京4Rの新馬戦芝1800㍍は9頭立て。13秒台のラップはスタート直後の1ハロン目だけでしたが、1000㍍1分4秒2-1200㍍1分17秒1。ただ、勝ち時計の1分51秒5は前2週の1800㍍の新馬戦よりも速く、一定の評価はできそうです。直線での脚比べも見応えはありました。
 ロスペトリュスは抜け出す時の脚の速さが印象的。ゴール前は抑える余裕がありました。②着に敗れたネームヴァリューの初仔ピサノエミレーツは道中大事に乗られていました。ゴール前は目立つ脚。④着マイネルチャールズはエンジンの掛かりは遅かったものの、これもゴール前は猛追していました。上がりが掛かって欲しいタイプ。姉マイネヌーヴェルが2003年フラワーCを勝った時のように、ハイペースで差し込んできそうです。

 日曜京都5Rの新馬戦芝2000㍍は7頭立て。こちらは3ハロン目が14秒5、4ハロン目が14秒0。その後も13秒台が3回続きました。1000㍍1分6秒9-1200㍍1分20秒1-1400㍍1分33秒1-1600㍍1分45秒0。超をいくつ付けたらいいのか、というウルトラスローペース。この流れで千切られた④着以下は…。勝ったダノンイサオは武豊騎手が前付けした分。ゴール前の脚色は断然アルスノヴァが上。兄ドリームジャーニーよりも折り合いはスムーズそうです。
 

テーマ:POG - ジャンル:ギャンブル

いろいろありすぎる競馬界

 まずはいいこと?から。
 中央・地方を問わず、一大事件となった馬インフルエンザ禍。JRAは1週だけ中止にして、その後も大きな問題もなく(?)開催していますが、地方競馬の方も18日現在で全ての陽性馬が陰性に転じました。これで日本での馬インフルエンザ騒動はひとまず終息と言っていいでしょう。
 しかし、感染源は? JRAは中止分の6日間の代替開催などを決めるのに精一杯? そんなことはないはず。「このまま世間が忘れてしまえば…」という姿勢だけは勘弁です。
 発症が分かった時点で、開催強行→一転中止→JRAの対応に批判が大きくなったわけですが、中止が1週で済んだことに対する評価が高いのも確かではあります。


 後は悪いことばかりでしょうか。
 終息したように見せかけて実は終息していない馬インフル問題。この影響で海外に遠征する際の出国検疫が長引くことに伴い、香港国際競走へのJRAからの出走が非常に厳しくなっています。通常は1週間のところを、非開催の競馬場に1か月滞在して検疫を受けなくてはなりません。これにより、スプリントに登録していたアストンマーチャンサンアディユ、カップのアドマイヤムーン、ヴァーズのデルタブルースポップロックドリームジャーニーが回避の方向です。香港国際4レースの中で唯一日本馬が通用していないスプリントですが、スプリンターズSを見る限り、今年の前記2頭には十分にチャンスがあると思っていただけに残念です。
 それにつけても、この夏の馬インフル禍は、競馬の根幹を揺るがしかねない事態だったということを忘れてはなりません。

 
 馬インフルエンザで普段は競馬を取り上げないメディアも競馬を取り上げ、とかくマイナスイメージが広がってしまったかもしれない上で、今度はセクハラとは…。
 すでにご承知の通り、名古屋競馬所属の山本茜騎手がセクハラで前の所属厩舎の調教師を提訴、損害賠償を求めていました(24日に提訴を取り下げました)。
 前の所属厩舎とはつまり、キングスゾーンが所属している厩舎です。新聞などでは山本騎手の名前ばかりが出され、加害者の調教師の名前が秘されるというのは、様々な刑事事件でも起こっていることで、その都度問題視されています。
 “「おれはお前に全部を見せることができる」「お前も包み隠さずに見せてみろ」と言って山本騎手の前で裸になった”上、こうした要求を拒んだ山本騎手を解雇したとなると、これはセクハラだけでなく、パワーハラスメントの問題も含んでいるともいえそうです。
 提訴を取り下げた理由として「レースに勝ちたい、もっとうまくなりたいというのがわたしの思い。時間と労力を訴訟ではなく、馬に乗ることに使いたい」と語った山本騎手。その強い気持ちで、くじけることなく、競馬道に精進してほしいと思います。


 今年は10月31日に大井競馬場で行われるJBC。しかし、毎度のことながら、JRAの出走枠が少ないために、本来なら出走できるはずの馬が出走できない事態が生じています。
 クラシックでは今年の帝王賞を制したボンネビルレコードが補欠2番手で、やむなく芝の天皇賞(秋)に出走します。また、先の南部杯で②着したワイルドワンダーは補欠1番手で、武蔵野Sに出走予定です。
 今年のJpnⅠで勝利・連対した馬が出られない制度って、何のためにあるのでしょうか。「地方競馬の祭典」といわれるのならば、出走馬もそれにふさわしく揃えてしかるべきでしょう。地方競馬(地元馬)の枠も当然大事ですが、出走馬を揃えることで、ファンの興味をひきつけ馬券の売り上げを上げることが必要なのは言うまでもありません。
 

テーマ:競馬日記 - ジャンル:ギャンブル

富士S回顧

第10回富士S(GⅢ)<10月20日・東京>
1…(4)マイネルシーガル
2△(15)マイケルバローズ
3…(5)トウショウカレッジ
4◎(7)エアシェイディ
5…(6)グレイトジャーニー
6…(9)アンブロワーズ
8▲(13)コイウタ
10△(16)ローレルゲレイロ
11○(18)シンボリグラン
12△(11)スウィフトカレント
14△(8)カタマチボタン

 ①~⑥着がアタマ、クビ、クビ、ハナ、ハナの大接戦。
 大跳びだけに東京コースの方が合いますが、常に外々を回るレースぶりから内目の枠がどうかとみていたマイネルシーガルですが、マイル戦としてはいつになく積極的な作戦を取りました。前を行く2頭から距離を置いた3番手で、フットワークを乱すこともありませんでした。早めに抜け出し、結果的にゴール前の接戦を制したのは、この作戦が功を奏したとみます。

 ここ数戦の直線まで待機する策から、中団よりも前で競馬をしたマイケルバローズ。アタマだけ及ばなかったものの、競馬の幅が広がったのは収穫でしょう。
 ひと叩きされたトウショウカレッジ。休養前の充実が本物だったことを示す③着でした。

 出脚がつかず最後方からの競馬になったエアシェイディ。直線で外に持ち出すのに苦労しましたが、それにしても重賞でのこの詰めの甘さは…。春先に比べると一瞬の爆発力が薄れたような気もしました。

 トウショウカレッジと連れて追い込んだグレイトジャーニーですが、東京だと最後の最後で脚が止まってしまうよう。
 アンブロワーズはこのくらいのレベルの相手になると、1400㍍がベストかもしれません。
 コイウタは追ってもう一息でしたが、牡馬相手に56㌔で0秒3差なら悲観することはないでしょう。

 シンボリグランは間隔をとってのプラス6㌔が影響したか、終始掛かり気味。ここ2走が問題なかっただけに、楽観視していましたが、まだ完全には折り合い難が消えたわけではなさそうです。

 マイルCSへと続く路線ですが、ゴール前の接戦を見ると、未だ抜けた馬は出て来ず、マイル路線は中距離路線からの転向組が上位となるのでしょうか。
 

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菊花賞回顧

第68回菊花賞(JpnⅠ)<10月21日・京都>
1△(10)アサクサキングス
2△(12)アルナスライン
3△(4)ロックドゥカンブ
4…(5)エーシンダードマン
5…(16)ドリームジャーニー
6◎(17)ホクトスルタン
7△(13)ローズプレステージ
9△(7)タスカータソルテ
14○(9)サンツェッペリン
16▲(18)ヴィクトリー

 1000㍍毎に3分割すると60秒7-63秒6-60秒8。7ハロン目に13秒4がありますが、他に13秒台に落ちることはなく、平均的にしっかりとしたラップが刻まれました。

 前から3馬身くらい離れた5番手を追走。前に馬がおらず、自分のペースで運べたアサクサキングス。一番の勝因はそこだと思います。4角で早めに動いてホクトスルタンに並びかけるところまで、神戸新聞杯のVTRを見るようでした。ダービーで牡馬最先着を果たしていたわけですから、当たり前のように見える菊花賞制覇ですが、今回のペースで勝ち切ったのは力の証明です。

 ②③着には春のクラシック未出走組。とはいえ、アルナスラインは骨折さえなければ春も上位を賑わせていた可能性のある存在。すみれSでベッラレイアに完勝していたわけですから。中1週でも絞れていませんでしたが、前走である程度仕上がっていたため。反動はありませんでした。レースでは、終始アサクサキングスをマークするような位置取り。ほぼ同じように動いてアタマ差だけ及びませんでした。相手の渋太さに屈した形ですが、力は出し切っています。
 一方で悔しいのはロックドゥカンブ。折り合いに専念した道中ですが、4角で捌きがうまく行かず、結果仕掛けが遅れました。最後は内から差を詰めているだけにもったいない競馬になりました。03年のゼンノロブロイを思い出しました。レース前には自信満々でしたが、やはり距離への不安は少なからず持っていたのでしょう。柴山騎手が3000㍍で乗ること自体が初めてだっただけに致し方のない面はあるでしょうが、もう少し強気に乗っていれば…。

 一部で穴人気していたエーシンダードマン。長距離砲らしく、平均的なペースで終いを生かしました。
 さすがに直一気では厳しいとみたか、坂の下りで動いたドリームジャーニーですが、その分最後は伸びが止まりました。やはり直線だけの競馬に徹した方がいいタイプで、展開的にも距離的にも3000㍍は向かなかったとみるべきでしょう。

 期待したホクトスルタンは前述のペースを作りました。この馬自身も大バテしているわけではありませんし、現状での力は出し切ったものとみます。
 ローズプレステージタスカータソルテには京都外回りで、いつかは穴をあけるのではと期待します。

 皐月賞①②着馬は揃って大敗。サンツェッペリンについては、ダービーでゴール前の伸びを欠いた段階で距離に関しては見切りをつけるべきでした。ヴィクトリーは追い切りではスムーズでも、岩田騎手が膝が伸びるような状態で懸命になだめていましたが、それでもレースでは折り合いを欠いてしまいました。大外枠が響いたともいえますが、それなら皐月賞のように行き切った方が良かったように思います。今後のレース選択が難しくなりそうです。



 3分5秒1の決着時計は決して悪くないでしょう。今年の3歳牡馬は低レベルと言われ続けましたが、菊花賞ではそんなことはありませんでした。むしろ締まったいい競馬が見れたと思います。
 古馬相手となると、アルナスラインが京都大賞典で③着していることをどう取るかでしょう。インティライミポップロックから1馬身3/4差というのが、何とも悩ましいところです。
 

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JpnⅠを斬る!~菊花賞

21日日曜
京都11R 第68回菊花賞(JpnⅠ)
 皐月賞が馬単17万馬券で3連単162万馬券、ダービーが馬単9万馬券で215万馬券。牝馬ウオッカにダービーを持っていかれた牡馬クラシック路線。最後の1冠も波乱前提でいいでしょう。

 神戸新聞杯で「菊花賞を見据えて」◎を打ったホクトスルタン。前半1000㍍58秒8という平均よりも早めのペースを2番手で追走。そこから一旦ペースダウンして4角で先頭に並びかける巧いレース運びでしたが、アサクサキングスに残り400㍍くらいでは並びかけられてしまいました。以前のホクトスルタンならそこからズルズル後退していたところでしょうが、大バテせず踏ん張り0秒6差は十分に合格点をつけられる内容でした。
 当時がプラス8㌔。少し太めだった分も粘りに影響したでしょうか。今回の最終追いにはCWコースを選択、ビッシリ追われて息もちも粘りも違ってくるでしょう。
 サンツェッペリンなどが早め早めの競馬を公言していますが、横山典騎手が主張すればハナには行けるはず。前哨戦よりもバラけること必至の京都3000㍍。1998年にセイウンスカイで逃げ切ったこの鞍上なら、前半1000㍍は離し気味に逃げ、中盤はラップを落とし、後半で再ペースアップは難しいことではないはず。誰も走っていない3000㍍の距離に少なからず不安を抱えている後続は、縦長の馬群でますますペースを読めず、4角でセーフティーリードを保つことは十分可能でしょう。
 父メジロマックイーン×母の父サンデーサイレンスの血、4年連続②着の鞍上の腕。秋、逆転の1冠に賭けます。

 心肺機能なら世代トップと思えるのが皐月賞①②着馬。サンツェッペリンのオールカマー⑨着は明らかにデキ一歩。休み明けは動かないタイプでもあります。見せ場のなかったスプリングS⑧着を叩いた皐月賞を②着した時と同じようなローテを組んでいます。抜群の動きだったダービー時には及ばなくても着実に良化、むしろ絶好調すぎてイレ込み掛かったダービーを思えば、輸送もあるだけに9分程度の仕上げでいいのかもしれません。
 春はまともに調教できなかったヴィクトリー。それでいて皐月賞を制したのは脚力の高さゆえ。夏を越して、前走時は坂路で岩田騎手を背に“普通の”攻め馬を消化できました。それでも折り合いを欠いた点には不安はありますが、今回はコースでも追えるようになりました。上積み「?」と思っていましたが、馬を前に置いての攻めは迫力十分。大外枠を引いてしまいましたが、折り合い一つで2冠も十分とみます。

 4戦4勝。南半球産の遅生まれ。底知れぬロックドゥカンブ。前走もダービー⑥着馬相手に余力十分の快勝でした。柔らかな動き、フットワークで距離を克服しそうです。4角で内外の馬とぶつかりながら先着した追い切りは絶好調をアピールしています。ただ本当の意味での一線級とは今回が初対戦。ある意味、この大一番が試金石と言えなくもありません。

 ダービーで牡馬最先着ながらも地味で?人気にならないアサクサキングスですが、自分のペースで走れた神戸新聞杯が好内容。バラける長距離なら周りを気にせずレースを進められそうで、その渋太さにはやはり注意が必要です。
 骨折明け、古馬相手の京都大賞典で③着と好発進したアルナスライン。超スローにも折り合いは実にスムーズでした。今年のレベルなら前走だけでも十分上位ランクできますし、追い出して内に行った前走時とは一変の攻め内容にも好感が持てます。

 伏兵としては京都新聞杯①②着馬。ウッドチップを高く跳ね上げた攻め馬は「A評価」を与えたいタスカータソルテ、菊花賞に強いダンスインザダーク産駒ローズプレステージはいずれも京都では連を外していないコース巧者です。

 神戸新聞杯で直一気を決めたドリームジャーニーですが、バラける3000㍍で同じ策が決まるとは思えません。とはいえ前付けできる馬ではなく、再度後方待機の競馬になるでしょう。不発とみて、無印とします。

◎(17)ホクトスルタン
○(9)サンツェッペリン
▲(18)ヴィクトリー
△1(4)ロックドゥカンブ
△2(10)アサクサキングス
△3(12)アルナスライン
△4(7)タスカータソルテ
△5(13)ローズプレステージ

 3連単◎軸1頭マルチ(126点)。
 

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富士Sを斬る!

20日土曜
東京11R 第10回富士S(GⅢ)
 雨は朝方には止みそうで、絶好の馬場状態からもそれほど気にする必要はなさそうです。
 未だに重賞未勝利なのが不思議なエアシェイディ。春は東京新聞杯②着でまずは好スタートを切りましたが、その後は中山記念②着を挟んでマイラーズCで人気を裏切り、安田記念でも末脚は不発に終わりました。「“燃え尽き症候群”か?」とも思えましたが、追い切りは迫力十分。放牧でリフレッシュに成功したとみます。昨年②着に泣いた舞台ですが、安田記念を除けば連対パーフェクトの東京コース。追い出しのタイミングを掴んでいる安藤勝騎手とのコンビは<1、2、0、0>。今度こそ、の期待です。

 1400~1600㍍の一線級と常に戦ってきたシンボリグラン。昨秋から、その戦績には厚みが増しています。カンパニーには敗れたものの、一旦抜け出した関屋記念は折り合いの不安を解消した価値ある内容。先行馬不在のここは、自在性の強みも生きそうです。

 道中はいい追走だったものの、さすがに1200㍍のGⅠと道悪で失速した前走のコイウタ。ヴィクトリアマイルを制した東京マイルで条件好転、巻き返しは十分です。
 開幕週で中山マイルの大外、終いに賭けるしかなかった前走のマイケルバローズ。ゴール前の脚色は断然でした。春にチョウサンを破った東京マイルで妙味があります。
 昨秋の天皇賞で②着したスウィフトカレントは初めてのマイル戦ですが、兄は安田記念①②着のアサクサデンエン。このくらいの距離でタメた方がピリッとした脚が使える可能性はあります。56㌔はいかにも楽。
 ダイワスカーレットウオッカからは離されたとはいえ、桜花賞③着。超ハイレベル3歳牝馬のカタマチボタンはソツのない競馬センスを生かしたいところ。レベル?でもマイルGⅠで②着2回は評価が必要なローレルゲレイロまで。

◎(7)エアシェイディ
○(18)シンボリグラン
▲(13)コイウタ
△1(15)マイケルバローズ
△2(11)スウィフトカレント
△3(8)カタマチボタン
△4(16)ローレルゲレイロ

 3連単軸2頭マルチ◎○-▲△1△2△3△4(30点)。
 

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デイリー杯2歳S回顧&先週の2歳戦

第42回デイリー杯2歳S(JpnⅡ)<10月13日・京都>
1…(5)キャプテントゥーレ
2○(11)タケミカヅチ
3▲(13)ウイントリガー
4…(12)ジョニーバローズ
5△(7)シャランジュ
7△(2)オースミマーシャル
10◎(10)マルブツイースター

 坂路で49秒8という超抜の時計をマークしていたキャプテントゥーレ。初勝利は展開に恵まれたもの、野路菊Sは追って案外とみて軽視していましたが、レースでは2番手で折り合いもスムーズ。直線で楽に抜け出し後続を寄せ付けませんでした。実に安定したレース運びで快勝。マイルで先行する戦法が合っています。朝日杯フューチュリティーSに向かうとして、ペースが上がった時が課題となりそうです。

 新潟2歳Sでは掛かって仕方のなかったタケミカヅチですが、今回は最後方でジックリとタメることができました。直線でのフットワークはさすがのもの、今後も折り合って末を生かす競馬ができれば、まだまだ浮上します。
 ウイントリガーの札幌2歳Sは不利があってのもの、スムーズならこれぐらいは走れます。
 ジョニーバローズは距離短縮がどうかと思いましたが、直線ではタケミカヅチと連れて追い込んできました。距離を延ばして好位で運ばせたい馬です。
 シャランジュは一旦は2番手に上がるかという走り。前走の大外一気とは違い、今回は中を割って来れました。小柄な牝馬ですが馬体減りもなく、収穫はありました。

 オースミマーシャルは直線で狭くなりましたが、そこからもう一度伸びる場面がありませんでした。マルブツイースターは意外にも好位から。少し行きたがっているようにも見えましたし、もう少し強気に乗っても良かったように思います。



サフラン賞<10月13日・東京>
1◎(6)ラルケット
2…(15)メジロアリス
3○(12)リーベストラウム
5△(7)リーガルアミューズ
12△(11)エフティアクトレス
14▲(1)ルプソワール

 デビュー戦は2、3番手からの競馬だったラルケット。今回は中団後ろを追走。直線で中を割ろうとしましたが左右にも馬がいて捌くのに苦労しましたが、怯むことなく抜け出し、そこからの伸びがまた秀逸。2連勝いずれも好時計、高いセンス。かなりの素材と思えます。

 新馬戦の逃げ切りは時計的にも評価できなかったメジロアリス。前走あたりから抑えが利いてきたとはいえ、4角15番手から間を縫って差し込んでくるとは。あまり相手が強くなると厳しいでしょうが、今回程度の相手なら無視はできなくなりました。
 リーベストラウムは直線で離れた大外を強襲してきました。もう少し馬体を併せることができれば②着はありました。少し勿体なかったかも。



 先週の新馬・未勝利戦の中では、日曜東京4Rの新馬戦芝1600㍍に出走したゴスホークケンをトップ扱い。デビュー戦にしては緩みのない流れを5番手で悠々追走。3~4角で馬なりで進出し、直線で前に並びかける時も持ったまま。残り200㍍で軽くゴーサインを出すとアッという間に突き放し、残り100㍍ではもう抑える余裕綽々の快勝でした。1分34秒9も優秀です。父バーンスタインストームキャットの直仔だけに、早い段階からの活躍というのも分かりますが、走りからは単なる早熟ではなさそうです。

 土曜東京3Rの新馬戦芝1800㍍を勝ったのはダノンインスパイア。2馬身程出遅れて向正面では後方2番手でしたが、1000㍍64秒5というスローペースということもあり、追走自体は楽でした。4角手前から外を回って4番手に上がり、直線で競り合いを制しました。まだ目覚め切ってはいない印象はあります。

 未勝利戦から2頭。土曜東京2Rの芝1600㍍を勝ったマルターズオリジンは、直線で躓く不利さえなければ新馬勝ちをしていても不思議ではなかった馬。道中2番手で楽な追走、終始持ったまま。坂下で抜け出すと追うところなしで3馬身差をつけました。初戦同様にスピード感抜群ながらも、今回はより制御が利いた走り。先々が楽しみです。

 日曜京都2Rの芝1800㍍は3戦連続1番人気のノットアローン。デビュー戦、2戦目と出遅れましたが、今回はスタートも出て逃げの手に。13秒0台に落とすことのないペースは悪くなく、ラスト100㍍くらいは追わずの5馬身差。これまで2戦もゴール前は強烈な決め手を見せていましたが、ようやく力を発揮しました。ただ、本来は前に引っ張ってもらった方がいいタイプのように思います。
 

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府中牝馬S回顧~エリザベス女王杯へ向けて

第55回府中牝馬S(GⅢ)<10月14日・東京>
1○(8)デアリングハート
2◎(15)アサヒライジング
3△(1)アドマイヤキッス
4▲(7)ディアデラノビア
5△(11)タイキマドレーヌ
10△(2)ヤマニンアラバスタ

 昨年クビ+ハナの接戦を制したデアリングハートが2連覇しました。マイナス8㌔で絞れた馬体で気配抜群。前にアサヒライジングを見る絶好の位置取り(4番手)でレースを進め、直線に向いても持ったままで抜け出しました。藤田騎手が自画自賛していたように、まさに完璧な競馬での快勝でした。

 逃げられなくても外からジワッと3番手。道中はいいリズムで走っていたアサヒライジング。目標にされた分と切れ味の差で負けた印象です。絶妙のペースで逃げてきたヴィクトリアマイルでも①③着馬が上がり33秒台を使っていたのに対し、この馬は34秒4止まり。クイーンSは洋芝で全体的に時計が掛かるのも向いていたことも踏まえて、大舞台で勝つにはもう少し後続に脚を使わせることが必要。昨年のクラシック~エ女王杯ではそんな競馬をしていました。

 またアサヒライジングに先着を許したアドマイヤキッス。この馬とて33秒8の上がりを使ってはいますが、どうもエンジンの掛かりが遅くなってきた印象。
 中団の内々を追走していたディアデラノビア。直線では一瞬突き抜けるかという手応えでしたが、坂を上がって伸びが鈍りました。いい脚が長続きしなくなってしまったのでしょうか。どうにもジレったいというかもどかしさを感じてしまいます。もっともっとタメにタメて弾けさせないといけないのかも。
 牝馬重賞常連組の中、掲示板に乗ったタイキマドレーヌはすっかり力をつけてきました。



 ここに出走してきた古馬に、3歳馬も加わり争われるエリザベス女王杯。スイープトウショウエアメサイアですら3歳時には⑤着まででしたが、昨年が3歳馬の実質ワンツー。今年の超ハイレベルなら、当然3歳馬が有力視されるでしょう。
 秋華賞の“3強”は強力も強力(ウオッカはジャパンカップ?)。3歳馬を負かすとすれば…鍵の一つは展開。前で受けて33秒台で上がるダイワスカーレットを惑わすためには、アサヒライジングが昨年のように早めに動くことが必要。
 とはいえ、その展開では外回りがベターのベッラレイアが強襲してきそう。かといってスローに落とすと…。カワカミプリンセスやスイープトウショウが抜けてしまった古馬にとって厳しい戦いが待っています。
 

テーマ:中央競馬 - ジャンル:ギャンブル

秋華賞回顧

第12回秋華賞(JpnⅠ)<10月14日・京都>
1◎(13)ダイワスカーレット
2…(17)レインダンス
3▲(16)ウオッカ
4○(11)ベッラレイア
5△(5)ラブカーナ
7△(2)ミンティエアー
10…(18)ローブデコルテ
11△(9)アルコセニョーラ

 GⅠ馬4頭。昨年比110.3%の入場者数、売り上げも102.6%。3歳牝馬限定としてはこの上ない好カードでしたが、拍子抜けするほどのダイワスカーレットの完勝劇でした。
 スタートから積極的に前に行ったダイワスカーレット。内からヒシアスペンが引かなかったため2番手。2角まで少し掛かり気味でしたが、向正面ではすっかり折り合いはついていました。前半1000㍍59秒2はちょうど平均ぐらいの流れでしたが、次の200㍍が13秒6。それでも縦長の馬群が詰まることはなく、展開も楽でした。上がり3ハロンで33秒台を連発してきただけに、安藤勝騎手も心得ていたのでしょう。残り600㍍のハロン棒から加速して先頭に立ち、4角では勝ちパターンに持ち込んでいました。またまた上がり33秒9。最後は差を詰められていましたが、決して交わされることのない手応え。余力十分の完勝でした。

 外枠から流れに乗ったレインダンス。武幸騎手も言うように全てがうまくいった感はありますが、前走に続いてダイワスカーレットとは0秒2差。春に比べると力をつけてきたの明らかです。ただ、そこからの一押しがこのメンバーでは利かないのも確か。それでも相手ひとつで重賞タイトルを手にできるくらいの存在にはなってきました。

 ダービー馬の威厳を保ちたかったはずのウオッカですが、宝塚記念で引っ掛かったことを考慮してジックリと乗られました。道中のリズムは良かったと思います。しかし、ダイワスカーレットに押し切られた桜花賞でも4角ではダイワとの差は2馬身ぐらいだったのに、今回はもっと後ろ。33秒2の上がりを使ってもとても届きませんでした。レース後の四位騎手のコメントから推測できるのは、「どうしても秋華賞を勝つ」という気持ちがダイワ陣営に比べると希薄でした。もちろん休み明けという点は考慮しなくてはなりませんが…。

 返し馬で引っ掛かり気味だったベッラレイアはスタート直後も持って行かれていました。武豊騎手が選択したのは後方で折り合いをつける策。一発逆転を狙う以上は、どのみち後方一気の競馬を選択していたかもしれませんが、今回のペースで4角最後方では、極限の上がり32秒9を駆使しても届く道理はありませんでした。元々それほど器用ではないタイプ、本質的には京都なら外回りがベターでしょう。

 伏兵陣ではラブカーナが押して位置を取りに行きました。勝負どころで下がりながらもゴール前では盛り返したあたりはさすがの力ですが、これも少し不器用なタイプ。もう少しペースは上がって欲しかったでしょう。ミンティエアーは4角ではオッと思わせる手応えがありました。復調気配。ローブデコルテはやはり帰厩遅れの影響はあったとみます。



 ダイワスカーレットVSウオッカはこれでダイワの2勝1敗。GⅠに関してはダイワの2連勝となりました。安藤勝騎手がレース後、自信満々に語っていたようにダイワスカーレットが世代の頂点に立ちました。これで2頭のライバルストーリーには決着はついたのでしょうか。
 正攻法を貫くダイワ。それをマークしなければならないはずのウオッカが、今回は仮想敵を目標にしませんでした。前半1000㍍59秒2の後も淀みなく流れたら、果たしてダイワはこれまで同様粘れたのでしょうか。予想でも書きましたが、兄ダイワメジャーが平均ペースを凌ぐタイプだけに、妹も上がり33秒台の流れでなくても踏ん張るとみていますが…超ハイレベル3歳牝馬の頂点に君臨する2頭のライバル対決がたった3戦で終わるはずはありません。
 

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JpnⅠを斬る!~秋華賞

14日日曜
京都11R 第12回秋華賞(JpnⅠ)
 ダービー馬VS桜花賞馬VSオークス馬VSNHKマイルC勝ち馬VSオークス②着+GⅡトライアル①②着馬。牝馬の枠を超えて、世代最強決定戦と言っても差し支えのないレースです。

 宝塚記念で一敗地にまみれ、凱旋門賞を蹄球炎で断念。苦境からいかに立ち直るかが注目されるウオッカ。17頭の牡馬に囲まれながらも突き抜けたダービーでの圧倒的な強さは一目置くべきです。しかし、ダービー当時から坂路に切り替えた最終追いでは、今回が一番気配が薄いように感じられました。普通の相手なら8分あれば勝てるかもしれませんが、今回は相手が相手。自らが代表する空前のハイレベル世代の前に、再び苦杯を舐める場面があっても不思議ないとみます。

 桜花賞でウオッカを捻じ伏せたダイワスカーレット。「秋華賞はペースが上がる。これまでスローしか経験のないダイワは危険では?」という声もちらほら聞かれますが、果たしてそうでしょうか。確かに過去11回の秋華賞、前傾ラップで波乱が起きたこともあります。しかし、今年はほとんどの馬がスローペースの競馬ばかりしてきたのに、ここでいきなりハイペースになるでしょうか。ローズSではハナに立ちましたが、桜花賞は終始3番手からの競馬。逃げたい馬がいれば行かせればいいだけのことです。京都内回り2000㍍なら、それに応じて後続を待たずに4角手前からロングスパート。それができない鞍上ではないでしょう。兄がダイワメジャー、少々ペースが上がったとしてもそれで屈する血でもありません。再度ウオッカを下して世代の頂点に立つシーンが見られそうです。

 そのダイワスカーレットに半馬身まで詰めたベッラレイア。父ナリタトップロードの1999年菊花賞同様に秋の逆転を狙いますが、武豊騎手のコメントとは裏腹に、どう策を講じても逆転への望みは薄いとみます。見えない壁というか、ダイワとの間にある差がゴール前の手応えの差にあった気がします。とはいえ、坂路の動きは春に増して相変わらずのダイナミックなフットワーク。ハッキリ成長が窺えるだけに、デキの良さで“3強”の№2になれるチャンスはあります。

 否定的な書き方をしていますが、それは3頭を比較する上でのこと。やはり“3強”は強力。人気が示しているように、能力は抜けているでしょう。
 ベッラレイアをオークスでハナだけ差したローブデコルテは馬インフルエンザ禍で帰厩が遅れるという、この秋人気馬が沈んでいるパターンに当てはまります。ここは軽視します。

 伏兵を探せば、今年から2000㍍になった紫苑S。例年よりもメンバーが揃っていました。直線で前が壁、絶望的な位置から強引に中を割ったラブカーナはオークスであわやの③着。必ず末を伸ばしてきます。外々をスーッと進出した脚が目立ったアルコセニョーラ、人気を裏切ったものの追い切りの動きに良化が窺えたミンティエアーまで押さえます。

◎(13)ダイワスカーレット
○(11)ベッラレイア
▲(16)ウオッカ
△1(5)ラブカーナ
△2(9)アルコセニョーラ
△3(2)ミンティエアー

 ◎→○▲→○▲を厚めに、◎からの3連単①着流しを重ねて買います。
 

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府中牝馬Sを斬る!

14日日曜
東京11R 第55回府中牝馬S(GⅢ)
 今年の3歳牝馬は空前のハイレベルですが、昨年の牝馬クラシックもかなりのレベルの高さでした。そんな中④③②着と健闘したアサヒライジング。春先は気性面の難しさが露見しかけましたが、追い切りパターンを変えて復調。ヴィクトリアマイルでGⅠまであと一歩に迫りました。クイーンSは展開に恵まれた面もありますが、ひとまずはキッチリと逃げ切り。ゆったり流れる分、東京コースも向くようでこれまで<1、2、1、0>。超ハイペースを早めに動いたオークスでさえも③着に粘っているあたり、相当の巧者とみてよさそうです。攻め馬の動きも迫力十分で中心視します。

 そのクラシック、全て1番人気ながら②④④着とトーンダウンしたアドマイヤキッス。トライアルホースというイメージが定着しつつありますが、クイーンSはチグハグな競馬で④着止まり。なかなか波に乗り切れません。アドマイヤムーンと併せたにしても、稽古駆けする馬にしては末が一息で、過信禁物とします。

 昨年の覇者デアリングハートはここ2走が不本意ですが、道中の不利と急仕上げが敗因。水曜にCW、木曜に坂路と意欲的な今回、アサヒライジングをマークする競馬で巻き返します。

 今思えば春シーズンは気配が物足りなかったかもしれないディアデラノビア。米国遠征明けでも、今回は追えば弾けそうな手応えの攻め馬で今季は違うかも。少し詰めは甘くともキッチリと伸びる馬だけに、状態さえ整えば期待が持てます。ただ、今回はテン乗りの横山典騎手が試し乗りをする可能性もあり、再度届かない場面も…。

 やはりストレッチ走者というか、長い直線で末脚をフルに生かした前走のヤマニンアラバスタ。スランプ脱出のキッカケになりそうで、軽視禁物。牝馬限定ながらもそう荒れないのが過去の傾向。あえて伏兵を探せば、休み明け3走で軌道に乗った感があるタイキマドレーヌ

◎(15)アサヒライジング
○(8)デアリングハート
▲(7)ディアデラノビア
△1(2)ヤマニンアラバスタ
△2(11)タイキマドレーヌ
△3(1)アドマイヤキッス

 3連単フォーメーション◎○→◎○▲△1△2→◎○▲△1△2△3(32点)。
 

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土曜の買いたい馬

13日土曜
東京2R 2歳未勝利(混)
 直線で躓く不利さえなければ押し切る可能性が高かったデビュー戦のマルターズオリジン。道中のスピードは抜群、良馬場で今度こそ。
◎(2)マルターズオリジン
○(5)シンボリバスティア
△(4)トーセンステルス

 ◎から馬単。3連複は1点で。

東京10R サフラン賞
 着差は僅かハナでも好センスが光ったラルケット。時計も優秀で昇級が苦になる馬ではありません。坂の有無は違えど、再度左回りの1400㍍なら連勝に期待します。穴でアロマンシェスを想起させるルプソワール。
◎(6)ラルケット
○(12)リーベストラウム
▲(1)ルプソワール
△1(7)リーガルアミューズ
△2(11)エフティアクトレス

 ◎から馬連、3連単①着流し(12点)。

東京11R ブラジルC
 逃げ=先行馬が目につく組み合わせ。追い込み一手でも間に合うとみて、アイアムアドーターから入ります。準オープンに良績はありませんが、3走前が55㌔で0秒6差。ハンデ51㌔の今回、展開が嵌って差し届くシーンがあって不思議ありません。
◎(11)アイアムアドーター
○(14)オヤマハリケーン
▲(8)エアアドニス
△1(4)アルバレスト
△2(12)スウォードキャット

 ◎から馬連、3連単軸1頭マルチ(36点)。

デイリー杯2歳Sを斬る!

13日土曜
京都11R 第42回デイリー杯2歳S(JpnⅡ)
 クラシック上位に入線する馬も出る一戦ですが、それらは将来性を見せながらも完成度の高さも示していました。今年の中ではタケミカヅチが楽しみな馬ですが、輸送を挟んで折り合いがつくがどうか。後方でピタリと折り合えば爆発力は随一ですが、前走のような不発もありえます。
 
 小倉2歳Sを終えて、先々へ向けては疑問視したマルブツイースターですが、こと完成度でいえば一枚上の存在です。サクラバクシンオー産駒ゆえ、本質はスプリンターでしょうが、競り合いもなく先手の取れる組み合わせ、坂の下りを生かせば惰性で粘れると考えました。

 札幌2歳Sは不完全燃焼だったウイントリガーは前々走の切れ味に注意。新潟2歳Sで穴をあけたシャランジュはフケの影響があった前々走を度外視すれば、上位の存在です。輸送さえこなせば。

 前走レコード勝ちのオースミマーシャルはかなり追わせるタイプで、京都替わりは微妙。押さえ程度に留めます。ツルマルストームはまだ競馬をわかっていない印象で手替わりはマイナスとみて、軽視します。

◎(10)マルブツイースター
○(11)タケミカヅチ
▲(13)ウイントリガー
△1(7)シャランジュ
△2(2)オースミマーシャル

 ◎から馬連・3連複。3連単は◎○▲△1のボックス。

ホッと一息?のPOGと先週の2歳戦

 ドラフト1位スパークキャンドル。7月22日函館の新馬戦、9月22日中山の未勝利戦(いずれも芝1800㍍)を②②着と、安定した取り口ながらも勝ち切れないでいましたが、月曜東京2Rの未勝利戦芝2000㍍で待望の初勝利を挙げました。
 好発から終始2番手追走、4角手前から先頭に並びかける正攻法の競馬。残り400㍍から横山典騎手が追い出して、モエレタキオンの急追を凌ぎました。
 道中の首を下げたフォームは、同じ藤沢和厩舎のタイキブリザードを思い出します。だからというわけではないでしょうが、どうにもジリっぽいイメージは拭えませんでした。非常に安定感のあるレースぶりには好感が持てますが、あと一息の決め手が引き出される時は来るのでしょうか。



プラタナス賞<10月6日・東京>
1(6)ディアヤマト
2(5)タカラストーン

 3連単107万馬券の大波乱。芝のラベンダー賞惨敗で人気を落としたディアヤマトがダート替わりで巻き返しました。ダートの新馬戦6馬身差圧勝とはいえ、ここで3馬身千切るとは。時計的にもまずまず。デビュー戦で素質の高さを見せたタカラストーンは早めに動いて勝ちに行っての②着。血統的にも1勝で終わることはないはず。



りんどう賞<10月6日・京都>
1(7)エイムアットビップ
2(8)オディール

 最初は抑える気配のあったエイムアットビップですが、スピードの違いでハナに。4角で勝負を決したような快勝でした。まだ脚色にも余裕があり、本気で走らせれば差はもっと広がったのではないでしょうか。1分21秒0の時計は優秀、現時点での完成度も高く、同じ京都1400㍍のファンタジーSに王手をかける走りでした。
 ②着オディールは走りに安定感が出てきました。



 東京・京都開催が始まり、いよいよ中距離の新馬戦も本格化するかと思いましたが、日曜東京4Rの新馬戦芝1800㍍はわずか6頭立て。このあたりにも、馬インフルエンザ禍の影響が出ているのでしょうか。前半1000㍍1分6秒0では時計が平凡なのも仕方ありませんが、こんな展開が多すぎると思うのは気のせいではないでしょう。とにかくスローペースが多すぎます。勝ったフジヤマラムセスは上がり33秒9を使った分だけ、ギリギリ及第点。まだ本気を出していない感じで、上積みはあるでしょう。

 月曜東京5Rの新馬戦芝1600㍍では、ミンティエアーの全弟ダイワカンパニーが断然人気に応える圧勝でした。前半3ハロン38秒0の超スローペースにも動じず、直線外からほぼ馬なりで前を交わしさりました。まるで本馬場で追い切りをやったかのようなレースでした。ラストのフットワークはなかなかのもの。血統的にも先々への期待が大きくなるのは当然。ただ、マイル1分39秒5ではどう評価していいものか。次走に注目です。

 未勝利戦では土曜京都2Rの芝1600㍍を勝ったミッキーチアフル。ソエで間を取っての出走でしたが、好スタートから終始2番手。直線も楽な手応えで抜け出し、1分34秒8ならひとまずは好時計。まだ時計も詰まりそうです。

 日曜東京2Rの芝1400㍍を勝ったサトノウインクはソツのないレース運びでしたが、返し馬などではまだ若さを見せており過信は禁物とみます。
 

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毎日王冠&京都大賞典回顧~天皇賞へ向けて

第58回毎日王冠(GⅡ)<10月7日・東京>
1…(7)チョウサン
2△(8)アグネスアーク
3◎(1)ダイワメジャー
5○(3)ブライトトゥモロー
6△(12)コンゴウリキシオー
8△(6)エイシンデピュティ
11▲(2)ピサノパテック

 途中からハナを奪ったストーミーカフェの作ったペースは前半1000㍍57秒5。前後半の3ハロンは34秒4-34秒8。昨年は前半1000㍍58秒8。前後半は34秒7-34秒6。1000㍍で1秒3の開きがありながらも、4角での先頭との差はほぼ同じ。いくら瞬発力勝負が苦手、速い流れ歓迎のダイワメジャーといえども、さすがに厳しい競馬になったのではないでしょうか。とはいえ、競馬の形として、あれ以上下げるのはダイワメジャーの策ではないだけに、今回の③着は納得できます。馬の走りっぷりに陰りが見られたわけではありません。

 前述のハイペース。差し馬が台頭するのは分かるとして、チョウサンとは。3歳時に青葉賞④着があるとはいえ、それほどレベルが高かったわけではありません。その後も良くも悪くも相手なりだったわけですが、逆に相手なりに走れる強みが生きたということでしょうか。ロスなく立ち回った好騎乗もありました。
 マイナス8㌔。もうギリギリの馬体のアグネスアーク。坂を上がってから猛然と追い込んだ脚は高い脚力を物語ります。春の連勝時から重賞級の能力を示していただけに、GⅡ連続②着も驚きには値しません。後は馬体の維持が鍵です。

 ブライトトゥモローはダイワメジャーを相手に定めた競馬。その分、ペースに巻き込まれ脚をなくしました。次はおそらく、タメを利かせる競馬になるでしょう。
 コンゴウリキシオーは一旦ハナに立ちながらも、途中から番手に控えざるをえませんでした。少し難しいタイプだけに、こうなると掲示板を外すのも致し方のないところ。とにかく自分のペースで行けるかどうか、です。

 エイシンデピュティはもう少しゆったりした流れがベターでしょうか。ピサノパテックは切れを生かしたいはずが、このペースで好位追走では。



第42回京都大賞典(GⅡ)<10月7日・京都>
1◎(6)インティライミ
2▲(3)ポップロック
3△(5)アルナスライン
5…(2)デルタブルース
6○(9)ファストタテヤマ
8…(1)トウショウナイト

 行く馬がおらず、ハナに立ったデルタブルースの逃げは前半1000㍍1分1秒4。予想通りのスローペースでレースの上がりが34秒0、昨年同様瞬発力が問われました。
 その昨年は⑦着に敗れたインティライミですが、前走から馬が変わったかのように、中団で折り合いがつくようになり、切れを増しました。最も追い出しが遅かったものの、ゴーサインが出ると一気に加速。先に抜け出したポップロックをクビだけ捕らえました。“打倒ディープインパクト”で4角先頭という強気の競馬をしていた05年ダービー時のイメージとは一変。この後はジャパンカップへ直行という話もありますが、今のインティライミなら楽しみは持てます。

 敗れたとはいえ、ポップロックも33秒台の上がりに対応できたことで収穫は大です。巧く内から抜け出して勝ちパターンに持ち込みましたが、今回は休み明け。好発進です。

 骨折明け、プラス10㌔でも全く太く見えなかったアルナスライン。古馬相手にこれだけやれれば、今年の3歳牡馬のレベルでは菊花賞でもそこそこには。

 デルタブルース、トウショウナイトはいずれも休み明けで苦手な瞬発力比べ。今回は度外視できます。それでもデルタは最後まで③着争いで食い下がっていたように、今季は楽しめそう。後は距離やコースなどが合うかどうか。
 ファストタテヤマは末に徹する競馬で上がりはインティライミ、ダンスアジョイ(④着)に次ぐ33秒5。自身の走りはしました。



 天皇賞の前哨戦を終えました。昨年の覇者ダイワメジャーが毎日王冠③着に敗れ、アドマイヤムーンメイショウサムソンがぶっつけ。難しい一戦となります。
 京都大賞典は中距離というよりは、やはり2200~2400㍍へ向けての競馬になった印象で、前哨戦としては毎日王冠を意識するべきでしょう。とはいえ、1分44秒2のレコード決着は見事ですが、非常に評価が難しいところ。ダイワに先着した2頭の評価を不当に落とすわけにはいきませんが、そのまま鵜呑みにするのもどうでしょうか。

 オールカマーからは勝ったマツリダゴッホがもっとタメを利かせられれば、という程度。

 この秋はぶっつけよりも夏に順調に使われた組が優勢という結果が出ている中、宝塚記念で抜けた能力を示したアドマイヤやメイショウをどう扱うかも明暗を分けそうです。
 

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月曜メーン予想

8日月曜
東京11R ペルセウスS
 有力馬が五指に余る大混戦。ある程度の決め打ちが必要かもしれません。東京ダート<2、0、0、1>のメイショウサライ。長休明けのプロキオンSでワイルドワンダーリミットレスビッドに0秒4差で続いて実力を誇示して、その後も②②着。前走は痛恨の出遅れ。これまでの対戦相手を比較すれば、キャリアの厚みが違い、オープン特別レベルなら最上位ともいえる実績です。まずスローはありえない組み合わせ、脚を余すことなく能力発揮に期待します。

 底を見せていない魅力はスリープレスナイト。前走で負かしたエアアドニスは自己条件でも勝ち切れない変わりにオープンでもBSN賞③着がある馬。オープンで通用の下地はあります。初勝利を挙げて以来1200㍍を使い続けていますが、距離に不安があるわけでもなく、アッサリ通過という場面も。馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れたとはいえ、最終追いで驚異の坂路4ハロン48秒5。状態にも問題はないとみます。

 不向きと思えた地方競馬の交流重賞で連対も、前走が思わぬ凡走。オフィサーにとっては動くのが早かったのかも。となれば復帰初日の横山典騎手のジックリと構える乗り方はプラスで巻き返しは十分見込めます。
 実績の割に常に人気になりづらいワキノカイザーゼンノストライカーにも注意は必要。
 初ダートのブラックバースピンは血統的にひょっとするとダートは抜群に巧い可能性もあります。
 3歳馬ながらもスピードを生かして春から古馬と好戦してきたトロピカルライトにとって、東京の直線は少しだけ長いかも。ギリギリの1400㍍でどこまで粘るか。


 ナカヤマパラダイスはあと1ハロンが鍵で軽視します。

◎(15)メイショウサライ
○(1)スリープレスナイト
▲(6)オフィサー
△1(10)ワキノカイザー
△2(11)ゼンノストライカー
△3(13)ブラックバースピン
△4(3)トロピカルライト

 3連単は◎○の2頭軸マルチ。



京都10R 室町S
 昇級初戦の前走、距離をマイルに延ばしたものの初めて掲示板を外したダンディーズケアはやはりスプリンター。初ダートですが、そこは父エルコンドルパサー。むしろ今回が妙味で狙い目です。外枠も砂を被らない分、好材料でしょう。

 先手さえ取れれば実に渋太いダブルアップ。3走前に既に一度は現級を通過している実力があります。連闘で絞れれば、改めて。
 準オープンは⑮⑬⑮着と全く見せ場のなかったハーベストシーズン。しかし、当時は出遅れが続き流れに乗れなかったもの。先行策で活路を見出したいところです。
 アドマイヤキラメキは1200よりも1400の方が弾けそうな感じですが、前々走だけ走れば連対圏に食い込めそうです。
 前走で最速の上がりをマークしたヒカリアイは3㌔もらったハンデが魅力。同じく末脚は堅実なビッグホワイトまで。

◎(13)ダンディーズケア
○(12)ダブルアップ
▲(9)ハーベストシーズン
△1(6)アドマイヤキラメキ
△2(2)ヒカリアイ
△3(1)ビッグホワイト

 3連単フォーメーション◎→○▲△1→○▲△1△2△3(12点)。
 

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大穴

20071007121733
といってもドーナツですが(苦笑)東京競馬場フジビュースタンド3階「トーキョーカフェ&ベーカリー」で発売してます。200円です。縁起をかついで、さて。というわけで、今日も競馬場でFEEL LIVEしております。

毎日王冠&京都大賞典を斬る!

7日日曜
東京11R 第58回毎日王冠(GⅡ)
 昨秋のこのレースで東京を克服、復活への第一歩を記したダイワメジャー。今年の秋も当然のようにここから始動しますが、馬インフルエンザの影響で帰厩が1週遅れました。先週のスプリンターズSでやはり帰厩が遅くなった実績馬が掲示板に乗れなかった事実もあります。1週前の時点では細く見えました。しかし、追い切りは動く馬だけに2週続けて好調教。気で走るタイプだけにある程度仕上がっていれば問題ないともいえます。また、極端な瞬発力勝負だけは嫌なだけに、引っ張る馬がいる展開も好材料。惰性で走るだけに59㌔には縛られる必要はないとみます。何よりも迫力が他馬とは違います。

 同じフレンチデピュティ産駒サンアディユほどではないにしても、ブライトトゥモローも一気に開花したクチに入らないでしょうか。重賞挑戦当初は掲示板に乗れなかった馬が、春にいきなり2000㍍を克服しての重賞初制覇を決め、その後も②②着。前走では完全復調したインティライミには離されたとはいえ、自身も33秒3の上がりを使っています。エプソムC②着はコース取りの差だけで、ほぼベストの東京1800㍍なら大物食いの期待も十分です。

 春の走りから重賞級の評価をしてきたピサノパテックアグネスアーク。ピサノパテックはまだ結果を出せてはいませんが、東京コースでマークした上がりがとにかく強烈。爆発力は重賞でも通用します。攻め馬も抑えきれない手応え、初ブリンカーも不気味です。
 アグネスアークの札幌記念12番人気②着は結果としては納得のいくものです。ただ、430㌔はさすがにギリギリに映りました。漁火Sの時が良く見えただけに、回復していてほしいところ。輸送も含めると果たしてどこまで戻っているかが鍵です。

 安田記念でダイワメジャーに食い下がったコンゴウリキシオー。自分のペースで行ければとにかく渋太いですが、ここは中舘=ストーミーカフェの存在が厄介。全幅の信頼を置けず、△まで。

 エプソムCでブライトトゥモローを退けたエイシンデピュティは鉄砲走りますが、少し重めが残っていそうでほんの押さえ程度。

◎(1)ダイワメジャー
○(3)ブライトトゥモロー
▲(2)ピサノパテック
△1(8)アグネスアーク
△2(12)コンゴウリキシオー
△3(6)エイシンデピュティ

 ◎○の馬連、3連単フォーメーション◎○→◎○▲△1→◎○▲△1△2△3(24点)。



京都11R 第42回京都大賞典(GⅡ)
 上位下位のはっきりした組み合わせ。春は折り合い難で苦戦したものの、朝日CCでこれまでにない後ろからの競馬、33秒3の上がりで突き抜けたインティライミは完全復調としていいでしょう。昨年は1番人気を裏切りましたが、当時とは馬が変わっています。今なら瞬発力勝負もOK、何よりも鞍上に佐藤哲騎手が戻ってきたことも大きいとみます。

 昨秋のオーストラリア遠征で開眼したポップロック。攻めにも活気があり、休み明けも問題なさそうにみえます。課題は極端な瞬発力勝負。宝塚記念で雨を歓迎していたように、本来は少し時計が掛かった方がいいタイプ。取りこぼす場面も想定します。

 相手本線はここが引退レースの?ファストタテヤマ。一連のレースからその切れ味に衰えは感じませんし、当レース③②着と相性抜群。条件は文句ありません。

 デルタブルースなど他馬は仕上がりに疑問符がついたり、瞬発力勝負に対応しづらいタイプで軽視。あえて印をつければ、アルナスライン

◎(6)インティライミ
○(9)ファストタテヤマ
▲(3)ポップロック
△(5)アルナスライン

 3連単フォーメーション◎→○▲→○▲△(4点)。
 

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また3日間開催!土曜メーンは準オープン2鞍

 月曜日の祝日を利用した3日間開催もすっかりお馴染みになったでしょうか?今回は2場所なので少しは楽でしょうが…

6日土曜
東京11R オクトーバーS
 開幕週といってもそこは東京。なんだかんだと差しが決まるでしょうが、ここはハイペースで引っ張る馬が不在。前残りの警戒は必要とみます。
 昇級の前走でいきなり②着に粘ったオナーチェイサーチョウサンと半馬身差なら今回のメンバーでは準オープン2戦目でも上位といっていいでしょう。休養前には1000万とはいえ、後に天皇賞(春)に出走したダークメッセージとも半馬身差の競馬をしています。単騎逃げ必至、先週のスプリンターズSで改めて逃げ馬に乗った時の巧さを示した中舘騎手で残り目に期待します。

 以前は逃げないと競馬にならなかったコスモプラチナはここ2走、好位で競馬ができるようになりました。特に前走は牡馬相手の重賞で上々の内容。自己条件なら前進が見込めます。

 福島戦後は新潟を休養に充てて、中山でひと叩き。いかにもここを目標にしたローテーションのアクレイムが3番手。いかにも東京2400㍍が合う血統でもあります。
 新潟で①②①着。しかも32~33秒台の上がりを駆使してきたカゼノコウテイ。これまで東京に実績はありませんが、今の勢いなら克服も可能。距離を延ばしても切れに鈍りがなかったガッテンワンが押さえ。

◎(3)オナーチェイサー
○(4)コスモプラチナ
▲(2)アクレイム
△1(13)カゼノコウテイ
△2(6)ガッテンワン

 3連単フォーメーション◎○→◎○▲△1△2→◎○▲△1△2(24
点)。



京都11R 大原S
 すでに準オープン③③②着の実績があるフィールドベアー。特に漁火Sはサイレントプライドアグネスアークを相手にしたもので価値は高いものです。京都の高速馬場でも春に1600㍍1分32秒5があるように、時計勝負もOK。やや勝ちみには遅い嫌いはありますが、自在性が魅力で連軸としての信頼度は高いとみます。

 春は今ひとつ波に乗り切れなかったロックスピリッツですが、ホワイトマズル産駒に川田騎手というのは手が合いそうな気がします。元々準オープン連対の実績、軽くは扱えません。
 西下した3歳馬クランエンブレム。かなり人気を集めそうですが、むしろここは試金石という評価でいいのではないでしょうか。単穴。
 △勢では単騎でペースを作れた際のゴールドキリシマ

◎(1)フィールドベアー
○(8)ロックスピリッツ
▲(3)クランエンブレム
△1(13)ゴールドキリシマ
△2(10)ブレーヴハート
△3(12)アグネストレジャー

 ◎軸1頭の3連複流し。
 

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地道に稼いでくれる?POGと2歳戦開催チェック

 特別登録を見た時に「芝かよ…」と思ってしまったシャドウデイル(5位)のすずらん賞登録。実際レースに出走したわけですが(日曜札幌10R)、直線内で狭いところを割って出て②着に好走してくれました。これでデビュー以来、②③①②着と必ず複勝圏内に入ってくれています。大きくはなくても、実に地道に賞金を加算してくれています。
 一応は芝でも崩れることはありませんが、今回は時計の掛かる馬場だったことも良かったように思います。少しジリっぽい印象で、ダートならジャンプアップも?と淡い期待を抱いています。



芙蓉S<9月29日・中山>
1○(1)フォーチュンワード
2◎(9)スマイルジャック
3△(8)ショウナンアクロス
8△(2)タケショウオージ

 新馬戦を楽勝、先々の期待を持てたスマイルジャック。急遽乗り替わった小林淳騎手が言うには「3角あたりで他馬に当てられて、反応してしまいました」ということですが、追っての伸びがイマイチだったのは、午前中の降雨の影響もあったかと思います。それに、鞍上の追いっぷりも…。今一度見てみたいところ。
 勝ったフォーチュンワードは印象以上に走ります。前走同様に内をすくいましたが、レースぶりが大人びています。
 タケショウオージは出遅れて最後方から。それでも4角では馬群に取り付いたものの、内を突こうとすると前が壁。鞍上も無理をせず追いませんでした。全く競馬をしていません。



ききょうS<9月29日・阪神>
1▲(3)マイネブリッツ
2◎(1)レッツゴーキリシマ
3○(5)ルルパンブルー
5△(2)アグネスクリスタル
6△(7)ノボリデューク

 川田騎手から急遽乗り替わった長谷川騎手がマイペースに持ち込んだマイネブリッツがそのまま押し切り。4角で早めにスパートした好騎乗が光りました。
 前が理想的な競馬をしていたのに、追い出した遅れたレッツゴーキリシマはもったいない競馬。ゴール前の脚色からはまともなら着順は変わっていたのでは、と思わせます。
 ルルパンブルーは向正面では掛かりながら、3角では押っつけおっつけ。リズムを欠く走りになってしまいました。



すずらん賞<9月30日・札幌>
1(8)ペプチドルビー
2(1)シャドウデイル
3(6)ランチボックス
4(5)ウインギガシャトル

 デビュー戦を経験馬相手の楽勝したペプチドルビー。ここもダッシュ抜群でハナに立ち、逃げ切り。とにかく速力に長けており、短距離に的を絞ればそこそこ上には。
 札幌2歳Sを除外されたランチボックス。距離が延びて切れが出てきただけに、ここでの距離短縮は今後を考えると「?」。それでも②着争いに加わったのはさすがの能力ではあります。ウインギガシャトルは連闘。前走ほどのインパクトに欠けたのは距離短縮もあったでしょうか。



 日曜中山5Rの新馬戦芝1600㍍はなかなか見応え十分でした。デビュー戦、重馬場を考えるとかなり速いペース(前半3ハロン34秒8)を2番手から追走していたマルターズオリジンは直線で躓き、脚色が鈍ってしまいました。その外から追い込んできたのがダークエンジェルキャッツインブーツ。特に大外のダークエンジェルの脚が目立ち、先着しました。
 中山マイルで出遅れて4角でもまだ8番手くらいでしたが、ただ1頭35秒台の上がりをマークして差し切り勝ち。母シェーンクライトも福永騎手が騎乗していました。424㌔とガサがないだけに、反動に注意。②位入線も④着降着となったキャッツインブーツも血統ほどには単調ではないよう。マルターズオリジンは脚を取られる場面さえなければ押し切れたのではないか、と思わせました。次走確勝級。直線これからというところでキャッツインブーツに進路を塞がれたシンボリバスティア。伸びそうな脚色だっただけに、次走は注目です。

 土曜阪神5Rの新馬戦芝1600㍍を逃げ切ったダンツキッスイはこれまでのシンボリクリスエス産駒とは違うタイプ。デビュー戦から走る気に満ちていたように見えたのは、母の父タイキシャトルが良い方に出たのでしょうか。時計もまずまずでした。



 今開催を終えて、ランキング上位を賑わす存在は見当たらなかったように思います。

①位 ポルトフィーノ
②位 ミゼリコルテ
③位 アーネストリー
④位 タケミカヅチ
⑤位 スマイルジャック

 の順位に変動はありません。次開催こそは牡馬・牝馬、別々にランキングを出したいところですが、いよいよ本格的に秋競馬、東京・京都開催に期待しましょう。
 

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JRA代替開催決定とその余波

 馬インフルエンザのために中止となっていたJRAの8月18、19日分の振り替え開催が決定しました。
 ジャパンカップウィークの金曜日、11月23日に5回東京と5回京都の9日目が行われ、さらに3回福島と3回中京は予定されていた開催の前後に1節追加され、それぞれ10日間開催となります。

11月17日(土)5回東京5日 5回京都5日 3回福島9日
11月18日(日)5回東京6日 5回京都6日 3回福島10日
11月23日(金)5回東京9日 5回京都9日
11月24日(土)5回東京7日 5回京都7日 3回中京9日
11月25日(日)5回東京8日 5回京都8日 3回中京10日
※下線が追加された開催
 これにより、ジャパンC・ジャパンCダートの枠順発表は21日(水)の午後となります。また、ジャパンCの金曜日発売は行われません。

 福島と中京に関しては苦肉の策だったでしょうが、23日に追加された東京と京都についてはJRAもほくそ笑んだのではないでしょうか。ジャパンCウィークが驚異の3日間開催となり、ジャパンCデーは3場開催となります。ジャパンC直前の金曜日が祝日(勤労感謝の日)とは、JRAもツイています。

 これに喜んでいられないのが地方競馬。平日の祝日は稼ぎ時ですが、23日にJRAの代替開催が組み込まれたために、早くもその影響は出ています。
 11月23日に園田で開催が予定されていた兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅢ)が20日(火)に変更されることになりました。さらに、23日の開催自体が13日(火)に変更となります。売り上げの確保がしやすい祝日開催を、競合を避けるために自ら返上する形になってしまいました。

 馬インフルエンザ禍の影響からの脱却を図り、売り上げを伸ばせる祝日に開催を行うのは企業努力としては当たり前なのでしょうが、中央と地方の共存というのはかくも難しいのでしょうか。
 

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札幌2歳S&シリウスS回顧

第42回札幌2歳S(JpnⅢ)<9月29日・札幌>
1△(7)オリエンタルロック
2○(10)サブジェクト
3…(11)ホウザン
5△(1)グラーフ
7▲(14)レディービスティー
8△(12)ウイントリガー
9△(3)ヤマニンキングリー
14◎(2)ネオスピリッツ

 離れた最後方からレースを進めたオリエンタルロック。午前中やや重だった芝、多少なりとも時計も上がりも掛かったこともプラスに働きましたが、3角から進出して、長く脚を使いました。ただ、直線では内にモタれて追いづらそうな場面もあり、馬込みの中で競馬をするとどうなるかは不明。精神的な成長が待たれます。

 デビュー戦で抜群の末脚を発揮したサブジェクトですが、今回は4角までジックリとタメることなく、早めの進出。正攻法で一応の力は示しましたが、パンパンの良馬場で末を生かしたいいように思いました。
 マクリを決めたホウザン。コスモス賞の内容から距離は?とみていましたが、渋太く粘りました。切れ味よりも持久力勝負に持ち込めたのが好走の要因でしょう。

 距離延びて一変したグラーフメジロブライト産駒、渋いタイプでどこかで劇走が見られるのではないかと期待します。
 レディービスティーは休み明けでやはり途上だった感。ウイントリガーは流れが変わった3角過ぎに対応できず。ヤマニンキングリーも流れに乗れないまま。
 狙ったネオスピリッツはドッシリ構えていた前走とは異なり、パドックでもチャカ付き、レースでもやや持って行かれ気味。4角手前でギブアップ。

 個々にそれなりの楽しみはありそうですが、クラシック級となると「?」を付ける結果となってしまいました。



第11回シリウスS(GⅢ)<9月29日・阪神>
1◎(3)ドラゴンファイヤー
2○(8)ラッキーブレイク
3△(1)ワンダースピード
4▲(12)アロンダイト
7△(4)ツムジカゼ
8△(5)ヒーローアンセム
13△(9)タガノゲルニカ

 直線で前が壁になりながらも、1頭分だけあいたスペース目掛けて突っ込むとあっという間に前を捕らえたドラゴンファイヤー。瞬時に反応して弾ける爆発力は単なる重賞レベルではなく、アッサリと古馬の壁を超えました。古馬相手に後方一気ではなく、中団を楽に追走できて馬群を気にすることがなかったのが、先へ向けての好材料です。中2週で再度の西下ながらもマイナス2㌔と馬体減りせず、状態面での充実も目立ちます。

 外目を進出して一旦は抜け出したラッキーブレイク。勝ちパターンに持ち込んでいただけに、相手が悪かったとしかいいようがありません。阪神は本当に走ります。
 前々走でこのコースのレコードをマークしたワンダースピード。東海S②着以来でも、豊富なスタミナを生かしました。典型的なステイヤー。
 JCダート以来でプラス16㌔。元々がガッチリとした体型でも、さすがに余裕があったと思えるアロンダイト。勝負どころで反応が悪くなりながらも、最後まで食い下がったあたりはさすがの地力。反動さえなければ、次が楽しみです。

 芝が“強い3歳牝馬”なら、ダートは“強い3歳牡馬”。ドラゴンファイヤーの勢いは止まりません。タイムパラドックスを筆頭に、ダートの強豪を送り込んできたブライアンズタイム産駒。追っての確かさ、爆発力。ジャパンCダートでも重い印を打つつもりでいます。
 

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スプリンターズS回顧

第41回スプリンターズS(GI)<9月30日・中山>
1◎(7)アストンマーチャン
2○(6)サンアディユ
3▲(1)アイルラヴァゲイン
4…(16)キングストレイル
7…(2)プリサイスマシーン
8△(14)クーヴェルチュール
9…(15)スズカフェニックス
10…(11)ペールギュント

 ロケットスタートを切ったローエングリンを制して、予想通り追っつけてハナを奪った中舘騎手=アストンマーチャン。あっという間に後続を離しての逃げは前半3ハロン33秒1。不良馬場としては驚愕のハイペース。同じく不良馬場だった2004年カルストンライトオですら33秒6でした。4角ですでにセーフティーリード、ラスト1ハロンはさすがに一杯になって13秒2掛かりましたが、堂々の逃げ切り。低迷を続ける日本のスプリント界に待望の新女王が誕生しました。
 いかにもスプリンターというピッチ走法が道悪を苦にしなかったというのも確かですが、良馬場なら良馬場でそのスピード能力がより発揮されていたでしょう。何せ小倉2歳Sの前半3ハロンが32秒5。生粋のスプリンターとしての能力がフルに発揮されたと評価します。
 また北九州記念時はイレ込みが目立っていたのが、今回は輸送を経てプラス10㌔。実に逞しくなり、落ち着き払っていました。
 そして、まだ岩田騎手が騎乗停止になる前の段階で中舘騎手を確保していた陣営の判断も素晴らしかったです。もちろん、その期待に応えた中舘騎手もお見事。馬の気分に任せて走らせるための起用が、会心の逃げ切り勝ちをもたらしました。

 初芝のアイビスサマーダッシュが13番人気、セントウルSが11番人気で、GⅠで1番人気。重圧のかかる中でサンアディユは力を出し切りました。良馬場の前走33秒5-33秒6のラップバランスが、不良の今回33秒4-36秒1。さすがにアストンマーチャンのスピードについて行けず、勝負どころで川田騎手が手綱をしごいていましたが、それでも直線で懸命に末を伸ばしての②着確保は、改めて地力強化を証明する走りでした。

 大歓迎の最内枠だったアイルラヴァゲインですが、馬場を考慮してか、ジックリと脚をタメるというよりは早めに前を捕まえに行く競馬。一旦は完全に2番手に上がりましたが、前を追いかけた分差されてしまいました。それでも目一杯力を出した結果だったでしょうし、中山巧者らしい走りでした。

 初の1200㍍だったキングストレイル。モマれない分大外枠は好材料だったでしょうが、中山1200はどちらかというと外枠は不利。終始外々を回った分届かなかったともいえます。大外枠のプラスとマイナス両方を味わう結果に。ただ、短距離への適性は示して、今後が楽しみになりました。

 クーヴェルチュールは外々を進出して直線失速というのは、昨年暮れのフェアリーSと同じ。それでGIを勝つにはもう一歩のパワーアップが必要ということでしょう。

 高松宮記念上位3頭は揃って掲示板を外しました。プリサイスマシーンは4角の捌きは高松宮記念当時よりも巧くいったように見えました。やはり1200㍍では少し短いという印象。スズカフェニックスペールギュントは気配が今一息。やはり帰厩が遅れて、調整に狂いが生じたことが影響したのではないでしょうか。



 昨年の阪神ジュヴェナイルフィリーズではそれほどではなかったものの、年が明けてフィリーズレビューでは掛かってピッチ走法に磨きがかかっていたアストンマーチャン。桜花賞前の攻め馬でもやはり脚の回転の速さが際立ち、マイルでは苦しいとみて無印にしていました。案の定の失速から、陣営が選択したのは短距離路線。北九州記念は馬場と展開に泣き⑥着に敗退したものの、見事にGⅠで開花しました。
 前述した通り、プラス10㌔の馬体は逞しく、迫力がありました。また輸送を経てもイレ込みがなかったのはコースを交えての追い切りが奏功したのでしょう。
 そして、無理に押さえ込むよりは行かせた方がいい…“逃げの中舘”起用は英断でした。

 長らく低空飛行を続ける日本スプリント界に現れた救世主。香港国際レースの中で、唯一通用していないスプリントに是非出走してもらいたいと思います。“強い3歳牝馬”ならやってくれるような気がします。

 これまでにアストンマーチャンを取り上げた主なエントリは
 06年小倉2歳S回顧
 06年ファンタジーS回顧
 06年阪神JF回顧
 07年フィリーズレビュー回顧
 07年桜花賞予想
 07年桜花賞回顧
 07年北九州記念回顧
 07年スプリンターズS予想
 です。
 

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スプリンターズS会心!

20071001023650
 時間が経ってしまいましたが、スプリンターズS単勝・馬連・3連単と会心の的中となりました。事前にはボックスで買うと書きましたが、強弱をつけた結果、画像のようになりました。
 テン乗りながら自分の仕事に徹した中舘騎手、お見事でした!現地で声を枯らし「そのまま!」と何回叫んだことか…。

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